俺はMUGENの可能性 作:轟く雷鳴のギース
ないわーーー
「…まじか……」
後日俺の家に送られてきた合否通知
それには我らがヒーロー、オールマイトからのビデオレターみたいなものだった
内容は「合格だ!」とのこと
ただやはりと言うべきか
筆記の方は壊滅的だったらしい
オールマイトが顔を若干顰めながら「勉学も必死に頑張りたまえよ、少年」と言ってたくらいだからな
実技の方は合格者の中で上から5番目だったらしい
なんでもプレゼント・マイクが俺の点数を過大に評価してくれたらしい
やっぱあの人ノリとかそういう演出大好きだったみたいだ
因みに一位は少し前に事件の被害者になってた爆豪だった
あとあの大型
緑谷とかいう奴が時間ギリギリでぶっ飛ばしたとかなんとか
俺とは違う会場だったからその状況がわからないけどある受験者を助けるために突っ込んでいったらしく、それで隠しポイントの
逆に俺はその隠しポイントは低評価を食らってしまっていた
そういえば昔オールマイトが言ってたっけな「ヒーローはお人好しでなんぼだ」って
「まぁ勉強はぼちぼちやるとして個性だけは誰にも負けたくねーな…」
折角他とは違った個性なんだからそれを思いっきり活かしてやりたい
とりあえず学校行ってもある程度はついていけるように体鍛えるのと勉強しよ…
☆☆☆
っというわけで時間が飛んだがすまないな
今日は雄英学園の入学の日だ
一応俺はA組
一番ヒーローとして期待されてる奴が入れられるクラスだ
わかりやすくいうならスポーツ推薦で集められた選手達が入れられるクラスみたいなもんだと思ってくれればいい
割と早めに着いていたこともあって周りの奴らを観察してたらとある奴が声をかけてきた
「よ!あんた昇竜拳してたやつだよな。近くで見てたから記憶に残ってる」
見た目は両端の髪の毛が尖ってる感じの奴だ
「ん?あぁ、あん時いたのな。記憶に残ることしたかったからさ。それとあれは昇竜拳じゃなくて真・昇竜拳な」
「お、おお、悪い。けどそれで一撃でアレ沈めるんだもんな。あの時思わずうおお!って叫んじまったぜ」
「まあそういう個性だからな。敵を倒すためにしか使えないそんな個性だよ」
そう、俺の個性は敵を、誰かを倒すことしか出来ない
だから俺には誰かを守るなんてことは出来ない
そんな戦い方を知らないからだ
「そんなこと言うんじゃねーよ。少なくとも俺はお前のその真・昇竜拳で心が震えたぜ。敵を倒すことしか出来ないわけねーよ」
「お前いい奴だな。俺は嶽京、よろしく」
すると「俺は切島鋭児郎だ。よろしく頼むぜ」と手を差し出してきた
俺は頷きながらその手を握り返した
その時だった、クラスの入り口から「馴れ合いなら他所でやれ」という気怠げな声が聞こえてきた
その声にムッとした俺がそっちを向くとどっかで見たような雰囲気の人が居た
「なんかあったっぽいな」
切島が状況を理解して呟く
「えー、俺がお前らの担任になる相澤だ、よろしくね」
と茶目っぽく怠そうな目つきのまま相澤先生はそういった
「早速で悪いがお前らさっさと体操服に着替えてグラウンドに出ろ」
ん?んん?なんだって?
俺たちこれから入学式あるんじゃないっけ?
と疑問に思ったが有無を言わさない圧倒的な圧力とでもいうようなものを感じて渋々体操服に着替え始める
グラウンド行ってなにするんだよ…
☆☆☆
と思ってたらまさかの体力測定でした!!
しかも個性有りだってやったね!
俺には全く恩恵ないよ!
俺に出来るのはMUGENから得たデータの実現
つまりそれ以外のことには使えねぇの
例えば社のハルマゲドンの時みたいに頭をつかんで振り回す握力も技として発動していればその握力は実現されて離すことはないがその握力を技なしで使うことは出来ないということ
ちらっと測定項目を確認したが技が使えそうな項目はほとんどない
どうしたものか、と考えていたら陽気な雰囲気のクラスに担任が爆弾を投下した
それはなにかというとトータルで最も成績の低い者は退学、除籍処分とするというもの
仮にもヒーロー養成所、プロのヒーローであり先生である者が必要無い、素質無しと判断すれば即刻処分が可能らしい
いよいよもって俺の首が危うくなってきました
最初からクライマックスとはまさにこのことを言うんだろうな
って言ってらんねぇ…
マジでなんとか使えそうな技引っ張りださねぇと本気で退学になっちまうぞ
「とりあえず個性ならいくらでも使っていいって事だから1つはなんとかなる、が他の項目どうしよう…」
俺の苦難は始まったばかりである
ハルマゲドン
KOFシリーズに出てくるゴリラ、七枷社の使う技
その硬く握り締められた拳で思いっきり殴りつける技が
背景からマグマが飛び出します
ガー不、投げ無効、打撃防御判定所謂ガードポイントがつく割と優秀な技
連続技には組み込めないがダウン後の起き上がりに合わせて撃てばガー不起き攻め大ダメ確定いう喧嘩が起こりそうなこともできる