お決まりのセシリアさんのやらかす回です。
どうぞ!
一年一組の教室のドアを開け、俺は俺に抱きついた千冬とクラスの中に入る。
「さあ、皆。授業を始めるぞ!席についてくれ」
「そうだ、早く席につかんと私が想に抱き着いている時間が減ってしまうだろ!」
「うるさいぞ、離れろ千冬」
「そ、そんな・・・あと二時間だけ「だめだ」頼む・・・そんなぁ」
「さて、授業を始める前にクラス代表を決めたいと思うのだが・・・立候補また推薦はいないか?」
クラス全員が考え込んだようでしばらくクラスが静かになる。そして一人が口を開いた。
「織斑君がいいと思います。」
「私も!!」
「うぇっっ!俺かよ!!」
まあ、俺には関係ないな
「は~~い!私は想兄様がやればいいと思います」
「「「「「それだ!!!!」」」」
「おいおい、俺は生徒じゃないんだぞ、生徒だけだ。あと、俺の呼び方は兄様なのか?」
「「「「ええ~~っ」」」」
「文句を言わない」
「それで、結局一夏君だけでいいか?」
俺が確認すると一人の女子が机を叩きながら立ち上がった。
「お待ち下さい、納得がいきませんわ!、クラス代表はクラスの価値を表すものと言っても過言ではありません!そんな重要な役目を素人同然の、しかも男が務めるなんて!」
「ISの実力ではトップを誇るこのイギリス代表候補生セシリア・オルコットがクラス代表をやることが最善ですわ!、だいたいこんな後進的で野蛮な猿たちのいる国で暮らさなくてはならないこと自体苦痛で・・・」
「イギリスだってたいしたお国自慢ないだろ」
「な、あなたねぇ・・・」
「だってそうだろメシまずい国ランキング万年一位だし」
「あなた、わが祖国を侮辱しますの!?」
「先にしたのはそっちだろ!」
「それは・・!?」
「ん?どうしたんだよ・・・!?」
二人が言い争いをやめた理由は、なにかわからないがとてつもなく恐怖してしまうような気配に襲われたからだ。周りのクラスメイトも顔を青くしている。一夏はふるえながら気配のする方をみた。するとそこには雰囲気がさっきとまるで違っている矢車がいた。
「おい、このアマ」
「ア、アマ?私のことでございますの?」
「それ以外に誰がいんだよ、お前、馬鹿じゃねーの?」
「なっ!誰が馬鹿ですか!!」
「じゃあお前はこの後進的な国に何しに来たんだ?言ってみろ」
「そっそれは・・・・」
「あれ、どうした?後進的なこの国にお前はISを学びに来たんだろ?先進国様よぉ」
「クッ」
「挙句の果てに野蛮な猿ねぇ、じゃあ周りはお前の言う野蛮な猿ってことか」
セシリアは周りを見ると、クラス全員からにらまれていた。
「け、決闘ですわ!!私もそこまで言われたら引けませんわ!!負けたら私の小間使い・・・いえ、奴隷になってもらいますわ!!もっともあなたみたいなISに触ったばかりの底辺以下の人にはまけませんが」
セシリアがそう言うと一人の教師が口を開いた。
「貴様、私の夫を馬鹿にするとはいい度胸だ・・・・」
「ひぃ、お、織斑先生」
「それに想が底辺以下ということは想に負けた私はなんだ?言ってみろ」
その一言にクラスが固まった。
「千、千冬姉、い、今千冬姉が負けたって言ったのか?」
一夏がおそるおそる聞いた。
「ああ、そうだ想は私を簡単に倒したぞ」
「「「「「・・・・・・・ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」」」」
千冬と俺を抜いた全員から驚きの声が上がった。
「千冬様が負けた!?」
「しかも簡単に!?」
「しかも男に!?」
「ああ、そうだ。そして私は想のその強さに惚れたのだ、ああ昂ってきた・・・想、抱いてくれ!!」
「断る」
「即座に断られた!!だが、これも良い!!」
「千冬、日時と場所を」
「ああ、そうだなオルコット、想、織斑は一週間後にアリーナで試合をする準備しておけよ」
「私も想の戦闘の姿をとらえるためのカメラを用意せねば」ボソボソ
「撮るなよ」
「そんなっっ!?」
「最後に皆怖がらせてしまってすまなかった。それでは授業を終わる」
矢車と千冬は教室を出て行った。
「ねぇ、さっきの矢車先生・・・・」
「うん、そうよね・・・」
「「「「アウトローな感じですごくかっこよかった!!!!」」」」
また女子生徒の中で株が上がった矢車だった
次回戦闘回です。
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