生徒会長と庶務の異常な兄貴分   作:幻獣鬼

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はい!
狂のスキルを出そうと思います。



第三話 蹂躙

「「狂兄ぃぃぃ!」」

 

めだかと善吉は狂に抱き着いた。

 

「め、めだかちゃんと人吉に兄貴分がいたなんて・・・」

 

「グハァ!!めだかちゃんにして欲しかった対応を他人に先を越されるなんて・・・しかも兄貴分だと・・・・ぼ、僕の立場が・・・で、でもしょせん兄貴分!本当の兄の僕には「でも兄貴より兄貴らしいぞ」グハァァァァ!!妹に言われるとは・・・」

 

「お!お前らがメダカの家族かぁ、似てるなぁ」

 

「ぜんぜん似てねえよ、狂兄貴」

 

「ん?兄貴?」

 

「妹の兄貴分なら兄貴だろ?」

 

「ははっ、やっぱお前めだかとそっくりだわ、この撫で具合とかもな」ナデナデ

 

「な!?や、やめろよ////」

 

「照れるとこもそっくりだ」

 

「グアァァァァァァ!!!!くじらちゃんまでぇぇぇぇぇぇ!?クソォォォォォォ!」

 

「あんたが真黒か?」

 

「あ、ああそうですけど・・・」

 

「そうか会えて嬉しいぜ、昔善吉にあんたの自慢話を聞かされてな、ずっと会いてぇと思ってたんだ。マネジメントとかがすげぇらしいな仲良くしようぜ!」

 

「なんかそこまで褒められると照れますね、よろしく///」

 

「ああ、よろしく!そうだあんためだかの写真コレクションしてるらしいなこの写真いるか?」

 

「!!こ、これはこんな写真僕も知らない!!!!いいんですか?」

 

「タメ口でいいぜ!だってもう友達だろ?」

 

「友よ!!!!!!!」

 

「狂兄その写真は没収です」

 

「ああ、僕と狂の友情の証がぁぁ!」

 

「さて、そろそろ一旦帰るわ」

 

「!狂兄もう帰るのかよ!!」

 

「また明日も来るから安心しろよ、そうだ!これ俺の連絡先だから」

 

「今度お前らを家に招待するよ、じゃな」

 

「さらばだ、友よ!!」

 

 

「なんかすごい人だったね、阿久根さん」

 

「うん、僕達影薄かったね・・・」

 

「名瀬ちゃんが照れてた・・・」

 

日之影「・・・・」

 

 

 

~一日後~

 

「それではこれより本年度一学期終業式をふぁいひふる」

 

めだかの頬を引っ張る球磨川

 

『やっほー』

 

『箱庭学園の皆さん』

 

『はじめまして!』

 

『僕は球磨川禊!』

 

『めだかちゃんの元彼でーっす』

 

『もちろん冗談だけど信じたやつどれくらいいた?』

 

「球磨川、このような場で何の用だ」

 

『いや~~この場で君に解任請求しようとしたんだけどやっぱめんどいからこの場で君とたたかうことにするよ!』

 

両手に螺子を持った球磨川の後ろにいるマイナスたちも戦闘態勢に入っている。

 

『じゃさっそく負けてよめだかちゃん』

 

飛びかかってくる球磨川をめだかが迎え撃とうとしたその時

 

球磨川が床にたたきつけられた。

 

「「「「「「「!?」」」」」」」

 

いったいなぜと全員が思ったがすぐに理解した。

 

「おいおい、いきなり女子に飛びかかるとは感心しないね」

 

めだかたちの兄貴分が球磨川に足を乗せていたのだった。

 

「く、球磨川さん・・・・」

 

志布志が球磨川の名前を呼んだ時だった

 

『いったいな、誰ですかあなた?』

 

球磨川が起き上がってきた。

 

「天道狂、新任の教師で、めだかたちの兄貴分だ」

 

『へ~めだかちゃんの兄貴分なんだ、でも先生が生徒に暴力振るっていいんですか?』

 

「虫が飛んでたからつぶそうとしたらお前にあたった、わりぃなぁ」

 

「先公風情が生意気なんだよ!!」

 

「運動場に出な、お前ら今日は俺があいてしてやるよ」

 

「なめられてますね、僕たちいいでしょうぼろ雑巾にしてやりますよ」

 

~運動場~

 

不知火をぬいた新生徒会が狂の前に立っている。

 

「マジでやる気かよ先生よぉ、ノーマルが勝てると思ってんのか?」

 

「くっ・・・確かに勝ち目がねぇ、なんで狂兄はあんなことを」

 

「お前ら、何言ってんだ?」

 

「「「「「「?」」」」」」」

 

「俺もスキルあるぜ」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

「さ、来いよマイナスども教育的指導だ」

 

『じゃあ、おもいっきりぶつからせてもらおう皆』

 

狂に向かっていくマイナスたち

 

「くらいな、『致死武器』ォォォ」

 

しかし、狂の体に傷はつかない

 

「な、何!?どうゆうことだ!!」

 

「なさけないですね、志布志さん、では私が」

 

蝶ヶ崎が蹴りを狂にはなったがその蹴りが当たることはなかった。

 

「「「「「『!?』」」」」」

 

なぜなら、土で出来た手がその蹴りを受け止めていたからだった

 

「な、なんですかこれは!?」

 

「おしおきだ」

 

狂が拳をふるった

 

「効きませんよ『不慮の事故』!!」

 

しかし

 

「ガッ!」

 

拳は蝶ヶ崎の顔をとらえていた。

 

「うおらぁぁぁぁ」

 

志布志が指の間に挟んだカミソリで攻撃してきたが狂は避けなかった。

 

「はっ!諦めたか!」

 

しかし次の瞬間

 

「ぐあぁぁぁぁ!!」

 

志布志の体から急に血が飛び出した。

 

「「「「「『!?!?』」」」」」

 

「何が起きたかわからないって感じだな、俺のスキルを教えてやるよ」

 

「俺のスキルは『森羅万象』能力は簡単だ。火、水、木、土、風、氷、鋼、電気、光、闇、簡単には五行を操るってことだ」

 

「な、なんだよそのスキル、俺が改造してもそんなの作れねぇぞ!」

 

「で、では何故私の『不慮の事故』が発動しなかったんですか?」

 

「それは俺のもう一つのスキル・・・いやどっちかっていうとマイナスかな?」

 

「「「「「『マイナス!?』」」」」」

 

「そ『不完全』っていってな、その名の通り完成させないマイナスだ」

 

「完成させない?それでどうやって『致死武器』をふせいだっていうんだよ!」

 

「簡単だ、マイナスの発動を完成させなかっただけさ」

 

「「「「「『!?』」」」」」

 

「どうする球磨川?まだやるか?」

 

『・・・今日はやめておきますよ、先生』

 

「賢明な判断だ」

 

球磨川たちが帰ろうとした時

 

「待て球磨川」

 

『何?めだかちゃん』

 

「今日の貴様の言うことは一理ある、それに署名もあるだから現生徒会と新生徒会での決闘・・・生徒会戦挙だ!!」

 

 

 




はい!
作者は馬鹿なので厨二くさいものしか考えられませんでした。
ちなみに『不完全』は身体能力などの完成も阻害します!
天道狂はてんどうきょうと読みます。

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