機動戦士ガンダム MS戦線0079 戯け者の弾痕   作:だ~くぱんぷきん

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三つも小説を掛け持ちして完走出来るかはわかりませんがまぁ、自分でやりたいと思った事なのでやってやりますよ旦那ァ(^ω^)


operation.1 《SRT-ユニット2 結成》

俺も遂に自分の隊を持てる時が来たのか・・・

 

試験学校を卒業して、MS試験も無事にパスして、とうとうここまで来たかぁっ!

 

時は宇宙世紀0079 10月9日

 

「今日からこの地球連邦軍広域特殊対応MS部隊第2小隊の隊長を務めることになった、アンセル・フレイン中尉だ。まぁいきなり小隊長になる事になったわけだが、これからよろしく頼むよ。」

 

「よくそんな長い名前覚えられますねぇ・・・あ、自分はクレイグ・べックフォルド特務曹長です。今日からこのSRT-ユニット2に務めることになりました。仲良くやっていけたらなと思っている所存です。」

 

「じ、じ自分は、コレット・シアーズ伍長でありますっ!!まだまだ腕は未熟ですがっ!よ、よろしくおねがいしますっ!」

 

「この隊のオペレーターを務めます。オリーフェア・ラヴェニュー少佐です。情報伝達等は私の専門ですので、よろしくおねがいします」

 

「良し、これで全員だな。いやぁ、なんかすごいな、自分の隊を持つなんて」

 

「アンセル中尉。失礼ですが、早速作戦の説明を。」

 

「作戦!?この隊は今日編成されたばかりなのに!?」

 

「イイじゃないですか。どちらにせよ戦う事になるんだ。初陣は早めに済ませておきたいですし」

 

「初陣・・・初陣・・・」

 

クレイグの顔は自身に満ち溢れ、逆にコレットはもはや放心状態になっている

 

まぁ、ここはクレイグの言う通りか。

 

「・・・分かった。じゃあ説明を頼む」

 

「はい。今回の作戦は先日、WB隊とガルマ・ザビの部隊との交戦がありましたよね?」

 

「あぁ。あったあった。ガルマ・ザビの乗ったガウがWB隊に特攻を仕掛けた末、WB隊は見事特攻を喰らう前にガウを撃破したんだよな」

 

「ご名答。それでその交戦の後に残った残存勢力の殲滅。それが私達、STR-ユニット2の初任務です。」

 

「よ、よかったぁ・・・それ位なら大丈夫ですね!」

 

「ハハハ・・・残存勢力って聞いた途端元気になったね」

 

「私だってそれ位の任務だったら余裕でこなせちゃいますよ!士官学校ではそれなりに優秀だったんですよぉ!」

 

「まぁ、初陣なんてそんなもんか。んで?敵の勢力は?」

 

「わかっているのはマゼラアタックが6機、ザクが2機程度の模様です」

 

「えっ?残存勢力なのにちゃんとMSはいるんですか・・・?」

 

「はい。なので油断はしない様に」

 

「油断しないのは戦場の掟だよ。それでMSは?支給されてるはずでしょ?」

 

「もちろんです。我が隊に支給されたのはMSを3機搭載可能の輸送機、マディア この輸送機が今後の我々の拠点となります」

 

「ミデアと同型の輸送機か、まぁいいや。んでMSは?」

 

「肝心のMSですが、RGM-79(G)陸戦型ジムが1機、RGC-80ジムキャノンのテスト機が1機・・・あとは・・・」

 

何故かオリーフェアの顔が先程までの凛々しい顔から一気に曇る。

 

「どうした?そんな言いずらいのか?どれ?見してみ」

 

そう言ってクレイグがオリーフェアの手元の書類を覗き見する。

次の瞬間にはクレイグの顔も曇る

 

「中尉・・・残った1機は・・・その・・・」

 

「うん?」

 

「RRF-05・・・」

 

「えっ・・・?」

 

「・・・ザニーです」

 

クレイグは天を仰ぎ、コレットに至っては開いた口が塞がらないと言う言葉を体現している

 

それもそのはずだ。現に俺の顔も凄い事になっているだろう

 

RRF-05 ザニー

 

その機体は我々、連邦軍がV作戦とは別に行っていたMS開発計画で生まれた機体

 

鹵獲したザクIIを改修した汎用MSである。

 

しかしこのMS、開発された当初はMS戦のノウハウも不足していた為にザクと同程度の性能は有したものの操縦性に難があり、試験運用中にも故障が幾度となく起こるMS。

 

「ザニーって・・・ジムの開発が成功してからは一線引いて、新しいMSパイロットの演習機等として使われていたはずだが・・・?」

 

「その通りなのですが、どうやらジム・トレーナーが配備された事によって要らない子となり、解体待ちだったザニーがこの隊に1機配備されたと・・・」

 

「連邦軍の上の奴らは俺らが死のうがどうでもいいってこったな。クソッタレ」

 

「おいクレイグやめろ!」

 

「ですがこの隊に配属されたザニーは"小隊長用"に頭部にアンテナが増設され、操作性も格段に上昇しており、ジェネレーターが強化された事によりビーム兵器の携行も可能。バックパックにはビームサーベルが2基設けられていて、もはやその性能はジムと同等、もしくはそれ以上かと・・・名付けてアドバンスド・ザニーとでも呼びましょうか」

 

「そうか、小隊長用か・・・」

 

正直、チューンアップされたからと言って所詮はザニー。

最初期のMSだ。

 

「隊長さん・・・」

 

「それでは登場割り振りです。クレイグ特務曹長はジムキャノン、コレット伍長は陸戦型ジムの、そしてアンセル中尉は、アドバンスド・ザニーのパイロットとしてこれから作戦を全うしてもらいます。作戦までは後数時間あるのでゆっくり休むといいでしょう。」

 

そう言い終えるとオリーフェアはこの場から去っていった。

 

「隊長さん、まぁ気を落とさないで。言ってしまえば貴方だけのワンオフ機ですよ」

 

「そうだな。ありがとう、クレイグ」

 

「ほら!オリーフェアさんだって言ってたじゃないですか!元のザニーとは全然違う機体だって!大丈夫ですよ!」

 

「コレット、ありがとう。」

 

ザニーに乗ってこれから生きていくのかと思うと正直心許ない

 

しかしこれはチャンスなのではないか?

 

ザニーという機体で戦果を上げれば上層部も俺を認めてくれるかもしれない

 

そうなればこっちのもんだ

 

「よぉし!!」

 

いきなり声を出したせいかクレイグとコレットがこちらを唖然としながら見ている

しかしそんな事は気にせず俺は言う

 

「クレイグ!コレット!今回の作戦、必ず成功させるぞ!そして上の奴らに見せ付けてやろう!俺らの実力を!」

 

「・・・ハ、ハハハハッ!!こりゃたまげたよ。てっきり落ち込んでんのかと思ってたけどよ。隊長さん、俺は乗るぜ!」

 

「私も!私なりの意地があります!どんなMSが相手でもコテンパンにしてやります!」

 

「良し!SRT-ユニット2!今回の作戦!成功したら俺がお前らに1杯ずつ奢ってやる!」

 

 

 

宇宙世紀0079 10月9日

 

俺達の戦争はここから始まった

 

 




WiiのMS戦線0079は空気と化してましたが個人的には大好きな作品ですた(^ω^)
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