しれませんが。
十六夜咲夜好きなので、メインは咲夜で紅魔館の中での話に
したいと思ってます。キャラの性格とか間違ってたら指摘してください。
俺は家を出た。それは夏休みの出来事で俺、新道亮介(しんどうりょうすけ)は普段から
引きこもりで、部屋でずっとゲームばかりしていた。
学校にもあまりいかず、親にはほぼ見捨てられていた。そんな中でついに
親から夏休みにバイトもしないなら出ていけと言われ、俺は着替えと携帯ゲームを
持って、本当に家を出た。
最初は公園で時間をつぶしていた。お金はあまりないので、一日一回だけ
飯を買い、食べていた。
さすがに、それが数日も続くと、体力のない引きこもりにはつらく
家からだいぶ離れたとある神社に入った。
そこはよくある神社なのだが、どこか不思議な空間の様な気もした。まぁ
それは俺がオタクでゲーマだから、神社といえば、過去に飛ばされる
などと思っていたからだ。
でも、現実にはそんな事はおきないのもわかっていたが、それは
起きてしまった。
俺は何もすることがなかったので、辺りを散策していた。すると
一つの鳥居があった。俺は興味本位でその鳥居をくぐった。
そしたら、急に目の前が光だし、目を閉じ俺は意識を失った。
――
どれぐらい経ったかわからないが、俺は意識を戻し、少し目を
開けた。そこには女の子が二人居た。俺はまだはっきりと
起きてないので、二人が何か話しているのも聞き取れなかった。
少しして、俺が目を半分ぐらい開けているのに彼女達は気づき
声をかけてきた。
「お!生きてるか?」
「大丈夫?」
俺もようやく目が覚め、上半身を起こした。そして、目に入って来た
光景は和室の様な場所だった。
「えっとここは?」
「起きたわね。ここは私の家よ」
「キミの家?」
「そう、博麗神社よ。私は博麗霊夢、こっちはただの客」
「こらっ!客ってなんだ。私は霧雨魔理沙、魔法使いだ」
「魔法使い?博麗神社?なんか聞いたことないの
ばかりだ」
「それはそうでしょうね。ここはあなたの居た場所とは
違う世界だから」
「え!?違う世界」
「ええ。あなたの様にたまに人里から迷い込んでくる人が
居るのよ。だからめずらしくはないんだけどね」
「そうそう。だからお前も気にすることないぞ」
「そうは言っても、俺、帰れるんですか?」
「もちろん。すぐに帰れるけど、ここに来た事は内緒に
してもらえる?それが守れないなら返すわけには
いかなくなるけど」
「それは守れます。俺、誰とも話せる人がいないから」
「話せる人がないって、家族とかにもか?」
「うん。俺、家を出て来たんだ。それで、知らない
場所に行って、神社に入って、鳥居をくぐったら意識が
なくなったんだ」
「そういうこと。それで、どうするの?内緒にできるなら
返してあげるけど」
「・・・あの、ここって神社ですよね。だったら俺を
おいてもらえないですか?掃除でもなんでも働きますから」
「いきなりね。どうしょうかしら」
「いいんじゃないか?どうせ霊夢は普段掃除とかあまり
しなんだし、あそこのメイドみたいに雇ってやれよ」
「悪かったわね掃除しなくて。でも、うちで雇えるほど
余裕があるわけじゃないし」
「ああそれもそうか」
俺は二人の会話を聞いて少し戸惑った。確かにここは
神社だが、人を雇える余裕はなさそうにも見いた。
あきらめて帰ろうかと思ったが、魔理沙が
思いついた様に話した。
「だったらそのメイドに頼んだらどうだ?」
「頼むって、彼をあそこで働かせたいって?
聞いてくれるかしら?」
「まぁ強引にでもおしつければいいじゃねぇか!
私が聞いてきてやるよ。ちょっと待ってな」
「ちょっと魔理沙!?」
魔理沙は箒を出し、空を飛んだ。俺はその光景に
驚いていた。本当に魔法使いだったんだと。
魔理沙が戻ってくる間、俺は霊夢と話をし、ここが
幻想郷と言われている場所だと知った。
それから三十分程して魔理沙が戻ってきた。
「連れて来たぞ霊夢」
「まったく、無理やり連れてくるなんて」
「そういうな。悪くない話じゃないと思うぜ」
魔理沙の後ろにいたのはメイドの姿をした女性だった。さっきも
メイドの話をしていたのでまさかとは思ったが本当に
居たとは驚きだった。
「あなたがうちで働きたいという人?」
「は、はい。俺は新道亮介と言います。えっと、俺
家に帰りたくなくて、それで」
「なるほど、家出なのね。でも、そんな人じゃすぐに
帰りたくなるんじゃなくて?」
「いや、俺は本当に帰りたくないんです。もう、決めたんです」
「どうやら本気の様ね。でも、それならここで面倒を
見てあげれば?」
「それができたらあなたを呼ばないわよ」
「それもそうね。ここじゃ雇える余裕なさそうだし」
「ほっときなさい」
「しかたないわ。彼を引き取ってあげる。でも、ダメだったら
ここに返すわ」
「ええ。その時は彼を元の場所に返すわ」
「それじゃ、行きましょうか。私は十六夜咲夜。紅魔館の
メイド長をしているわ。あなたを受け入れるかどうかは、主の
お嬢様が決めるわ。覚悟ができたのならついてきなさい」
「・・・わかりました。行きます」
「じゃぁ行きましょう」
そうして俺は十六夜咲夜に連れられてその、紅魔館という
所に向かう事になった。