俺はMUGENの可能性   作:轟く雷鳴のギース

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調子ぶっこいた結果だよ










65話

 

 

 

 

 

 

 

 

死ぬかと思った

電話だけなのに俺の精神が向こう側に持っていかれるところだったわ

マジ俺の母さんバーサーカー

親父の偉大さがよくわかるわ…

 

まあ、これでとりあえずは先生との懇談に母さんが来ることは確定したわけだけど後が怖いなぁ

半ば無理矢理家を出て行ったようなもんだし、ろくに連絡もしてないから母さん超怒るだろうよ

あの人美人なのにどっか吹き飛んでるし…

など考えながらその日は飯を作って寝た

そしてそれから幾日か過ぎて学校から連絡があった懇談の日になった

その日の朝に母さんが家に来て出会って早々抱き締められたけど…

なんか想像してたのと違った反応で困惑したが怒られなかったので良しとしよう

ここで抵抗したほうが怖いことになるし

そのまま俺は母さんに抱えられたまま相澤先生とオールマイトがやって来るのをただジッとして待っていた

救いの手はそこにしかなかった

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

母さんに抱えられたまま一時間ほどだった頃だった

インターホンが鳴り響き俺は母さんに抱っこされたままインターホンを押した主を見た

やはりそこにいたのは先生の2人だった

俺は母さんに「俺の担任だよ」と言うとニッコリと微笑みながら鍵を開けたのだ、俺を抱きかかえたまま

 

「………」

「………」

「………」

「………」

 

母さんに抱きかかえられたままの俺、俺を抱きかかえている母さん

スーツ姿でぽかんとした表情を浮かべる相澤先生に、状況が飲み込めていない表情のオールマイトというカオスな空間が出来上がった

うん、俺も何か言いたいよ

でも何言っても意味ないの

この人に何言っても効果ないから受け入れるしかないのよ先生

わかってくれ…

 

「お二方が我が子の担任ですか?」

 

にこにことした表情で母さんが2人に問いかける

相澤先生はそれに対して「私が担任の相澤消太です。こちらは知っておられるかと思いますが元プロヒーローのオールマイトです」と答える

それを聞いたオールマイトも慌てて「オールマイトです。以後お見知り置きを」と挨拶する

 

「あらあら、ではお二方が本日来られると仰っていた雄英の教師ですね。中へどうぞ」

 

母さんは表情を崩すことなく、そして俺を下ろす事もなく中に先生たちを案内する

あの、母さん。そろそろ下ろしてくれないかなぁ…な〜んて…無理だよね

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

うん、知ってた

絶対こうなるって知ってた

リビングにあるテーブルの向こう側に先生の2人

そしてその反対側に母さんと母さんの膝の上に座る俺がいた

母さんは嬉しそうに膝に座る俺を抱きしめ撫でながら相澤先生の話を聞いている

内容は前から聞いていた全寮制になることについてだ

てかなんで相澤先生この状況になにも言わずに淡々の話してんの!?

大方めんどくさいからとかだろうけどさ!

 

「私、我が子と離れ離れになるというのは心が引き裂かれる程辛いのです。この子が家を離れ雄英に受験をすると言った時も私は反対しました。しかしそれでもこの子は離れていってしまった。そんな我が子があのような事件に巻き込まれたと聞いた時気が狂ってしまうかと思いましたわ」

 

いや、母さんあんたもう狂ってるよ…

常識や良識、仕草とか育ちがいいから隠れてるけどあんた完璧狂ってるから!

 

「本心で言えばこのままこの子を家に連れ帰りたいところですが、そうはいかないのが現実。この子は私が涙を流したとしても絶対に言うことを聞かないでしょう」

 

実際泣くもんね母さん

ちょっと気に食わなかったら泣いて駄々こねるもんね

でも今回ばかりは言うことはきけない

多分親父からなんか言われて来たんだろうな

こんな物分かりいいなんてそれはそれで珍しいし

 

「ですので1つ提案があります」

 

あ、やばい

これやばいやつやん

本気でやばいやつやって!

こんな時の母さんはよからぬことしかしない

 

「私を雄英の教師として雇ってもらえませんか?ほら、私も一応プロのヒーローですし、我が子の教育のために教員免許は取っていますからなにも問題はありませんよね?」

 

こんな手を隠してやがったのか…

そりゃ物分かりいいに決まってるわ

要は俺の側に居るって事だろ

 

「オールマイトさんも引退なさると聞きました。人手は多いに越したことはありませんし、私もこの子と離れなくても済みます。両方にメリットがあるかと思いますが…」

 

断ってくれ

頼む、俺の平穏のために!

 

「申し出は嬉しい限りですが、我々の独断でそれを決めるのは不可能です。なのでこの話は一度学校に持ち帰り議論した後、決めさせていただきたいと思います」

 

おお!やんわり断った

これで勝つる!

 

「ええ、ですからこの後で雄英の方にお邪魔させていただきますね。我が子の為ですもの。母はなんでもやります」

 

あ、終わった

俺の平穏は崩れ去った

 

「いや、しかし…」

 

「大丈夫です。そうと決まれば今すぐにでも向かいましょう。京、母はこれから外に出ますが決して出歩いてはいけませんよ?もし約束を違えたら母は泣いてしまいます」

 

もう先生たちが視界に入ってないわこの人

動き出したら止まらない

 

「わかったよ。いってらっしゃい母さん」

 

俺がそう言うとめちゃくちゃ嬉しそうに笑って出ていった

 

「嶽くん。君も大変なんだね」

 

オールマイトが俺の肩に手を当てて慈悲の目で俺を見ていた

やめてくれオールマイト、その目は俺に効く

 

「はい…」

 

あのバーサーカー校長で止められんのかな…

 

 

 

 

 







母さんのイメージは源頼光
個性はfgoの再現(女性限定)
下手すれば嶽よりやばいぶっ壊れ個性
怒らせるとやばいやつ



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