俺はMUGENの可能性   作:轟く雷鳴のギース

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これも次元凍結システムのちょっとした応用だ












71話

 

 

 

 

 

「あー、何人か耐えられたか。まあ当分復帰は無理だろうし、皆んな、早い者勝ちだ早く決めてこい!」

 

俺と緑谷は当初の予定通り峰田とか口田とか戦闘向けじゃない奴らから順にノビてる奴らにボールを当てて勝ち抜けさせていく

 

「嶽くん…あれ開幕にやらなきゃダメなの?」

 

「開幕にやるからいいんだよ。因みにだけど爆豪なら耐えるぞあれ、絶対」

 

「かっちゃんなら…納得できる」

 

俺が開幕一番にしたことはスーパーメカ翡翠の花火と呼ばれる技だ

カラーによっては第3ラウンドの開幕のみ使用したりするが、まあ並のキャラなら耐えられずに即死する

それによって俺らを狙ってきてた有象無象共が返り討ちにあったというわけだ

 

「けど、前衛に居た傑物の一部が居ない。おそらく逃げたか耐えてる、いつ足元掬われるかわからねぇし気を引き締めておけよ」

 

だけどこれで残っているのは俺らから離れていった爆豪、轟、上鳴、切島の四人と俺、緑谷、飯田、常闇、八百万の五人の計九人だけだ

轟と爆豪は心配ない

爆豪と一緒にいる時点で上鳴と切島も勝ち抜けてくるだろう

となればあとは何も考えず勝ち抜ければいい

 

「みんな警戒しとけよ。さっきの花火で俺らの位置は確実にその他多数に知られてるからな」

 

「さっき嶽さんも言ってましたが、私たちの個性は体育祭のおかげで不特定多数の方々に知れ渡ってます。咄嗟の事に応用が利くのは私と嶽さん、あとご自身にその個性を纏うことでターゲットを守れる常闇さんの三人です。飯田さんや緑谷さんの実力なら対処は可能でしょうけど油断した瞬間命取りになるでしょう」

 

相変わらずズバッと言うなぁやおもも

けどな、あんたが知らないだけで少なくとも緑谷はスッゲェぞ

なんてったってあの蹴り技があるからな

 

「ま、考えてたって始まらない。獲物は向こうからくるし俺らは待ち構えてりゃいい。さっきから流れてる勝ち抜け者の人数アナウンスのせいで他の人たちもそろそろ焦りだすころだしな。となれば居場所がわかってて情報バレしてる俺らを狙いにくるはずだ」

 

「成る程、そこを返り討ちにするというわけか」

 

飯田が顎に手を当てて呟く

こんなとこでも真面目爆発だなぁ

学級委員が他のみんなを置いて先に勝ち抜けなどできないとかいって残ったわけだし

 

「そゆこと。あ、もう来たな。予定より俺の予想より少し早いけど…まあさっさと勝ち抜けたいしいいか」

 

視界の端にチラチラと人影が映り始める

恐らく俺たちを仕留める算段でも立ててるんだろう

そう簡単にいけばいいけどなぁ?

 

「どうする?ペア組んで一気に行くか?」

 

「それもいいけどそれだとどう別れるの?」

 

緑谷が問いかける

 

「あー、常闇と八百万に飯田の三人と俺と緑谷でいこうか。八百万そっちの司令塔任せられるか?」

 

「え、ええ。私でよろしくて?」

 

「むしろお前が適任だろ。俺たちの個性を把握して的確な判断する能力はクラスの中でもお前が一番だしな」

 

「わ、わかりましたわ。その役任されましょう!」

 

ぐっと手を握るやおもも、可愛い

 

「それじゃ緑谷俺らは左側な。八百万右側頼むわ、くれぐれも深追いだけはするなよ?」

 

「はい。では後ほど」

「幸運を祈る」

「緑谷くん、嶽くん頑張ってくれ!」

 

おう、と俺は返事を返すと緑谷とともに左側の他校の生徒たちに向けて突撃した

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

「緑谷!右!」

 

「くっ!」

 

俺と緑谷は2vs多の乱戦を繰り広げていた

俺の場合個性柄こういった乱戦時は全画面全画面の全画面ゴリ押しをしたいのだが少し自重してる

けどそろそろめんどくさいし解禁しようかな

 

「緑谷まだ余裕あるか?無理ならさっさと決めるけど、お前まだアレ試してないだろ?」

 

「でもこの乱戦じゃ着地した時の隙を狙われたら…」

 

「そこは俺がカバーする。お前はそれで決めてこい。そのあとすぐに俺も勝ち抜ける」

 

まぁ生身の人間が再現するから隙ができて当然だわな

本来は隙なんてありゃしないんだけど

 

「わかった。ありがとう嶽くん」

 

すると緑谷の目の色が変わった

では、皆々様にお見せしよう

緑谷出久の新たな必殺技を…

 

「ルガール・バーンシュタインが植え付けたみんなのトラウマ」

 

まさに飛んで火にいるなんとやらと言わんばかりに構えを取る緑谷に向けて他校の生徒が上空から奇襲をかけてくる

 

94ルガの代名詞!

 

『ジェノサイドカッター!!』

 

緑谷の超パワーから繰り出される根元でのヒット

これがなにを意味するか、答えはひとつ

 

「本日の10割でございます」

 

緑谷は奇襲をかけて来た生徒に向けて飛び跳ねながら弧を描くように片脚で切り裂く

いやぁいつ見ても惚れ惚れする火力だぁ…っていかんいかん

この後の隙は俺がなんとかするっていったばっかだったな

 

 

 

 

「ま、どの道これでおしまいだな」

 

 

 

俺は無数のワイヤーを周り全域に張り巡らせることで逃げ場を奪いながらトドメを刺していく

残りの奴らはこれで片がつくだろ

だが念には念をと言うことで不可思議な力の光線を画面内に何本も走らせる

この光線一本一本は強烈な攻撃力を誇っているため先のワイヤーを潜り抜けた奴が居たとしても逃げ場がない以上これを躱す手段はない

うん、我ながら恐ろしいコンボしちゃってるな

まだワイヤーは使えないから再現させなきゃならんけどいつかは覚えたいものだ

 

 

そして俺と緑谷は地面にノビてる人から適当に選んでボールをポインターに当てて勝ち抜けたのだった

 

因みに俺らが勝ち抜けたのとほぼ同時くらいに八百万たちも勝ち抜けたようで勝ち抜け者の待機場所に向かう時に合流した

轟は俺らが待機場所に行った時にはもうそこにいた

爆豪たちはちょっと苦戦したらしく俺らから遅れて合流してきた

けどこれで俺たち雄英のみんなは無事に一次試験を突破することができたのだった

 

 

 

 

 

 









だいたい嶽の花火のせい



おかしいな…こうなる予定ではなかったのに…

嶽が緑谷くんに仕込んだ蹴り技はジェノサイドの他にあといくつかあります
出せるといいな


グスタフとサイキの夢の共演
実際こいつらがタッグ組んだら何もできずに終わる気しかしない
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