放課後
アイリとノクトに連れられて二年生の教室にむかう。
周囲の視線はもう気にしない事にした。
「それにしても驚きました。兄さんとヨシノさんが知り合いだったなんて、いったいいつ知り合ったんですか?」
「俺の実家、飲食店なんだけど雑用の依頼で親父がルクスさんを呼んだんだ。それが確か四年前だったかな、それから一年ぐらいはよくウチで仕事してたな」
それから俺とルクスさんのちょっとした過去話をしていると
「ここが兄さんの教室です。兄さんは……まだいますね」
「Yes. 雑用の仕事で入れ違いにならなくて良かったです」
「ああ、そうだな」
そう言いながら教室に入る。
目立つ銀髪のおかげでルクスさんはすぐに見つかった。
ルクスさんの体に隠れて見えないが誰かと話をしているらしい。
「お久しぶりです、ルクスさん」
「…? ヨシノ!?えっと…三年ぶりだね」
ルクスさんに挨拶するとさっきまで見えなかったもう一人が話に入ってきた。
「ん?ヨシノ?…ヨシノじゃないか!」
その正体はアティスマータ新王国の王女、リーズシャルテ姫だった。
「お久しぶりです、リーシャ様」
「一年に男子が編入したとはきいていたが、ヨシノだったとはな」
「リーシャ様、ヨシノの事知ってるんですか?」
「コイツは王族直属の騎士なんだ。知っていて当たり前だろ。というかお前達が知り合いだった事に驚いたよ」
「まぁ昔いろいろあって……それでヨシノはどうして
「それはあなた達二人にも関係があるんじゃないかしら?」
突然話に入ってきた声に振り返ると蒼い髪の生徒がいた。
(うわ~スゴい美人だなぁ)
「私はクルルシファー・エインフォルク、よろしくね。私の事は名前であれば好きなように呼んでくれて構わないわ」
「………えっと、ヨシノ・クラウディウスです。よろしくお願いします」
いかん、ちょっと見惚れてた。
話を戻そう……クルルシファー先輩って長くて言いづらいな、じゃあ……、
「え~クルル先輩の仰った通りです。先日お二人が倒した
「ヨシノも大変だったんだね……」
「ええ、まぁ。それでは近いうちにリーシャ様とルクスさんのお二人には幻神獣が出現した時の状況など詳しくお話をきかせていただきます、ではこれで失礼します」
そう言って教室をあとにする。
その後、昼休みにアイリ、ノクトと約束していた通り、大広間、図書館などを案内してもらった。
夕食まで時間あるし部屋に戻って本でも読もうか。
やっと出てきた雑用王子&ルクっちガールズ