最弱無敗の弟子   作:雨夜狐

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はじめまして雨夜狐です。
小説を書くのは初めてで、いろいろ心配ですが
頑張っていきたいと思います。


Ⅰ 学園編入
Episode1 王立士官学園へ


アティスマータ新王国

王都・アティスマータ城

 

今朝、重要な話があると呼び出され、俺は城の廊下を少し急ぎ気味に歩く。

 

途中で演習に来たらしい学生数人とすれ違いながら目的の部屋、王族直属騎士隊 六竜鱗(シックススケイル)の会議室に到着する。

(いつも思うけど、このダサい名前、どうにかならないの?)

 

などと思いながら会議室の扉を開くと中には、

金髪で端正な顔立ちをした二十歳過ぎぐらいの男が椅子に座っていた。

この男が六竜鱗の隊長だ。

容姿も性格もイケメンなもんで、城の中でも女性人気が高いらしい。

結構抜けてるんだけどな。

 

「失礼します、隊長。話ってなんでしょうか?」

 

「副隊長、来たか。実は昨日、王立仕官学園(アカデミー)幻神獣(アビス)に襲撃されたらしい。無事討伐されたそうだが妙でな、幻神獣は突然出現したそうだ」

 

「突然、ですか?」

 

「ああ、砦や関所からの連絡も警報も無かったらしい」

 

「確かに妙ですね、つまりその調査に行け、というわけですか」

 

「ふっ、話が早いな。お前には王立士官学園に行ってもらう。目的は幻神獣の出現した原因の調査だ」

 

  †

 

翌日

城塞都市『クロスフィード』・王立士官学園

 

学園の門番に幻神獣の調査に来た事を話すと、「学園長に確認するので少し待って欲しい」とのことだった。

言われた通りしばらく待っていると、門のむこうから蒼髪と茶髪の二人の少女が近付いて来る。

俺より少し年上だろうか、この二人が学園長のところまで案内をしてくれるらしい。

 

「君が王都から来た調査官か、意外と若いな」

 

「だねー、キミ歳いくつ?」

 

初対面でいきなり年齢を聴かれた……別にいいけど。

 

「今年で16歳になります」

 

などと話しながら学園の敷地を進み『学園長室』とプレートに書かれた部屋にたどり着く。

中に入ると

 

「初めまして、ヨシノ・クラウディウス君」

 

「初めまして学園長、まずはこれを……ウチの隊長からです」

 

(この人が王立士官学園の学園長か、意外と若いな……)

なんて事を考えつつ、隊長から預かった手紙を学園長にわたす。

学園長と隊長は知り合いらしい、どういう関係かは知らないが。

学園長は手紙を読み終えると

 

「ヨシノ君、あなたには士官候補生の生徒として明日から学園に通ってもらいます」

 

「……はぁ!?」

 

後ろにいる二人も驚いてる、という事は学園長が今決めた事なんだろう。

 

「だってここは女の子ばかりの学園なのよ?いくら幻神獣の調査とはいえ得体の知れない男の子が歩き回っていたら安心して生活出来ないでしょ?」

 

「いや、得体の知れない男が突然編入しても安心出来ないのでは?」

 

「大丈夫よきっと。この手紙にも『ヨシノが動きやすいようにして欲しい。』って書いてあるし、生徒なら学園内を歩き回っててもおかしくはないでしょう?」

 

「それはそうですけど……」

 

「じゃあきまりね♪」

 

(滅茶苦茶だ、この人……)

 

こうして俺の編入が決定した……。

 




タグにオリキャラ複数とありますが
主人公以外はそれ程出番が多くありません……予定では。
基本的に原作キャラ+主人公という感じになると思います……予定では。
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