俺はMUGENの可能性 作:轟く雷鳴のギース
守護らねば…
『レディィィィゴォォ!!』
そのアナウンスと同時に俺たちがいる大広間に無数のエクトプラズムが現れる
彼の個性である分身だ
それを見た常闇が瞬時に俺の体を個性であり半身である『
「嶽!投げる!」
その意図を理解した俺はとっさにアナザーカンフーガールを再現させる
「常闇捕まれ!」
俺は再現させたアナザーカンフーガールの特徴である腕を伸ばすことで常闇を捕まえる
俺は常闇に投げられた勢いそのままに常闇と2人でエクトプラズムの分身が湧いている大広間から離脱する
「ナルホド。ヤハリ戦闘ハ避ケルカ」
俺たちの一連の行動は想定の範囲内だったのかエクトプラズムはそこまで驚いた様子はなく逃げていく俺たちをただ見つめているだけだった
「なぁ常闇…お前自身の戦闘能力はクラスの誰くらいだと思ってる?」
一旦エクトプラズムの視界から離脱し戦闘態勢を整えているときに俺が問いかけた
「それはどういった意味だ?」
その真意を掴めなかったのか常闇は俺に聞き返す
「お前の『
「……その通りだ。俺は基本の戦闘スタイルは『
やっぱりか
だが一度距離を取って『
「よし、常闇。方針は決まったぞ」
「ほう。ならば我らが掴み取る勝利は戦闘によるものか逃げ切りによるものかどちらだ?」
勝利条件はエクトプラズム本体にカフスをつけることまたは指定されたゲートから離脱すること
足が不自由なエクトプラズムは100%ゲート前で待ち伏せをしているはず
つまり逃げようとしたところで戦闘は避けられない
ということは自ずと俺たちが選ぶべき勝利方法は見えてくる
「戦って勝つ。それ以外に俺たちに勝利は見えない」
「いいだろう。俺はお前の策に賭けよう」
いいねぇ常闇!
そうでなくっちゃねぇ!
「けどまぁ、お前が言う策なんてもんはない。ただ、数で来るならこっちは量で答えるってだけだ。常闇は常に周りに注意を払え。そして間合いに入られるな。そうしたらやられることなんてないだろ?お前が落ちなければ勝てる。逆に言えばお前が落ちれば俺らは負けだ」
そういって常闇にハンドカフスを渡す
「俺が意地でもエクトプラズムから隙を作る。エクトプラズムは俺が戦闘に特化した個性を持った生徒だってことは当然知ってるだろう。そんな俺を正面から相手にすればエクトプラズムは俺に集中するはずだ。お前はその隙を突いてこれをかけてくれ。こんな作戦とも言えないようなものの成功確率なんて低いかもしれないが頼むぞ」
「承知した。お前の戦闘能力は俺もよくわかっている。疑いなどしないさ。俺はお前に賭けると言った、その言葉に偽りなど有りはしない。任されたからには全力で遂行するまでだ」
よし、ならやりますかね
そろそろエクトプラズムも行動を開始してくる頃だろうし時間もあと20分しか残ってない
「んじゃ行くぞ。まずは本体がいるところに行かなきゃ話にならねぇ。常闇、お前は俺を気にせずに前を走れ。後ろはオレが守る」
「了解だ」
俺の言葉を速やかに理解した常闇はゲートがある地点に向けて走り出す
俺はそれを少し離れた距離を保ちながら追いかける
エクトプラズムの分身が現れる場所は神出鬼没
それはつまり常闇が得意とする中距離戦闘をブチ抜いて近距離に直接現れることだってできる
おそらく常闇がエクトプラズムを相手に選ばれたのはこれが理由だろう
だから俺がやるべきことは常闇が戦いやすい距離をつくることだ
「常闇飛べ!」
俺の声を聞いた常闇は『
その直後寸前まで常闇がいた場所に突如として現れたエクトプラズムの分身が攻撃を空振りした
そんな隙を俺も見逃す訳もなく再現させたままの
「ちっ、ラチがあかねぇ」
「数が多すぎる。このままではジリ貧だぞ」
それ位は俺もわかってる
わかってはいるが対処できねぇもんはできねぇんだよなぁ
「もう少しで本体がいる場所に着くはずだ。というわけでさっさと行ってこの分身共を止めちまおう」
そう判断した俺はエクトプラズムがいるであろう脱出ゲートの前に向かってエクトプラズムが繰り出す分身をかわしながら走り出した
今回はここで一区切りです
続けても良かったんですが長くなりそうだったので区切らせていただきました
アナザーカンフーガール
MUGEN界でも有名なキャラクター
狂や凶のランク帯でよくみかけるイメージがあります
手が伸びたり百烈拳したりします
幸せ投げもしてくれますが彼氏がいない人とは違います(因みにこのキャラポロリもあるよ)
結構普通に可愛い