ワンピースの世界に迷い込んだ2人の物語   作:鬼燼堂

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二週間ペースで上げるとか言ってしょっぱな破ってすみませんでした!!!
本当にすみません!
今回もおかしな所・誤字脱字などあると思いますがよろしくお願いします!


第5話【流石にもうわかったよ】

村に到着すると、村人たちに迎えられ歓喜の声が上がった。

子供達は親の元に駈け寄り涙を流した。

 

そして癒しのサイルも…。

 

村長「おぉ、サイル無事だったか!!本当に、本当によかった…!」

 

サイル「おじいちゃん!」

 

と…村長に駈け寄った。

 

月泳「え、サイルくんおじいちゃんって…」

 

サイル「この人僕のおじいちゃんなの!」

 

樹希(ガチか…)

 

「あ、あの、か海賊達はどうなったんですか?」

 

樹希「あ、蔓で縛って閉じ込めておきましたよ」

 

村長「おぉ!そうかそうか。良くやってくれた。では、村の皆、もう恐れぬでいい!海軍様を呼ぼうぞ!」

 

「「おぉー!!」」

 

と村長は言うと懐からカタツムリを取り出した。

 

月樹((あれって…))

 

村長「あ、もしもし?海軍ですか?ワシの村に海賊が居るので引き取りに来て下さい!あ、はい、よろしくお願いします。」

 

見たことのあるまたもや自分達の知る世界には無いもので村長が海軍に連絡を取っている。連絡取れるなら最初からしろよと言いたいのを置いといて…

 

樹希「ねぇ、月泳さんや」

 

月泳「なんだい樹希さん」

 

樹希「ここってさ…」

 

月泳「うん、ここやっぱりさ」

 

 

 

 

月樹「「ワンピースの世界だよね」」

 

 

 

そうここは、2人も大好きな漫画『ONE PIECE』の世界なのだ。

喜べばいいのか不安になればいいのか…。

 

月泳「取りあえず」

 

 

月樹「「マジかよ、すげぇー…」」

 

そう、混乱しながらも若干無理矢理にテンションを上げる2人。

現実逃避のような事をしている2人に5,6人の子供が近づき服の裾をつかみ見上げてくる。今にも泣き出しそうに目を潤ませて

 

「おねえちゃん、私達隣の島の子なの…。」

 

「僕たち帰れないよぉ…」

 

泣くのを必死に我慢する子供達に2人は胸を押さえながら無理矢理の上げっていたテンションも手伝い

 

 

樹希「大丈夫だよ!!」

 

月泳「お姉ちゃん達が必ず家まで連れててあげるからね!」

 

そう叫んでいた。

子供達は、それを聞いて飛び跳ねながら喜んだ。

 

「ありがとうおねえちゃん!!」

 

「「ありがとーう!!」

 

その言葉と笑顔に自分達の心配など忘れ顔を見合わせ

 

月泳「意地でもこの子達を護ろう!」

 

樹希「だな!」

 

 

 

それから、村人に子供達を隣の島まで送ることを伝え数日は、島の周りの事や航海に必要な知識を身に着けるために滞在させてもらう事をお願いした。

了承してもらった2人は村長の家にあった本を読み漁って知識を詰め込んだり自分達の手に入れた能力を把握するなどの課題を自分達の中で整理し始めるのだった。

 

 

 

~5日後~

 

樹希「明日にはこの島出れそうだね」

 

月泳「だね。船は、あいつらの取りあえず使うし食料も結構もらえたし出航の準備は完璧!」

 

この五日間、情報収集や船の扱いなどについやしてようやく安心して海に出れるだけの自信がついた。

 

月泳「ねぇねぇ、樹希!」

 

今は、気分転換がてら散歩をしている所だたのだが月泳は何かを思いついた様に樹希を呼ぶ。

 

樹希「ん?何?」

 

月泳「あのさ、せかっくだから今から能力の練習しない?時間あるしさ!本ばっか読んでて疲れたよ。」

 

樹希「いいね。んじゃ、森にでも行こっか」

 

と森の方へ行こうと足を向けると後ろから名前を呼ばれ振り向くっとサイルがこちに走ってきていた。

 

サイル「お姉ちゃんたち明日には出て行くって聞いたんだけど本当?」

 

この短い期間にサイルともかなり親しくなっていたから悲しそうに聞いてきた。

 

樹希「うん、隣の島の子達も送らなくっちゃ行けないしね」

 

月泳「それに帰り方も探さなきゃ」

 

サイル「そっか…そうだよね!じゃ、じゃあ、助けてもらったお礼にコレ貰って欲しいんだ」

 

と渡されたのは、綺麗な光る青い石のピアスと緑の石のネックレスだった。

 

樹希「凄い綺麗…。」

 

光が通るとキラキラして見惚れる。

 

サイル「それ僕が作ったんだ!」

 

月泳「凄いありがとう!サイルくん器用だね!」

 

サイル「へへぇ、それ自信作なんだ。お守り代わりに持ていって!」

 

照れくさそうにしながら笑った。

 

樹希「もう…サイルマジ良い子…。本当にありがとう」

 

月泳「絶対大事にするからね」

 

サイル「うん!」

 

受け取って2人は礼を言ってサイルと別れる。

喜びをかみしめながら2人は今度こそ森に向かった。

 

 

 

 

ここで、2人の能力についての説明をさせてもらう。

 

月泳「ウチは、ウォタウォタの実の水人間!最高だね!」

 

樹希「うちは、ショクショクの実の植物人間」

 

【ウォタウォタの実】

100%体が水で出来た水人間。

自然(ロギヤ)。液体(水が使われていれば)思いのまま。海水は駄目だがただの水ならおぼれない。海楼石や海に触れない限り、物理攻撃が効かない。使い方によっては強いが、使いこなせるようにるまでは、練習が必要。そして、幅広く使える。基本は水を浮かしたり自分自身に纏わしたり、摂りこんだりして使う。デメリットは日差しを浴びす過ぎると蒸発して消えかけるので水は基本常備。一応海も操作出来るが、取り込めば三日寝込むほどの高熱になる。

 

【ショクショクの実】

100%植物人間。 超人(パラミシア)系…?。体に例え銃弾や刀が刺さったとしても根っこが絡まり合いそこが再生する。

自分自身、植物なので太陽と水を基本浴びたい衝動を受けやすい。植物なら何でも操作可能。植物を取り込めばその植物を育てたり操る事が出来る。元々知っている植物も生やす事は出来るが想像だけだと味(特性)が20%ほどしか再現出来ないので味(特性)はかなり微妙。攻撃は基本体を変かさせて武器にしたり。周りの木々や草を使う。太陽を浴びすぎるとと枯れてしまう。火にはかなり弱い。だが、水との相性はかなりいい。

 

 

と、こんなものだ。

この5日間の勉強の間に試してわかった成果だ。

 

2人して2日ほどはテンションMaxではしゃいだがどちらも今の所物理攻撃が効かないだけでこれといった攻撃方法がないため森についた2人は早速能力の練習を始めた。

 

 




なんとなく能力の説明も入れてみましたが、変なとこあると思いますが広い心で許してください。
私達的には、主人公をチートにしていきたいんですが…


<できるかな?
<頑張るしかないよ。
<だね
≪頑張りますので次回もよろしくお願いします!

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