絶神戦魂札~様々な世界の住人とバトスピ~   作:白刃黒十郎明経

1 / 4
つい、我慢できなくてやっちゃった……orz
そんな訳で、初投稿です……


始まった非日常(日常)

『…………ふぅ、今日も一段落か』

 

ある一人の青年がそう言って溜め息を吐く。彼の目の前には、黒い裏面にBSと印刷されたカードの束があった。彼は今、バトスピのデッキの編成をしていたのだ。

 

『…………しっかしこの世界は面白いぜ、まず飯は旨い。あと、色々便利だ。まあ空気が悪いし人もアレだが…………まぁ、天界(アソコ)と比べれば、全然良い。バトスピ楽しいし』

 

借りているマンションの一室、畳に黒いタンス、それから彼の私物をおいてある棚に広めの机と椅子。その上には閉じられたパソコンと充電器を繋げたスマートフォン。そして残ったスペースでクロスはバトスピのカードを弄る。持っているカードの枚数は数知れず、雪崩が起きたら偉いことになるのは必須状態な程カードを集めた。彼は一度集めたり、やる事にはとことんやってしまうタイプであり、一応神なのでそれが行き過ぎた感じの事もしばしばあるのだ。

 

『……って、もう夜か。飯をどうしようかな……』

 

そしてすっかり休みの日を丸々消費していた。朝からずっとバトスピ、ここまでくるとかなりやり過ぎである。

 

『よし!ラーメン作ろう。袋麺でも塩とか醤油は旨いからな』

 

そう言ってからの行動は早かった。素早く台所へ向かうと鍋にお湯を入れると台所の棚から醤油味のラーメン2袋を取り出して手早く袋を開ける。それらを鍋に入れて、残った粉末スープを横に置いて鍋をコンロの上に。そしてコンロに火を付けると、煮立つまで待つ。

 

「ーーうわぁ、ラーメンかぁ。僕も食べたいなぁ……」

 

『ん?実体化して家事を手伝うなら作ってやるよ』

 

すると部屋に女の子の声が響く。部屋にはクロスしかいない。が、その声は、先程彼が弄っていたデッキから聞こえていた。

 

「う~ん、2袋ね?」

 

『ああ、チャーシューとメンマ、ホウレン草も入れてやる』

 

そしてそれを聞くと、デッキのカード1枚が光輝く。それが無くなったと思えば、そこには何とも変わった服装の少女が立っていた。全身金色の絵柄が入っている真っ赤なセーターで、右手にはY字型のオブジェのような物、左手は何故か金色の鍵爪があった。頭には緑色のゴーグル、首には菱形で緑色の水晶のペンダントをしていた。髪は服のように赤いショートで、毛先が金色の可愛い少女だった。

 

「わーい!!クロス大好きだよ~♪」

 

『ハイハイ。ほら、お前の分を作ったからちゃぶ台出してくれよーーーエースキラー?』

 

クロスは苦笑しつつ、その少女の名前を呼んだ。彼女こそ、某有名な特撮シリーズに出てきた『異次元超人』の異名を持つ、エースキラーその人なのだ。1ヶ月前に発売されたバトスピのパックにて、エースキラーも収録され彼が買ったパックに入っていたのだ。

 

「んっしょっ!よし、出来たよ~!」

 

『うっし!んじゃ持ってくぞ~!』

 

そして出来立てのラーメン2つを立てたちゃぶ台に置いて、エースキラーに箸を渡す。

 

「それじゃ!せーの!!」

 

『「頂きます!」』

 

暖かい湯気の出るラーメンを囲んでエースキラーとクロスは嬉しそうに食べ始める。彼等の日常は、これから始まるのだ。




エースキラー……カッコいいよね。
一応主個人は使いたいと思っているけど、インペライザー当たらねぇ……( ;∀;)

たまに主のデッキを書くかもしれません。ついでに診断して貰えるとありがたいです( ^∀^)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。