どうやら俺の決闘学園生活に波乱は付きものらしい   作:ikesan

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この作品も早いもので10話になります。
そしてお気に入り登録者様が100件を超えました!
このような執筆初心者の駄作を読んで頂き誠にありがとうございます!!

さて、今回でタッグデュエル回完結です!
孝雅と明日香の勇姿、是非ご覧ください!


DUEL10 歓迎会タッグデュエル(後編) タッグ崩壊!? 綻びを砕け!デストロイ・ギガ・レイズ!

「くっ...」

 

「どうした池上 孝雅?

お前のターンだぜ?それとも無様にサレンダーでもするかぁ?

フアハハハハハハ!!!」

 

...ったく、さっきまで万丈目に叱責されて落ち込んでたクセに状況変わった途端この態度かよ取巻クン...

 

しかし状況は奴がサレンダーを促すのも頷ける程マズいのは確かだ。

俺たちのLPは僅か1100P、しかも俺の手札は1枚のみ。

場には伏せカード1枚と明日香のエースである【サイバー・ブレイダー】が存在してはいるが奴のエース、【絶対服従魔人】には万が一効果で攻撃力を倍に出来たとしても及ばない...

 

...どうする⁉︎

 

「あれぇ?

どうしたの静まりかえっちゃって!

まさかホントにサレンダーする気かぁ!?」

 

...とりあえずその選択肢は論外っすパイセン。

まぁもう深読みするのも疲れた、ドローしてから考えるか。

 

「...誰がするか。

俺のターン...!ドロー!」

 

...ダメだ。

これじゃ持ちこたえることはできても状況は覆せない...!

 

「俺はサイバー・ブレイダーを守備表示に変更...。

そしてカードを1枚伏せてターン終了だ...。」

 

「フアハハハハハハ!!!

それしか出来ないのかァ!?

もう仕留めちゃって下さいよ万丈目さん!」

 

くそ...!

次の万丈目のターンでモンスターを引かれたら絶望的だ...!

 

「...フフ。

俺様のターン...!

この瞬間、愚鈍の斧の効果で500Pのダメージを受ける...!」

 

万丈目&取巻

LP 1500→1000

 

「俺様は手札より【命削りの宝札】を発動...!

手札が3枚になるようにドローする代わりにこのターン相手が受ける全てのダメージを0にする。」

 

「なっ...!万丈目さん!?

ダメージを無効にって!?」

 

...いや、万丈目の判断は正しい。

奴のドローフェイズ時前の手札は0、モンスターを引けなかった時点で俺たちにダメージを与えられないのは明白だ。

なら手札補充をして戦力を蓄えた方が得策に決まっている。

 

...だが何だ?

何か嫌な予感がする...!

 

 

「...クククク!!

フハハハハハハハハ!!

 

...遂に来た!

俺様の最高のシチュエーションを実現するカードが!」

 

何!?

 

「...取巻!お前はよくやった。

だが...もう用済みだ!!」

 

「...ひょ?」

 

「手札より速攻魔法発動!

【トラップ・ブースター】!

この効果により手札を1枚捨てることで手札の罠カード1枚を発動することが出来る!」

 

「俺様が発動するのは...!

永続罠【パートナーチェンジ】だ!!」

 

...!?!?!?

パートナー...チェンジだと!?

 

「フハハハハ!!

パートナーチェンジは相手が同意した場合自分と相手のパートナーを入れ替えることが出来る!

俺様はこのカードで取巻と天上院クンを入れ替える!!」

 

「ちょ...ちょっと待ってくださいよ万丈目さん!!

どういうことですか!?

ボクは最初から利用されていただけなんですか!?!?」

 

「理解が早いなそういうことだ!

オベリスクブルー男子トップのこの俺様に利用されたのなら貴様もさぞかし光栄なことだろう??」

 

...流石に姑息が過ぎるんじゃないか万丈目...!

 

「そ、そんな...!

やることが汚いですよ万丈目さん!!」

 

「フン!取巻、1つ俺からの教訓を授けてやろう!

卑怯汚いは敗者の戯言に過ぎん!!

この世は結果こそ全てなのだ!!

ロクに結果も出せないお前が頂点に君臨する俺に指図する権利などない!!」

 

「ぐっ...!」

 

「フハハハハハハ!!!

さぁ天上院クン!パートナー交換を同意してくれ!お互いトップに君臨する者同士、使えない奴は見捨てるべきだ!!」

 

「...いいや!

明日香がそんなことするハズない!」

 

「そいつはどうかな池上 孝雅...?」

 

「何!?」

 

「今の状況を見てみろ!

俺たちのフィールドには攻撃力4500の絶対服従魔人が存在している!

それに比べお前たちのフィールドは天上院クンのエースモンスターであるサイバー・ブレイダーが存在しているが絶対服従魔人の敵ではない!しかもLPは風前の灯火!そして手札も0!」

 

「この状況でパートナー交換を持ちかけられて断る馬鹿がどこにいる!!

フハハハハハハ!!!」

 

「ぐっ...!」

 

くそっ...!

確かに明日香がこの絶望的な状態を打開するにはパートナー交換を応じるのが最善策だ...!

俺が...俺が足を引っ張らなけれb...

 

「いるわよ万丈目君!

ここにその馬鹿がね!」

 

「何!?」

 

明日...香!?

 

「まさか孝雅、私が裏切るとでも本気で思っていたの?

私も見限られたものね。」

 

「あ...いや...その...

...すみましぇん。」

 

「分かったなら良いわ。

さぁ、私たちの決闘を続行するわよ、孝雅?」

 

「...ああ!」

 

なんやこのイケメン...

女だったら惚れてたやで...。

あれ...明日香も女だったっけ...?

 

「な、何故だ天上院クン...!?

パートナー交換を応じればこの俺様とペアが組める上この絶望的な戦況を覆せるのだぞ!?」

 

「だから何?」

 

「だから...って...!」

 

「私はね万丈目君、決闘は正々堂々真っ向から相手と向かい合い互いの全力を尽くすものだと思っているわ。

貴方のような卑劣な手で勝利を掴んだとしてもそれは私の流儀に反する...

流石にもう言いたいことは分かるわよね?」

 

「ぐっ...そんな...!」

 

死体蹴りの死体蹴り位のオーバーキルを見たぜ...

万丈目よ...安らかに眠れ。

 

「私が同意しなかったことにより永続罠、パートナーチェンジの効果は不発!貴方たちの場に邪魔なカードとして残り続けるわ!」

 

「ぐっ...!

くそっ!ならばもうお前らを叩き潰すまでだ!!

俺様とペアを組まなかったことを後悔するがいい天上院クン!!」

 

「命削りの宝札の効果でこのターン相手に戦闘ダメージは与えられないがバトル自体は可能!

絶対服従魔人でサイバー・ブレイダーを攻撃だ!!

アブソリュート・サブミッション!!」

 

...いや!そのバトルも無益だ!

 

「この瞬間!

サイバー・ブレイダーの効果、“パ・ド・ドゥ”が発動する!

相手モンスターが1体のみの場合このカードは戦闘で破壊されない!」

 

「チィッ...!!

気に食わん!!気に食わんぞ!!

くそっ!!

これでターンエンドだ!!」

 

...よし、まだ逆転のチャンスはある!

頼んだぜ、明日香!

 

「私のターンね!ドロー!」

 

「手札より魔法カード【強欲な壺】発動!更に2枚をドロー!」

 

「...!

...私はカードを2枚伏せてターンエンド!」

 

流石の明日香でも手札0の状況からの展開はこれで手一杯か...

だがまだサイバー・ブレイダーは健在している、相手にモンスターが増えなければまだ勝機はある!

 

...それよりも次の取巻のターンだが...

奴は万丈目に見捨てられて冷静な判断が出来なくなっている...

自分のターンを続行できるのか...!?

 

「ボク様は...ボク様は...他人に見捨てられるような身分じゃない!!

ボク様はエリート!!他人を支配する側なんだ!!

ボク様のプライドを傷つけるのは誰であろうと許さないぞ!!!」

 

...あらま、こりゃダメみたいだな。

てかこの状況どっかで見た気が...

 

「見せてやる!!

ボク様の真の実力を!!

ボク様のターン!!」

 

万丈目&取巻

LP 1000→500

 

「ドローした【強欲で貪欲な壺】を始動!デッキからカードを10枚除外しカードを2枚ドローする!!

フアハハハハハハ!!カード達よ!!ボク様の勝利の糧となれ!!」

 

取巻はデッキからカードを10枚引くとそれをまるでゴミのように投げ捨てる。

 

「...フフフフ!!来たぞ!!

ボク様の真の切り札が!!」

 

...何!?

 

「ボク様は絶対服従魔人を生贄に捧げる!!」

 

「何!?!?

攻撃力4500のモンスターをみすみす生贄にするだと!?」

 

「出でよ!

【真魔獣 ガーゼット】!!!」

 

...何!?ガーゼットだと!?

 

絶対服従魔人もの体躯を超えた巨神が出現し、フィールドを凶々しいオーラが取り囲んだ。

 

「これがボク様の真の切り札だ!!

フアハハハハハハ!!!!

アハハハハハハ!!!

 

真魔獣 ガーゼット

闇 ☆8 悪魔族

ATK 0 DEF 0

 

「攻撃力...0!?」

 

「貴様何を考えている!?

まさか俺様を裏切り自滅する気か!?」

 

「黙れ!そんなことも分からないのか!

今までアンタを信じてついてきたのはとんだ茶番だったみたいだな!」

 

「何!?貴様誰に向かって!」

 

「今更格上ヅラするな!!

ボク様はもうアンタなんかに従わない!!

むしろお前がボク様に従うべきだ!!」

 

「何...だと!?」

 

うわぁ...完全に仲間割れしてるよ...

プライドが高い同士の抗争は止まることを知らないからな...

 

「まぁ安心しろ!ボク様は自滅する気なんか更々無い!

ボク様の実力と万丈目!お前の無能さを証明する為に勝利を掴むのさ!」

 

「ガーゼットの攻撃力は生贄に捧げたモンスターの攻撃力の合計の数値となる!

よって攻撃力は3500!!」

 

...そうか分かった。

今の奴等のLPは500のみ、愚鈍の斧のダメージを食らったら終わりだ。

しかし装備モンスターを生贄にすることでそれを回避することができる...!

しかしフィールドにモンスターが1体のみという状況は変わらない、まだ勝機は十二分にある!

 

「ガーゼットの攻撃だ!!サイバー・ブレイダーを抹殺せよ!!

シンザシス・パワー・フォース!」

 

何!?先程の攻撃でサイバー・ブレイダーの効果は熟知しているハズ...

...まさか!?

 

「フアハハハハハハ!!!!

ガーゼットには貫通効果がある!!

例えモンスターを破壊出来なくともその切れ味を受けて果てるがいいさ!!」

 

...やはり持っていたか!!

マズい...!サイバー・ブレイダーの守備力は僅か800のみ、攻撃が通れば俺たちの負けだ!!

 

「明日香!!」

 

「...ふふ。

まさかこんなところでこのカードを使うことになるとはね。」

 

...ゑ?

 

「罠カード発動!

【運命の分かれ道】!」

 

...ええええ!?!?!?

ここでギャンブルカード!?

 

「このカードは互いにコイントスを1回行い表が出たら2000Pライフを回復し裏が出たらその逆の効果を受ける...!」

 

「私たち両ペアともLPは2000未満、

裏が出たらその時点で負けか引き分けが確定するわ!」

 

「「何だとォ〜〜〜!?」」

 

「明日香...何故そんなカードを!?」

 

「私はね孝雅...昔、ギャンブルカードばかりを使うとある決闘者の知り合いがいたの。

その人は決闘の際いつも汚い手ばかりを使うことから私はいつしかギャンブルカードを毛嫌いするようになっていた...

...でもそれは間違いだって気づいたの!

孝雅、貴方の決闘を見てね!」

 

「俺の...決闘?」

 

「そうよ、

貴方はどんなバッシングを周りから受けても一見絶対にデッキに入れないようなカードを懸命に信じ駆使して決闘していた、それを見て気づいたわ。

カードに罪はない。

カードの価値は扱うプレイヤーによって委ねられることを。」

 

「だから私も...過去のつまらない出来事を引きずるのをやめてみたくなったの。

これはそのキッカケ作りってとこかしらね。」

 

「そ、そうか…!

俺なんかの決闘からでも学ぶことはあったんだな...!」

 

少々解釈が強引な気もしないでもないが...

まぁ何はともあれ明日香の役に立ったんだ、それは素直に嬉しい。

 

「えぇ、感謝してるわ孝雅。

...決闘を続行するわ!

運命の分かれ道の効果でまず私からコイントスを行う!」

 

...ここで裏が出たら俺たちの負けだ。

頼む...表よ出てくれッ!!

 

“ピィーッン!”

 

明日香の手から投げ上げられたコインは天高く宙を舞い、一瞬にして手の甲に舞い戻った。

 

 

...結果は!?

 

 

 

 

 

 

 

「...フフ。コインは表よ!」

 

...よし!!

これで負けることは無くなった上戦闘ダメージも耐えることができる!!

そして何より奴等が裏を出せばこの決闘に勝利できる!

 

明日香&孝雅

LP 1100→3100

 

「くっ...!」

 

「さぁ、次はアナタの番よ取巻君!」

 

「くっ...そぉっ...!

...行けえっ!!コイン如きにボク様の勝敗を決められてたまるか!!」

 

“ピィーッン!”

 

凄まじい圧力と共に投げ上げられたコインが取巻の手の甲に颯爽と収まる。

 

...裏か!?表か!?

 

 

 

 

 

「...フフ!!

フアハハハハハハ!!!!

残念だったなぁ!!コインは表だ!!!」

 

「そんな!?」

 

万丈目&取巻

LP 500→2500

 

「フアハハハハハハ!!!!

思い知ったか!!

そんなギャンブルカードで敗北を喫することなんてエリートのこのボク様にあってはならないんだよ!!」

 

くっ...!

流石に虫が良すぎたか...!

 

「バトル続行だぁ!!

喰らえ!ガーゼットの攻撃!!

シンザシス・パワー・フォース!!」

 

「きゃあああああっ!!」

 

明日香&孝雅

LP 3100→400

 

「フアハハハハハハ!!!!

これでもうボク様の勝利は決した!!

もうお前たちに出来ることなんてないんだよ!!」

 

「...いいや、確かにこの状況は俺の今までの決闘の中でもかなり絶望的かもしれない...

だがまだ俺たちにはLPと山札が残っている...!

一縷でも望みがあるなら俺はそれを捨てない!

...それが俺が憧れた、プロたちの信念だからだ!」

 

「孝雅...!」

 

「フアハハハハハハ!!!!

望み⁇信念⁇

そんなものボク様のようなエリートの前では無力に等しいことが分からないのか!!」

 

「無力かどうかはこの決闘が決するまで分からない!」

 

「なら見せてみろよ!!

お前の信念ってヤツをよぉ!!

ボク様はこれでターンエンド!」

 

...もう、アイツを呼ぶしかこの状況を打破する術は無い...

引けるのか...その為の布石を...

 

...いいや!

引くんだ!!!なんとしても!!!

 

「俺の...ターンッ!!!!」

 

...!!

 

 

「...フフ、フフフフ。」

 

「どうした池上 孝雅?

成す術が無くなり気でも狂ったか!」

 

「...いいや!

まだ俺にもツキはあるみたいだ!

手札より魔法カード、【運命の宝札】を発動!!」

 

「何!?」

 

「このカードの効果で俺はサイコロの出た目と同じ枚数分のカードをドローしそれと同じ数だけデッキの上からカードをゲームから除外する!!」

 

「チィッ...!

またギャンブルカード...!!」

 

「ギャンブルだろうが何だろうが可能性がある限り俺はそれを信じるだけだ!

行け!ダイスロール!!」

 

...賽は投げられた。

あとはそれに身を委ねる他ない...!

 

大きく回転していたサイコロが止まり、出目が俺の運命を宣告した。

 

「...出目は3!

よって3枚ドローしデッキの上から3枚を除外!」

 

「...!!」

 

...来た!!

 

 

...だがあと一手足りない!

これじゃ一時的に場を制圧できても

次の万丈目のターンで容易に反撃を許してしまう...!

 

「くっ...!」

 

「...フフフフ!!

フアハハハハハハ!!!!

どうやらキーカードは引けなかったようだな!!

もう勝負は決したこれ以上は時間の無駄だ!!さっさと山札の上に手を置きたまえよ!!

フアハハハハハハ!!!!」

 

 

...ここまでなのか。

俺は...このまま何もできないで終わるのかよ!!

 

 

「何シケた顔しているのよ、孝雅?」

 

「明日香...!でも俺に打つ手は...!」

 

「全く貴方って人は...

孝雅、これがタッグデュエルである事を忘れているのかしら?」

 

...ゑ?

 

「伏せカードくらい...ちゃんと確認しなさいよ。」

 

 

「伏せ...カード...!」

 

...明日香は前のターン2枚のカードを伏せた...。

1枚は運命の分かれ道、そしてもう1枚は...!

 

 

「...これは!!」

 

俺は2枚目のカードを確認した瞬間、再認識させられた。

俺は1人で戦ってるんじゃ無い事を。

タッグデュエルだからこそ、出来ることがあることを...!

 

「明日香...!

このカード、有り難く使わせてもらう..!」

 

「ええ!存分にやりなさい!」

 

 

 

「俺は明日香の伏せたカードを発動!

罠カード!

【ナイトメア・デーモンズ】!!」

 

「何!?

ナイトメア・デーモンズだと!?

それは池上 孝雅!お前のカードのハズだ!!」

 

「どこにもパートナーの使うカードをデッキに入れてはいけないなんて規定は無いわよ取巻君!」

 

「なッ...!」

 

そう、明日香は扱い難い俺のデッキをサポートする為に俺が使うカードを自らのデッキに加えたんだ...!

 

...全く、オベリスクブルー女子のトップの応用力、適応力は段違いだな...!

 

「ナイトメア・デーモンズの効果発動!

サイバー・ブレイダーを生贄に捧げ、相手の場にナイトメア・デーモン・トークン3体を攻撃表示で特殊召喚する!」

 

ナイトメア・デーモン・トークン

闇 ☆6 悪魔族

ATK 2000 DEF 2000

 

「くっ...!

だがそんなことをして何の意味があるんだ!!

昨夜万丈目が言った通り自分のモンスターを生贄に相手に高レベルモンスターを3体も召喚させるなんて愚の骨頂だ!!」

 

「まぁ...普通はそう思うよな。」

 

「何!?」

 

「んじゃこれから...種明かしと行こうか!」

 

「俺は更に手札より魔法カード、【デビルズ・サンクチュアリ】を発動!

自分フィールドにメタルデビル・トークン1体を特殊召喚する!」

 

メタルデビル・トークン

闇 ☆1 悪魔族

ATK 0 DEF 0

 

「続いて俺は【ジェスター・コンフィ】を特殊召喚!

こいつは手札から特殊召喚が可能!」

 

ジェスター・コンフィ

闇 ☆1 魔法使い族

ATK 0 DEF 0

 

「2体の生贄が...揃った...!」

 

「そして俺はこの2体のモンスターを生贄に捧げる!!」

 

...今度こそ拝ませてやる、俺の切り札を!!

 

「生きとし生けるもの全てを破壊に導く覇龍よ!

降誕しその逆鱗で全てを薙ぎ払

え!!」

 

 

 

「出でよ!【破壊竜ガンドラ】!!」

 

 

“グオオオオオッ!!!”

 

 

赤き閃光と共に現れる漆黒の覇龍。

その咆哮が轟き、フィールド内の全てを表しきれない程の重圧が飲み込んだ。

 

破壊竜ガンドラ

闇 ☆8 ドラゴン族

ATK 0 DEF 0

 

「なんだ...この凶々しいモンスターは...!」

 

「こいつが俺の切り札であり勝利の為の希望!破壊竜ガンドラだ!!」

 

 

「だ...だが!

所詮攻撃力は0!!

3500のガーゼットはおろかお前が特殊召喚したトークンにすら足元も及ばないぞ!!」

 

お前...この場面で出されたモンスターに何の特殊能力も備わってない訳が無いだろう...

 

 

「...1つ覚えておきな取巻。

モンスターを攻撃力だけで判断する...それこそ愚の骨頂だ!!」

 

「なッ...!?

ボク様に向かってその暴言はなんだ!!

立場の差というものを思い知れ!!」

 

...なんかコイツ、段々万丈目に似てきてないか...?

 

「...思い知るのはお前の方だ取巻!!

ガンドラの効果発動!!LP半分をコストにこのカード以外のフィールド上のカードを全て破壊しゲームから除外する!!」

 

「な、何だとォォォ!?!?」

 

明日香&孝雅

LP 400→200

 

「行け!破壊竜ガンドラ!!

全てを葬れ!覇龍葬送!!!」

 

“ガアアアアアッ!!”

 

 

無数の真紅に輝く閃光が、フィールドを一瞬にして消し炭と化した。

 

 

「ぼ、ボク様のモンスターがぁぁぁぁぁ…ぜ……ぜん…め…めつめつめつ…」。

 

「それだけじゃない!

破壊されたナイトメア・デーモン・トークンの効果発動!

コイツが破壊された時そのコントローラーに1体につき800Pのダメージを与える!!」

 

「な...なにィ!?!?」

 

「破壊されたトークンは3体!!

よって2400Pのダメージだ!!」

 

「そ、そんな!

ぅ、うぁぁああああぁっ!!」

 

万丈目&取巻

LP 2500→100

 

「くっ...あぁっ...!

あのトークンはこの為に...!!

 

だが!!まだLPは残っている!!

ソイツの攻撃力は0!!次のターンd...

 

「生憎だがお前たちに次のターンは無い!!!」

 

...ひょ?」

 

 

「ガンドラの更なる効果発動!!

破壊したカード1枚につき300P自身の攻撃力を上げる!!」

 

「何ィィ!?!?」

 

「覇龍よ!

自らが破壊し亡者たちの魂をその身に宿せ!!

カラミティ・チャージ!!」

 

破壊竜ガンドラ

ATK 0→1800

 

「あ...あ...」

 

「取巻、万丈目。

お前たちは確かに強かった。

だがパートナーを見限り自身を誇張する余り結束力を見失っていた!

その時点でもう既に勝敗は決していたのかもしれないな...。」

 

そう、これは俺と明日香の...

結束があったこそ生み出せた勝利!

 

「これで最後だ!!

破壊竜ガンドラでプレイヤーにダイレクトアタック!!」

 

 

「...待て...やめろ!!

この誇り高きボク様が負けるなんてあっちゃいけないんだ!!!」

 

 

「...喰らえ!絆の一撃!!

デストロイ・ギガ・レイズ!!!」

 

 

「...うぁぁああああぁっ!!

あぁぁぁっ!!!」

 

万丈目&取巻

LP 100→0

 

 

...こうして俺の初めてのタッグデュエルは無事白星を挙げ終わりを告げた。

 

...が、俺はこの勝利の直後、

更なる試練と対峙することになるとは、微塵も感じずただ余韻に浸っているのだった...。

 

to be continued...




お読みいただき有り難うこざいます。
まさかの取巻クンが万丈目を押しのけてメイン化するとは...!
しかし安心してください、万丈目はこれから沢山の出番を考えています!
ていうかもう次回から孝雅と...!

...是非お楽しみに!(ネタバレを避けつつ

沢山の感想、ご意見お待ちしております。

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