ガーリーエアフォース ACES   作:D-Ⅸ

3 / 3
更新が遅れまして済みませんでした。


ZEROのインタビューみたいに終始、口語(話し言葉)で一話をまるまる進めさせる事の難しさが身にしみました。
しかも脳内妄想を文字に起こすのが大変過ぎてもう疲れました……。

文章力のなさ故に内容もグダってると思うので誤字脱字や、表現の至らない部分があるかと思いますが、そう言った部分の修正等は感想欄やメッセージでガンガン送って来て下さい。





内容的には全く2話と変わらない、ぶっちゃけストーリーに何ら変化をもたらさない内容の閑話をこんなに時間をかけて書いてたとか俺って……orz

あと、カッコ付けてロシア語を書いてみたはいいけど、この表記で合っているかは全く自信が無いです。


閑話(ZEROインタビュー風)

ユリアン・キーロヴィチ・レオノフ(Юлиан Кирович Леонов)

 

UFOと戦った男

 

ロシア空軍 中央軍管区第14航空・防空軍第753戦闘機航空連隊(14-я армия ВВС и ПВО 753-й истребительный авиаполк)

 

先日のUFOとの戦いで四番機を務め、隊長と2番機を失いながらもUFO二機のうち一機を撃墜してみせた、新米パイロット。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……この日の事は、一生忘れられない思い出になったよ。

もちろん、悪い意味で。

 

 

 

 

 

 

「国境付近を監視しているレーダーが防空識別圏に侵入して、こちらへ向かう国籍不明機を捕捉した」

その情報を聞きつけた俺たちは、真っ先に空へ上がっていった。

このスクランブル出撃が、俺の初陣だった……。

 

不明機は二機。

奴らは、国境を無視して南部ナルイン方面から、ブルジェバリスク方面へ北上するルートをとっていた。

隊長曰く、中国機ならここまで深入りしてこない。様子が変だ。

という事らしかった。

 

二番機が撤退するように無線で呼びかけたが、無視。

帰るどころか、一直線にこっちを目指していた。

 

それからお互いに接近して行って、奴らと交差した時、俺は自分の目がおかしくなったのかと思ったよ。

 

奇妙にうねった主翼、後部には尾翼の類いは見当たらなかった。

……そして極めつけはガラスみたいな半透明のボディだ。

 

見たことの無い機体だった。

それこそUFOみたいだったよ。

 

奴らはその後、反転して俺たちの方に飛んで来た。

丁度俺と二番機の真後ろだ。

 

ヤバい。直感的にそう感じたんだ。

緊張と、恐怖で操縦桿を握る手は震えてた。

始めての実戦でまさか、こんな事になるなんて思わなかったんだ。

 

その後、何とか気持ちを落ち着けて、隊長の指示の通りに国籍マークと武装の有無を確認した。

 

 

 

その時だよ。

 

 

 

いきなり頭を素手で触られてるみたいな……何と言っていいのか分からないけど、とにかく気持ちの悪い感覚に襲われたんだ。

 

次の瞬間には、何もかもが変わってた。

ついさっきまでは鮮明に写ってたレーダーはノイズまみれ、火器管制も自動ロックオンもできない程イカレてた。

 

その他にも異常を知らせる警告灯が殆ど点滅してた。

誤作動なのか、本当に異常を起こしていたのかは分からなかったけど。

とにかくコックピットは滅茶苦茶だったんだ。

 

無線機もノイズが酷くてうるさかったが、そんな中でも仲間の声とやかましいアラートの音だけは聞こえてたのは覚えてるよ。

 

今思えば、あの不明機に何かされてたんだろうな。

 

 

 

 

 

俺はとにかく必死で耐えて、何とか持ち直した。

頼りにならない一部の機械類と頭の気持ち悪さだけはどうにもならなかったけど、次の瞬間にはそんな事には構ってられなくなったんだ。

 

「避けろ!」

 

俺にはそう聞こえた。

その隊長の切羽詰まった様な声を聞いて、あれこれ考える前にまず、俺は操縦桿を引き倒して上昇した。

仲間が動いた先を確認しようと周りを振り返った時に……見たんだ。

 

 

 

……2番機が、UFOのレーザーに貫かれて爆散するのを。

 

 

 

恐怖とか……そういう事はあまり感じなかった。

ただ、目の前で何が起きたのか、理解できなかったよ。

正直……理解したくなかった。

 

隊長の無線で正気に戻るまでは、何も考えられなかった。

俺の初陣で、ただのなんて事の無いって話のスクランブルが、一瞬で命をかけた戦闘に変わったんだ。

 

 

 

 

 

その後はもう必死だった。

 

『戦わなきゃ殺される』『やられる前にやれ』

 

考える事はそれだけだったんだ。

ただ生き残る為に戦って、最後はあのバケモノを落としてやった。

仲間の仇を取れたんだ。

 

 

 

だけど、気が付けば、今度は隊長が落ちていた。

被弾した仲間を庇って戦死したんだ……。

 

奴を落とした束の間の喜びも、あの隊長の死で掻き消えたさ。

 

 

 

今でも、信じたくないよ。

基地に帰るまで……いや、帰ってからも、しばらく体が……心が重たかったのは覚えてる。

 

 

 

今回の戦いについて、俺が語れるのはここまでだ。

 

 

 

 

 

ところで、このインタビューは中尉にもするのか?

 

だったらやめておいて欲しいんだ。

中尉は配属直後の新参者の俺なんかよりも隊長達との付き合いは長かったんだ。

 

きっと、俺よりもよっぽど悲しんでるだろう。

 

 

 

だから、今日はもう帰ってくれ。

 

 

 

 

 

 

 




以下、主人公の所属するカント基地所属航空隊の部隊員





ロジオン・ニキートヴィチ・シェスタコフ 少佐(大佐:戦死により二階級特進)
性別:男
年齢:42
乗機:Su-27
備考:中東やアフリカで行われた過激派宗教勢力に対する空爆作戦に複数参加。
そこで後に英雄と称されるアンドレイ・レヴォーヴィチ・マルコフと共に大きな戦果を挙げ注目を集める。
その後、新人育成の為にキルギスのカント基地へ配属されるが、国籍不明機に対するスクランブル出撃後に、被弾した若い僚機を最期まで守り、撃墜される。
彼は死後、マルコフやその僚機たちに次ぐほどの過去の優秀な戦歴と、後進育成への積極的姿勢と貢献。
そして被弾した僚機を守り抜いて散ったその勇敢な最期を軍から高く評価され、後日『ロシア連邦英雄』の称号を授与される。



マトヴェイ・ローベルトヴィチ・コズロフ 中尉(少佐:戦死により二階級特進)
性別:男
年齢:38
乗機:Su-27
備考:中東での爆撃機護衛任務や迎撃任務において優秀な成績を残し続けて来たロシア空軍のベテランパイロット。
大尉への昇進を翌月に控えた2015年9月、国籍不明機に対するスクランブル出撃後に撃墜される。
隊長であったシェスタコフ少佐(当時の階級は中尉)とは10年以上前の中東での紛争鎮圧戦の頃からの付き合いであった。
カント基地のパイロットや整備兵達からはシェスタコフ少佐と共に兄貴分として慕われていた。



ドミトリー・エフィーモヴィチ・ペカルスキー 中尉(2015年10月2日に退役)
性別:男
年齢:28
乗機:Su-27
備考:『閲覧不可』


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。