真剣に私と貴方で恋をしよう!! 外伝? ~毎日が記念日 365日の小噺~ 作:春夏秋冬 廻
・6月1日 『スーパーマンの日』
「なあゲンさん。今日は『スーパーマンの日』。1938年の今日に創刊したアメリカの雑誌『アクション・コミックス』でスーパーマンが連載した日なんだってさ」
「いきなり話しかけてきたかと思えば、そんなくだらねぇ事知るかよ。つーかスーパーマンなら俺たちの目の前にいるじゃねぇか」
「まあ、そうなんだけどね」
「今もクリス相手にチェスをしつつ一子に勉強を教えているし、風間と将棋をさしつつモモ先輩と弁当食ってるんだぞ」
「確かに器用にこなしてるけどそれはスーパーマンと言うんだろうか? でも確かに兄弟と姉さんならアメコミに出てくるヒーローなんざ片手で捻りそうだけどな」
「どうしようもない空想を推測しても意味ないぞヤマ。なんだったら囲碁でもするか?」
「「聞こえてたのかよ……本当に桁はずれな奴だな……」」
(今日はみなとそふとの設立日だそうで)
・6月2日 『裏切りの日』
「今日はあの有名な本能寺の変が起きおた事で『裏切りの日』とされているらしいんだとさ」
「それをアタイに言ってどうするんだよ」
「それについはて私も同意見です」
「いわゆる下克上ってやつだよ。『女王蜂』も『猟犬』もやってみたらどうだ?」
「ふざけてんのかテメェは!? あぁ!?」
「笑えない冗談はほどほどにしていただきたいですね暁神。軍において下士官は上官の命令には絶対服従なのです。そこに疑問をはさみこむ余地などありません」
「アタイだって英雄さまを心底お慕いしてんだよ。んな馬鹿げた事するかよ」
「したらしたであんたはヒュームさんに一撃のもとに葬られるの分かり切ってるもんな」
「うるせぇ。っていうかテメェ、なんでヒュームと知り合いなんだよ。事あるごとにお前の名前を出されて比べれられてこっちはいい迷惑だぞ」
「知り合いはい知り合いだけど……気に入られるようなことしたか?」
「「変人は変人を呼ぶ。まさに類は友を呼ぶだ」」
「2人には言われたくないぞ」
・6月3日 『雲仙普賢岳祈りの日』
「今日は『雲仙普賢岳祈りの日』。1991年に長崎の雲仙普賢岳で大火砕流が発生して亡くなった人たちを追悼する日だな」
「アタシたちはまだ生まれてないわね」
「姉さんが生まれた年だしな。俺たちが生まれる1年前の事だよ」
「悪かったな。私だけお姉さんで」
「ひとりだけ無駄に年取ってるしね」
「あ? なんか言ったか大和?」
「いえいえ何も言ってませんよハイ」
「でもあれよね。お姉様とジン兄なら火山の噴火を止める事が出来そうよね。今は富士山が噴火するかもって噂があるけど、2人がいれば安心だわ」
「ドーンと任せろ妹よ。ジンが絶対に何とかするから大船に乗った気分でいろ」
「兄弟任せかよ姉さん……でも確かに出来そうで怖いよな」
「言いたい放題だなお前ら……」
(注・話の年代は原作の2009年が基本です)
・6月4日 『ゲルニカ製作』
「1937年の今日、6月4日はかの有名な画家、ピカソがゲルニカを製作した日なんですよ」
「おお~! ゲルニカゲルニカ! あれって凄いよね~!」
「俺には何が凄いのか全く分からん」
「それは準の精神が穢れているからだよ~。ボクはあの絵から凄いオーラが見えるもん」
「相変わらずユキはその辺すごいよな」
「ところで準。貴方はピカソの本名を知っていますか?」
「本名って……パブロ・ピカソじゃねぇのか?」
「間違いではありません。ですがフルネームは『パブロ・ディエーゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピーン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・ピカソ』なんですよ」
「なんだその長ったらしい名前は!?」
「ピカソの洗礼名らしいですよ。聖人や縁者の名前を並べたものらしいですからね」
「準も同じぐらい長い洗礼名を受けた方がいいんじゃない? そしたら汚れ切った精神が少しは浄化するんじゃないかな~?」
「例え誰に何を言われようとも! 俺の小さい子を愛でる精神は! 六道輪廻を廻ろうとも朽ち果てる事はない! 故に洗礼名など必要ないのだ!」
「全力で駄目な事言ってるね」
「さすが準です」
・6月5日 『老後の日』
「緋鷺刀」
「なに、凛奈さん?」
「私はいずれ石川県に住みたい」
「いきなりだね。いったいぜんたいどうしたの?」
「決まっている。石川県には日本一と称される温泉宿『加賀屋』があるからだ。それにやはり加賀温泉郷はいい所だと思ってな。老後はゆっくりと温泉三昧な暮らしをしたいんだ」
「老後って……まだ当分先の事だよ? 今から考えていてもしょうがないと思うんだけど」
「なに、今日は6月5日で『老後の日』だからな。ふと思っただけだ。それに私はお前の面倒をいろいろ見てきたんだ。老後の面倒をお前に頼んでも罰は当たらないと思うんだが?」
「……まあ、頼まれなくても面倒は見るけどね」
「それに由紀ちゃんの出身地だ。いずれ一緒になるなら出来るだけ実家が近い方がいいだろ?」
「結局それを言いたかっただけだよね?」
・6月6日 『恐怖の日』
「今日、6月6日は『恐怖の日』。かの有名な新約聖書に編纂されているヨハネの黙示録の一説にある獣の数字とされれる666に因んでいる。その一節とは13章18節の『また凡ての人をして、大小・貧富・自主・奴隷の
「京極……蘊蓄はいいがやるなら自分の教室でやれ。朝っぱらから迷惑だ」
・6月7日 『母親大会記念日』
「面白いね。今日って『母親大会記念日』なんだって」
「なんだそりゃ?」
「いろいろ理由はあるけど、詳しく言っても分からないと思うからそんな日があるって思ってくれればいいよ」
「そういえばヤマ、咲さん元気か?」
「また急だな。いったいどうした?」
「いや、帰ってきてから話もしていないのヤマの両親だけなんだよ。モモの両親と翼さんには電話で話したからさ。でも母親か……実際にはどんな感じなんだろうな」
「僕も記憶にないから分かんないな」
「そういえばタカはお母さん亡くなってて、ジン兄は顔すら知らないんだったっけ」
「僕にとっては凛奈さんが母親の様なものだしね」
「本人の前でそれを言ったらぶん殴られたりしてな?」
「もう何度も殴られてるよ。小学校低学年の頃なんかしょっちゅう『お母さん』って呼び間違えちゃってたからね」
「「「「ホントに呼んでたのかよ!?」」」」」
(凛奈さん、実はお母さんと呼ばれて内心嬉しかった事をここで書いておきます。なお、大和母の名前は直江咲です)
・6月8日 『ヴァイキングの日』
「ねえマイスター、今日は『ヴァイキングの日』なんだよ」
「なに!? それならさっそく行くぜ!」
「食べ物の『バイキング』じゃないよ! 北欧の海賊の方の『ヴァイキング』だよ! お前ちょっとは食べ物の事から頭離したらどうだよ!?」
「い、いきなりキレるなよ」
「いけないいけない、僕とした事がついコーフンしちゃったよ。あのね、なんで今日が『ヴァイキングの日』かというとね、793年の今日6月8日にヴァイキングの活動が最初に記録に登場したからなんだ――――イギリスにあるリンディスファーン島の修道院を襲撃した事を皮切りに、スカンジナビア人によるイングランの侵略が始まったのだ。ヴァイキング……いい響きだ。私も自由に大海原を航海したいものだ。そして襲撃してくる敵を斬っては捨て斬っては捨て……ハァ、ハァ、き、斬りたい。何でもいいから斬ってみたいぞ!」
「説明の途中で第2形態になるなよ! そんでもって物騒な事を言うんじゃねぇ!」
(さり気にクッキー初登場?)
・6月9日 『ポルノの日』
「諸君! 今日は『ポルノの日』である!」
『『『『童帝!!』』』』
「その理由も諸君なら分かっているだろう。そう、6月9日は――――」
「ハイハイそこまで。それ以上は規制掛っちゃうからこっちじゃ乗せられなくなるから注意しな」
「まあいい、つまりそういう理由で『ポルノの日』なのだ」
「悲しいかな。誰1人として経験した事のない奴らばっかだけどな」
「そもそも経験してたらこの宴に参加なんかできやしねぇだろ」
「俺は経験あるけどな」
『『『『なかったら逆の意味で尊敬するよ』』』』
「……普段は尊敬されていないって事かよ、トホホ」
(シモですみません。でも1度は魍魎の宴を書いてみたかったのですよ)
・6月10日 『夢の日』
「今日は『夢の日』というものらしいが、みんなは小さい頃はどんな将来の夢を持っていたんだ?」
「その『小さい頃』ってのがいつを指すかにもよると思うんだが……」
「10歳ぐらいの時にしよう。自分はケーキ屋さんになりたかったな」
「私は大和のお嫁さん」
「さすが京ネェさんはブレがないぜ。ちなみにまゆっちの夢はたくさんの友達に囲まれる事だったぜ」
「今も囲まれるほどのお友達はいないんですけどね……ううっ」
「まゆっち……相も変わらず涙を誘う昔語りだな」
「俺も昔から変わってないぜ! 世界を股に掛ける冒険家!」
「キャップもブレないな。で? 大和は昔はどんな夢を持っていたんだ?」
「…………忘れたよ」
「妙に引っ掛かる間だな。オイ、忘れたふりはいけないぞ」
「ククク……大和は昔こう言っていたよ。『今の世の中は腐りきっている。それは何故か? 政を取り仕切る政治家が腐っているからだ。必要悪は確かに大事だ。だが多すぎればそれは周囲を汚染する細菌でしかない。だが今の政治はそれがまかり通っている。故に俺はこの日本を変えるために政治家になろうと思う。そう、それこそが俺がこの世に生まれた
「人生の汚点を蒸し返すな!」
・6月11日 『傘の日』
「なあジン、今日は『傘の日』らしいぞ。どうしてか知ってるか?」
「6月11日が雑節の1つ『入梅』になる事が多いからだろ。実際の梅雨入りはその年の気候や地域によって違ってくるが、まあ農家の田植えの目安のようなもんだな」
「さすがジン。よく知っているな」
「で? お前が今日傘を持ってこなかった事のその真意は?」
「相合傘がしたかったからに決まってるだろ!」
「予想通りの答えありがとさん」
「なんだよ~。可愛い美少女な彼女と相合傘するのが嫌なのか~?」
「そんな事は言ってないだろ。もちろん嬉しいぞ」
「姉さんに兄弟……蒸し暑いのに朝からさらに暑くしないでくれ、頼むから」
(そう言えば6月には『松風月』という異称があるそうです。『って事はオラの月って事だな』)
・6月12日 『額縁の日・恋人の日』
「ハイ大和。これをあげる」
「京の写真が入った写真立て……いったい何だ?」
「何も言わずに大和の写真が入った写真立てをちょうだい? 今日は『額縁の日』って言ってね、全国額縁組合連合会が制定した友達同士でお互いの写真の入った写真立てを交換し合って友情を確かめる日なんだよ」
「……何やら微妙に引っ掛かる所があるが、突っ込む事でもないか。まあそれくらいなら明日にでも用意するが」
「出来れば今日ほしいの!」
「……オイ京。どうしてそんなに力を込める必要があるんだ?」
「え? えっとそれはね――――」
「今日は『額縁の日』じゃなくて『恋人の日』だよ。全国額縁組合連合会が制定したのは違いないが、縁結びの聖人アントニウスの命日の前日である今日を、恋人同士が写真立てに写真を入れ交換しあう風習があることから制定されたんだ」
「京?」
「なんでバラすのジン兄!? せっかく上手くいきそうだったのに!」
(そう言えば今日はクローン3人、義経、弁慶、与一の誕生日ですね)
・6月13日 『鉄人の日』
「今日はプロ野球の衣笠選手が2131試合連続出場を記録して、世界記録を更新した日から『鉄人の日』になっているんだって」
「鉄人といえばこのタフガイな俺様の事だな」
「いやいや、どう考えてもジン兄やモモ先輩の事でしょ」
「あんなんのと一緒にすんなよ。ありゃゼッテェ物理的にも『鉄人』だろ。下手すればダイヤモンドより硬ェかもしれねぇぞ」
「ハハハ、誇張表現じゃないのがまた怖いよね」
「素手で銃弾掴んだり、それこそダイヤモンドを握り潰す姿がすぐにでも想像出来るぜ」
「面白い事言っているなガクトにモロロ。なんならこの手でお前たちの頭を握り潰してやろうか?」
「モモー、お仕置き程度にとどめておけよ」
「「ぎゃあぁぁぁ!」」
・6月14日 『キスデー』
「なあジン」
「なんだモモ」
「キスするぞ」
「いきなりだな。ってかこのやり取り少し前にもやったよな?」
「なんだよ、やっぱイヤなのか?」
「そんな事ないって言っただろ」
「じゃあ今日は私からするぞ」
「いつも本当に思うんだが誰かお願いだからジン兄にひと言言ってくれよ大和」
「誰かと言いながら大和にお願いしてるよガクト」
「今日は『キスデー』。恋人同士が人前で堂々とキスもいい日なんだよ。という訳で大和、私とキスをしよう」
「オイ、大和と京は恋人同士じゃないだろ」
「おお、珍しくクリがっ突っ込んだわ」
「というか本当に誰も止めないんですね」
「止めたところで無駄だって分かってるらだよ。まあ後でジン兄に少しは苦言を申請した方がいいとは思う受けどね」
「ZZZzzz」
「ハァ……この光景を当たり前のように受け入れ始めてるファミリーにも、いくらか問題があるような気がするのは俺の気のせいか?」
・6月15日 『源義経自害の日』
「そう言えば今日は源義経が死んだ日なんだよな」
「う……」
「衣川で藤原泰衡の襲撃を受けて館で自害したのが確か1189年の今日だったな」
「で、でもな与一、当時は旧暦だから実際は4月30日なんだぞ?」
「旧暦だろうが新暦だろうが日付が違ってようが、その時に起きたってことには変わりねぇだろうが」
「うぅ……」
「しっかしアレだよな、時の英雄も終わってみればただの反逆者扱い。これだから世の中ってのは不条理に出来てんだよ。生きて栄光を手に入れるのは所詮は悪知恵を働かせたずるい奴らばっかなんだ。馬鹿正直に生きる奴が文字通り馬鹿を見るのさ」
「うぅぅ……」
「よ~い~ち~」
「あ、姐御!?」
「義経を泣かせるなんていい度胸してるねぇ。なんだったら今日、今この時をお前の命日にしてあげようか? 誕生日の3日後に命日ってのも結構乙なもんじゃないか、なぁ?」
「ギブ! ギブ! 優しい語り掛けとは正反対なアイアンクローをやめてくれ! 頭蓋骨が潰れ――ギャァァァ!」
(今日は2次元世界渡航を夢見る男、大串スグルの誕生日でもありますね)
・6月16日 『和菓子の日』
「今日は『和菓子の日』なのよね」
「そうなんですか?」
「語呂合わせでもないのになんで今日なのってカンジ~」
「あのねぇ、なんで今日かって言うと、848年6月16日に菓子類を神前に供えて疫病を退けて健康招福を祈った『嘉祥菓子』っていう出来事にちなんで制定されてるの」
「さすが和菓子屋の娘ですね千花ちゃん」
「なんかチカリンが難しい事知ってるのって意外~」
「羽黒、あんた絶対に私を馬鹿にしてるわよね」
「そもそも、その『かしょう』ってどういう意味なのよ~」
「そ、それは……」
「『嘉祥』というのは『めでたいしるし』という意味だよ。昔、それこそ明治の頃までは『嘉祥の日』、あるいは『嘉祥の祝』っていう疫を逃れ健康を願い菓子を食べるめでたい行事として貴賎関係なく行われてたけどな。まあ『和菓子の日』ってのはこの『嘉祥の日』を名前を変えて復活させたんだよ」
「そうなんですか。暁君は本当に物知りですね」
「……っていうか、暁君はどこであんな知識を手に入れてるのかしら」
「……分かんない系~」
・6月17日 『足利義輝殺害の日』
「そう言えば久信さん」
「ん~? 何かな暁君」
「今日って6月17日ですよね?」
「そうだね。それがどうかしたのかい?」
「1568年の6月17日、当時は旧暦なので正確には永禄8年の5月19日なんですけど、何があったか知っていますか?」
「ん~? 何かあったのかな? 僕は歴史はあんまり得意じゃなんだよね」
「歴史的事件が起きているんですよ。あの
「え?」
「剣聖将軍とまでいわれた当時の将軍を大軍をもって襲撃してこれを討った。それほどまでに義輝殺害が重要だったってことでしょうが、その辺のところどう思います?
「え? えぇっと……その~」
「ああ、別にその辺で聞き耳立て返答を逃れようとしている松永先輩でもいいですよ?」
「ゴメンおとん! 私はこれから納豆の行商に行ってくるよ! な~っとう!」
「そりゃないよ燕ちゃ~ん!?」
「ちょっとイジメすぎたかな」
・6月18日 『考古学出発の日』
「今日は『考古学出発の日』なんだが」
「大森貝塚を発見、発掘したアメリカの学者さんが来日した日で、大森貝塚の調査が日本で初めての科学的発掘調査になって日本の考古学の出発点になったから制定されたんだよね」
「ヒロの言う通りだけどそれがどうかしたのかヤマ?」
「ふと思ったんだが兄弟、『暁の里』みたいなものはないのか?」
「なんだいきなり」
「いやだって、暁の一族って遡れば紀元前から続いているんだろ? それこそ学術的に物凄い価値があるんじゃないかと思ったんだ」
「なるほど。一理あると僕も思うな」
「あのなヤマ、ヒロ。確かにそうかもしれないしあるかもしれない。けど忘れてもらっちゃあ困るんだが俺は捨て子だぞ? あったとしても知ってるわけないだろ」
「「あ……どうもすみませんでした」」
・6月19日 『元号の日』
「今日は『元号の日』なんだって」
「『元号の日』ですか?」
「なになに? 何かの記念日なの?」
「うん、645年の今日、日本で初めての元号『大化』が定められたんだ」
「元号って……今の『平成』とか1つ前の『昭和』とかだよね? 645年って事は大化の改新で初めて登場したって事なんだ」
「大和田さんの言う通り、中大兄皇子が『大化』を定めたって伝わってるね。ところでさ、今までの日本の歴史で元号っていつくあったか知ってる?」
「えっと……100個ぐらいでしょうか?」
「247もあったんだって」
「「そんなのにも!?」」
「大化から始まり、白雉・朱鳥・大宝・慶雲・和銅・霊亀・養老・神亀・天平・天平感宝・天平勝宝・天平宝字・天平神護・神護景雲・宝亀・天応・延暦・大同・弘仁・天長・承和・嘉祥・仁寿・斉衡・天安・貞観・元慶・仁和・寛平・昌泰・延喜・延長・承平・天慶・天暦・天徳・応和・康保・安和・天録・天延・貞元・天元・永観・寛和・永延・永祚・正暦・長徳・長保・寛弘・長和・寛仁・治安・万寿・長元・長暦・長久・寛徳・永承・天喜・康平・治暦・延久・承保・承暦・永保・応徳・寛治・嘉保・永長・承徳・康和・長治・嘉承・天仁・天永・永久・元永・保安・天治・大治・天承・長承・保延・永治・康治・天養・久安・仁平・久寿・保元・平治・永暦・応保・長寛・永万・仁安・嘉応・承安・安元・治承・養和・寿永・元暦・文治・建久・正治・建仁・元久・建永・承元・建暦・建保・承久・貞応・元仁・嘉禄・安貞・寛喜・貞永・天福・文暦・嘉禎・暦仁・延応・仁治・寛元・宝治・建長・康元・正嘉・正元・文応・弘長・文永・建治・弘安・正応・永仁・正安・乾元・嘉元・徳治・延慶・応長・正和・文保・元応・元亨・正中・嘉暦・元徳・元弘・正慶・建武・延元・興国・正平・建徳・文中・天授・弘和・元中・暦応・康永・貞和・観応・文和・延文・康安・貞治・応安・永和・康暦・永徳・至徳・嘉慶・康応・明徳・応永・正長・永享・嘉吉・文安・宝徳・享徳・康正・長禄・寛正・文正・応仁・文明・長享・延徳・明応・文亀・永正・大永・享禄・天文・弘治・永禄・元亀・天正・文禄・慶長・元和・寛永・正保・慶安・承応・明暦・万治・寛文・延宝・天和・貞享・元禄・宝永・正徳・享保・元文・寛保・延享・寛延・宝暦・明和・安永・天明・寛政・享和・文化・文政・天保・弘化・嘉永・安政・万延・文久・元治・慶応・明治・大正・昭和・平成と変遷してきたんだ。どうだ、勉強になっただろう?」
「「………………」」
「うん、とりあえず何から突っ込めばいいかな凛奈さん」
(疲れました。本当に247あるかどうかは分かりません。決して数えないようにお願いします)
・6月20日 『健康住宅の日』
「今日は『健康住宅の日』だな」
「ああ? なんだそりゃあ? 家が病気になるのかよ」
「まさに馬鹿な発言、さすがガクトありがとう」
「どういてしまして――って馬鹿な発言ってなんだよ京!?」
「まんまじゃん。そもそも健康住宅っていうのはね、新築の家に引っ越しした時に住宅建材なんかから出る化学物質が原因で体調不良が起きるシックハウス症候群の発症を予防する事が出来ている住宅の事だよ」
「言ってる意味が分かんねーよモロ」
「「馬鹿だ」」
「オイコラ大和に京! 声揃えて言うんじゃねぇよ!」
「どうやって簡単に説明すればいいのかな……」
「心配するなタク。長男で実家があるガクには滅多な事がない限り縁のない話だ」
「それもそうだね」
「それで納得するなよ!?」
・6月21日 『竜馬が行く連載開始』
「兄弟って尊敬する人って聞かれると『坂本竜馬』って答えるよな?」
「それがどうかしたのか?」
「いや、今日って司馬遼太郎の代表作『竜馬が行く』が産経新聞で連載開始に日なんだよ」
「ああ、確か1962年の6月21日から1966年の5月19日までの約4年間の連載だったな。その後も単行・文庫本かされてるしな」
「よく知ってるな……やっぱり坂本竜馬が好きだからか?」
「特に好きって程でもなく、なんとなくなんだけどな……まあでも確かに坂本竜馬という人間の生き方には多少なりに興味はあるな。幕末の激動を終わらせ新しい時代を作るためだけに生きて死んだ、っていう生涯は正直に凄いと思うよ」
「俺としてはお前が『凄い』と感動する事自体が有り得ないくらい『凄い』と感じるぞ」
「……常々感じているんだがお前は俺を何だと思ってるんだヤマ?」
(はてさて、大和は神をいったいどう思っているのでしょうか?)
・6月22日 『ボウリングの日』
「うっしゃぁ! ストライク!」
「今日が『ボウリングの日』だからボウリングでチーム対抗の勝負。相変わらず安直だなキャップは」
「まあそう言うなクリス。これがいつもの風間ファミリーなんだからさ」
「でもジン先輩は参加しなくて本当によかったんですか?」
「ジン兄にボウリングをさせちゃダメ」
「何故なんだ? もしかしてジン兄殿はボウリングが下手なのか?」
「その逆。上手過ぎて勝負にならないし、勝負してても面白くないから」
「面白くない? あの京さん、確かに上手な方と勝負をして勝つのは難しいですが、面白くないというのは少しジン先輩に失礼では?」
「ジン兄って最高10ゲーム連続パーフェクトを出した事があるの。しかも私たちが止めて終わったから続けてたらもっと連続パーフェクトをしてた可能性が高い。どう? やる気なんて出てこないでしょ?」
「「さ、さすが……」」
・6月23日 『自衛隊機乗り逃げ事件』
「昨今、飲酒運転による事故が自動車運転過失致死傷罪なのか危険運転致死傷罪なのかで問題になっているが、実は飲酒運転に関してとんでもない事件が起きていたんだ」
「何が起きてたんだよ?」
「1973年6月23日に起きた自衛隊機乗り逃げ事件だ」
「なんじゃそりゃあ?」
「その日の午後9時頃、宇都宮市にある自衛隊北宇都宮駐屯地の滑走路からLM-1連絡機が離陸して大騒ぎになった。隊内の調査で同駐屯地に駐在していた当時20歳の整備員3等陸曹が飲酒の上、行方い不明になっている事が分かり、その3等陸曹が機体に乗って飛び去ったと判断されたんだ」
「なんつー事件だよ。飲酒運転のスケールがでかすぎだろ」
「ちなみに燃料が尽きて墜落したと思われているが、1ヶ月のに渡る捜索でも3等陸曹、機体ともに発見されず、同年8月1日付で3等陸曹は生死不明のまま懲戒免職にされたんだと」
「で? お前は何が言いてぇんだ大和?」
「ガクトも飲酒運転をするならこれぐらい世間を騒がせる大きい事をやってみろ。どうせいつかやるんだろうから」
「飲酒運転をやる前提で話すんじゃねぇ!」
・6月24日 『UFO記念日・空飛ぶ円盤記念日』
「今日はアメリカで初めてUFOが目撃された事から『UFO記念日、空飛ぶ円盤記念日』になってるんだって」
「そもそもUFOってどういう意味なんだ?」
「Unidentified Flying Object。未確認飛行物体の頭文字だよ。それぐらいは知っていようねガクト」
「その慈愛に満ちた目が俺様を馬鹿にしてるだろう京」
「そう言えば父様がよく軍のレーダーに所属不明な未確認の飛行体が映るって言っていたな」
「なにぃ!? ドイツではそんなにUFOがみられるのかよ!?」
「あ~あ。キャップの前でその発言はヤバいな」
「あの~、噂で聞いたんですけど、川神の上空にも時折未確認の飛行体が目撃されてるって本当なんですか?」
「あ、それは私や揚羽さんだな。時々だがショートカットするために空を跳ぶ事があるんだ」
「「「「「「「「……」」」」」」」」
「さすがお姉様! 凄いわ!」
「モモ、自重しろ」
「そういうジンだってやろうと思えばできるだろ?」
「否定はしないがそう頻繁にやるな」
「出来る事自体が既に人間の域を超えてるような気がするんだけどな……」
・6月25日 『指定自動車教習所の日』
「小梅さん。今日は『指定自動車教習所の日』で、公安委員会が指定した自動車教習所を卒業すると運転免許時の技能試験が免除される制度が定められた日だ」
「それがどうした」
「単なる豆知識だよ」
「そういえば凛、お前は大学に入った頃には既に免許証を持っていみたいだが、いつ教習所に通ったんだ? やはり高校3年の冬か?」
「いや私は教習所に通った事などないが?」
「は?」
「私の誕生日が4月3日なのは知ってるだろ? 川神学園を卒業してから大学入学まで暇だったので、簡単に教本を流し読みして誕生日翌日に直接運転免許試験場に行って1発で仮免取得、その後の路上運転でも1発合格して取得したんだ」
「……おい、それまで車を運転した事は?」
「あるわけない」
「……ゲームセンターでカーレースのゲームをやった事は?」
「そんな事もない」
「つまり、免許試験場で初めて車の運転をしたのにもかかわらず1発合格だったというわけだな?」
「その通りだ」
「……つくづく規格外だなお前は」
(凛奈さんの伝説の1ページです)
・6月26日 『露天風呂の日』
「今日は『露天風呂の日』らしいぞ」
「あ~そうらしいな。何でも6月26日を6・26で『
「というわけで今日は露天風呂に入らなければいけないんだ」
「根拠としては乏し過ぎないか?」
「なんだよ、私と一緒に風呂に入るのが嫌だって言うのか」
「そんな事は言っていない。言ってはいないが――――さすがに庭先で浴槽だけ運んでお湯を入れて、これを『露天風呂』というのはどうかと思うぞ。それにお前は恥ずかしいと思わんのか?」
「家からは見えないようにシートを張っているだろ。これ以上の妥協は嫌だからな。あ、お湯がぬるいぞ」
「はいはい。【
「ん~! いい湯だなぁ~!」
(後で絶対に鉄心さんに怒られるな……ハァ)
・6月27日 『メディア・リテラシーの日』
「『メディア・リテラシーの日』ねぇ」
「ああ、1994年に松本サリン事件が起きて、無実の人がマスコミに犯人扱いされる報道被害が起きたから制定されたんだよな」
「そうらしいな。ヤマは『リテラシー』の意味は知ってるか?」
「確か『読み書き能力・与えられた材料から必要な情報を引き出し活用する能力。応用力』って意味だったよな。となると『メディア・リテラシー』って『メディアから必要な情報を引き出し活用する能力。応用力』って事になるのか?」
「まあそうなんだろうが、要はメディアの情報を鵜呑みにするなって事だろ。ちゃんと正しい情報を引き出して判断する、それと同時に周囲に強い影響力を持つ人や集団は、その影響がどう伝わるかを考えてちゃんとした知識をつけろっていう意味も込められてると俺は思うな」
「兄弟が言うと物凄く説得力があるな」
(神ってある意味で物凄い影響力を持っていそうですよね)
・6月28日 『パフェの日』
「ん~このパフェはいつ食べてもおいしいな~」
「そうですね。ところで伊予ちゃん、今日はいったいどうしたんですか? いきなり『パフェを食べに行こう』だなんて」
「そうだったそうだった。あのね、実は今日は『パフェの日』なんだ」
「『パフェの日』ですか? つまりパフェという食べ物が生まれた日という事ですか?」
「それが違うんだよね。実は1950年の今日、プロ野球初の完全試合、パーフェクトゲームが達成された日なんだよ」
「やっぱり野球関係でしたね。でもどうしてそれが『パフェの日』に繋がるんですか?」
「あのね、『パフェ』ってのはフランス語で『完全な』、つまり『パーフェクト』っていう意味があるんだって。だから今日が『パフェの日』なの」
「そうなんですか。ところでその完全試合を達成された方は誰なんですか?」
「っ!?」
「え、えっと……伊予ちゃん……?」
「ふふ……ふふふ……ふふふふ……なんでこういうときっていつもあの金に物を言わせる球団ばかりなんだろうね……しかもベイの前身になった球団がプロ野球に参加した年ってのはどういう事なのよ? 対戦相手じゃなかったのが救いかもしれないけどホントあの球団は――――」
「……どうやら触れてはいけなかったようですね」
・6月29日 『星の王子様の日』
「ねぇねぇまゆっち、王子さまと言われるとやっぱりタカだよね?」
「……えっと」
「いきなりどうしたんだ京」
「実は今日は『星の王子さま』で知られるフランスの作家、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリの誕生日で『星の王子さまの日』なんだよ。で、なんとなくタカって王子さまっぽいなぁと」
「言われてみればそうだな。ファミリーの中で1番似合いそうだ」
「ジン兄もある意味で似合いそうだけど、どちらかといえば王様だし」
「あの風格は確かにそうだな」
「なんかえらい言われようなのはオラの気のせいかな」
「というわけで、やっぱりまゆっち的にはいろんな意味でやっぱりタカが『王子さま』だよね?」
「ノーコメントでお願いします!!」
・6月30日 『ハーフタイムデー』
「今日は『ハーフタイムデー』。1年もあと半分になる日だね」
「正確に1年の半分は7月2日なんだけどな。まあ6月が終わるという事で1年の半分といえば半分だけどな」
「しっかしあっという間だよな~。なんで1年は365日なんだろうな。もっと多くてもいいだろ」
「いやダメだろ」
「地学というか地球や太陽の自転や公転に喧嘩売ってるセリフだねキャップ」
「だってよ~。多い方がもっと遊べるじゃんか。こんな風にみんなと馬鹿騒ぎ出来るのってせいぜい学生時代だけだろ? なら1年が短いのは損じゃねぇかよ」
「結構いい言葉なのにどう見ても子供の我がままにしか聞こえないオラです」
「いけませんよ松風、キャップさんは思いの他真剣なんですから。ここは大人になりきれていないキャップさんを慈愛の目で眺めてあげるべきです」
「黛……いつも思うがお前は口調は丁寧なのに意外とキツイ事言うよな」
「「「「それがまゆっちだからね」」」」
「はうぅ……」