白い少女と異世界の魔法使い   作:紺乃 惺爛

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・・・・・遅くなってごめんなさい。

仕事が忙しくって4/6まで休みがないのです。


ごめんなさい。言い訳ですね。

がんばりますから見捨てないで。


白と黒《アイイレヌモノ》

【side 刹那】

 

 

 

うちがはしってると、きがじゃまして、うちはこけた。

 

 

でも、だれかたすけてくれた。

 

 

うちはそのひとにありがとうっていいたくて、うえをみた。

 

 

そのひとは、うちとおなじだった。

 

 

「うちと、おなじ・・・。」

 

 

おんなじ、しろいかみ。でも、そのひとのかみはさらさらで、よごれてきたないうちのとはちがう。

 

 

おつきさまみたいにきれいなしろ。

 

 

「キャスター、セイバー。周囲の警戒してて」

 

 

しろいおねえさんはうちのつばさをみた。

 

 

でも、おそろしいっていわなかった。

 

 

「どうしたの?なにがあったの?」

 

 

うちは、なんもいえん。なんかいったら、おねえさんにきらわれそう。

 

 

みんな、うちがしゃべるとたたくから。

 

 

ご主人さま(マスター)、その子は烏族のハーフかと。でも白い烏族とは・・。」

 

 

あのしっぽのおねえさん、うちのことしってる・・。こわい。またいたいことされる。

 

 

「キャスター。わかる事は説明して。」

 

 

しろいおねえさん。おこってる。うちがなんかわるいことしたんや。

 

 

うちが、わるいんや。

 

 

「はい。烏族は基本黒い色の方がおおいです。しかし、白・・・は禁忌とされて・・・たぶん、その子は・・。」

 

 

うちは、『きたない』んやて。うちは、『いちゃいけない』んやて。うちは『わるいこ』なんやて・・。

 

 

「なるほど。余はなんとなくわかった。いつの時代も人は自分と違うものを恐れ、排斥しようとする。そのかわいらしい子も同じなのだろう。」

 

 

え?あのあかいおねえさん、うちをかわいいっていったん?

 

 

ご主人さま(マスター)。気配多数。たぶん烏族かと。」

 

 

むらのひとがちかくまできているのはうちにもわかった。でも、うちはしろいおねえさんにだっこされてる。

 

 

このおねえさん、あったかくて、あんしんするねん。

 

 

「二人とも・・・わたしは・・・」

 

 

奏者(マスター)、言わずともわかる。余はその子を受け入れるぞ。」

 

 

「ええ。すこしきついかもしれませんが、その子さえよければ。」

 

 

「ねぇ、あなた、名前は?」

 

 

しろいおねえさんが、きいてきた。うちはおねえさんのかおをみた。

 

 

あかいめがほうせきみたいにきれい。

 

 

「・・せつな・・・」

 

 

のどが、ぱりぱりしてうまくこえでらん。でもがんばってこえだした。

 

 

「せつなちゃんね。せつなちゃん。前居たとこでいやな事あったんでしょう?」

 

 

むらのこときかれた。うそはついたらいかん。でも、しゃべると、むらのひとにおこられる。

 

 

だから、うちはうつむいた。

 

 

「だったら、お姉ちゃんが守ってあげようか?」

 

 

しろいおねえさん、うちをまもってくれるん・・・?

 

 

もう、いたいことないん?もう、けられたりせんの?

 

 

「・・・ほんとう?・・いたいことない?」

 

 

しろいおねえさん、わらって、うちをだきしめながら、もちろんっていってくれた。

 

 

おねえさんのうではあんしんする。

 

 

 

うちは、ねむたなって、そのままねてしもて・・・・・

 

 

 

 

 

 

【side out】

 

 

 

 

 

【side イリヤ】

 

 

 

 

 

黒装束の人型カラス。

 

私たちを取り囲んだ烏族はそんな感じだった。

 

 

「なにものか存ぜぬが、その腕の子を渡してもらおう。その子は一応村の子故。」

 

 

1人が一歩前へでて話しかけてきた。私はせつなを腕に抱いたままそいつの方へ向く。

 

 

セイバーとキャスターは動かず視線だけを向けていた。

 

 

私が二人に念話を送る。

 

 

『せつなについては私が話す』

 

 

奏者(マスター)、気持ちは解かるがその殺気は抑えたほうが懸命だぞ。』

 

 

『そうですよ~。今は一応抑えてください。ご主人さま(マスター)

 

 

「そうですか、それは失礼をしました。お言葉を返すようですが、この子の体には無数の者に殴られ、蹴られたような跡があります。そんな仕打ちをする村に返せません。獣でなく理性がある生き物のすることとは思えない行動です。」

 

 

何人か、眉が動いた。明らかな挑発にムッとしたようだ。

 

 

 

「しかし、それは我らが村の中の事。そなた等には関係のないことだと思うが?」

 

 

 

「ですが、この子は半分とは言え人の子。同じ人を想って、何が悪いでしょうか?それに、私と同じ色の子です。親近感も沸きましょう。」

 

むちゃくちゃだけど、烏族は烏族の中の事で解決するといってるこの人たちにはこの手を使うしかない気がする。

 

 

「ふむ。そなたらが、本当に『人』ならばな。」

 

キャスターが視線を送ってくる。

 

『あのー。ご主人さま(マスター)、あいつら呪殺しちゃっていいですか?』

 

 

それはダメだw

かなり心揺れるけど。

 

 

だって、今話してるリーダーっぽいのに合わせて後ろはソレが当然のような顔してるし。

 

 

でもこれは、私が決めたことだし。私がしなきゃ。

 

 

 

「この子の親は居るのですか?このようなことを許しているのですか?もしそうだと言うのなら、この子は私が連れて行きます。この子にも生きる権利があるのですから。」

 

 

断固渡さない。こんな仕打ちするやつらには。

 

 

こんな事言いたくないけど、向こうにも利がある言い方をさせてもらう。

 

 

「この子は災いを呼ぶのでしょう?ならば私が村から離れればあなたたちの村にはむしろ好都合なのではないですか?」

 

 

「む。」

 

 

黒いのが動いた。

 

うん。こいつ村というか自分に不幸が降りかからないようにするためなら何でもしそうな人(?)だし。

 

 

 

 

「私たちは迷っているだけです。情報を集めればすぐにでも出ていきます。そのときに、何かが少し増えていても、瑣末な問題ではないですか?」

 

 

 

「・・・・・・わかった。とりあえずついてこい」

 

 

 

人型カラスが構えを解いたのをみて、こちらも構えをとく。

 

 

でも、すぐにでも使えるように回路(サーキット)を暖めたままにしておく。

 

 

人型カラスたちは、私たちを囲うように隊列を組んだまま、こちらが動くのを待っている。

 

 

「セイバー、キャスター。じゃあ、いこうか。」

 

 

勤めて、散歩に行くような軽いノリで二人に出発を伝える。

 

 

「わかりました。ご主人さま(マスター)

 

 

「うむ。心得たぞ。奏者(マスター)よ」

 

 

二人の、了承が、少し心強い。

 

そう思えた。

 

 

 

 

【side out】

 

 

 

 

 




とりあえず。活動報告はこの後更新します。


そこで書く話を軽くまとめたものを紹介します。
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