俺はMUGENの可能性   作:轟く雷鳴のギース

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57話

その日の夕方、もう夕食を済ました俺の携帯が鳴った

差出人は飯田、内容は今日の夜に爆豪達を助けに行くと言うものだった

誰が来るかは飯田もわかっていないようで人数は不明

飯田はもちろん止めに行くとの事だ

あいつらがこんな動きをするだろうと読めていた俺は早速行動を開始する

集合場所は今日行った病院の前、家から20分もあれば辿り着く

 

「先生、ごめんなさい」

 

医者の先生に個性を使うなと言われていたが仕方ない

聞こえもしない謝罪をしたあと、俺はとあるキャラのデータを三体程ダウンロードを開始する

もしもの時のための三体だ

できるだけ使いたくはないが…

 

「これでよい…」

 

俺は上着を羽織るとそのまま外に出た

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

俺が病院の前に着いた時飯田が論破された後だったのか切島達と爆豪達を助けに行くぞ的なノリで引っ付いていた

てか俺の姿が見えた瞬間露骨に戦闘態勢に入ったな切島のやつ

 

「何しに来た」

 

病室での一件からか切島の言葉に棘を感じる

まぁそれだけのことをしたわけだから仕方ない

 

「一度言っても聞かない馬鹿どもを止めに来た」

 

俺の言葉を聞いて切島は舌打ちをする

緑谷は露骨に目線をそらし、轟は黙ったままこっちを見つめている

相変わらず何を考えているかわからんやつだ…

八百万と飯田に関しては唇を噛み締めたまま黙って下を向いている

この2人にはどことなく罪の意識のようなものがあるみたいでよかったとは思えるがそれ以上にこいつらがまさかついていくなんて事を考えるなんて思わなかったため正直驚いている

 

「俺らは何が何でも爆豪を助けに行く」

 

切島は俺に握り拳を向けながらそう宣言する

そこに迷いなんてものは見受けられなかった

 

「何度も言わせるなよ、俺は絶対に行かせない。これ以上被害を出すこと、それが今一番避けなきゃならんことだってわからんのか!」

 

「どういう…意味だよ…」

 

「USJと林間合宿、俺らは二度(ヴィラン)に襲撃を受けている。知り合いのおばちゃん達は俺に雄英は本当に大丈夫なのかって聞いてきた。これが何を示してるかお前らにわかるか!?」

 

切島、轟は疑問を浮かべているが緑谷と飯田、八百万は俺が言わんとする意図を理解したようだ

 

「もしお前らが爆豪達を助けに行って捕まった時、世間の目はどうなる。雄英に対して疑問の目が強くなる。下手すりゃ雄英が閉鎖になるんだぞ!」

 

1つの歴史を潰す可能性がある

お前達にそれだけの覚悟があるのか、と俺は訴えかける

俺はごめんだ

確かに助けに行く手段があるんだから俺だって助けに行きたい

だけどその行動が最悪の結果を迎えた時にどうなるかというのを考慮してみると助けに行くなんて答えは俺には出せない

もしもそれでもこいつらが行くっていうなら立ち塞がるまでだ

 

「お前の言う通りだよ。でも…俺はあいつらを助けたい、この気持ちに嘘はつけない。ここに集まったみんなだってそうだ。それに昼にお前に言われたことも考えた結果から俺たちは正面から戦っても勝てない、だから俺たちは戦いに行くつもりはない、忍び込んで助け出すんだ。最悪の結果を最初から考えてたってなにも始まらない。邪魔するっていうならお前を倒してでも行ってやる」

 

「………そうか」

 

ダメだ

なにを言ったってこいつらに効かない

こいつらはそれだけの覚悟がある

 

「だったら仕方ないな」

 

「嶽…お前…」

 

わかってくれたか…と切島が続けようとしたがそれを止めるように俺は続ける

 

「俺はお前らを行かせるわけにはいかないんだわ。だから…俺を超えていけよ。そしたら行かせてやる」

 

俺が戦闘態勢を取ったのを見た切島達はビクッとした後慌てて構えをとった

 

「本気なんだな」

 

ファイティングポーズを取りながら切島がそう聞いてくる

 

「本気じゃねーならはなからここに来てねーだろ」

 

「飯田、八百万。お前ら緑谷と轟連れて先に行け。後から追いかける」

 

切島がそう言って他の奴らを離脱させようとするがそうはいかせない

俺は2人のストライカーを設置することで動きを封じる

俺が設置したストライカーそれはスイカバーのようなものを持った青い少女と周りに氷を浮かべてドヤ顔を浮かべる青い小さな妖精だ

 

「切島、タイマンがいいならやってやるよ。けどだからと言って他の奴らを見逃す理由にはなんねぇ」

 

「くそっ!」

 

俺じゃなかったらそれでなんとかなっただろうがそうはいかない

距離など多少の制限はあるが全員を抑えこむことはできる

 

「お前らの助けに行くって気持ちが本物だってのは伝わった。なら俺も本気で向き合わなきゃならん」

 

そして俺はその身に1人の大妖怪を改変した英雄王を宿す

まぁ理由としてはそのままあの王様を再現しようものなら俺の意識をその強い自我によって持って行かれかねないからだ

 

「こいよ、お前らの全力を叩き潰してでも止めてやる」

 

赤く変色した目で切島を睨む

そしてバッと開いた大きな扇子を口元に持って行く

すると俺の背後に黄金の波紋が浮かび上がる

 

「言っとくが容赦はしない」

 

俺の想いに呼応するかのようにその波紋から無数の武具が顔を覗かせた

 

「行くぞ、切島」

 

俺の言葉を聞いた切島は咄嗟に硬化の個性を発動する

その発動がギリギリ間に合い黄金の波紋から射出された武具の嵐から身を守る

 

「さぁ、倒してみせよ」

 

絶望を振りまく悪魔のように笑みを浮かべた

 

 

 

 

 

 

 











申し訳ない
書いては納得が行かず消してを繰り返しているうちに卒論提出期限が近付きそれをこなしたと思ったら留年がかかったテストが近付きと多忙でございました
結果はまぁなんとかなりましたが…
というわけで今回は東方(?)回です
ナインボール=チルノ再現で書いてはいましたが…
これがうまくいかなかったためイシュタルに逃げるという結果に…申し訳ない
正直いって自分がACをプレイしていないため全くイメージが湧いて来なかったのが敗因かなと
因みに冒頭にダウンロードしたキャラはイシュタルとあと2体はまだ出ていません
次回か次々回辺りに登場させるつもりです

チルノ

それ以外に説明は不要だろう

アドベントチルノ
チルノの改変キャラ
FFⅦの仕様を組み込まれておりスタイリッシュな戦い方を行う
カラー次第では神クラスでも普通に戦い抜く性能を誇る
製作者は安心と信頼の実績のプレート氏

イシュタル
八雲紫の改変キャラ
某英雄王っぽい戦い方を行う
見た目は八雲紫を金色にして目が赤くなったような感じ
ボイスパッチを組み込めばまんま英雄王になる
一切無敵がない挑発をして10割決められることが多々ある
まさに慢心王
英雄王っぽい戦い方のため画面制圧力は高い
ただし乖離剣エアはタッグだと味方殺しの判定があるため味方ごと倒すシーンを見ることができる
これにはどっかのゲーニッツもにっこり

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