プリズマイリヤの無幻召喚がインストールっていうし。
なんか、いろいろ、いっぱいいっぱいなので、思いっきり、改稿してやろうかと思っている。
タイトルと行先は一緒の中身別物?かもしれない。
ノリと勢いで書く予定。
何もかも決まってない。
ただ、改稿したいって気持ちがあるだけ。
すみません。
改稿途中の駄文も見せるかと思います。
日に1行~数行とかしか追加できない自分が恨めしい。
聖杯戦争は終わった。
肉体と精神と魂の私が一つに融合し、王権も完全になり、
「岸波 白野」という人間として、このムーンセルの王として生活する。
・・・はずだった。
ムーンセルとは別の聖杯をみつけるまでは。
何がきっかけでそれを見つけたかは覚えていない。
あまりにも、ソレが衝撃的だったからだ。
白と黒
白くて黒い少女。
幼く、無垢な白い少女からあふれる黒い泥。
助けたい。無意識にそう思ってしまった。
「「「マスター」」」
彼女たちが私を止めたが、足を進める。
一歩、足が泥を踏む。
泥は、触れてはいけないものだった。
—殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す『
少女の声も聞こえてきた気がするが、それ以上の悪性情報に塗りつぶされる。
—死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね『助けて』死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
「「「マスターっ」」」
3人にひきあげられてなんとか、悪性情報の嵐から逃れる。
膝をついて、体を守るように抱きしめた。
痛い。苦しい。痛い。ものすごく痛い。
痛いなんてものじゃない。アレは呪いだ。人の、いや、人類を殺そうとする。人自身の呪い。
「ふむ。見つかってしまったか。」
その声はとても聞き覚えのある声。
赤いマントに黒いズボン。
「アーチャー。」
セイバーの声がする。
「アーチャーさん何を知っているのですか。ご主人さま。大丈夫ですか?」
キャスターの声もする。
「アーチャー。答えろ。アレはなんだ。私ではない破壊。いや。アレは破滅だ。なぜあんなものがある。」
アルテラの声もする。
「なんということはない。アレは聖杯だよ。」
ああ。理解してしまった。
アーチャーのいう通り。アレは聖杯だ。人の願いを破滅によってかなえる聖杯。
「聖杯・・・だと・・・。あんな汚れたものが・・・聖杯だというのか?」
セイバーが驚く。
「マスター。君に問う。君はアレを救いたいか?」
アーチャーは何も説明しない。
アレに触れた私にはわかっていることを知っているからだ。
「ご主人さま。あんなもの、無視していればいいのです。私たちの生活はアレを知らなくても平気なはずです。」
でも、見てしまった。知ってしまった。理解してしまった。
あんな怖いもの、あんな恐ろしいもの、確かに見て見ぬふりしてしまえば日常に戻れる。
「奏者よ。思うままに進むとよい。余はいかなる時も其方と共にある。」
「我が虜。お前の敵は私が破壊する。いつでも私を使え」
私は前を向く。自分の足で立ち上がる。いつまでも立ち止まってはいられない。
自分に誇れるのはただ、彼女たちのマスターとして最後まで足掻くことだけなのだから。
後ろを振り返る。
セイバーとアルテラは私の答えを知って、それでも守ると思っている。
キャスターは私の身を案じてくれている。でも私がうなずいて見せると、やれやれという感じで納得してくれた。
アーチャー。教えてほしい。アレを救う方法を。
「そうか。君ならそういうと思っていたよ。」
そうして聞いたのは、とある世界の聖杯戦争の話だった。
明確な勝者のいない聖杯戦争。
それによってゆがんだ少女と少年の話。
救いはあったかもしれない。けど、失ったものも多かった。
ただそれだけの話。
それは、アーチャーの過去なのかもしれない。
そう思ってしまった。
「アレは聖杯だ。人工的に作られ、ヒトの悪意によって染め上げられた聖杯。そして、地球どころか月さえもその呪いによって殺す人の『破滅』だ」
SE.RA.PHは記録装置だ。たとえ、自身を破滅へと呪うものであっても、地上にあるものはすべて記録する。
「しかし、アレをつなぎとめる器は一人の少女だ。例え作られたといっても、歪められたとしても、その少女が器にされる理由にはならないと私は思っている。だから、彼女を助けるために力を貸してほしい。」
アーチャーの言葉はとても、切ないものだった。
あの少女を助けたいという、気持ちがあふれていた。
「アーチャーさん。あなたに策はあるのでしょうか?夫が進むと決めたなら、全力でお手伝いするのが妻たる私の役目。ですが!夫がノープランで死地に飛び込むというのであれば、全力でお止めするのもまた、妻の役目なのです!ですから、プランがないなんて言いませんよね?」
「もちろん。一応の策はある。ただ、予測演算がまだ完全ではない。少し、リソースを多めに分けてほしい。」
それは構わない。
いまから渡す。少し待って。
王権に意識を集中する。
「奏者よ。何をしているのだ!王権まで使用して、どれだけのリソースをアーチャーめに分け与えるつもりなのだ!」
アーチャーの手に、王権代理の印が姿を現す。
それは、1本の白と青でできた剣だ。アーチャー自身が良く使う
しかし、
直剣だ。
先ず眼に入ったのは、水のような鮮やかな蒼。
鍔は四角い。ムーンセル中央で見たあの本体の姿を模されていた。
深い
鞘から抜いてみる。紺の鞘から白く輝く刀身がこぼれ出た。
抜かなくても解っていたけど、西洋剣のような直剣だった。
刀身のサイズは日本刀でいうところの、脇差と同じくらいの約40cm。
「ふむ。素晴らしく美しい剣だな。アーチャーめに渡すのがものすごくおしい。あの鞘の深い色は星の瞬く宇宙を表し、持ち手の部分と鍔の部分はムーンセルを。そして白く輝き、一際目を引く刀身は、奏者の白なのだ。」
セイバーすごいね。私はそんなことわかんなかったよ。
というか、自分も表された剣なんて正直恥ずかしいのであの形とか色は破棄したい。
「それはダメだ。あれはとても美しい。美しいモノは破壊してはダメだ。」
アルテラに窘められる。
でも、マスターを表現された剣なんて、アーチャーだって困惑するだろうし。
「・・・・・いや。そんなことはないぞ。少し照れくさくはあるがね。君の信頼の証だ受け取らせてもらおう。」
「ですよねー!ご主人様のくださったものを拒否るなんてありえなーい!さっすが、アーチャーさんは話が分かっていらっしゃる。」
タマモが、笑顔でアーチャーをほめてる。
なんか、アーチャーの顔が引きつってたのは気のせいだろうか?
?????
まぁ、みんなが作り直さなくていいっていうなら、このままにしておこう。
じゃぁ、これをアーチャーに。
これで、ムーンセルのリソースのほぼ全部が使用できるはずだ。
「王権代理、だと?君は馬鹿か?私が君を弑するとは考えないのか?」
アーチャーは受け取った後で、その剣に込められたリソースに気が付いたらしい。
「って、ご主人様、アーチャーさんにどれだけのリソースを・・・・・」
ほぼ全部に近いよ。
「我が虜。お前は渡したリソースを使用することはできるのか?」
バックドアってことかな?
勿論そんなものはない。
「アーチャーさんは私のような反英霊ではないですから、大丈夫だとは思いますが、念のために警戒しておくのは大切ですよ?ご主人様」
キャスターやアルテラのいう通りかもしれないが、そういうことはしたくない。
「まったく、君のお人よしも度が過ぎているように思える。」
そうなのだろうか?
「では、次にプランを話し合うことにしよう。さて、何が聞きたい?」
➡【あの聖杯はどうしてあるの?】
【あの少女はどうやったら助かる?】
「あの聖杯は、端的にいうなら、ムーンセルが記録したものだ。平行世界の過去にあったものを聖杯は記録してしまった。だからここに存在している。」
もう少し詳しく教えて。
「それを語るには、魔術師の事から説明しなければいけないな。長くなるが大丈夫か?」
かまわない。教えてほしい。
アーチャーから聞き出した話は、正直、驚いた。
最初の話は、感情のある聖杯戦争のストーリーという感じだった。
今聞いた話は、感情を排した、聖杯戦争システムについて語ってくれた。
月の聖杯戦争と、全く違ったのだ。
ルール無用というか、周囲を巻き込めるところとか、ものすごく嫌な感じだ。
「とりあえず、私は聖杯にされてしまった彼女を助けたい。力を貸してくれマスター。」
もちろんだ。
年端もいかない少女をあられもない格好で磔にするなんて、気分が悪過ぎる。
じゃぁ、あの少女はどうやったら助かる?
具体的な方法が知りたい。
「まず、彼女を助ける方法は1つだ。冬木の地にある大聖杯を破壊し、聖杯戦争を中止させる。」
それは、過去を変えるということか。
「『過去は変えられない。失ったものは戻らない。ここに来るまでの自分が、間違っていなかったと信じている。』・・・そう言った男は居たがね。それでも、助けたいモノがあることを知ったんだ。」
アーチャーは間違いなく自分を笑っていた。
~前回分~
『そう、無理をしなくてもいいんじゃないの?』
声が聞こえた。
誰だろう?サーヴァントの声ではない。
『ひさしぶりね。といっても覚えてないと思うけど』
だれ?
目の前に居る白い少女はとても懐かしく感じるのに全く思いだせない。
『私は
彼女はクスッと微笑むと先に続ける。
『それにしても、本当にお姉ちゃんに“成っちゃった”のね』
彼女のいうことはよくわからない。
私は・・・女だ・・・
『それは、このムーンセルに招かれてからでしょ?』
わたしは・・・・・
『まぁ、お姉ちゃんの存在定義とか性別とかは後にするとして、どうする?この後。
彼女が何を言っているのか解らない。
わたしは・・・わたしの願いは・・・
『もう、お姉ちゃんってば、相変わらずなんだね。いい?お姉ちゃん。ちゃんと説明するから、しっかり聞いてね?今はたぶん
雪のような少女は紅い瞳を輝かせ、いかにも楽しそうだ。
えへん、と彼女は胸を張って解説してくれた。
『私はムーンセルの中に記録された過去の
確かに。
『だから、
たぶん、大きなボールの中に小さなカップがあって、小さなカップはもう限界まで水が入っていた。
けど、大きなボールに水をこぼすことで小さなカップの負担を減らすことが出来て、別のものを入れることが出来る?
『そうそう。そんな感じ。大きなボールであるこの
うん。それはわかった。
じゃあ、なぜ君がここに来たの?
『それは簡単だよ。私は、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンはたった一人の兄弟を助けに来たんだよ?』
兄弟?誰が?
『お姉ちゃんの事だよ?』
え?・・・え?
『思い出せないなら、無理に思い出さなくていいからね。』
白い少女はスーッと音もなく近づいてくる。
『でもね、これは覚えておいて?お姉ちゃん。お姉ちゃんは正義の味方にならないでね?』
せいぎのみかた・・・
心に引っかかるものがあった。それは。だれかのユメ・・・いや。
わたしの・・・?
『はい。考えるのはとりあえず置いておいて?』
少女の顔がすぐ近くに迫っていた。
思考が引きずられる。気を抜くと、その紅い瞳に吸い込まれてしまいそうだ。
『お姉ちゃん。お姉ちゃんにはこれから、魔法使いたちが暮らす世界に跳んでもらうからね?』
魔法使い?それは
『これから行く世界の人はそのどちらでもないよ。ただ、お姉ちゃんには
私の目をジーッと見つめながら少女は続ける。
本当に吸い込まれているよう。
『いい?お姉ちゃんには私の体をあげる。もともとはホムンクルスで弱い体だけど、
少女は私の両腕をつかむ。すぐソコに少女の顔がある。
『ごめんね?本当は元の体に戻してあげたいんだけど。それが出来ない。お姉ちゃんを守る為にお姉ちゃんのサーヴァントも一緒に送るから。』
ううん。
『おにいちゃん・・・?』
少女は戸惑う。
え・・?いまの・・?
『私に引きずられて昔の事を思い出しそうになってきたね。そろそろ、お別れしないと、お姉ちゃんの定義が崩れちゃいそうだから。お別れだよ。』
ま、まって・・・!!
『最後にお姉ちゃんの本当の名前を教えてあげる。衛宮 士郎それが、お兄ちゃんの名前。』
えみや・・・しろう・・・
『じゃあ、さようなら。次は幸せになってね?』
そういうと彼女は私の唇にそっと口づけた。
私の意識は急速に引っ張られ、そのまま意識を失う。
私は・・・・・・・