旅の演者はかく語りき   作:澪加 江

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ツアレニーニャ 余幕

 

幕がさがりその素晴らしさに劇場が沸く。気の早いものは劇の感想を隣のものと言い合っている。

未だ劇場内は暗く、千秋楽を迎えた“ツアレニーニャ”の余韻に陶然と浸っているものもいた。

 

ライトがつく。

 

それは幕が下がった舞台の出っ張り部分、語り部や舞台の挨拶などがされる狭い所である。

そこに姿を現したのはサトゥール卿。未だその仮面と手袋をつけたままの、ライトが無ければ背景に溶け込んでしまうほど暗い漆黒のローブ姿である。

それに気づいた人々は静かになっていく。劇の終わりにはこうして挨拶や話がされることも珍しく無い。なのでそれだと思ったのだ。

 

「さて。邪魔者は全て始末した」

 

幕が上がる。

そこには八つの椅子と七人の男女の姿。そのどれも糸の切れた人形のようにぐったりとしている。

 

「八本指など所詮は時代に踊らされる道化。それが私に逆らったのだ、当然の報いだ」

 

観客に背を向けると、サトゥール卿はその男女の頭を掴み、椅子から転がしていく。

 

「しかし。全てを許そう。死は平等に罪を洗い流す」

 

「諸君らも、私と共に二人の新き門出を祝ってはくれないか。そして二人を守護する私にも祈りを捧げる許可を出そう」

 

ゆっくりと、サトゥール卿の腕が上がり、その見事な細工の仮面に手がかかる。

 

「我らに永遠の繁栄を!」

 

現れたのは白磁の顔。

赤い瞳。

 

不死者にして絶対者。

超越者たる者がそこにいた。

 

 

 

どよめきが広がりきる前にライトが落とされ、会場が明るくなる。

先ほどまで確かにかの超越者がいた場所には何度も劇中で出てきた語り部がいた。

 

「――ご機嫌よう皆様! 夢は夢の中に、物語は記憶の中に戻る時間でございます」

 

まるで何事も無かったように言葉を紡ぐ語り部によって、観客達は我に返る。

そう、観劇の時は終わり、日常が戻ったのだ。これからまた代わり映えの無いいつもが待っている。名残惜しい気持ちのまま、語り部の言葉を聞き流す。

 

「三度に渡る追加公演の、その最終日までこうして多くの方々に愛されるとは、この公演に出演した一人として大変嬉しく思います!」

 

「さてはて、大変名残惜しくはございますが、今宵もついに終演の時。皆様におかれましてはお気をつけてお帰りいただきますよう。さらばでございます」

 

優雅な一礼。

愛想のいい微笑みを浮かべたその語り部は、そのまま気障ったらしく足音を響かせて舞台を後にした。

 

 

 

 

その日の夜、ブルムラシュールの街の酒場は“ツアレニーニャ”の話題で持ちきりだった。

昔からあり、耳に馴染んだ物語“ツアレニーニャ”。その大人気の歌劇が最終日を迎えたのだ、当然の事である。

しかしその話題の中身は人により千差万別。新しい解釈や現在の舞台技術の粋を集めた素晴らしい歌劇に対する賞賛。起用された人気役者に関する話題、なかには脚本に対する批評もあった。

その脚本に対する批評で最も多かったのが最終日最後の公演でされたサトゥール卿の一幕だった。

 

「おりゃあよ、自分の目じゃあ見れなかったんで詳しくはしらねぇけどよぉ。それってありかよぉ! 最後だけ特別なんてよぉ、納得いかねぇぜ!」

 

街に数多ある酒場。その中でも酒が少し安いだけの特徴の無い店。そこでは働き盛りといった丈夫そうな体の男達で賑わっていた。

その中で大声でクダをまく酔っ払いと、まあまあと宥めるその連れ。この光景は現在この街のそこらじゅうで見られる珍しくないものだ。

 

「確かに最後だけ特別って聞くともやもやするけどさ、そんなに荒れる事は無いだろ? 最後以外にも少しずつ演出が違ってたらしいしさ?」

「……なんだぁそりゃあ?」

 

それまで安酒をチビチビと飲んでいた男が顔をあげる。周りにいた者達も面白そうな話題に聞き耳を立てていた。

 

「いやなに、今日その特別な事の愚痴でさ、お前と見に行った時の事、他の日に見に行った奴と話してたんだよ。そうしたらさ――」

 

曰く、ゼロは炎の息で殺された。

いいや、一睨みされたらぶっ倒れて死んだ。

いやいや、セバスチャンはそもそも人のまま勝っていた。

などなどなど。その場にいた者だけでもこれだけの意見が分かれた。

 

「するってぇとあれだってのか? 毎回微妙に内容が違ったのか?」

「みたいだぜ。最後のツアレニーニャとセバスチャンのキスだって口と口だの手の甲だのツアレニーニャが抱きついて終わりだの、色々あったみたいだし」

 

へぇと、酔っ払った男が感心した風に相槌を打つ。そして気がつくと、周りを興味津々といった者たちに囲まれていた。

 

「その話本当なのか?」「やっぱりフェルナンドは天才かよ!」「え? 本当に!? え?」

 

雪崩のようにかけられる声に驚く。他人にこうして興味を持たれた事は滅多に無い。

そもそも諍いはあってもこうして機嫌良く話しかけられるなんて事はこの酒場では滅多にない。そんな珍しい状況に酔っ払った男は何処か楽しそうに得意そうな顔をする。共通の話題で知らない人々と盛り上がる。それはひどく楽しい事のように思えたのだ。ふわふわとした意識のまま、男は自らを囲む会話の輪のなかに入っていった。

 

 

 

高級酒場“白金の鱗”。

その中でも一部の者のみが使える特別室にその者達はいた。

現在巷を騒がせている“ツアレニーニャ”のメインキャスト達、そして脚本家の4人だ。

 

ツアレニーニャ役であったマリエは短く切られた銀髪の溌剌とした女性で、ニコニコと愛想のいい笑顔を浮かべていた。着ているドレスは髪の色を引き立てる群青で、年相応の落ち着いたデザインが良く似合っていた。

セバスチャン役のアルフレッドは役のイメージに近い薄い金髪の男性。店の雰囲気に合わせたしっかりとした服は、親睦の意味が強いこの席を考慮した堅くなりすぎない者である。

そんな見た目にも気を使う二人と対照的なのが語り部のモモンガと脚本のフェルナンドだ。

モモンガはまだしっかりとした服装と言えるだろう。上質な生地のジャケットとズボンはその南国風の容貌にあうものだ。しかしそれは一般的な酒場の場合であり、この場からすると垢抜けない印象になってしまう。

壊滅的なのがフェルナンドであった。舞台稽古の時に使う汚れてもいい動きやすい服装。彼はその格好で来ていたのだ。

 

テーブルには透き通るグラス。満たされた琥珀色の液体は上等な酒であろう。見るからに美味しそうな料理が並び、鼻腔を擽るいい匂いが立ち込めていた。

話しがしやすいように広さは無いが、4人で座るには十分な程の大きさを持つソファー。壁紙も調度品も品良くまとめられており、常人であれば部屋に入った瞬間からため息しかもれないだろう。

そんな場にチグハグな4人は揃い、グラスを掲げ持っていた。

 

「今回の公演の成功を祝して!」

 

脚本家のフェルナンドの音頭に合わせて上品な乾杯の声が上がる。それぞれ思い思いにグラスに口をつけ、コロリと氷が奏でる音を皮切りに談笑が始まった。

初めは今回の公演のことだったが、話はすぐに特別ゲストとも言えるモモンガに移る。

どこの出身か、どこでこんなに素晴らしい技術を身につけたのか、年は、今後の予定は。

そのどれもサラリとかわされるものだから、質問者であるツアレニーニャ役のマリエは拗ねてしまった。

 

「あーあ。マリエは拗ねたら面倒なんだぞ、モモンガ。少しは真面目に答えてやっても良いんじゃ無いのか?」

「はて? 私は至って真面目でございますよ?」

「お前なぁ……」

「ははは。では黄金卿から来られた遥永くを生きるモモンガ殿、もう一杯如何です?」

 

苦い顔つきのフェルナンドとは違い、アルフレッドはとて愉快そうだ。彼の勧めるままに杯を重ねたモモンガは、少しの間を置いてから顔つきを改める。

 

「しかしそうですね、今後の予定でしたら……」

「やっと真面目に答える気になったのね!」

 

その声にさっきまでの不機嫌などなかったかのように食いつくマリエ。勢い良く向けられた顔に仰け反りながら、ええまあとモモンガは返す。

 

「カルネ砦まで行こうかと思っております」

「カルネ砦に?」

「あそこって今何かあったけ?」

「いえ、公演がある訳ではないのです。ただ、人と約束があるのです。このブルムラシュールには思った以上に長居してしまいましたから少々急ぐ旅になってしまいますね」

「それって前々から手紙のやり取りをしてる人?」

「……ええ、まあ。その方です」

 

歯切れ悪く肯定するモモンガ。モモンガが誰かと頻繁に手紙のやり取りをしているのは、今回の演目の関係者には知れ渡った話題だ。何せモモンガは重要な役どころ。追加公演のために必死に頼んだのは記憶に新しい。

マリエはつまらなそうに言う。

 

「嫌そうな顔しちゃって。会いたくないんだったら会わなくても良いんじゃない? というか! ずっとここにいなよ! 謙遜するけどさ、凄いよ本当! 語り部とサトゥール卿の二役なんて!」

「確かに。モモンガ殿がここに居てくださるのであれば嬉しい限りです。皆の芸の道にも張り合いが出てきましょう」

「うんうん! 知り合いの駆け出しの子も“モモンガさん凄い”ってずっと言ってるし。ね、モモンガ」

 

「それはできません」

 

盛り上がる二人の声に冷水のように浴びせられたのはモモンガの声だった。確固たる意志をもった声にアルフレッドもマリエも口を噤む。辛そうな声色には恐れと、ほんの小匙程度の不安があった。

黙ってしまった3人の空気を察したのがフェルナンドであった。

 

「まあまあ二人とも。公演中何度も言ったし知ってるだろうけどさ、モモンガには無理して追加公演やってもらってたんだよ」

「それは知ってるけど……」

「マリエ。“一つの所には居着かない旅の独演家”、君の旅路に幸の多からん事を。ってね。気持ち良く送り出してあげるのがこの会の目的の一つだからね」

 

「感謝いたしますフェルナンド。あなた達にも幸運が多く訪れますように」

 

疲れたような笑顔を見せるモモンガ。それは本人の言うように永くを生きた者だけが見せる笑顔のようだった。

 

 

夜も随分と更け、4人が居た部屋には現在モモンガとフェルナンドの二人だけとなっていた。そのフェルナンドも酒と疲れの為に重たい瞼を擦っていた。フェルナンドは今回の公演で脚本だけではなく演出などまで手がけたやり手の傑物なのだ。その仕事量は多く、期間中は寝る間を惜しんで四方を飛び回っていた。

 

「今日はこれでお開きにいたしますか?」

 

空になったグラスや食器をまとめ、テーブルの邪魔にならない所には置いたモモンガはフェルナンドにたずねる。

 

「んー? いや、もうちょっと。もーちょっとだけ付き合ってよ」

 

先ほどから十何回と繰り返される問答にモモンガは少しだけ飽き飽きしていた。

幾ら疲労無効のマジックアイテムを持っているとはいえ、気疲れはする。それが人の観察に長けた者相手ならば尚更だ。それに――。

 

「だってさぁ。お前、朝一で次んとこ行くんだろ? このはくじょーもの! 俺はぁもっとお互いの教養を深めるためにだなぁ……」

「はいはい。それでしたら何度も何度もお伺いいたしましたとも。それで? 次は何についての話題ですか?」

 

名残惜しく思う気持ちがあるのだ。しかもモモンガは自分でもわかる程度にはこの男に深入りしている。

それもこれも、このだらしなく机に突っ伏している男の才能が本物である為だ。

そして何よりも気があう。長い時間を生きているがこのような存在に会う事は殆ど無かった。だからこそこうして言葉を交わして笑いあっていたいという気持ちが強い。

しかしそれは大事な使命があるモモンガにとって、甘い毒のようなものだ。モモンガには自らの命よりも優先するべき使命があるのだから。

 

「今日の最後。あれどう思った?」

 

フェルナンドは天才と呼ばれる人種だ。だから彼はこういう鋭い質問をしてくる。

モモンガはたまらなく思う。阿吽の呼吸では無いが、お互いがお互いを察しあう事ができる。それだけでも素晴らしいが、この男はモモンガが熱く語っても気にしない。むしろ興味深げに話をきいてくれるという殊勝な面もあった。それがモモンガにとっては心地よく、ついつい深入りしてしまう原因でもあった。

 

「大変素晴らしい、素晴らしかった。そう思いますよ」

 

今この街で持ちきりの話題。歌劇“ツアレニーニャ”の最終公演の最後に行われた衝撃の追加シーン。

主人公二人の主人であるサトゥール卿が実はアンデッドであったというそのシーンは既に広く波紋を呼んでいる。

しかしモモンガにとってはそうではない。

スンズキィ・イア・マー・サトゥール卿。

黒いローブを着て仮面と手袋で肌を隠した超級の魔法詠唱者。魔導国時代の演劇に登場する架空の、しかし有名な人物。それはひとえに、かのアインズ・ウール・ゴウン魔導王陛下が名をつけられ、更に演じられた人物である事が理由だ。

だから過去の演劇の題目でサトゥール卿と魔導王を同一視する演出はとても多かった。それだけで一大ジャンルがあった程だ。しかしそれも国が滅びて何十年も経つ頃には忘れ去られた。当たり前だ。明日の食事にも困るもの達が、どうして娯楽を楽しめるだろうか?

 

「サトゥール卿は魔導王陛下の暗喩である事はこの世界に身を置く者としては基本! まあ世情を考えると仕方がありませんが、些かかの御仁の名前を知る者が少なくなった、そう感じます。更に一般の観客ともなると絶望的でございます。それを考えると最後にああしてサトゥール卿の正体を明かすのは衝撃的な展開で強く記憶に焼きつくことでしょう」

「うんうん。流石モモンガ。そんな事まで知っているとは君の博学には本当に驚くよ!」

 

少し熱くなりすぎたかとフェルナンドの顔色を見る。彼は満足気に頷き続きを促しているようだった。

 

「過去には魔導王陛下と同等の扱いを受けていた役柄ですので演者としての重圧は重かったですね。しかし、大変やり甲斐のある配役でございました」

「いやぁ。そう言ってもらえると嬉しいなぁ。脚本冥利につきるな!」

 

酒の為ではない頬の赤み。フェルナンドは少し酒が抜けてきたのか水を飲む。

 

「でも俺はこんな事じゃ終わらない! 夢は大きく持つものさ!」

「ほう? その心は?」

「“魔導王国物語”を現代に! ってね。真・魔導国物語を書き上げる事が目標さ! 一大叙事詩の焼き直しと言われようとなんと言われようと、始まりから最期まできっちり華麗に楽しく悲しく書いてやるさ! で、俺が書いた"真・魔導国物語"の公演で大陸をまわる。壮大だろ?」

「――…それはそれは」

「主演はお前だぞ? モモンガ。カルネ砦の用事が終わったら戻ってこいよ。最高の舞台を用意してるからさ」

 

かなりの年嵩にも拘らず少年のような笑み。目尻に皺を刻みながら向けられたそれをモモンガは正面から見る事が出来ない。

その顔が眩しいだけではない。嫉妬、怒り、悲しみ、期待、喜び。清濁が交わらずマーブル模様を描く心。その心がフェルナンドの笑みを見る事を拒否していた。

 

「約束はできません。私には私の目的がきちんとあり、それはこの命よりも大切なものなのです」

「いーんだよモモンガ。戻ってきたい気持ちはあるんだろう? それで十分さ。俺はお前を待ってる。お前の演じるサトゥール卿をな。だからお前は気が向いた時にふらりと立ち寄って、そしてライトの中で好き勝手に自分をだしゃいーんだよ。それがお前に俺が求めてる姿さ。ド派手に過剰に、喜怒哀楽を表現する姿こそもっとも似合う。お前は生来の役者なんだからさ」

 

カラカラと笑い、そしてその後フェルナンドは糸が切れたように眠った。

この街に来てから幾度となく見た光景にモモンガは鼻から長く息を吐く。

 

「貴方に会うのが後1000年早かったならば、二つ返事でその提案を受けていました」

 

壁に掛けられていたフェルナンドの外套をその体の上に被せる。暖房の利いた室内では意味は薄いだろうがこれは気持ちの問題だ。

 

「去らばです。親愛なるフェルナンド。全てが終わり、それでも私が生きていて、貴方もまた生きているのならば、また出会う事もあるでしょう」

 

自らの外套を羽織ったモモンガは颯爽と部屋を後にする。部屋の扉の外で船を漕いでいた衛士に後を任せると店をでる。

そしてそのまま街の外へと続く道を行く。

 

 

日が昇り切らない朝靄の中ブルムラシュールを後にしたモモンガは考える。

フェルナンドの願いと主人の命令、どちらが優先されるべきなのか。

考えるまでもない。それは主人であり父でもある至高の御方の命令に決まっている。

ではその命令と願いが近い場合は?

いや、そもそも――――。

 

(私が今から行おうとしている事は主人に対する反目も同義でしょう。子供でもわかるほど単純明解で理に沿わない裏切り行為そのものです)

 

しかし。

しかし、とモモンガは思う。

もし同じ立場に置かれたナザリックのNPCがいたら、自分と同じ行動をしない者は居ないだろう。

肩から下げた袋を握る。こうしてその存在を確かめている時、モモンガは落ち着く。それは中身がモモンガの愛する貴重なアイテムだというばかりではない。自らの個人的な目標――欲望とも言える――を思い出させるものだからだ。

 

「後は玉体に輝ける赤き至宝の玉のみ。その手がかりがようやく掴めるというのに、引き下がれる筈がございません」

 

御身を縁取る艶やかな漆黒のローブ。白磁の指を彩る数々の指輪。御身の為だけに設えられた神器に等しい装備の数々。

その中で唯一足りないもの。

モモンガは全てを取り戻すつもりだ。だってそれは愛する父の遺品なのだから。

 

 

「薄汚い盗人の手から必ずや取り返してみせましょう! 我が神がそれを望まずとも!いいえ! それを貴方様が望まぬ筈はありません! ナザリックの! 至高の御方々の物は全て私が保管し管理し、正統なる持ち主に渡してみせます!」

 

 

――――それが我が神の思し召しであるはずなのですから。

 

 

朝露を弾きながらその男は進む。静かな草原、道なき道を。

彼の旅路を表すように、その日の空は高く高く。果てが無いまでに高かった。

 

 


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