ご注文は猫ですか?   作:峰白麻耶

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皆さんお久しぶりです。かれこれ4ヶ月ぶりという……何というか……すいませんでした。気分的な要因ですね。後暇なので。タイトル的にわかると思います。


家の猫も羊羹を食べるらしい

衝激の騒動が合って2日の時間を引っ越し作業に追われた。ノア曰わく明日から学校だそうだ

 

「と言うわけで鈴さん。学校まで案内して下さい」

 

突如朝ご飯を食べている席でそんな事をお願いされる。普通、学校を案内する事は出来るんだろうが……

 

「ごめんなさい無理です」

「まさかの即答!ちょっと待ってよ。困りるんだよ!明日僕はどうやって学校にいけばいいのかな!」

 

割といや、ガチで慌てている。俺以外に知り合いが居ない今、俺が頼みの綱なんだろう。

 

「知らないよ。俺はバイト先と家の往復、それ以外は必要最低限しか知らない。ましてや一番関係ない学校何か知るわけないだろ」

 

生粋の家好きの俺が、ましてやリゼに引きずられなければこの街を知る気がさらさらなかった俺が知るわけがない。

 

「う、嘘だよね?」

「アハハハ」

「笑って誤魔化さなくてもいいかな!?ほ、本当にどうしよう……」

 

と言うかネットで検索という手を使わないのか?俺の部屋にもパソコンはあるし今の時代スマホ、あるいはガラケーぐらいは持っているはず。そのことを言うと

 

「今は持って無いんだよ。忘れて来ちゃって」

「おいおい。現代人の必需品を忘れてどうする」

「そうなんだよ。忘れちゃったからさ。調べようにも無理なんだ」

 

ここであることを思い出す。そう言えばノアはココアと通う学校が同じであると。ココアの方がここに居る時間は長居し流石に学校ぐらいは知っているだろう。寧ろこの前日に知らないと言うのはまずい

 

「む、何か馬鹿にされたような気がするかな」

 

感のいいやつだ。

 

「そんな風に言うと学校の場所を知っているやつを教えないぞ」

「え、本当ですか!?良かった。これで初日から遅刻は間のがれる……」

「多分知っているはず………」

「最後に余計な一言をつけないでよ!」

「さーて。食べ終わったしレッツゴー」

「待つかな!」

 

 

 

 

 

★★★★★★

 

取りあえず、rabbit houseに向かう。ココアの事だし今日もチノと居るだろう。リゼは今日から学校らしいが。

 

「それで鈴さん。僕達は今どこに行こうとしてるのかな?」

「俺のバイト先。rabbit houseってところだ」

「rabbit house?うさぎが居るのかな?」

 

思考がまるっきりココアだ。いや、俺も始めはそう思ったし、あながち間違いじゃないんだけどさ。ダンディーな声で喋るアンゴラうさぎだが 

 

「それは見れば分かる」

 

百聞は一見にしかず。見て貰った方が手っ取り早い。

 

「ここがrabbit houseだ」

 

俺はドアを開けて中に入る。店内ではチノがコップを洗いティッピーは特等席つまりチノの頭に乗っていた

 

「いらっしゃいませ……って鈴さんじゃないですか。今日は休みの日じゃないんですか?それと隣の方は?」

「今日はその隣の方の為にここまで来たんだよ」

 

チノは訳が分からず首を傾げているが取りあえず席に座る

 

「えっと。まあ、順を追って説明するとココアと同じようなノリだ」

「すいません。順を追っていないどころか略しすぎ何ですが」

 

確かにそうだ。ごめんなさい。反応が見たかったんです

「そうですよ。鈴さん。それとココアって子が心当たりのある人なのかな?」

「そうだ」

 

俺がそう言うとノアはチノの方に向くと

「それでこっちの子は初めまして。五十嵐乃亜です。ノアでいいよ。よろしくね」

 

と頭を下げた。初対面を思い出させるがその時よりも幾分柔らかい。年下でかつ同性だからだろう。

 

チノは予想外に丁寧だったのか驚いていた。まあ、このパターンはココアとの出会いを思い出すからな。あれに比べれば大分いいだろ

 

「はい。それではノアさんで。私は香風智乃です。チノでいいですよ」

「それじゃあよろしくねチノ」

「はい。残念ですがココアさんは今学校ですよ?」

「は?」

「今日から学校だよ!とさっき家を出たばっかりです」

 

俺はどうやらココアを過小評価していたようだ。もちろんマイナス方面に。まさかの日にちを間違える何て……

 

「はあ。ココア。流石にないわ」

「どうしたんですか?」

「実はノアはココアと同じ高校なんだ」

「え?と、言うことはもしかして」

「簡単に言えばココアは日にちを間違えている」

「はあ。まったくココアさんは……」

 

チノは本気で呆れているようだった。すまんなココアよ。お前の姉としての評価を下げてしまった。まあ、ドンマイ

 

「それじゃあそのココアって子はどこに居るんだろうね。見つけないと僕は明日学校を入学早々に休まないといけなくなるんだ。チノ。どこに居るかわかるかな?」

 

うーんと頭を悩ませる、チノ。その表情は可愛い。見ていて和む。ココアが居ればだきついているだろうな。

 

「正直。ココアさんの行動はよくわかりませんが……うさぎに釣られてその辺をほっつき歩いていると思います。恐らく一番うさぎが居る公園かと」

 

分からないと言いながら大分的確だと思うよ。

 

「分からないと言ってるのに大分的確だね」

 

一瞬心の声が出たのかと思ったが違うようだった。

 

「チノはココアって子のことが好きなんだね」

「ち、違いますよ」

 

チノはわたわたと手を振り顔を少し赤くする

 

「そっか。それじゃ大好きなんだね」

「~~」

 

その言葉がトドメだったのかチノは顔を隠し逃げて行った

 

俺はそれを見送っると肩をちょんちょんとされる。

 

「可愛いよ。チノちゃん可愛い過ぎるよ。何だろうこの何とも言えない高揚感。鈴さんはわかるかな?」

 

それは萌えと言うものですと言う言葉を飲み込んだ俺を誉めてくだい

 

「からかい過ぎだぞ」

「う、つい。それに何時も私がやられることが多いからさ。タイミングがあるとつい。まさかあそこまでの反応は予想外だったんだよ」

 

しょんぼりとうなだれるノアだがまあ、うん。少し責任が俺にもあるのか?からかいまくっていたし……まあ、手助けぐらいはするか……

 

「チノさんやーい。出てきなさい。今出てくれば美味しいりんごタルト作ってあげるから」

 

完璧に食べ物で釣っているけど俺にはこれしかない。

 

「え。それは僕には……」

「あげるわけないだろ。それだったら意味がないからな」

「うっ」

 

これは些細な仕返しだ

 

チノは出てこない。と言うよりカウンターから顔だけ出している。

 

「私がお菓子で釣られると思われるのは何かあれですね。鈴さんのお菓子は確かに美味しいですが……なので」

 

と言うとチノはノアの方を向き

 

「ノアさんの好きな食べ物は何ですか?」

「え?僕はホットケーキだよ」

 

無邪気に答えるノア。それを見て俺の方に向く

 

「決まりました。鈴さんホットケーキを作ってくだい。ノアさんの前で美味しく食べましょう」

 

しれっという。チノ!あなた恐ろしい子!はいごめんなさい

 

当の本人は絶望のどん底に居るような表情だった。

 

「そんな………」

「これでさっきの事は無かったことにしてあげます」

「う、分かったよ」

「それじゃ。刑も決まったことだしココアを探しに行くか」

「よろしくお願いします」

「………………」

 

大変だ。ノアが戻ってこない。こうなったら大型家電も一発で直せるあれを……はまずいか。取りあえず

 

「ほい。」

 

ビシ

 

「痛い。あれ?私は何を」

「ほら、ココア探しに行くぞ」

「はい……」

 

 

★★★★

チノが推理した公園はrabbit houseから数分ぐらい離れている。途中で会ったよみと一緒に歩き公園についた。そこにいたのはうさぎを羊羹で餌付けしようとしている着物少女と着物少女に餌付けされそうになっている見覚えのある人影

 

「……………」

「鈴さん。あれが」

「気のせいだ」

 

着物少女が何で羊羹で餌付けしてるのかはさておき何でお前が釣られてるんだよ。おかしいだろ。食い意地張りすぎだ。呆れて若干目が遠くなってるぞ

 

「鈴さん。目が遠くなってるの隠しきれてないよ。」

 

バレたか

 

「それで何で羊羹で餌付け?」

「俺も聞きたいが逆に何でココアが釣られてるんだよ」

 

あっやっぱりと言うノアの声をスルーしてココアと着物少女に近づく

 

「ココア。なにやってんだ?」

 

このなにやってんだには最高に心がこもっていたと思う。いや、ほんとになにやってんだ何だもん

 

「あれ?鈴くん何でここに!?そして隣の子は!?」

「えーと。まあ、順を追って説明するとこの子は家の喫茶店に下宿する事になった子。要するにココアと同じ学校に通うわけだ」

「え!?ほんとに!やったー!」

 

そう言うとココアは目を輝かせてノアの前に行きご機嫌に自己紹介を始めた

 

「初めまして!私は保澄心愛だよ!よろしくね」

「僕は五十嵐乃亜だよ。よろしく」

「うん!よろしくねノアちゃん」

 

こういう場面を見るとココアのコミュニケーション能力の高さが伺える。すげな。流石にあって3秒で友達と言うだけばある。そうやってぼーと2人を見ていると

 

「あらあら。私が蚊帳の外になっちゃったわ」

 

わざとらしく着物の裾で顔を隠し泣いているふりをしている。こやつなかなかやるな

 

「あっ。ごめんね千夜ちゃん。だから泣かないでー」

 

と、ココアは千夜と呼んだ少女をなだめる。あー。こいう反応が面白いんだよな。うん。

 

「大丈夫よー。ココアちゃん。嘘泣きだから」

「えー。千夜ちゃんひどいよー」

「ごめんなさいね。ココアちゃんの反応が面白いからつい」

 

すごいね。どんぴしゃで同じ事考えてたよ

 

「でも私も嬉しいわ。今日だけで同じ学校に通う友達が2人いるって分かったし」

「あれ?それじゃ千夜ちゃんも?」

 

期待の視線が千夜を貫く。

 

「同じ学校よ。よろしくねココアちゃんノアちゃん」

「僕も自己紹介が遅れたけどよろしくね千夜」

「やったね!これでトリオが結成出来るよ!」

「あら、ココアちゃん。それなら漫才でもやる?」

「やろうやろう」

「無理だ。鈴さん。僕はこの2人についていけそうがないよ」

 

頑張れ。その言葉しかでない。まあ、まずは

 

「ココア。今の流れで不思議なことは?」

「ん?うーんと。よみちゃんが頭じゃなくて肩に乗ってる!」

「不正解。2人の服装に着目」

 

俺がそう言うとココアはノアと千夜を凝視する。上から下へ。また上へ。

 

「あれ?何で2人とも制服じゃないの?」

 

やっと本題にはいれたよこんちくしょう!

 

「え?何でってね。千夜」

「そ、それは……ね。ノアちゃん」

 

 

千夜の目が泳いでいる。あれは知っていたけど黙っていたな

 

「「今日は入学式じゃないよ」」

「え?」

 

ココアは固まる。千夜固まる。ノアも固まる。俺は踊る…………はい。この空気で踊りませんよ

 

こう着する事数秒。千夜がこの空域に耐えられなくなったのか

 

「ごめんね!ココアちゃん!私が……早く言っていれば……」

「大丈夫だよ!千夜ちゃん。気にしないで!」

「コ、ココアちゃん!」

「千夜ちゃん!」

 

と言うと2人はヒしっと抱き合う。

 

「鈴さん。この2人はさっきが初対面だよね」

「そうだろうな」

 

出なければココアが羊羹て餌付けされてるところは見られないし

 

「大丈夫かな……僕」

 

 

ちょっと自信を喪失しているノアを横目に千夜とココアは包容が終わったようだ。すると千夜がこちらを向いてきた

 

「所でさっきから気になっていたんだけどそちらのお方は?」

 

ついにこっちに矛先が向かってきた

 

「初めまして。rabbit houseの新入りバイト兼猫の隠れ家の店主代理です」

 

一様礼儀として軽く会釈をする。洋服が着物だし羊羹を持っていたからもしかしたら同業者だろう。

 

そう答えると千夜はあら?っと言う感じの表情で

 

「あの店は一時閉店って聞いたのだけれど……」

「そこを切り盛りしてる破天荒夫婦の息子です。幸か不幸かタイミングが重なって代理と言うわけです」

「そう言うことね。私は甘兎庵の宇治松千夜よ。よろしくね猫屋敷くん………長いから猫くんでいいかしら?」

「流石にそのあだ名は拒否するよ?松さんや?」

 

「うふふふふふふ」

「あはははははは」

 

 

「す、すごいよノアちゃん。あの2人の間に火花が見えるよ」

「もしかしたら性格が似てるのかも。人をいじるのが好きって言う」

 

絶対に負けられない戦いがここにある。

 

笑顔の応酬はさっき沈黙より長く続いたが

 

「もう。2人ともケンカはよくないよ!」

 

といって終わった。

 

「大丈夫よー。ココアちゃん。これはケンカじゃないから。ね。猫くん」

「そうだな。これが俺たちのコミュニケーションってやつだ。なあ、松さんや?」

「もう、いい加減にしないと私もおこるよ!」

「はあ、ほんとに似たもの同士だね」

 

 

2人から呆れての声を頂ましたー

 

「そうね。仲直りの印に同盟をしましょう?鈴くん」

「同盟?おもしろそうだな千夜」

 

内容は簡単に想像できる。

 

「「2人でいじり倒しましょう(か)」」

 

 

 

「良かった。これで一件落着だね」

「ココア。寧ろこれはやっかいごとが増えたと思うんだけど……」

 

 

 

最悪のタッグの誕生が誕生し被害者が徐々に増えるのはまた後の話

 

 

「ねえ、鈴くん。さっきから肩にのっているのは鈴くんの飼い猫?」

「そうだぞ。ロシアンブルーのよみだ」

「あらあら。ねえ、よみちゃん羊羹食べる?」

 

そう言うと両袖から4つの羊羹を取り出した

 

「食べないだろ!普通動物は!」

「千夜。その着物に何本羊羹仕込んでるのかな?」

「そうなの?家のあんこは食べるけど……」

「たべちゃうの!」

 

驚愕の真実。ボケてる節はないから事実だろう。

 

「なるほどだからさっき羊羹でうさぎを餌付けしようとしてたのな」

「釣れたのはココア立ったけどね」

「うう。だって美味しそうだったんだもん」

 

そう言ってココアは涙目になりさっき千夜が取り出した羊羹に視線がいく

 

この時に食い意地張りすぎだ太るぞと言わなかった俺を誰かほめて下さい。いない?ですよね

 

「ココアちゃん。はいもう一本あげる」

「え!いいの?」

「あんなに美味しそうに食べられたら羊羹もうれしいでしょ?それに作った私も嬉しかったから」

「わーい。ありがとう千夜ちゃん」

 

羊羹を貰うとぴょんぴょんと跳ねる。心がぴょんぴょん………。はい。

 

「ノアちゃんもどうぞ」

「ありがとう千夜」

「鈴くんもどうぞ。美味しくて驚かないでね?」

 

余程自信があるのか千夜は物凄くいい笑顔だった。

 

俺は包装を開けて食べようとすると

 

「にゃーん」

 

 

と言う一鳴きでよみが羊羹を食べた

 

 

 

「「「え?」」」

「まあ。猫ちゃんもようかん食べるのね」

 

 

 

普通は食べない。と言う言葉が疑問に思った。ついでに家の猫は羊羹を食べられるらしいと今日分かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後。ココアも実は道が分からずに迷子になっていたことが判明し千夜が2人を案内することになった。しかし帰り際に案内したのが中学校だったことに気づいた千夜が慌てに慌てに最終的に3人一緒に行くらしい。

 

 

 

めでたしめでたし?

 

 

 

 

 

 




すいません。ミスのためこのあとの文がぶっ飛び消えました。作者は気落ちしてますが頑張って書くのでお待ちを。


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