東方夢幻魂歌 Memories of blood 完結   作:ラギアz

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ラギ「g・m・s!!」
隔?「・・・は?」

ラギ「ゴキブリ・マジ・死ね!」
隔?「いや急にどうしたの」

ラギ「いやその・・・小説書いてたら二回ほど出現しての。全然集中できねえ」
隔?「頑張ってね~。では、どうぞ~」



第七章第五話「旧都のトップ」

目の前の、目つきの悪い女性は訝し気に俺を見据える。

 

「・・・なに?」

「あ、えっと・・・長い黒髪の女の子か、白髪の少年を見ませんでしたか?」

「ああ・・・黒髪の少女なら見たわよ。目的があるなんて、妬ましいわね」

 

橋の上で、女性は親指の爪を噛みしめた。

服の裾を伸ばしつつ、すっと橋の向こうを指さす。

 

「・・・あっち。旧都の方」

「旧都・・・?地底にも、町があるんですか?」

「ええ。嫌われ者と荒くれ者が集まる町がね・・・」

 

詳しく話を聞くと、その少女は一人だったと言う。

しかし勝手知ったると言う風に橋を何も言わずに渡ったらしい。

その時に感じた霊力の量。黒く、恐ろしいほどに澄んだ瞳。

 

――――怖かった、とパルスィは素直に呟いた。

 

そして確定する。あの隔が、偽物だったと言う事が。

 

「ありがとうございました。・・・旧都は、どんくらいで着きますか?」

「旧都に、本気で行くつもりなの?」

「はい。少し・・・いや、かなり不味い状況なんです」

 

俺がそう答えると、パルスィは眉を顰める。

数秒後。彼女は俺の前で一回息を吐き、そして俺に背を向けた。

 

「・・・着いて来なさい」

「は、はい!」

 

ぼそっと出た言葉に返事し、俺は小走りでパルスィに追いつく。

嫌われ者の地。荒くれ者の地。

そこは一体どんな場所なのか。繁華街の様な場所なのか、寂びれたボロボロの場所なのか。

 

少し緊張しつつ、俺は前を歩くパルスィを必死に追った。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「着いたわよ」

 

パルスィが足を止め、すっと顔を上げる。

そこは、繁華街の様な場所だった。

 

様々な妖怪が通りを練り歩き、街には太陽の明り代わりに提灯が沢山ぶらさげてある。

 

思ったよりも全然賑やかで、楽しそうな雰囲気に、俺は思わず緊張を解いた。

 

 

 

「・・・ここの妖怪達が仲良かったりするのは、その妖怪達をまとめているトップが居るから。・・・鬼の四天王って知ってる?」

「はい。一度、戦った事があります」

 

思い出したのは、夢月を助ける時に戦った闇鬼。

何かを代償に何かを強化する力。俺は奴に刻まれた刻印から、フルバーストを得たのだ。

 

あの禍々しい力を思い出し、体を震わせ、俺は小さく頷く。

 

「・・・そう。なら強さは知ってるわよね。・・・ここのトップは、その鬼の四天王の一人よ」

「っ!?」

 

繁華街を歩きつつ、パルスィはさらりと告げる。

思わず詰まる言葉。奥へ奥へと繁華街を進んでいきながら、彼女は呟いた。

 

 

「今から会いに行くから」




戦闘シーンが少ないからね。
真君vs星熊はやりますぜ・・・!
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