結局卒業して春休みになってから大分時間経っちゃいました。てへっ。
後先考えるとどうも難しいんですよね。冒険活劇系統は。
そしてもう春休みも終わり。
次はいつ投稿出来るか・・・。
気長に待っていただけたら、幸いです。
↓ヌッ
「お前の本体はどこにいる!?」
「この上、[白玉楼]です!」
半人妖夢と[西行寺幽々子]の暴走を止める事で合意したヴァルキリーと半霊妖夢は、白玉楼を目指し階段を駆け上がっていた。
「まずい・・・上には霊夢とネコ、人形達が先に・・・!」
「急ぎましょう!」
先に行かせるべきで無かったと後悔するが、もう遅い。
無事を願い、二人は足の勢いを強める。
「・・・見えました!頂上です!」
妖夢の視線の先には、階段の最後の一段があった。
あともう一息。そう思った二人だったが、
「がっ!?」
完全に油断していた。
頭上、つまり頂上から降ってきた白い塊は、ヴァルキリーの胴体に猛スピードで突っ込んだ。
到底階段で踏みとどまる事は出来ず、体は空中に投げ出される。
「!?ヴァルキリー!」
妖夢は即座に実体化し、ヴァルキリーの腕を掴み取った。
白い塊はそのまま階段を転げ落ちていく。
「大丈夫ですか!?」
「あぁ、助かっ・・・」
安息も束の間、再び頂上から妖夢を目掛け三つの塊が降る。
「な!?」
「っ!次から次へと・・・!」
両手が塞がっており抵抗出来ない妖夢に代わり、ヴァルキリーが槍で全ての塊の軌道を逸らす。
「あ、ありがとう・・・」
「お互い様だ」
ヴァルキリーは妖夢からの感謝の言葉を素っ気無く返した。
そして、改めて頂上を見上げ、こちらを見下ろす数々の白い塊と視線を合わせる。
よく見るとその塊は、妙な形の髪(?)を垂らし、黄色の輪を頭上に浮かせたワンコだった。
「[天使ガブリエル]・・・貴様らまで幻想郷に来ていたのか・・・!」
「ガルル!その半霊が本当に裏切るとは予想外だったワン!」
「しかしお前らでも、我らの手中となった冥界の主には敵わないワン!」
先頭のガブリエル達がそう言い終えると、無数のガブリエルが雪崩のように二人を目掛け押し寄せた。
「この量は・・・どうしますか、振り切って頂上へ・・・」
「振り切っても合流されると厄介だ。ここで片付けるぞ!」
「承知しました!」
「・・・待たせたわね。[幽々子]・・・」
「待たせたにゃ」
ヴァルキリーに妖夢を食い止めてもらっている間に、頂上へ辿り着いた霊夢とネコ、そしてアリスの人形兵。
白玉楼に聳え立つ巨大な樹木、そこに彼女はいた。
「待ち草臥れたわよ、博霊の巫女・・・」
扇子の間から瞳を覗かせ、霊夢達を見下ろすのは、巨木の枝に腰掛ける着物姿の女性。
その女性こそが、雪の異変の張本人、[西行寺幽々子]である。
「妙なお客さんまで連れてきているようね?」
「えぇ。あんた達を元に戻すための材料、と言ったところかしら」
霊夢の発言には口出しをしなかったが、また自分がぶん投げられたりする事を、ある程度察したネコだった。
「そう・・・私一人じゃ、複数相手には分が悪いかもね」
「物分りがいいじゃない。じゃ、さっさとその帽子脱いで・・・」
そこまで言い放った所で、幽々子はその言葉を遮るように、
「でも、こちらも複数になれば、ちょうど釣り合うかしら?」
「え・・・」
背後からの引き裂くような突風。
それは霊夢達の間を駆け抜け、大樹の足元で停止した。
銀髪の間から覗かせる鋭い眼光。それは見覚えのあるものだった。
「ね、[妖夢]?」
「!?」
霊夢は自身の目を疑う。
先程妖夢とは階段で鉢合わせになり、今もヴァルキリーが応戦しているはずだった。
それなのに、彼女は目の前に立っていた。
「嘘でしょ・・・ヴァルキリーは・・・?」
「・・・」
「安心しなさい、巫女」
侵入者とは言葉を交わそうとしない妖夢に代わり、主が口を開く。
「もう一人の客人も、妖夢が取り合ってるみたい。そうでしょう?」
「はい」
「じゃ、じゃあここにいる妖夢は・・?」
「あら、まだ気付かないの?」
「え・・・?」
改めて目の前に佇む妖夢を見る。
するとふと、ある事に気付いた。
「あんた・・・[半霊]はどうしたの?」
「あなたのお連れと戦っている妖夢。あっちが半霊の妖夢よ」
「半霊が実体化!?そんな馬鹿な話があるの・・・!?」
「あなたを先に行かせる為に半霊妖夢と今も奮闘しているようだけど、無駄な話ね。あっちの妖夢は元々実体が無い。だから実体化も幽体化も本人の思うがまま」
「・・・それが何だって言うのよ」
「そちらの客人、魔法攻撃などは使えないらしいわね?」
「・・・!」
あの時、妖夢を食い止めるべきだったのは自分だった事を霊夢は悟った。
ヴァルキリーの攻撃手段は肉弾戦のみ。
つまり、物理攻撃が通用しない半霊妖夢には、ヴァルキリーは極度に不利なのだ。
どちらが先に敗北となるかは、目に見えていた。
「・・・戻らないとヴァルキリーが危ない・・・!」
来た道を引き返そうと、霊夢は幽々子と妖夢に背を向け、走り出した。
しかしその行く手を、大勢の白い塊が塞いだ。
「あぁそうそう、そちらは人形達を含めて二十二人。こちらは私と妖夢だけじゃ二人だから人数的に不公平でしょう?だからね、公平に戦えるように、予め助っ人を呼んでおいたの」
それらは地上で見た[わんこ]にそっくりだったが、奇抜な髪型(?)をしており、頭上には金の輪を浮かべているという奇妙な容姿をした生物だった。
その姿に、ネコは真っ先に反応した。
「にゃにゃ!?[天使ガブリエル]!お前らまで幻想郷に来てたにゃ!?」
「ガルル!お前らまで冥界に来るとは計算外だったわん!」
「しかし既に冥界は我々わんこ軍団の占拠地だわん!さっさと追い出してやるわん!」
ネコとガブリエルの会話が終わったのを見計らい、
「挨拶は済んだようね?それじゃ、はじめましょうか・・・」
幽々子は一度畳んでいた扇子を、再び大きく広げた。
「盛大な、宴を―」
主がそう告げると、半人は剣を抜き、素早く巫女の頭上に剣を振り下ろした。
「はぁ、はぁ・・・クソ!きりが無いぞ!」
「・・・!また来ます!」
ガブリエルの大群を相手にしている内に、延々と続く階段の中腹まで後退している事に気付く。
しかし、再び階段を駆け上がって行く暇は無かった。
次々と空中から襲い掛かるガブリエルを一体一体、ひたすら跳ね除ける。
それでもまだ、襲撃は止まない。
「ハァッ!」
「ヤァッ!」
武器を振るうのにも体力が要る。
既に二人の体力は限界に近づいていた。
「ガウッ!」
「グッ!?」
気を緩めた途端攻撃は空振りとなり、ガブリエルの特攻を許す。
一度攻撃を食らうだけでも、体への負担は大きかった。
ガブリエルを振り払い、再び身構える。
「妖夢!幽体になって奴らに突っ込むことは出来ないのか!?」
「それは無理です・・・!」
「なぜだ!?奴らは体当たりしか出来ないだろう!?」
「それがあいつらの話をこっそり聞いた限り、私の反逆も一応想定には入れていたようで、私の幽体化実体化を問わず攻撃出来るよう細工してあるようなんです・・・」
「想定済みだと・・・!?ならば奴らは・・・」
「!ヴァルキリー!後ろ!」
考え事をするヴァルキリーに、背後から再びガブリエルが襲い掛かる。
「っ!?」
槍が追いつかない。
振り向いた無防備なヴァルキリーに、ガブリエルの強烈な体当たりが直撃―
「どけどけにゃー!」
その寸前、背後から聞き覚えのある声と共にガトリングの銃声が響く。
「ガゥッ!?」
直後、ヴァルキリーに襲い掛かったガブリエルは宙に放り出された。
「・・・!?」
ヴァルキリーは目の前の状況をすぐに理解する事は出来なかった。
投げ出されたガブリエルは、どこかに落ちる訳でもなく、宙に浮いたまま停止していたのだ。
「な、何だこれは!?」
「!見てください、アレ!」
ヴァルキリーは妖夢が指差した背後の階段を振り向く。
そこには、徐々にこちらへ近づいてくる、何匹かのネコを乗せた赤い一台の車の姿が。
「わんこ共はとっとと道を開けるにゃー!」
「我々、[爆走兄弟ピーチスター]のお通りにゃー!」
前話投稿してからすんごい時間経っちゃったんで、進展がありすぎて困ってます。
とりあえず最近の話ですが、ちびネコ開眼シリーズが始まりましたね。
早速今月2日のちびネコモヒカンは取りました。
EXとレアしか使えないので難しいかな、とは思いましたが、ネコ囚人よミーニャの集団がいい感じにクマと教授を掃除してくれたおかげで、ニャンピュ放置にして待ってたらなんか勝ちました。
というかもうEXとレアしか使えない縛りなんてものは現時点で実装されているレジェンド☆4を全部クリアしている人には通用しないでしょうね(←
それと以前にウルトラソウルズ、7体目となる超激レア「さるかに合戦」が追加されましたね。
データベース様の元で実装直後から確認はしていましたが、デブゥイベントの詳細も見た後だったので「あ、これ適正を売りに来てるな」って思いました。露骨。
この調子で他のガチャも7体目実装でしょうか。
もちろん私、ギャラクシーギャルズの7体目はボインでもペッタンでもばっちこいなんで(