半分ほど食べ終わった頃に(レオだけ食べ終えてた…すげ〜早さだった…マジで)
すると、司波深雪とゆかいな下僕たち?が食堂にぞろぞろと入ってきた
あれ?なんでだろ⁈司波深雪がゆかいな下僕たち?を連れてこっちに来てるんだけど…
当たり前だよね?なんだって司波達也と司波深雪は兄妹なんだから…
なんとなく面倒くさくなりそうな予感がする
だって考えてみろよ
あのプライドの塊の森…森さ…森さ…あー…もう面倒いから森なんとか君でいいや
森なんとか君と二科生となんて相性最悪だろ…
そんなこんなで思考のなかにおちていたら司波深雪とゆかいな下僕たち?がこっちに来てしまった
「お兄様」
「深雪」
「私も今から昼食なんです。ご一緒してもよろしいですか?」
「ではここで」
と司波深雪は森なんとか君に断りを入れてこちらと合流しようとするがあえなく失敗
「え⁉︎ちょっと待ってよ。司波さん。二科生(ウィード)と相席なんて…一科と二科のケジメはつけようよ」
って森なんとか君は言っています。
それをきにオブラートに言っていた?(狭いとか邪魔しちゃ悪いとか言ってたけどオブラートなのかは疑問だけどね(笑))者たちも二科生と一緒に相席するのは相応しくないとか言い始めた
果ては食べ終わっていたレオに席空けろとか言ってる始末
バカなんじゃないの?そんな魔法力という人間の才能の一部で人間の優劣を決めるなんて
ていうかヤバイ
なにがヤバイかって?一科生様の身勝手で傲慢な一科生の態度と言い草に西城と千葉は爆発しかけてた
てか、雫さん⁉︎この状況で飯食えるとかマジぱねぇ〜尊敬します
ここで問題‼︎
穏便に解決する方法はなんでしょうか?3つの中から1つ選んで下さい
1.挑発する
2.飯食って逃げる
3.比企谷八幡が死ぬ
さて、正解は何番でしょうか?
って…なんで俺が死ぬの選択肢に入ってるんだよ⁉︎
いいや…とりあえず正解は2番の飯食って逃げるでした
司波達也命名司波兄もおんなじ考えに至ったらしい
俺と司波兄は急いで食べ終え席を立った
「深雪俺はもう済んだから先にいくよ」
「おい‼︎お前逃げる気か?」
なにやってくれてんの?この森ストーカー君
なんか語呂悪いな…まーいいか
とりあえず司波兄が穏便に解決できるようにしたのにふざけんなよ
マジなんなの?バカなの?死ぬの?
正直言って司波の方が強そうだぞ?
なんで分かるかって?なぜかというと
自分も少なからず体術は出来るからな…佇まいや歩き方などが古式系の体術に似てるからそうかと思ったというわけだ
とりあえずこの場をどうにかしないとな
「ここは食堂だそ?少しは静かにしたらどうだ」
と森なんとか君に言い放った
「は?お前は関係ないだろ!すっこんでろ」
うるせ〜な周り見ろよ
すげ〜見られてるのわかんねーのかよ
自称エリート(笑)に教えてあげるか
「周りを見てみろよ」
と言って森なんとか君は少々青くなっていた
「ここは食堂だ。皆が使う場所だ。これからは注意した方がいいぞ?」
そう言うと徐々に顔を赤く染めた森なんとか君を置いて俺と司波兄は食器を片付けに席を立った
それに続いて千葉や雫たちは慌てながらも席を立ち俺と司波兄と一緒に食器の片付けへと向かった
そこに残ったのは司波深雪命名司波妹と顔を赤く染めた森なんとか君とゆかいな下僕たちが残っていた
回想終了ーーーー
で……今に至るんだけどさてここで問題‼︎
ここはどこでしょうか?ヒント放課後だよ
正解は校門前でした!
なんで校門前にいるかだって?それは午後見学の最中(午後は司波兄たちと合流して見学した)雫が「一緒に帰ろ?」とか言ったからです
で校門前でなにをしているかというと
「ですから何度も申し上げているとおり…私はお兄様と帰る予定なんです」
そう司波妹強奪戦でした
てゆうか自分関係ないよね?よし帰ろう!そう思った矢先雫が服を掴んできた
「逃げない」
なんで逃げるって分かったんだよ⁈エスパーなの?
と話している内に司波妹強奪戦は終盤を迎えようとしていた
「いい加減にしてください!深雪さんはお兄さんと帰るって言ってるんです‼︎」
「みっ美月⁉︎」
「なんの権利があって二人の仲を引き裂こうっていうんですか?」
「…「引き裂く」っていわれてもな?」
「みっ美月一体何をっ何を勘違いしているの‼︎///」
「何故お前が焦る?深雪」
「え?焦ってなんかいませんよ⁉︎」
「そして何故に疑問系?」
この状況で惚気るとわ流石ブラコンって考えてたらなんか森なんとか君が
「これは1ーAの問題だ!他のクラスましてや二科生(ウィード)ごときが僕たち一科生に口出しするな‼︎」
ってお前何様なの?魔法力が秀でてるからって戦闘においても魔法研究においても優れてるわけではないのに…
人間の一部分が他人より優れてるからって……
「同じ新入生なのに今の時点でどれだけ優れてるっていうんですか?」
「知りたければ教えてやるさ」
そしたら雫が
「八幡止めて…」
え?俺止めなきゃいけないの?嫌だよ?面倒くさい
「拒否け…」
「当然ない」
さいですか
「いいだろう。よく見るといい…これが才能の差…ぐはっ」
森なんとか君魔法を発動しよう特化型CADに手を伸ばした隙に懐まで潜り込み腹を少し強めに殴った
腹パン成功
「お前……何しやがる」
「は?少し考えろよ。お前がやろうとしてたのは犯罪だぞ?」
そう言い放つと森なんとか君がどんどん顔が青くなっていた
「なにをしているんですか⁉︎」
「七草生徒会長‼︎」
「しかもあのひと(隣の人)は……」
「風紀委員長の渡辺摩利だ!君たちは1ーAと1ーEの生徒だな。事情を聞きます。起動式は展開済みです。抵抗すれば即座に魔法を発動します」
生徒会長と風紀委員長かよ…間が悪いな
お?司波兄が前に出たな…なんかあるのか?
「なんだ君は?」
「すみません…悪ふざけが過ぎました。」
悪ふざけとはよく考えたな
「悪ふざけ?」
「はい」
「森崎一門の《早打ち(クイックドロウ)》は有名ですから後学のために見せてもらうだけだったのですがあまりのスピードについ手を出てしまいました」
へ〜あいつの名字って森崎なんだ
凄くどうでもいいや
「なるほど…誤魔化されると思うか?」
「事実を言ったまでですから」
「誤魔化されはしな……」
「摩利。もういいじゃない」
「真由美⁉︎」
「ねぇ…達也くん。本当にただの見学なのよね?」
生徒会長に貸し作られたな…司波兄ざまぁ〜
「…はい」
「会長がこう仰られていることでもあるし、今回は不問とします。以後気をつけるように………
そうだ君!君の名前は?」
「1ーE 司波達也です」
「覚えておこう」
司波兄先輩にめつけられてやんの(笑)ご愁傷様です
「借りだと思ってないからな」
「思ってないから安心しろよ」
「僕は森崎駿。お前が見抜いたとおり森崎家に連なる者だ‼︎司波達也… 僕はお前を認めない!司波さんは花冠(ブルーム)雑草(ウィード)の中ではいずれ枯れてしまう。彼女は僕らといるべきなんだ…行こうみんな」
何様なのこいつ?さっき犯罪未遂したくせに
マジバカなの?死ぬの?
「やれやれ」
「お兄様もう帰りませんか?」
「そうだな…じゃあみんなで一緒に帰ろうか」
司波兄の発言により皆で駅まで帰ることが決定した
駅まで歩いてる途中司波兄が俺に声をかけてきた
「比企谷」
「なんだよ」
「お前って体術できるのか?」
「まーな」
「そうか」
達也と話してると西条が
「比企谷…言うのが遅くなったがさっきはありがとな」
「なにがだ?」
「さっき俺が起動中のCAD触ろうとしたのたすけてくれて…達也たちから聞いた話じゃ凄く危険なんだろ?」
「たまたまの偶然だ。気にすんなよ」
「偶然であろうと助かった。ありがとな」
「お、おう」
たわいもない話(八幡除く)で盛り上がり駅に着くと解散となった
は〜疲れた……もうこんなことはないと嬉しいな
八幡のこの願いは神に見放されてるのかわからないが叶えられずこれよりも大きな厄災が起こるのであることは今の八幡には知る由もないのであった