迷宮図書館の館長さん【休載中】   作:零崎妖識

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キャラほーかいちゅーいです?


三頁目 「Mary(と愉快な仲間たち)」

赤い目を持つ青い人形。ソレを拾った瞬間、図書館に変化が起こった。図書館は夏流とリンクしている。夏流は図書館内の異変を察知出来るのである(地下ダンジョンは無理)。

 

異変が起きた場所。そこは元々は存在しなかった部分だった。しかし、扉が出現している。扉の上には看板があり、

 

【ゲルテナ展 Weiss Guertena】

 

と書かれていた。

 

「美術館……かな?何にせよ調べてみないと」

 

扉を開け、中に入る。やはり美術館ではあるが、どこか不気味である。

 

「取り敢えず、此処に主のような者が居るなら、そこに向かいましょうかね」

 

一つの本を取り出す夏流。その本の表紙には【〈魔神〉オティヌス】と書かれている。

 

「〈憑依 《魔神オティヌス》〉」

 

宣言する。オティヌスの力の一部が夏流に流れてくる。全知全能。北欧の主神(オーディン)の知識を手にした夏流は、この美術館の構造、この美術館に主はいるのか、どこにその主はいるのかを確認した後、本を虚空へとしまった。主神の力を憑依させるのは疲れるのである。

 

新たに取り出したのは【天翼種(フリューゲル)について】と書かれた本。

 

「〈空間転移(シフト)〉」

 

一度視認した場所であれば何処へでも移動出来る、デタラメのような転移魔法。目的地に到着した夏流が見たのは、黄色の薔薇を持った、金髪の女の子だった。

 

 

私は寂しかった。本物の世界に行ってみたかった。だから、二人を自分の世界へ連れてきて、どちらかと自分を交換しようとした。でも、二人には自分の正体がバレちゃった。彼のライターで私の本体である絵画(Mary)は焼かれちゃった。彼女を悲しませたくはない。だから彼は生かしておかなくちゃならない。外に出たい。けど、誰かと交換しなくちゃ出られない。悩んでいたら、いつのまにか焼かれてた。

 

よかった、外に出れたんだね。あの人とも再開して、楽しそうにしている。今の私は記憶の残滓みたいなものなのだろう。死ぬ直前の数秒間。もうすぐ私は消える。二人を見るのも終わり。彼女たちが幸せに暮らせますようにーーー

 

 

会いたいよ、イヴ、ギャリー……

 

 

 

気付いた時、私は、みんな(ゲルテナの作品たち)と一緒に、美術館の中にいた。

 

「こ、ここは?」

 

[どこだろうね]

 

[びじゅつかんにみえるけど?]

 

[ギャリーたちいる?]

 

「ちくわだいみょうじんです?」

 

「[[[誰だあんた]]]」

 

青い目の人形が話していると、なんか変なこと言ってきたなんか変な奴がいた。(・ワ・)←こんな顔したちっこいの。じっと見てたら、変な音がした。そっちを見ると、蒼い髪の毛の、本を持った女の人が立っていた。




人衰タグ追加確定。青い人形とかの、メアリーを除く美術品の会話は[ ]で表し、壁などに絵の具でセリフが書かれていると認識してください。少しすると、書かれたセリフは消えます。環境に優しいです。
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