その話。
艦娘は一切出てきません。
かなりの部分、アンチとヘイトです。
それがだめ、不快のある方はブラウザバック・戻ってください。
ここはおおきな公園そばのビアカフェ
そこのテラス席に2人の男性が座って、クラフトビールのジョッキを飲みながらソーセージのグリルと生ハムをつまみながら談笑している。
「しかしまぁ、最近のネット小説なるものは酷いね。昔からそう思っていたけれども。」
「全くだ。ろくなものがない。だろう?大ちゃん。」
「昔からだよ。なんだっけ?”今、18なのに孫がいる女子高生”だっけ?中国の抗日ドラマで1937年当時に”この戦争はあと8年続く”とかなんやらかんやらと同じ香りがするねぇ。よっちゃん。」
「前はなぁ・・・艦これの二次創作でも秀逸だなぁ、と感じさせるものが多かったけど、今はないね。そもそも、艦娘が現実に来ました、超兵器登場!、中高生が提督として着任しました。の3パターンしかないってどうなのさ?」
「まぁ、しょうがないよね。大ちゃん。、コンテンツの法則って知っている?」
そういって大ちゃんと呼ばれた男はソーセージを口に含んでビールでそれを流し込む。
「あぁ、あれだろ。最初のころのアイドルは”オタ”が金を出して買い支えるけれども、だんだんそれが若年化する、つまり一般化するにしたがって、オタは金を出したくなくなるし、若年層には買い支えるだけの金がないから金が流れない。そして、飽きられたコンテンツは消えてなくなる。」
そういってよっちゃんと呼ばれた男はビールのジョッキを口に含む。
「48グループはそういう意味ですごいよなぁ。海外マネーを組み込んで、良きに付け悪しきにつけ握手権やイベント権という形でオタに金を出させ続けているのだからな。」
「そういう意味では艦これもまぁ長続きしているわな。新規艦船とシステムの実装、そしてなんだかんだでの課金。それにアニメに映画、コミックといったメディアミックスで。」
「ただ、問題が結構あるわなぁ・・・そもそも、「艦これやってます!」という中高生のなんと多いことか!」
そういって、大ちゃんは笑った。
「DMMの規約上ではできないんだぜ。あれ。何せ18歳以上はできませんって、書いてあるのに平気で無視しているんだからな。それを破っているんだから、動画配信やら購入やらでAVが見れるぜ、あれ。一つでも破れば津波のように、っていうのがこの世の常だからな。」
「全くだ。あ、すみません。」
そういってよっちゃんは店の人を呼んだ。
「青二つください。ジョッキで。」
そう店の人に注文すると大ちゃんは話に戻った。
「そんなガキがかいているからなぁ・・・酷いもんだ。なんで中高生が軍組織の、武力集団の司令官になれるのかねぇ。」
「そうだな。たとえば皇道派の首魁とされた真崎甚三郎陸軍大将が本当にそそのかしたかどうか知らないけれども、純粋に2.26事件当時の農村の惨状を見ていた青年将校が、”純粋な思い”そう、今のようにメディアもネットもない、情報を集め、分析して、考える手段がない時代に純粋な思いを持った青年をまぁ、当時の裁判資料によるならばその思いを利用して自己の政権を樹立しようと企んだものをしかねないなぁ。悪い大人が。」
「僕だったらそうするけれどもね。中高生の何も知らないガキを洗脳して、艦娘を利用してクーデターを実行。その後はまぁどうにでもできるさ。飼い殺しでもいいし、武力使用の罪で切り捨ててもいい。最悪失敗しても犠牲になるのは痛くもない手ごまのみ。純粋さは時に罪になるのさ。そんな連中にいくら深海棲艦の侵攻があっても守ってほしくないね。”戦後”なるものがあったとして、残ったのは軍事政権でした、なんていうのは嫌だし、そんな事例は歴史に嫌というほど残っている。」
「非常時に樹立した、超法規的措置による政権がそのまま残っていました、なんて事例だらけだしな。」
そうこう言っているうちにジョッキのビールが来た。
「じゃあ、乾杯。」
そういって二人はジョッキを合わせる。
「しかしまぁ、森本忠夫氏の著作だっけ?最近読んだの。」
大ちゃんの言葉に、よっちゃんが答える。
「ああ、しっかしみんな好きだよね。大艦巨砲主義に超兵器登場って。」
「だよなぁ・・・そんな兵器ができるってことはそれなりに資源があるわけで、そんなんだったらそもそも戦争していないというパラドクスに陥るのにねぇ。」
「全くだ。最近、とある二次創作の著者に「すみません。日本軍が頑張っていますが、その際の海上補給路はどうなっているのですか?」って聞いたら、「海上護衛隊と阻止航空団がいるので問題ありません!」との言い放ったんだよね。心底「こいつは阿呆だ。それも、旧日本軍の参謀並みに阿呆だな。」と思ったよ。其の二次創作だと、日本海軍に結構な数の戦艦が出てくるんだけど、そんな戦艦を作る資源があるならアメリカが早い段階で気づいて経済制裁が南部仏印じゃなくて、北部仏印の段階で実行されかねないし、目を付けた陸軍がぶんどってくと思うよ。まぁ、おそらくはその事を書かれた本を読んだことのない阿呆なんだろうな。そいつも、その感想で肯定的な評価をしている阿呆も。」
「全くだな。マハンもゴルシコフも海軍の存在意義は艦隊同士の殴り合いではない、そもそも殴り合いに関しては書いていない。海上交通路の保護と破壊、存在を誇示することでの抑止力だな。旧海軍は全くその考えを無視していたんだから。そんなことのよって立つ二次創作なんて、原理原則を無視しているんだから面白いわけがない。まぁ、読むに値するのは大サトーぐらいなもんだろう。何せ、それができるように歴史をスクラップ・ビルドしているわけなんだからな。まぁ、どこまでつまらなくしているかを読むのもなかなか面白いけどね。「こいつ、こんな阿呆なこと言ってら。」と苦笑しながら見る、読むんじゃないよ、正しい意味で「見る」のも、なかなか面白いけれどもね。病み付きになるよ。まぁ、クスリを使うわけじゃないけれども。」
大ちゃんの言葉に、2人は爆笑する。
「まぁ、なんだかんだでブラウザ版はしばらく続くでしょう。二次創作は面白くないから滅びろと思うけれども。」
「全くだな。さてと・・・すみません。黒をジョッキでください。」
2人の夜はまだまだ始まったばかりである。
特定の人を取り上げたわけではありません。
あしからず。異論反論は受け付けます。