機動戦士ガンダム MS戦線0079 戯け者の弾痕 作:だ~くぱんぷきん
RRF-05
かつて
「…これって元がザニーの意味、ほとんど無いよなぁ…」
頭部は形状こそ、ザニーの物ではあったがそのバイザーの奥にはガンダムタイプに使われているツインアイが見え、フェイスの部分はほぼガンダムタイプの物になっていた
「まぁ…そりゃ野暮って奴ですぜ?」
「アルベルト…」
「久方ぶりですな、旦那?」
そうやってニヤリとするアルベルトを見るとまたもや涙が溢れそうになる
「見てくだせぇよ。これがアンタの新しいMSです。」
「RFF-05A"FC" アドバンスド・ザニー
「フルカスタム…これがザニーの…」
「実質、最終形態と言っても過言では無いでしょうよ。装甲は局地型ガンダムの物を丸々使用。その上に更に追加装甲、武装面での抜かりも無いですぜ」
「アルベルトさん。そこからは私が、」
「オリーフィア?」
「携行武器としては、100mmマシンガンのマガジンを大容量のドラムマガジンに、ストックも固定式の物を使い、バレルも延長しており、より中距離へ対応出来るよう、なおかつ腰部にはバナナマガジンも装備しており長時間の戦闘にも対応出来るようになっています」
「シールドにも武装が付いているように見えるが」
「良く見てますね隊長、その通りです。シールドは先端部分を可動式のクローを取り付けていて非常時には武器になります。内側にもヒートナイフを2本、グレネードが3つ、シールド内部にはショットガンを内臓していてクローを展開する事で使用可能です。クロー自体にも先端にヒートナイフが内臓しています」
「なんて危ないシールドだよ…」
「まだまだあります。腕部には左右ともにボックスタイプのビームサーベルを取り付け、またバックパックには元のジムキャノンのキャノン砲の他にスプレーミサイルランチャーを改造したものを付けてあり、バーニアも六つに増設し、増えた武装の重量を補えるだけの機動力もあります」
「そこまで載っけると推進剤の方が心配だが…そこはどうなんだ」
「弾薬の尽きた武器、増設した装甲は任意でパージ出来るようになっています。正直な所、推進剤不足は否めませんが、多少マシにはなるでしょう」
「なるほど…そこは技量でカバーするしか無いか」
「どうでしょう隊長…行けますか?」
「愚問だなオリーフィア…」
「隊長…」
「行けるさ…行かなくちゃならないのさ。コイツに乗って俺はアイツらを潰す。無論与えられた任務はこなす。だがヤツらを全員落とさない限り、俺の戦争は終わらん」
「…やっぱりですか…」
「…さぁて、新しい部下達も待ちくたびれてるだろ。早く行こう」
「…ホントに…隊長の戦争は…それで終わるんですか…」
「……」
確かにその時、オリーフィアの声は届いていた
だがその問いに俺は答えることが出来なかった