暗殺教室Another〜大海の様な暗殺者〜   作:コユキ@0324

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初めまして、コユキです。
暗殺教室を読んでたら、無性に書きたくなって、衝動のまま書いてしまいました(笑)
処女作です!できれば応援お願いします!


〜プロローグ〜俺がタコと出会った時間①

 

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春。。入学の季節。無事大学に受かり、これから始まる楽しいキャンパスライフに夢憧れていた俺は。

 

「き、起立!!」

 

ガチャ!!

 

銃を構えて。

 

「気をつけ!!」

 

チャキッ……

 

ゴクリ、と喉を鳴らして。

 

「れーーーーーーい!!!!」

 

ドパパハハハハパパ!!!!!

 

何故か中学校の教室で、銃を乱射していた。

なんでこんなことになったんだろう……。時は三月後半。春休みに遡る。

 

 

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「まさか俺が大学に受かるなんてなぁ」

 

三月某日。大学の説明会を終え、原付に乗り帰宅コースを辿っていた俺は、そんなことを考えていた。

俺の在籍していた高校はお世辞にも頭がいいとはいえず、いくらそこでトップだったとはいえ、まさか都内の、しかもそこそこ名門の大学に進学できるとは思ってもいなかった。

これからの大学生活についていけるのか。とか、いい友達できるかな。とか、そんなことを考えていたと思う。

そして、せっかく地方から都内の方に来たのだ。このまま真っ直ぐ帰るのは勿体ない。と思い、帰宅コースを外れ、原付をテキトーなところへ走らせた。

今思えば、これが全ての始まりだったんだな。

 

 

 

 

 

 

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「なんだアレ………」

 

時刻はすでに深夜。調子に乗って原付を走り回せたのがいけなかった。

気づけば全く知らない場所に来ていて、携帯のバッテリーも切れていた。

 

ヤバい、詰んだ。完全に迷子だ。

 

まぁ、焦っても仕方ない。駅前には交番もあるのだ。そこに行けばなんとかなると思っていた。

そんな余裕もあったのだろう。少し一服しようと思い、手頃な公園を探した。

そして、公園を発見したのはいいのだが……

 

そこには、黒い服をまとった黄色い大男がいた。

 

いや、比喩じゃない。普通に考えれば黄色い大男とかなんの比喩だよ…と思うかもしれないが、比喩じゃない。

 

黄色いのだ。肌が。

 

よく見れば関節も曖昧だ。なんかグニョングニョンしてる。人間の腕ってあんなに曲がるもんだっけ。

しかも……。

 

「ヌルフフフフ。おやぁこっちの娘もいいですねぇ。いやいや、この娘も中々…」

 

公園のど真ん中で、エロ本を読んでいた!!

いや、いくら深夜だからって不用心すぎるだろ…せめて家で読めよ…。

俺の心の叫びが聞こえたのかどうかはわからないが、黄色の大男は突然こんな事を呟いた。

 

「にゅや!もうこんな時間!?そろそろ帰ってテストを作らなければ!」

 

テスト?何のことだろう。エロ本のテストだろうか。

そして手に持っていたエロ本を大事に胸にしまった大男はーーーー飛んだ。

 

「………は?」

 

ちょっと待て。理解が追いつかない。

一瞬、消えたのかと思った。しかし、上を見上げたら黄色と黒の物体が高速で空をかけていくのを見つけ、飛んでいるのだと理解した。

なんだあれ?UMA?エロ本を読む?全く意味がわからない。

あの方向は……山か?山に住処があるのか?住処ってなんだ?UFO?

意味がわからないことはたくさんあるが、とりあえず思ったことは……。

 

「うしっ。追うか」

 

夜道を帰るのも危険だし、朝までは時間がある。暇つぶしがてら、俺は謎の超生物を追うことにした。

 

 

 

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「はっ、はっ、ふぅ……このあたりか?」

 

山道を登って行くと、近くに校舎みたいのが見えた。

明かりもついている。こんなとこにこの時間にいるのは、いいとこヤンキーくらいだ。

ヤンキーだったらどうしよう。と考えながら、息を潜め、校舎に近づく。

その校舎というべき場所は、すでにボロボロで、一見空き家か?と思ってしまう程だ。

そして窓からこっそり中を除くと…。

 

「………ビンゴ」

 

さっき見た、黄色の肌をした超生物がそこにいた。

コンビニで買ったらしいスイーツと、エロ本を読みながら。

 

「ヌルフフフ…やはりこのケーキは美味しいですねぇ。」

 

完全に地球の文化に馴染んでいた。もっとこう、地球侵略!とか、住処はUFO!とか、そういうのを期待したのだが。

 

住処は廃校舎で、コンビニのスイーツを食べながらエロ本読んでるって…。

 

素直に言えば、呆れていた。俺の宇宙人のイメージをことごとくぶち壊された気分。

そんな風景を見ていたからだろうか。

 

「こんなところで、何をしている」

 

「っ!?」

 

俺は、後ろからやってきた気配に、気づくことができなかった。

 

 

 

 

 

 

 

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「はっ、はっ、はっ」

 

「こらっ!待て!」

 

暗い山道を、俺は駆け抜けていた。

理由?追いかけられたからだ。

 

『アレ』が普通のものではないことは既に理解している。今追いかけられている人が、『アレ』に関係していることも。

だから、逃げている。捕まったら何されるかわからないからな。

ぶっちゃけちゃえば、そこらへんの不良や警官くらいなら充分制圧可能だ。

ただ、今俺を追いかけている人物は、明らかに『格』が違う。

 

強い。しかも、化物並みだ。

 

少なくとも『今』の俺なら確実に勝てない。どう逆立ちしようとも、だ。

だから逃げた。これでも足が速い自信はあるから、上手くまけると思った。のだが。

 

「こらっ!止まれ!おい君!」

 

着々と、距離を詰められてきている。

いやマジかよ…。足速すぎだろあの人。マジで化物かよ。

とにかくどうにかして距離を離さなければ。と焦っていたのだろう。深夜の山道ということを忘れていた。

 

「………おい!それ以上は!!」

 

「えっ?」

 

気づいた時には遅かった。俺の身体は宙に浮かび、そして落下していった。

 

「……ッマジかよ!?」

 

簡単に言えば、崖から落ちた。しかも結構高い。

 

「チィッ!!」

 

俺を追っていた人の舌打ちが聞こえ、そして俺は意識を失った。

 

最後に聞いた声が舌打ちって、なんか嫌だなぁ……。

 

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