作:お手柔らかに

10 / 11
寝起き最悪なな朝にうっかり連れ出された僕はドミノ倒してろくでもない状況に…勘弁してよ…


布石

 

 公開生放送が終わり、暫く休憩だからと二人は軽く食事を摂り仮眠中でボクはさっきの事を佐藤さんに話すと

 

 「 人気アイドルユットの美也子を救った謎のヒロインを色々な者が色々な思惑で探し回ってますから… 」

そう言われて鼻で笑いながら

 

 「 このボクに何の用があるんだろうね?人じゃない化け物のボクにさっ! 」

 

 掃き捨てるように言うボクに溜め息を吐いてるのを気にしないで

 

 「 真の媛巫女と呼ばれるつうちゃんと… 僕はまぁ、つうちゃんからみたら魔力の根幹であるボクと魔力の塊の翼を失ってる状態なんだろうけど

 

 つうちゃんは魔力を失い中途半端な魔力のボクは制御仕切れてないから

 

 どこか適当な場所を見付て失った羽の探索と魔力の回復を待ちながら制御の修行をしたいんだけどな」

 

 そー言って溜め息を吐いてボクは更に

 

 「なんで放って置いてくれないのかな? 貴女だってボクの事なんか厄介事でしかないんだからさ、あの二人にそう言ってやりなよ?

 

 ボクみたいな化け物になんかに関わらないでさっさと放り出せって、アンタ等に厄が及ばない内にさっ! ってね 」

 

 ボクのその言葉にフッと笑みを浮かべ

 

 「私が和泉家の血を引きその末席に身を置く者だと言ったら?」

 

 そー言われて今まで眼を背けてきたモノを目の前に突き付けられた思いで改めてマネージャーの顔を見ると確かに桔梗さんの面影が見え隠れする…

 

 そー考えてたら

 

 「 桔梗様は私の私の母の又従姉妹だ 」

 

 そー言われて

 

 「 つまり二人のマネージャーやってるのは単なる偶然じゃないってゆーんだね? 」

 

 そう聞いたら静かに頷いて

 

 「貴女達の母が桔梗様のご学友だったのも偶然ではない

 

 貴女達母子を…勿論、桔梗様とて端から全てを知ってた訳ではないし私も茜と美也子の二人と事務所で出会うまでは知りもしなかった事ですからね」

 

 そー言われて返す言葉の無いボクはただ一言

 

 「成る程…ね、来なきゃ良かったよ…」

 

 だったし、それ以上は何も言えなかったけど…ボク自身だって来たくて来た訳じゃないからどうしようもない話し

 

 仕方無いから体長40㎝位の姿をとって収録が終わるまで身を潜め息を潜める事にしたんだ

 

 その後の事は後の事にして隠行の術で一切の気配を消して姿を隠した

 

 収録が終わったのは夜明け間近の頃で夕方までオフの二人

 

 魔力が不安定な上に体調不良のボクは朝から微熱で寝込んでるから講義の無いアヤが呼ばれボクの看病をしてくれてる

 

 小さな身体のボクの為の服を作りながらね

 

 

 

③ この世界ですべき事

 

まずはこの世界が何を僕に求めているのを知り何をすべきなのかを考えるべきなんだろう?

 

 この平行世界は… 僕の中の媛巫女の魂は一体何を望んでいるんだろうか… 教えてくれるものはない

 

 ( あの婆さん辺りなら自分で考えなっ!ってゆーんだろうな )

 

 そう思いながら自嘲気味に笑っている僕に

 

 「そう言えば梗子がリンクの学校どうするって…「いかない、つか行けるわけないでしょ?大人になったり幼児化するこの体質を制御しきれないうちはね」」

 

 僕にそう言われた姉さんは

 

 「不登校児だった貴方は小学校からやり直すべきなんでしょうけど…取り敢えず一度話し合わなければいけない問題なんでしょうね」

 

 正直言ってろくな思い出のない学校と言う名の収容所になんか行きたくなかっなかったから行かない言い訳を考える事にしたんだ

 

 それと、この世界じゃ小間り目立つことは控えるべきなんだろうけど色々無理そうなんだよね…

 

 ( はぁ面倒臭い )

 

 僕にとっての真の受難の日々は始まったばかりに過ぎないのを改めて認識させられた

 

 は取り敢えずひとつだけ言えるのは修行して自分の持つチカラの把握とコントロールそして強化を目指すことだろうと思っている

 

 だけど僕には今、婆さんも居なけりゃみこちゃんも居ないしましてやこの世界に魔導に精通してる者が居るとも思えない以上半人前の自分で考えるしかないのが現状だったりもする

 

 瞑想で幽体離脱状態の僕は自分の身体を見下ろしながら考え込んでいた

 

 ー甘ったれるんじゃないよっ!ー

 

 婆さんの叱咤する声が聞こえたような気がして溜め息を吐くと

 

 ー主様、私では便りにはなりませんか?ー

 

 風斬りの刃のキリハがそう声をかけてきたから僕は

 

 「ありがとう、手伝って…」

 

 僕がそう言ったとたんにビースト化したキリハが襲いかかってきたんだ

 

 それに対抗するために僕が呼び出したのは竜槍姫でまずは竜槍姫とシンクロすることから始めた

 

 シンクロすることで竜槍姫のイカズチの力を操る為に… それに僕の身体能力じゃ斬り刃には絶対についていけないはずだから… 風属性の彼女にはね

 

 「頼むよ、竜槍姫…」

 

 そう呟いて辛うじて追えるようになったキリハの姿を目で追ったんだ

 

 「やっぱり早い、アイツらなんか目じゃない…」

 

 早さに手こずりはしたけど倒してきたかつての敵達と比べてもその速度の早い斬り刃に舌を巻きながらも攻略法を考えていた… 取り敢えず観察かな? 魔力高めながらね )

 

 そう思って斬キリハの動きをじっと観察してみた

 

 ( …………………、動きが単調?そうか僕の動体視力を鍛えるためわざと単調な動きをしてる… )

 

 ー いや、ただ単にバカにしてるだけなんだが? ー

 

 「そーゆーのは思ってても口にするなよなっ!てか勝手に人の心読むなよ…」

 

 そう言って落ち込む僕に

 

 ー主様、集中しなさいっ!ー

 

 そう叱咤されたけど自慢じゃないけど集中力を高めるのって苦手なんだよねぇ

 

 なんて言い訳考えてたら雷竜姫にお仕置きの雷撃を食らいました

 

 竜ちゃんこわぁーいっ♪… ごめんなさい反省します

と、最初の内はアホな事を考えながら攻撃をかわしてたけど徐々に鋭さが増してきたので考える余裕はなくなりやがて無心になってかわし続けていた




後日加筆予定です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。