ダークバスターの短編集   作:ダークバスター

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 主人公:ユースケ 16歳(開始時であり、前は14歳)

 スパロボZの次元震に、自分だけが巻き込まれて転移。
 その世界で、ジャンク屋に入れてもらい、色んな戦場を回りながら、技術を学んでいった。
 そして、ラスボスが倒されたと同時に、自身の体が輝き、粒子化していきながら意識を失う。
 次に目が覚めたら、かつての自分の世界の病院にいた。
 転移されてから1週間しか経過しておらず、1日行方不明で今日までの6日間寝ていた状態になる。
 また、Zの世界で3年経過していたが、転移する前に戻っていた。
 その後、何事もなく生活していたが、1年後にロボポンを求めて、遠出する様になる。
 そこで、とあるジャンクの山から、1体の半壊した黒いロボポンを見つける。
 それを修理しようとするも、色々足りないので、ジャンクから拝借してレストアしていく。
 もっとも、ジャンクパーツなので、色々ダウンするも修復に成功。
 色々ロボゼロがやらかすが、共に歩む事に。
 漫画版で、心の装置『ココロシステム』が元々無かったが、色々あった際の決まりで搭載した。
 が、形だけで機能しているのはフリである。のちに、それが……。
 グレイテストに参加しようか、考えながら、修理業に励む日々である。


 パートナー:ロボゼロ・リペア

 主人公がレストアしたロボポン。
 かつて、十数年前に起きたクーデターで使われたロボポン。
 なお、王国からマークされ、監視対象となっている。
 主人公には、クーデターで使われたロボポンである事以外伝えられておらず、本人も語っていない。
 デザインは、漫画版のロボまるをロボゼロカラーにした姿であり、稼いだ資金でチマチマ元の姿に戻ろうとしている最中である。
 昔は荒れた性格だが、信頼できる相手を見つけた事で、気性は荒いが丸くなっている。


 カタナ 16歳

 この作品のメインヒロイン。
 IS<インフィニット・ストラトス>から持ってきたキャラであり、テール王国の諜報機関の特殊部隊のリーダー。
 原作では、昔から続く諜報機関の家系のトップであるが、この作品では部隊のトップ。総隊長は、別の人間である。
 馴れ初めの触れた部分は本編で。
 あと、主人公に内緒にしている事がある。
 パートナーロボポンは、オリジナルのくノ一型ロボポン。


 ロル 16歳

 主人公の幼馴染――なのだが、作者によってサブヒロインへ降格。
 色々すいません。



 世界観

 ゲーム基準で、漫画デザイン。設定は、ゲームと漫画を入れつつ、ダークバスターオリジナルとなっている。
 ので、漫画版での機能の名称などが変更になっていたいりするので、ご了承を。
 あと、ぶっ飛んだ胸はなく、閃光カグラ並みに変更されている。
 なお、他の作品キャラも登場しているが、ロボットポンコッツの世界観に合わせて、修正・変更がなされている。


ロボットポンコッツ
ロボットポンコッツ黒


 ロボットポンコッツ――通称『ロボポン』。

 事の始まりは、200年前に遡る。

 ある遺跡調査で、その文明と場違いなモノが発見されたのが、全ての始まりであった。

 原始時代の土偶であるが、剥がれた外装の中から、精密な機械構造が見えたので解析。

 結果、現代技術よりも遥かに高度なモノであることが判明。さらに、パーツの製造年号を見た瞬間――世界政府により、秘匿がなされた。

 が、情報流失により、世界が揺れた。

 何故なら、300年後の未来の年号が刻まれたのである。つまり、タイムスリップしたという証拠であった。

 これにより、世界は揺れ動き、ロボット技術が爆発的に向上したのである。

 だが、同時に兵器技術も上がり、世界大戦が勃発。経った50年で培ってしまった技術は、世界を破壊してしまったのである。

 さすがに、核弾頭といった兵器は飛び交う事は無かったが、色々な世界のレベルが低下。

 その回復までに、50年を費やすこことなり、安定までにもう50年掛かってしまった。

 その間、消滅した国や宗教もあるが、かつてとはいかないものの、自然がある世界に変わっていた。

 同時に、生き残ったロボポンを解析して技術を取り戻していき、農業用に建築用、交通用などのロボポンが開発されていった。

 が、代わりに交通が不便になったが、ロボポンが代わりに行う様になっていったので、最低限の整備で済んでしまっているのが現状である。

 それから、世界で話し合いが行われて、10年後――世界政府から、世界年号が発布された。

 これにより、世界は新たな時代が始まったのである。

 その70年後のテール王国にて、世界で決められたグレイテスト戦にて、ドクター・ゼロという人物がグレイテスト1となった。

 その瞬間、ドクター・ゼロは、テール王国に対して宣戦布告。後に、『ゼロの乱』と呼ばれる。

 また同時に、コビック大陸にて、ドクター・ゼロシニアという人物がクーデターを起こす。

 が、拠点となっていた空中戦艦が、軍との衝突前に爆発轟沈し、何も起こる事無く終わった。

 結果、ババル漁村が消滅しただけで終わったことから、クーデターというより大量殺人という認識に留まり、『ゼロシニア事件』と名付けられた。

 そのまま、ババル漁村の復興が始まる。

 なお、ゼロの乱に関しては、ドクター・ゼロは死亡により決着がなされる。

 だが、そのクーデターが終わるのに1年掛かり、街が1つ水没する事態が発生するほどの被害が起こっている。

 その後、グレイテスト1はのちに息子のテール王子に渡され、グレイテスト2は一時的にゼロに移り、その後正式な大会を開き、別の人物に手渡る事となる。

 それから3年後に、とある病院で男の子が出産する。名前は、ユースケ。

 後に、数奇な運命に巻き込まれ、グレイテストを目指す事となるが、その時は本人も含めて、誰にも解らなかった。

 

 

 

 

 

 原作:GBカラーソフト&コミックボンボン ロボットポンコッツ

 

 

 

 

 

 

 壁には色んな工具が掛けられており、テーブルにはオイルや組途中のパーツや布が置かれ、床には配線やパイプが置かれている。

 天井から垂れ下がっている鎖には、ロボポンの胴体が巻きつけられており、その近くで男が火花を散らしながら作業をしていた。

 溶接が終わると、男はゴーグルを外し、マスクを顎に下げて一呼吸。

 先ほどまで作業していたパーツを持ち上げ、ロボポンの胴体に組み込む。嵌る事を確認してから、再びマスクとゴーグルを着けて、作業を再開。

 ガレージの開け放たれているシャッターから、1人の女性が入ってきた。

 

「やっほー、おねーさんが、遊びに来たわよ~♪」

 

 扇子を片手に、青い髪の女性が入ってくる。

 その声に、作業を中断する男。道具を置いてから、振り返りながらマスクとゴーグルを取る。

 

「おう、カタナじゃないか。どうしたんだ?」

 

 そう言いながら、手を上げながら歩いていく。

 

「いつもの確認と――」

 

 カタナから距離を詰めて、左腕を男の後ろ首に回り込み、顔を近づけて、右手の扇子を逆手に持って、人差し指を男の頬を撫でる。

 

「――あなたとの愛を、た・し・か・め・る・た・め」

 

 という、甘い言葉を囁きながら、ゆっくりと顔を近づける。

 この男、前に同じ様な事をされた時、左腕を腰に回し込み、右腕で後頭部を押さえてディープキスをやった事がある。

 からかう事が好きか部分があるカタナには、余りにもショッキングな不意打ちであり、見ていた周りの連中も唖然となった出来事でもある。

 その後は、カタナは泣き出わ、幼馴染に殴られるわ、親から怒られるわなど、色々あった。

 が、あの出来事が切っ掛けで、カタナからアプローチを掛ける様になったのである。

 ただ、今の男の口の中は、微妙に機械油まみれなので、今は勘弁して欲しいと思った矢先である。

 

「こらぁああああああああああああ!!」

 

 カタナの後方から、別の女性の声が聞こえると同時に、もう凄い速さで走ってくる。

 男から見て左に止まり、男とカタナの間に両手を差し込み、これまたもの凄い力で引き離しに掛かる。

 

「ユースケから、離れなさい!!」

 

 と、と同時に回していた腕の体が緩み、お互いに勢いよく後方に飛ばされる。

 

「いやん♪」

「どわぁ!?」

 

 それぞれの声を上げながら、カタナは上手く着地し、男――ユースケは、そのまま地面に倒れ込む。

 その際後頭部にモノをぶつけたが、作業で使っていた道具の伸び縮みが出来る太目のノズルだったので、クッション代わりになった。

 

「って、うわぁ!? ユースケ、大丈夫!?」

 

 慌てて駆け寄る、先ほど吹き飛ばしてきた女性。

 ユースケは、手を突き出して止めさせ、埃を払いながら立ち上がる。

 

「もう、ロルちゃんたら、考えなしでやっちゃ駄目よ?」

 

 と言いながら、腕を組み、口元を開いた扇子で隠しながら言うカタナ。開かれた扇子には、『猪突猛進』と書かれてある。

 

「うぐ」

 

 吹き飛ばしてきた女性――ロルは、その詩的に図星の声を上げ、苦虫を噛み潰したような顔になりながら、カタナの方に振り向く。

 

「いくら幼馴染でも、限度ってものがあるとおもうな~」

 

 微笑みながら追い打ちを掛けるカタナに、唸り声を上げるロール。

 ユースケは、頭を掻きながら、いつも通りだなと実感する。こんな事は、何時までも続く訳ではないと解っているが、それでも望んでしまうのは、贅沢なのかと思ってしまう。

 のだが、そんな出来事も、一瞬で終わってしまう。

 

「ユースケ、大変だぞ!!」

 

 外から聞こえた怒鳴り声に、3人とも外へ視線を向ける。

 そこには、砂埃を上げて走ってくるユースケのパートナーロボポン・ロボゼロが迫ってきていた。

 

 

 

 

 

 

 原作者:下田淳&レッド・エンタテインメント/タモリ はタル

 

 

 

 

 

 

「ふぁざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!」

 

 昼に差し掛かる時間帯に、一つの怒鳴り声が上がる。

 場所は、ユースケの祖父であるじいちゃん事、スポロが設立した会社『スポロロボテック社』の社長室である。

 

「じいちゃんの会社が潰れるのはともかく、何で俺のガレージまで差し押さえになるんだよ!? 一応、会社とは別枠だろうーが!! っていうか、俺の名義の筈だろう」

「確かに、会社は分るけど、ユースケのガレージは範囲外の筈よ? というか、何で借金があるのよ」

「私は部外者になるから、知らないのは当然だけど」

 

 と、3者の反応である。

 が、差し押さえに関しては、法的に問題あるか無いかはおいて置くとして。問題は、借金の額であった。

 

「何で、10億の借金なんて……何時の間に作ったんだよ」

 

 右手で顔を覆いながら、ため息を吐くユースケ。

 だが、このスポロは、とんでもない事を口にする。

 

「いやぁ、連帯保証人に、ユースケの名前を――」

「マテやゴラァ!? って事は、俺も自己破産しないといけないじゃん!? それ以前に、ロボゼロ手放す事になるぞ!? 真面目にどーすんだよじいさん!?」

 

 ユースケは、思わず祖父の胸ぐらを両手で掴んで叫ぶ。

 それを見て、慌てて止めに入るカタナとロルが止めに入る。

 なお、一緒にいたロボゼロは、社長室に置いてあった借金の資料や破産後の扱い、ロボポンの処遇に関して調べていた。

 一応、ロボポンは、ロボットポンコッツ法によって人間と同様の権利が与えられて、保障されている。

 だが、ロボゼロは本来存在してはならないロボポンであり、王家の権限によって、他のロボポンより厳しい権利で存在しているのである。

 故に、本来なら人権とほぼ同様のロボ権でなく、モノに近い扱いである。ので自己破産の場合、手放さなければならないモノに指定されてしまうのである。

 なので、スポロの締め上げはユースケに任せ、ロボゼロは権利破棄回避の術を探す事に集中したのである。

 が、それらを全て止める声が、外から響き渡る。

 

『スポロのじいさん、出てこいや!!』

 

 トランジスターメガホンによる声であり、その場にいる全員が、聞き覚えのある声でもあった。

 ので、全員急いで外に出る。

 そこには、片手に防水型トランジスターメガホンを持った大柄の男と、モヒカンのヒョロイ男が2名。最後に、真っ黒な三角帽子に、両手と仮面を着けたロボポンが1体いた。

 

「ビスコ!? って事は、10億の借金先って!?」

 

 ユースケたちは、一斉にスポロに視線を集中させる。

 それにビビるスポロであったが、ビスコから声が掛かる。

 

「おい、ユースケ。ちょっと良いか?」

「あ? って、なぁ、何だよ?」

 

 困惑した顔をしたビスコに、これまた困惑の顔で返答するユースケ。

 だが、次の一言で、思考がフリーズする。

 

「10億って何のことだ? 家からは、1億しか貸して無い筈だが?」

 

 ユースケに続き、カタナもロル、ロボゼロですらフリーズする。

 そんな中、スポロだけは、抜き足差し足忍び足の如く、その場から音もなく離れようとしていた。

 が、黒い影が、その行き道を塞ぐ。

 

「ご主人様、仕立て人を確保しました」

 

 猫を捕まえたかのように、首根っこではなく、腰のズボン辺りを捕まえて差し出すノロイダー。

 その瞬間、逃げないように囲い込みを掛けるユースケたち。ビスコとノロイダーも、それに協力する。10億という額が、何気に気になった結果である。

 

「おう、じじい」

「はい」

 

 正座の状態で滝の様な汗をかくスポロだが、ユースケは関係ないと言わんばかりに、圧力を掛けて言葉を放つ。

 追加で、スポロの後ろにいるロボゼロも、手を片手だけでコキコキと鳴らす。

 

「話せ」

「はい」

 

 観念して話した結果――借金を返す為に、他の大陸から仕事を受けようとしたが、奇跡的に大口から依頼が舞い込む。

 で、仕事内容は、違法性もない真面な内容であり、半年で完了して出荷。

 後は依頼料を貰う段階になり、届いたものが破産申請の通知と負債。

 おかげで10億に膨れ上がったのが昨日の出来事。

 借金を返す為に、一発逆転に失敗したのである。頭が痛い内容である。

 思わず、四つん這いになってしまったユースケ。さすがのビスコも、声を掛けられない状態である。

 

「とりあえず、9億は私の方で、可能な限りやってみるから」

 

 という、カタナの一言で、何とか復活を果たすユースケ。

 9億の借金は、一応詐欺なので、上手くすれば軽減する事が出来るかもしれないとの事。

 ただ、多重借金で、担保が会社に当たる筈なので、ビスコの回収に待ったが掛かってしまったのである。

 そこでノロイダーが、進言する。

 

「ご主人様、1億という額を短期間で返すのは、至難の業。ここは利子の定期採取をしつつ、それなりの期間を設けては如何でしょうか?」

「む? 期間限定の採取か……まぁ、すぐに返して貰わないと困るほど、傾いている訳じゃねーな」

 

 と、ヒョロイ男――ビスコの子分で髪が横向きになっている男、ヒサシに防水型トランジスターメガホンを渡し、腕を組んで右手を顎に添える。

 少しムンムンと唸り、ユースケに顔を向ける。

 

「おい、ユースケ」

「なんだよ、ビスコ。持ってくなら持ってていいが、ロボゼロだけ、何とかなんねぇ?」

「うんなことより、お前――」

 

 やさぐれた声を出すユースケを無視して、ビスコを指を刺して言う。

 

「今から社長になれ」

「…………え?」

 

 この一言により、ユースケはスポロロボテック社の社長になる事になった。

 借金は、1億円――だが、カタナの結果次第では増える借金であるが、とにかくまずは1億円を返済する事になる。

 その解決方法として、知名度が低いスポロロボテック社では、期間が設けられても届くかどうか怪しい額である。

 だが、なお売る為にも金が掛かるし、金を掛けても客が来なければ意味がない。しかも、実績らしい実績がないので、来ない確率が高いのである。

 なので、簡単に実績を作る為に、グレイテストに参加してトップを目指す事に。

 文章や言葉では、本当に簡単である。だが、その為には、ロボポンと共に戦わなければならず、現在ロボゼロ1体のみ。

 グレイテスト戦問わず、基本4体4の戦いなのであり、あと3体のロボポンが必要なわけである。

 まずは、仲間探しからとなるが、後にテール王国どころか、島全体を巻き込む出来事に関わる事になる。

 

 

 

 

 

 ロボットポンコッツ黒

 

 

 

 

 ユースケは明日を求め、ロボゼロは過去と向き合う。




 短編で前書きに書いてある通りである。
 なお、ビスコの子分の名前もオリジナルです。
 突っ込みどころが多いですが、出来ればスルーでお願いします。
 ちなみに、カタナのくノ一型のデザインですが……ヒロイン増やすのあれだから、ヒロインその2で出そうとした閃乱カグラの雪泉にしようかな。
 特別仕様で、特別製の極薄カバーで、ロボット特有の機械間接が隠されている設定で。
 ……ありかもしれんな。エロは出来ないが、恋愛に関してなら無問題だし。
 もしエロに走るなら、安定安心のスポロじいさんの魔改い――げふんげふん。
 ともかく、続くかは不明ですので、ご了承願います。
 反共大きければ、やるかも。
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