どうやら俺の決闘学園生活に波乱は付きものらしい   作:ikesan

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6話になります。
今回は色々要素を詰め込み過ぎて文字数が普段の倍近くになってしまいました。。
読みにくかったら申し訳ないです。。




DUEL6 始まりと出会いと洗礼と

「うお、もう結構集まってんなぁ。」

 

そう言って俺がやってきたのはそう、入試会場にもなった海馬ランドだ。

実は再びここが集合場所となっている。

幸いなことに、実技試験当日のような電車の遅れもなく、定刻通り到着することができた。

 

「おーーい!!孝雅!!!」

 

む、この元気の塊みたいなポジティブボイスは...!

 

「よぉ十代!お前も合格してたんだな!」

 

「当たり前だぜ!

しかも俺、いきなりオベリスク・ブルーに配属されちゃってさぁ!」

 

...え?

えええええええ!!

ま、まぁ確かに俺と同じような境遇だし当然っちゃ当然か。

しかもクロノス先生の心を動かしたのは誰でもないコイツだしな。

 

「...実は俺もなんだ。」

 

「おぉ〜!

俺もそうだと思ってたぜ!!

これから宜しくな!

...って言いたいところだけど、」

 

...なんだ、その含みのある言い方は。

 

「そのな...俺、先生に頼んでオシリス・レッドに配属先を変更してもらったんだ!」

 

「...はぁ!?!?!?」

 

いやいやいや待て十代!!!

お前は何を考えている!?!?

あの最高寮をみすみす捨ててあのオシリス・レッドに移動って正気の沙汰じゃねえぞ!!

 

「い、一応訳を聞こうか...?」

 

「いや、ちょっと言いづらいんだけどさ...」

 

そうか...

十代にも事情ってモンがあるよな。

筆記試験の成績からして決闘の知識不足は否めない、そんな状態でオベリスク・ブルーで遅れをとるよりかオシリス・レッドで一からやり直したい、とかそんなとこだろう。

...人の事情を考えず軽はずみに聞いちまった...

反省しなければ...

 

「悪かった十代!そのこt...「オシリス・レッドの方が制服カッコよくてそっちにしちまったんだ!!」...え?」

 

...んん?

よく聴き取れなかったぞぅ?

僕ちん十代君のブッ飛んだ発言なんて全然聴き取れなかったよ〜

 

「だ〜か〜らー!!

オシリス・レッドの制服ってカッコいいじゃんか!

燃える情熱!赤い血潮!

熱血の俺にピッタリだと思わねえか!?」

 

もうやめてあげて!!

孝雅君の脳のキャパシティはもう0よ!!

 

「お前まさか...それだけの理由で?」

 

「おう!高級設備なんて特に興味ないしな!俺は色んな奴と決闘が出来ればそれでいいんだ!」

 

いや、うん、分かってたよ?

十代が色々突き抜けたお人だってことは、うん。

実技試験で最悪の相手が設定されたのに嬉しがってたしさ。

でももうやめない?

もうそろそろ俺の脳のキャパを超える突き抜け方をするのをやめようぜ十代君!!

俺もう君という人間が分からないよ!!

 

「どうした?孝雅?

なんか冷や汗ギッシリだぞ?」

 

「あぁ、いや気にしないでくれ。

...お!十代、お迎えの時間みたいだぜ?」

 

俺の驚嘆する感情を削ぐように現れたのは実技試験で試験官をしていた先生3人だ。

ていうか全員髪型がリーゼント+グラサン着用ってなんかの宗教にでも入ってんのか?

見分けつかないし。

 

「これからデュエル・アカデミアへ入学する諸君に告ぐ!

まずは合格本当におめでとう。

諸君のこれからの健闘を心から期待している!

そしてこれからヘリを使いデュエル・アカデミア本島へと移動しそこで改めて入学式をとり行う!

全員配属先の寮は分かっているな?」

 

“はい!”

 

「よろしい!

それでは各寮ごとにヘリに乗り込んでもらう!

まずはオベリスク・ブルーの生徒!私に付いて来なさい!」

 

おっと、いきなりか。

 

「じゃあな十代、先に行くぜ!」

 

「おう!じゃあな孝雅!」

 

十代に別れを告げ、俺は試験官Aについて行った。

 

 

「おい、アイツって確かクロノス先生を倒した...」

 

「あぁ...でもなんでブルーにいるんだ?中等部にはいなかったハズだが...」

 

うう...周囲の視線が痛い...

まぁこうなることは想定内だがそれにしてもキツイな。

 

「ねぇ...そこのボウヤ。」

 

落胆していると突然何かに急に腕を取られた。

後ろを振り返るとなんというか、

高校生とは思えない色気を放つツインテールの美少女が俺を物欲しそうに見つめていた。

 

「うにゃはぁ!?!?

だ、誰でしゅか!?」

 

...我ながら酷い反応だ。

...しょうがないじゃん!思春期の男子だもん!

 

「ふふ。可愛いのね。

私は藤原 雪乃。ボウヤと同じオベリスク・ブルーの生徒よ。

ヨロシクね、池上 孝雅クン。」

 

「ぅえ!

な、何で俺の名前を?」

 

「何でって...

孝雅のあの実技試験を知らない人が校内にいると思う?」

 

...あぁ、確かに。

ってもう名前呼びィ!?!?

最近の女子ってスゲエな...

 

「な、成る程。

それで、何の用かな藤原さん?

ホラ、もうすぐヘリに乗らなきゃ。」

 

「雪乃でいいわよ、孝雅。

どういう訳でオベリスク・ブルーにいるかは知らないけど、高等部からの入学ってことはココに知り合いいないんでしょう?

...ワタシが一緒にいてあげるわよ。」

 

...はぇ?

何が目的なのこの美少女。

いや有り難いよ?有り難いけどさ。

 

「ありがとう、ゆ、雪乃。

でもなんでそこまでしてくれんだ?

少しばかり有名とはいえ見ず知らずの相手だぞ?」

 

「ふふ。ワタシはね、孝雅。」

 

そう言うと雪乃は俺の耳に顔を近づけ吐息交じりにこう言い放った。

 

「強い男性が...好きなの。」

 

「うひゃっ!!」

 

...酷い反応本日2回目。

いやでもそうなるからね?割とマジで。

てかこの人男をオトす英才教育とか軍事訓練とか受けてんじゃねえの?

なんなの?プロなの?

 

「ちょっと雪乃。

その辺にしておきなさい?

池上君困ってるじゃないの。」

 

俺が困惑していると、背後からまたもやスレンダーな金髪美少女が声を掛けてきた。

...てかこの学園の顔面偏差値高すぎないですかね?

 

「あら、明日香。」

 

「初めまして池上君、私は天上院 明日香。

貴方や雪乃と同じくオベリスク・ブルーの生徒よ。

これから宜しくお願いするわね。」

 

「あ、ああ!

宜しく、天上院さん。」

 

雪乃と違って真面目な印象を受ける。

てかアレだ、アカデミア関係においてここに至るまでの経緯で俺は試験官と受付嬢を除いてちょっと色々が特殊な方々としか関わってなかったから常識人と話すのは久々だ...

普通に会話が出来るってこんなに素晴らしいことなんですね。

 

「あら、着いたみたいね。」

 

そうこうしている内に俺たちはヘリポートへと到着した。

 

「ではこれからヘリに乗り込んで貰う!

席の関係上3人1組で乗ってくれ!

順番は特に問わないので好きな人と乗ってくれて構わんぞ!」

 

...ん?

3人1組?

ってことは...

 

 

「おのれ池上 孝雅...!」

「許さん...許さんぞ!!」

「オレ...アイツ...コロス...」

 

「睨まれてる...ブルー男子ほぼ全員に...」

 

状況はお察しの通り、

俺は雪乃と天上院さんとの間に挟まれて座っている。

 

...結構な密着度で。

 

「あら孝雅、顔が赤いわよ?ふふ。」

 

「雪乃...お前ワザと...!」

 

雪乃の方を向くと、「ホントは嬉しいんでしょう?」とでも言っているかのような表情でこちらを見つめてきた。

 

...強い否定が出来ん。

 

「そう言えば池上君、

実技試験でクロノス教諭と引き分けた、えっと名前は...遊城 十代って言ったかしら?

彼はどうしたの?」

 

今度は天上院さんが俺に問いかける。

うむ、まともな会話・まともな質問!

そうそう、こういう何気無い会話を俺は望んでいるんだよ!

 

「あぁ、十代ならさっき会ったぜ?

それより聞いてくれよ、アイツも俺と同じ条件でオベリスク・ブルーで合格したんだけどさ、制服の色が好みだからってだけの理由でオシリス・レッドへと配属先を変更しちゃったんだぜ!?

信じられなくないか?」

 

「「なんですって!?!?」」

 

おお、予想通りのリアクション。

雪乃でさえもこの反応か。

 

「まぁ、そうなるよな...

俺も最初聞いた時は耳を疑ったぜ...」

 

「あれ?そう言えば孝雅が何故いきなりオベリスク・ブルーに配属されたかの理由も聞いてないわね。

教えてくれるかしら?」

 

あぁ、そうか。

話をすっ飛ばしすぎたな。

 

「そうだったな、

なんでもクロノス先生曰く俺と十代はアカデミアの実技試験でクロノス先生相手に勝利・引き分けた唯一の受験生らしかったんだ。

それで自分で言うのもアレだが俺たちのその腕を評価されてここのオーナー・校長・クロノス先生が特別処置を施してくれることになったみたいなんだ。」

 

「成る程ね。

凄いのね池上君って。

今度是非決闘してみたいわ。」

 

「あら明日香。抜け駆けかしら?

孝雅?ワタシとも忘れずにね?」

 

「あぁ、もちろんだ。」

 

その後ブルー男子に睨まれつつも、

俺たちはそれぞれのこれまでの経緯等を話しつつ、アカデミアに着くのを待った。

 

 

「まもなく本校に着陸する!

各自降りる準備をしておけ!」

 

「あら、そろそろ着くみたいね。」

 

「だな。って、あれ?天上院さん?」

 

横を見ると天上院さんは健やかな寝息と共に完全に寝入ってしまっていた。

うん、寝顔も綺麗です眼福眼ぷk...ってそれより早く起こしてあげなくては...

 

「おーい、天上院さん?

もうすぐ着くみたいだぜ?」

 

「ぁ...ん...池上...君?」

 

天上院さんその表情と声は凄くマズい。

いや何がマズいって主に俺の理性が。

 

「あ、ぁあ起きた?

もうしゅぐ着くみたいだみょ?」

 

「あら...寝ちゃってたみたいね。

ゴメンなさいね迷惑かけちゃったみたいで。」

 

「あぁ、だ、大丈夫だよ気にすんな。」

 

必死で冷静を取り繕う俺。

それを横目で笑う雪乃。

コイツ...後で覚えとけよ...

 

 

 

ヘリから降り、俺たちは入学式の会場となる階段教室へと向かった。

そこには特にそれらしい装飾はなく、在校生となる先輩方も居ないので式は結構簡易的に行われるようだ。

 

まもなく、俺たちブルーの生徒に続き、イエロー、レッドの生徒が合流し式が開始された。

ブゥンという音と共にモニターにスキンヘッドに立派な髭をたくわえた校長と思しき人物が映し出される。

 

「え〜新入生諸君。

本日はご入学本当におめでとう。

そして、ようこそデュエル・アカデミアへ!

私は校長の鮫島だ。これからよろしく頼むよ。」

 

ここから校長先生特有の長ったらしいお話が始まる。

まぁ、校内における情報とか話されるみたいだし、聞き逃すのは得策じゃないだろう。

 

「ですから...こうでして...」

 

鮫島校長は学園生活における様々な情報、注意事項を坦々と説明する。

ヤバい、やっぱ眠い...

なんだろうなこの特有の催眠効果は...

 

「最後に、諸君らの生活する寮の各自の部屋へとご案内させて頂くよ。

各部屋にはこれから着用する制服、デュエルディスク、そして生徒、教師間での連絡を可能にするPADが置いてあるので、忘れずに確認するように。

それでは、寮ごとに担当の教官に着いて行ってくれたまえ。」

 

やっと式も終わったか。

んじゃ、また雪乃と天上院さんと一緒に寮に向かうか。

ブルーの男子怖いけど。

 

「雪乃!天上院さん!」

 

「孝雅、じゃあまたね?」

 

「池上君、また。」

 

ふぇ?なんで別れの挨拶?

 

「え?待てよ一緒に行こうぜ?」

 

「バカね。ブルーは男子寮と女子寮に分かれているのよ?」

 

あ...そうでした。

 

「ふふ、そんなにワタシたちと一緒に居たいワケ?」

 

「ち、ちょっと勘違いしてただけだ!

またな!」

 

...ん?待てよ。

この2人が一緒じゃないってことは...

 

 

「おい、池上 孝雅とか言ったな?

明日香さんとどういう関係だ?」

 

「俺たちの愛しのゆきのんに何ちょっかいかけてくれてるのかな?かな?」

 

「そもそも何故キサマがブルーにいる?」

 

は〜い来ました質問攻めタイム。

あぁ...面倒だ...

俺も十代と一緒にレッドに変えてもらおうかしら...

 

「まぁ待ってくれ...訳は後で話すから、な?」

 

「後で...か...!

なら丁度いい!

万丈目さん!ちょっと来てくださいよ!」

 

万丈目さん?

...誰だ?

つかなんで同い年なのに敬称?

 

万丈目と呼ばれたその男は、傲慢そうな態度を露わにしながらこちらへ近づく。

 

「お前が池上 孝雅か。」

 

「お、おう。お前は?」

 

「お前!万丈目さんを知らないのか!?オベリスク・ブルー1年においてトップの成績を修めた比類なき決闘者だぞ!!」

 

なるほどねぇ。

 

「そうか、凄い人なんだな。」

 

「凄いというレベルではない!

お前ももっと敬え!」

 

敬えって...

コイツ完全に万丈目の腰巾着じゃねえか...

 

「ノンノン。

新入生にそれはナンセンスだぞ諸君。

しかしまぁこの俺様もお前の決闘の腕前に興味がある。

 

そこでどうだ?俺様と決闘をしないか?」

 

うっわ凄い急展開。

まぁでも特に断る理由もないな。

 

「あぁ、別に構わないぞ。」

 

「フン。その心意気は褒めてやる。

ならば今夜22時に特設フィールドへと来るがいい。」

 

ん?...その時間は...

 

「待て万丈目。

その時間帯は外出禁止のハズだが?」

 

「万丈目“さん”だ!

そんなもの気付かれなければ何も問題はない!

それとも怖気付いたか池上 孝雅!」

 

ナンセンスとか言ってたのに結局敬って欲しいのかよ。

加えて自分の要望が通らないとこの態度。

..,苦手なんだよなぁこういう性格。

 

「校則違反を犯してまでお前と決闘する義理はないだろ...

この話は白紙に戻させてくれ。」

 

「おい貴様!待て!逃げるのか!?」

 

「決闘なら後でやろうぜ。

別にその時間帯に限らなくてもいいだろ?」

 

「貴様...!

あくまで俺様の指示に従わないつもりか...!」

 

あぁ面倒だなホントに...

どんだけ融通利かないんだよ...

 

「そんな都合通りにいくハズないでしょうよ...

少しは俺の事情も考えてくれ...」

 

「黙れ!俺様を誰だと思っている!?」

 

あぁもう嫌...助けて天上院さん。

 

「さて!着いたぞ!

ここがオベリスク・ブルー男子寮だ!」

 

「!」

 

お!話に夢中で気付かなかったがもう寮に着いていたみたいだ!

これはチャンス!

 

「では順番に部屋のカードキーを取りに来てくれ。部屋番号はカードに記載してある。」

 

...ここだ!

 

「先生!すみません!

実はさっきからずっと尿意を催してて...

申し訳ないですが先にキーを頂いてもよろしいですか?」

 

「ん?池上か?

ったくしょうがない奴だな。

ホレ、特別だぞ。」

 

「有り難うございます!」

 

...からのダッシュ!!

 

「あっ!アイツ逃げやがりましたよ万丈目さん!」

 

「クソ...覚えていろ池上 孝雅...!」

 

 

「ふう、なんとか出し抜けた。」

 

一息つき、俺は改めて自分の部屋番号を確認する。

 

「023号室は...ここか!」

 

部屋のロックを開けると、そこには噂に聞いていた通りの超高級ホテル並みのスイートルームが広がっていた。

 

「す...げェ!!」

 

これをみすみす捨てた十代はホントに馬鹿だな、うん。

 

「お、これが制服とデュエルディスクとPADか。」

 

鮫島校長が言っていた通り、

机の上に上記の一式が綺麗に揃えられいた。

 

「ふう、とりあえず着替えるか。」

 

オベリスク・ブルーの制服は後ろがチェスターコート並みに長い。

夏とかどうすんのさ...

 

まぁでも、最高寮らしい強者感は出てるよな。

 

 

俺は着替え終わり小一時間ほど休んだ後、

PADの設定へと移った。

 

「すげえ...既に在校生と教員全員の連絡先が入ってる...」

 

アカデミアって色々凄いねホントに。

 

“ピロリーン”

 

「お?」

 

着信音が鳴った。

早速誰かからメールが来たようだ。

 

「...ッ!コイツは!」

 

-----------------------------------

FROM 万丈目 準

 

池上 孝雅。

今から特設フィールドに来い。

決闘だ。

なおも断ったら...

天上院君と藤原君が危ないかもな...!

 

-----------------------------------

 

...万丈目。

ここまで汚い手を使う奴なのかよ。

 

「くそッ...!

なんで入学早々こんな目に...!」

 

俺はすぐさまデュエルフィールドへと足を急がせた。

 

 

...着いた、ここか!

 

「おい万丈目!来たぞ!

雪乃と天上院さんは無事なんだろうな!」

 

「万丈目“さん”だ!

...ククク。安心しろ。

アレは貴様を呼び出す為のハッタリだ。」

 

「はぁ...!?

そこまでして俺と決闘したいのか...?」

 

なんて言いつつもとりあえず安心した。良かったよ無事で。

 

「自惚れるな!

俺様はただ貴様が本当にブルーに相応しい実力を持っているか早急に見定めたいだけだ!おい、アレを持ってこい!」

 

「はい!」

 

万丈目の取り巻きが結構な大きさのアタッシュケースを運んでくる。

...一体何をするつもりだ?

 

「よく聞け池上 孝雅。

このケースの中には攻撃力500未満のザコカードが大量に入っている。

貴様が本当にブルーに入れる実力があるのなら今からこのザコたちを使いデッキを組み俺様と決闘しろ!

それで勝てたら貴様をブルーの一員として認めてやる。

だが負けたら大人しくオシリス・レッドにでも降格してもらう!」

 

...いやどんな権限があってそんなこと言えるんだよ...。

 

「断る。

この決闘を受けるメリットが俺には1つもないじゃないか。」

 

「フン。なら今度はハッタリではなく天上院君と藤原君を...ククク...」

 

「お前...どこまでも...」

 

「さぁ!分かったらさっさとデッキを組め池上 孝雅!

モンスターは攻撃力500未満のカードしか入れることしか許さないが魔法・罠カードは貴様のデッキのものを組み込んで貰って構わないぞ?」

 

「いや...だったらこれからデッキを組む必要なんて無い。」

 

「何?貴様!まだ断る気か!」

 

「いいや。だって俺のデッキには...」

 

そう。俺の2番目のデッキには...

 

「...攻撃力0のモンスターしか入っていないからな!」

 

 

to be continued...

 




お読み頂き有り難うございます。
ヒロインとなるゆきのん、明日香、
初期特有の傲慢さを誇る万丈目の登場で一気に物語が展開されました。
そして孝雅の新デッキの内容も明らかに!

あ、ちなみに作中では結構初期の頃の性格の悪さに磨きがかかってますが自分は万丈目は好きです。この性格も彼のアイデンティティだと思ってます!

そして最後に...明日香さんARCV出演おめでとうございます!

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