俺はMUGENの可能性   作:轟く雷鳴のギース

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先に言っておくが…俺はパーフェクトだぜ?






今回から合宿編にオリジナルが入ります
あとできるだけ避けてきたんですが止む終えず…という形でオリジナル敵を登場させます
申し訳ない


48話

 

 

 

 

合宿3日目

 

 

 

 

「ねこねこねこねこ」

 

個性を伸ばす訓練(主に我ーズブートキャンプ)を行っているとピクシーボブが笑いながら俺達に話しかけてきた

 

「今日の夜はね、クラス対抗で肝試しを決行するよ。しっかりと頑張った後のお楽しみ。飴と鞭だね!」

 

へー。イベントらしいことやってくれるのか…

お化け屋敷とか嫌いだけどクラス対抗ってことは脅かす役は2組の奴らってことだろ?

なら大丈夫だな、なにも恐れることはない

 

「だから今は全力で訓練に励むのだ!」

 

「「「「イエッサ!!」」」

 

みんなはこの後に待つ肝試しを楽しみにしながら訓練を気合いで乗り切ったのだった

 

 

 

☆☆☆

 

 

「嶽〜今日はなに作るん?」

 

夕食の準備に取り掛かろうとした時に切島達が俺に問いかけてきた

 

「んー。実はもうほぼ完成してるんよ」

 

「え?さっきまで訓練だったじゃん」

 

ふっ、コレだから甘ちゃんは困るぜ

昨日のうちに準備してたのさ!

 

「じゃーん。簡単なもんだけど生姜焼きでも作ろうかと思って漬けてたのさ」

 

「おおー!庶民料理じゃん」

 

色んなサイトとか見て独自に開発した黄金比率のタレに漬け込んだからな

 

「足りないと思うなら一品、二品追加するけどどうする?」

 

俺の問いかけに麗日と峰田は充分と言ったが八百万と切島は正直足りないと言ったのですぐに出来る料理として山菜の天ぷらを作ろうと思う

山の幸は沢山あるので下処理が済み次第どんどん揚げていく

 

「嶽さ、進路間違えてんじゃね?なんで料理人ならなかったんだよ」

 

「ヒーローに憧れたからに決まってんだろ」

 

横から俺の作業をボケーっと見ていた峰田が当たり前のことを聞いてきたので呆れながらもそう返す

 

「いつも思うんだけどお前ってマジでムカつくよな」

 

「なんだ、喧嘩売ってんのか?」

 

峰田のことだ

どうせモテるじゃんとか言って僻んでるだけだろうな

 

「いや、そういう意味じゃなくて。ムカつくくらいお前ってカッケェじゃん」

 

「な、なんだよいきなり。俺そっちの趣味はねぇぞ」

 

気持ち悪いな突然カッケェとか言い出すなよ

鳥肌たったわ

 

「オイラだってそんなつもりないわ!」

 

「だったらなんなんだよ。なにが言いたいんだ?」

 

「特に意味はない。ただお前がなんでも出来すぎてそう思っただけ」

 

「変な奴だな。ほら峰田、出来たから運ぶの手伝え。そのくっつく玉でたくさん持てるだろ」

 

峰田の頭に皿を引っ付けながら運んでできた料理をみんなで食べて肝試しへ英気を養うことにした

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

 

「肝を試す前に大変心苦しい報告がある。補習連中はこれから俺と補習授業だ」

 

「ウソだろ!!」

 

相澤先生から告げられた残酷な宣告で肝試しを楽しみにしていた補習組は絶望を纏いながら先生の拘束具で縛られながら引きずられていった

俺たちも悔しいがそれを助けることはできなかった

 

 

「はーい。というわけだけど説明するわね。脅かす側、先行がB組ね。A組は2人1組で3分おきに出発してね。ルートの真ん中には自分の名前が書いてあるお札があるからそれを取って帰ってくることが条件よ」

 

話を聞く限りでは極めて一般的な肝試しだ

ただ騒いだり賑やかなメンバーが根こそぎ補習で持って行かれているため神妙な空気になっている

 

「脅かす側は直接接触は禁止だよ。だから個性を使って脅かしてくることになるね」

 

「創意工夫でより多くの人数をビビらせたクラスが勝利というわけだ!!」

 

うん、相変わらず虎さん怖い

ピクシーボブとラグドールもノリノリなのに何故か一歩引いたところでマンダレイが眺めてるのが地味にツボる

 

「というわけで組み分けはくじ引きね〜」

 

まぁ誰となってもいいか

そう思いながら引いたくじは4

ペアは八百万だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んじゃ次は君達だね。いってらっしゃい」

 

 

マンダレイとピクシーボブに見送られて俺と八百万は出発した

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

肝試しが始まって俺たちは

 

 

 

「うぉぉ、びびったぁ!」

 

地面から突然にゅるっと現れたB組の女の子に超びびってた

 

「いいビビり方するな、お前。俺お前のこと怖い奴だと思ってたけど意外とそうでもないんだな」

 

骸骨顔の男子生徒がカッカッカッと笑いながら出てきた

骸骨そっくりだからびびったじゃねぇかおい

 

「私は茨から根は優しい人だって聞いてたから骨抜みたいには思ってなかったよ」

 

横から出てきたのは俺が体育祭で決勝トーナメントに上がるためのキッカケをくれた拳藤だった

 

「あ、体育祭の時はありがとな。優勝は逃しちまったけどさ」

 

「いやいや、普通に考えたら私達より鉄哲やそっちが行くべきだと思ったからそうしただけだよ」

 

んー、なんだろこの感じ

八百万や塩崎さんとは違った方向の良いところのお嬢さんって感じする

親の躾が出来てたんだろうな〜

 

「ちょい待ち。なんか焦げ臭い」

 

なんか鼻についたのでみんなに伝える

一応前の組に爆豪と轟のペアがあるがあいつらがびびって爆破や発火するとは思えない

ということは…

 

「みんな!とりあえず鼻と口塞いで木に飛び移れ!」

 

みんなはちゃんと俺の声に反射的に動いてくれた

 

「この煙吸うなよ、多分毒ガスだ」

 

「嶽さん、それってつまり…」

 

「あぁ」

 

先生方の万全の処置によってこんな事が起こるはずないと決めつけていた

 

「ほぼ確実に…」

 

だから合宿だと危険な事はないと今まで気を抜いてしまっていた

 

(ヴィラン)の襲撃だ!」

 

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

 

「八百万…」

 

「はい。なんでしょう」

 

とりあえず今俺たちが安全を確保するにはこの毒ガスをなんとかしなきゃならない

そのために八百万の個性を使う

 

「ガスマスクって創れるか?」

 

「それ位なら直ぐにでも」

 

「ならとりあえず俺たち人数分頼む。他の組の奴らに配る分はその後で良い。お前が倒れた時点でゲームセットだからな」

 

それを聞いた八百万はすぐに行動を開始しガスマスクを創造

俺たちの安全はとりあえず確保できた

 

「拳藤、他のB組の奴らの居場所は大体は把握してるだろ?このガスマスクを持って行ってやってくれ」

 

「うん、わかった。任せな」

 

「八百万も前に進んでる奴らに届けて欲しい」

 

「わかりましたが…嶽さんは?」

 

俺はいかないという意味を理解した八百万が俺はどうするのか聞いてきた

まぁそんなこと決まってるわけなんだけどさ

 

「そこに1人。(ヴィラン)がいる」

 

毒ガスの奥にゆらりと揺れる人影が1つ

 

「倒すなんて事は言わない。けど他の奴らの安全を確保するまでの足止め位にはなるだろ。ヤバイと思ったら隙みて逃げるさ」

 

でも、と反論しようとしてきた八百万を止める

 

「非常事態なんだ、自分が出来ることを考えろ。俺にできることは敵と戦うことしかない。お前が一緒に残ってくれたら確かに心強いが現実このガスマスクを創れるのはお前しかいないんだ。俺1人助けるのとその他不特定多数を助けるのとは意味が大きく変わってくる。だから行け。俺もここで死ぬつもりはないさ」

 

わかりました、と渋々納得した八百万は前を行く組を助けに行った

 

「さて、待たせたな」

 

「おう。けどちゃんと人払いしたし許してやるよ」

 

毒ガスの霧を振り払って出てきたのは顔に傷のある大男だった

 

「俺の名は歯車(ハグルマ)有罪(ウヅミ)よろしく頼むぜ、嶽京」

 

「ちっ、俺の名前は知れてるか。けど個性が何かまでは割れてねぇだろ!」

 

足止めだとは言ったがさっさと決めれるならさっさと決めたい

俺は狂紳士ルガールを再現し運送で終わらせるために掴んで木に向かってダッシュしたはずだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な……んで……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抜けとかバーストなんてもんが普通の人間にあるわけない

なのにどうしてこいつは運送し始めた俺を弾き飛ばしてそこに悠然と立ってやがる!!

 

 

 

「あー、なんつったっけなこういうの」

 

 

首の骨を鳴らしながら弾き飛ばされた俺を見下ろしながら男、歯車有罪は言い放つ

 

 

「そうだ。自分が特別なんて思うな、だ」

 

 

そう言いながら笑った

 

 

 

 

 

 







オリジナル敵
歯車 有罪(ハグルマ ウヅミ)
ほぼ名前でこいつの個性がバレてますが詳しい説明は次回します

狂紳士ルガール
Gルガールの改変キャラ
黒ルガの狂化版をイメージして作られたキャラクター
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