赤い目を持つ青い人形。ソレを拾った瞬間、図書館に変化が起こった。図書館は夏流とリンクしている。夏流は図書館内の異変を察知出来るのである(地下ダンジョンは無理)。
異変が起きた場所。そこは元々は存在しなかった部分だった。しかし、扉が出現している。扉の上には看板があり、
【ゲルテナ展 Weiss Guertena】
と書かれていた。
「美術館……かな?何にせよ調べてみないと」
扉を開け、中に入る。やはり美術館ではあるが、どこか不気味である。
「取り敢えず、此処に主のような者が居るなら、そこに向かいましょうかね」
一つの本を取り出す夏流。その本の表紙には【〈魔神〉オティヌス】と書かれている。
「〈憑依 《魔神オティヌス》〉」
宣言する。オティヌスの力の一部が夏流に流れてくる。全知全能。
新たに取り出したのは【
「〈
一度視認した場所であれば何処へでも移動出来る、デタラメのような転移魔法。目的地に到着した夏流が見たのは、黄色の薔薇を持った、金髪の女の子だった。
☆
私は寂しかった。本物の世界に行ってみたかった。だから、二人を自分の世界へ連れてきて、どちらかと自分を交換しようとした。でも、二人には自分の正体がバレちゃった。彼のライターで私の本体である
よかった、外に出れたんだね。あの人とも再開して、楽しそうにしている。今の私は記憶の残滓みたいなものなのだろう。死ぬ直前の数秒間。もうすぐ私は消える。二人を見るのも終わり。彼女たちが幸せに暮らせますようにーーー
会いたいよ、イヴ、ギャリー……
☆
気付いた時、私は、
「こ、ここは?」
[どこだろうね]
[びじゅつかんにみえるけど?]
[ギャリーたちいる?]
「ちくわだいみょうじんです?」
「[[[誰だあんた]]]」
青い目の人形が話していると、なんか変なこと言ってきたなんか変な奴がいた。(・ワ・)←こんな顔したちっこいの。じっと見てたら、変な音がした。そっちを見ると、蒼い髪の毛の、本を持った女の人が立っていた。
人衰タグ追加確定。青い人形とかの、メアリーを除く美術品の会話は[ ]で表し、壁などに絵の具でセリフが書かれていると認識してください。少しすると、書かれたセリフは消えます。環境に優しいです。