絶神戦魂札~様々な世界の住人とバトスピ~   作:白刃黒十郎明経

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エースキラー「ねーねー主~」

主「む?どうされたエス子さん」

エースキラー「僕のデッキはいつ出るの~?( ^ω^  )」

主「も、もう少しお待ちくださいorz」

クロス(……バトル、いつ出来るんだろう…)


バイト先のファミレスは曲者揃い(そんな装備で大丈夫か?)

 

 

『うっし!バイト行くか!』

 

平日の月曜日、クロスは服を着て徒歩10分の場所にあるバイト先のファミレスへ向かう。彼は元々教師をしていたのだが、訳あって今は定職に就けていない。その為近くのファミレスで週4日、バイトをしているのだ。

 

『んじゃ、行ってきます!』

 

昨日机の上に散らばっていたバトスピのカードはキチンと片付けられ、デッキとコアを一応忘れずに大きめのリュックに入れると、クロスはそのまま玄関を出た。鍵は忘れずに閉めて、大家とお隣さんに挨拶を済ませると一気に走る。何故ならーーー

 

(遅れたら、アイツにまた撃たれる!1兆度はもうこりごりだぜ!)

 

クロスはバイト先の裏口の扉を思いきり開ける。そこには、彼がいつも‘アイツ’とある意味恐れているバイトの先輩が立っていた。長い黒髪に可愛らしい顔、身長はクロスよりも少し小さいくらいだが、特徴的なのは頭から2つ生えている、角のような物だ。

 

『………………ギリギリ?』

 

「駄目。3秒の遅刻」

 

『え、それは遅刻にはならないんじゃーー』

 

クロスが苦笑いと共に異論を申し立てようとした瞬間であった。バイトの先輩の目付きが鋭くなり、彼女の目の前には人の顔位の火球が出現していた。

 

「遅刻は遅刻、今こうしているだけでも時間は無くなっていく。いい加減反省して」

 

『アババババ!?ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!それだけは、1兆度の火球だけは止めて!』

 

クロスは少女に向かって土下座して謝る。しかしーーー

 

「……駄目。貴方は駄目な人、だからお仕置」

 

『う、ウソダドンドコドーン⁉』

 

結果、火球がクロスへ向けて放たれ見事に命中し全身に炎が燃え広がる。

 

『アッチィィィッ!!?これ死ぬ!俺じゃなきゃ100%死ぬってこれっ!!』

 

「…………威力弱めてるけど、貴方以外じゃ一瞬で熔けて無くなるわね」

 

『鬼だろお前ッ!?仮にも元担任の俺をここまで燃やすかっ!!』

 

「焼くわ。貴方が離れてから、皆暗くなった。だから、駄目な貴方へのお仕置をするのよ。後、私は鬼じゃ無いわ。宇宙恐竜よ」

 

そう言って彼女は踵を翻して休憩室へ向かう。しかし、その顔は何処か悲しそうだった。

 

『ッ……』

 

『ーーおーい、また燃えてるのかよクロス?』

 

しかしその空気を見事に壊して裏口に入ってきたのは、クロスとほぼ同じ時間にバイトに入る今時の青年だった。

 

『わ、ワルター先輩……助けてくれ……』

 

『分かったよ、ホラッ!!』

 

そうして燃えているクロスが助けを求める。するとワルターと呼ばれた青年は、近くにあったホースの繋がった蛇口の口を全開にして、クロスへ水を浴びせた。幸いそこまで店には被害は無かったが、裏口の扉は水浸しなのに焦げていると言う有り様だった。これらを直すのもクロスの日課である。

 

『……いやー、マジで助かりましたわ』

 

『良いって事よ。こんなのお前なら普通だろ?さっさと扉直して仕事やるぞ』

 

『了解っす』

 

黒焦げになったクロスを横目に、ワルターは店へと入っていく。そして残されたクロスは慣れた手付きで扉を完璧に直していき、最初の状態へと戻した。

 

『……うっし、じゃ、やるか!』

 

そうして扉に問題が無いことを再度確認して、漸くクロスはファミレスの仕事を始めた。その中で起きたのはまあ何とも混沌としているものであり、毎度の如く店長が作った料理を勝手に食べようとしてきたり、接客で酔った客に正拳突きを無表情で行うロリっ子のチーフが居たりと、それらを纏めてクロスは胃痛と戦いながら対応して、他の事は何とも無かった。そうして、辺りが暗くなり始めた頃ーーー

 

『……ふー、終わった終わった』

 

クロスは定時に仕事を終えてロッカールームで着替えていた。ファミレスの制服から着てきた服に着替え、帰ろうとした時だ。

 

(…………ん?何か、感じるな)

 

クロスは何か不穏な気配を感じた。それは、この近くでまた‘厄介事’が起きている証拠だった。

 

(行ってみよう、行かないことには何があるか分からねえ)

 

珍しく神妙な顔で、クロスは裏口を出てその気配を感じ取った場所へ走った。しかし、彼は気が付かない。その彼の後ろを付いてくる人影の事などーー

 

 

 




はい、2話目ですよー!
と、言っても妙に歯切れ悪く終わってしまいましたorz
一応メガテンシリーズからワルター、ウルトラ怪獣擬人化計画からゼットンを登場させました……(べ、別にエースキラーを忘れた訳じゃないよ!?)
次回は漸くバトスピするよ!クロス君の勇姿にご期待あれ!

あ、後大体クロス君がネタ系の発信源です。ジョジョネタやオンドゥル語とかは彼が中心に言います(;・ω・)

デッキは……クロス君の使用デッキの紹介になりそうだぜ……それでは、皆さんサラダバー(´・ω・`)/~~
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