ラブライブ!〜夜空の魔法〜   作:KIKUさん

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スクフェスの凛ちゃんイベントで忙しかったので上げるの遅れました。ホントすいません!

できればGWでデート編は終わらせたいです

あとがきはありませんので

では本編をどうぞ


第15話〜優しさ〜

 

 

 

今日はデート7回目、最後のデートです。ペアはにこ先輩

 

ついにこのデート企画も今回で最後。

なんだかんだあったけどとっても楽しかった。

 

それに、このデート企画のおかげで、μ'sのみんなとの距離も近づいたと思う

 

それに自分の本当の気持ちに気づくことができて本当に良かった

 

 

 

それは、凛ちゃんが好きだという気持ち

 

 

 

 

でも

 

前までは、仲のいい幼馴染だと思っていた凛ちゃんをいきなり恋愛対象として見るなんて、僕には無理だった。

 

デートのつぎの日は凛ちゃんの顔が恥ずかしくて見れなくなっちゃったし

学校では凛ちゃんとうまく話せなかった

 

 

まぁ、今は話せてるけどね。

 

 

 

でも最後かぁ、今日はどうなるのかなぁ。また、にこ先輩は無茶言ってきそうだしなぁ

 

 

 

僕はそんなことを考えながら、にこ先輩に指定された場所へ向かっていた。

 

 

 

 

 

 

 

「にこ先輩、来ましたよ」

 

待ち合わせのところには既ににこ先輩がいた

 

「お、公人。やっと来たわね」

 

「やっとじゃないですよ。なんでいきなり集合時間を早めちゃったんですか」

 

 

 

 

 

 

 

 

それは数分前

 

 

 

 

「ふぅ、準備完了。まぁ準備って言ってもそんなにすることないけど」

 

ピロン

 

デートの準備をして時間までゆっくりしようとしていた僕にメールが届いた

 

「ん?にこ先輩?まだ集合時間になってないよね?」

 

そう言って僕はメールを開いた

 

『公人、予定を変更するわ。今すぐに○○公園に着てちょうだい

 

にこ』

 

「えぇ!?今から?!

もうちょっとゆっくりしたいのにぃ」

 

ピロン

 

「ん?またにこ先輩からだ。今度は何だろ」

 

そう言って僕は再度、メールを開いた

 

 

『来なかったら許さないからね』

 

「えっ!?なんで分かるの?

 

はっ、まさかどこかから見てる!?」

 

 

そう言うと僕は周りを見渡す。

そうしてるとお姉ちゃんと目が合った

 

「なにしてるん、公人くん?」

 

お姉ちゃんが不思議そうに尋ねてきた

 

「あはは、何でもないよ。

そ、それじゃあ行ってきます」

 

「あ、いってらっしゃい」

 

お姉ちゃんそう言われた直後、僕は外へ逃げるように出ていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして現在に当たる

 

「今日、うちのお母さんが仕事の急用で出かけなきゃいけなくなったのよ。そしたらどうしても人が足りなくなっちゃって。そこで公人を呼んだわけ。」

 

はい?全く話が理解出来ないんですけど。

 

まずにこ先輩のお母さんが急用で出かけたと、そしたら人が足りなくなった。ここまでは分かる。でもここからがわからない

 

「なんで僕なんですか、他にも人はいるでしょ?」

 

「だって、ほかの人はみんなデートしてるし、公人しかいなかったのよ」

 

あ、そういえばほかのみんなもデートしてたんだった。

 

「そういうことなのよ。お願い、ちょっと手伝ってくれない?」

 

 

うーん、まぁ今日は特にすることないしいいかなぁ

 

 

「いいですよ。特にすることもないですし」

 

 

「ありがとう恩に着るわ。さっそくだけど公人、あんた料理とか出来る?」

 

 

料理?なんでまたそんなこと聞くんだろう?

 

「出来ますけど何かあるんですか?」

 

 

僕がそう言うとにこ先輩は僕の手を掴んできた

 

 

「よし、じゃあ公人、あんたは今から私の家に来て昼ご飯を作って。家はココだから」

 

 

そう言うとにこ先輩は僕にとあるアパートに丸が書かれてあるここ周辺の地図と、家の鍵と思われる物を渡してきた

 

 

「私は買い物していくから。家には妹たちがいるから、何かあればその子達に聞いて。それじゃあよろしくね」

 

 

にこ先輩はそう言うと公園から走っていってしまった

 

 

 

「え!にこ先輩!?ちょっと〜…

 

 

はぁ、仕方ないかぁ」

 

そう言って僕は地図を片手に歩き出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここか」

 

地図の丸のついたところは待ち合わせの公園からそこまで離れてなかったので、すぐに着いた

 

部屋番号も地図の裏に書かれていたので部屋の前に行き、僕は扉を開けた

 

 

 

ガチャ

 

 

 

「おじゃましまーす」

 

 

「おかえりなさい。お姉さ、ま?」

 

 

僕が扉を開けると1人の女の子が部屋の奥から出てきた

 

 

「お姉様?

あー、君、にこ先輩の妹さん?」

 

 

僕がそう言うと、さっきまでおどおどしていた女の子はじっと僕を見てくる

 

 

「ええそうです。私は矢澤にこの妹の矢澤こころといいます。

あ、あなたは?」

 

 

こころちゃんはすこし怯えたような声で聞いてくる

 

「あ、僕?僕は東條公人、にこ先輩の後輩ってとこかな」

 

 

「公人…あ!あなたがお姉様の言っていた助っ人さんなんですね」

 

「もう聞いてるんだね。じゃあよろしくね、こころちゃん」

 

「よろしくお願いします、公人さん。それじゃあ、いろいろものがある場所とかを説明しますので、ついてきてください」

 

「あ、うん。わかったよ」

 

すごくできた妹だなぁ。にこ先輩負けてるんじゃないの?

いや、たぶんもう負けてる

 

「公人さん?どうしたんですか?」

 

「あ、いや何でもないよ」

そう言って僕はこころちゃんについて行った

 

 

 

 

 

 

「ん?おねぇちゃんその人だぁれ?」

廊下の扉を開けると1人の女の子がテレビゲームをしていた

 

「この人は東條公人さん。今日はお母様がいらっしゃらないから、お姉様が助っ人としてこの人に来てもらうように頼んでいたの」

 

「東條公人です。よろしくね」

 

「私、矢澤ここあ。よろしく!公人」

 

 

僕が自己紹介をするとすぐにここあちゃんも話しかけてくれた。しかも呼び捨てで

 

 

 

「公人さん、あとあっちにいるのが弟の小太郎です」

 

あっち?あ、あの男の子か

 

「すけっとー」

 

「よろしくね小太郎君」

 

「よろしくー」

 

 

弟の小太郎君にも挨拶したし、本題に入るかな

 

それにしても矢澤家のみんなは気軽に人と話せるのかぁ、コミュニケーション能力が高いんだなぁ

 

 

「それじゃあこころちゃん、道具の場所をおしえてくれないかな?」

「分かりました、それじゃあ道具の場所を教えますね。まずここが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~

 

ガチャ

 

「ただいまー」

 

お、やっとにこ先輩が帰ってきたみたいだ。

 

ちなみに僕達は今、昼ご飯をみんなで食べている。メニューは簡単なオムライスにした

 

 

「あ、おかえりなさいお姉様」

とこころちゃん

 

「おかえりお姉ちゃん」

とここあちゃん

 

「おかえりー」

と小太郎君

 

 

みんな息ぴったりですこし感心した。

 

姉弟ってこんなに息が合うものなのか…

 

 

 

「ただいま、公人ありがとね。急だったのに」

 

 

「確かに急でしたけどとっても楽しかったですよ。みんないい子達ですし」

 

 

「当たり前でしょ!にこの自慢の妹たちよ!」

 

 

「お姉様」「お姉ちゃん」「おねーちゃん」

 

ギュッ

 

3人はそれぞれにこ先輩のことを呼ぶとにこ先輩に抱きついた。

 

 

いい家族だなぁ。

 

 

僕はその時そう思った

 

 

 

「それじゃあ僕は帰りますね」

 

 

そう言って僕が立ち上がって帰ろうとした時

 

 

「え、公人さんもう帰っちゃんうんですか?」

 

 

こころちゃんに引き止められた

だってやることも特にないし…

 

そんな時にこ先輩が

 

 

「こころ、公人も今日は疲れてるんでしょうから、帰してあげましょう」

 

 

うーん、僕は疲れたってわけじゃないけど…ただなんか気まずかっただけで…

 

 

「そうですか…じゃあ残念ですけど、さよならです」

 

「公人、ばいばーい」

 

「ばいばぁい」

 

 

「それじゃあ、送っていくわ公人」

 

 

「え、いいですよ、わざわざ」

 

 

 

 

「いいから、すこしお留守番よろしくね

 

公人、行くわよ!」

 

 

にこ先輩はそう言うと僕を押してきた

 

 

「ちょ、にこ先輩押さないでくださいよ!」

 

 

「いってらっしゃい」

 

こころちゃん、ちょっとぐらい止めてぇー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで送るなんて言い出したんです?」

僕はにこ先輩に聞いた

 

「公人と話したいことがあるからよ。」

 

話したいこと?

 

「…公人」

 

「はい?」

 

にこ先輩の真剣な眼差しにちょっと惚けた声が出てしまった

 

 

「あんた、凛のことどう思ってるの?」

 

 

なんだそんなことか

前までは親友とか言ってたと思う。

 

けど今は違う。僕は…

 

 

「…僕は、凛ちゃんのことが好きです」

 

 

 

 

僕がそう言うとにこ先輩は驚いたような表情をして、僕を見てきた

 

 

「もう、公人の中ではそこまでの存在になってたのね」

 

 

?いったいにこ先輩は僕に何が言いたいんだろうか

 

 

「公人、あんたに一つだけ言っておくわ

 

あんたの優しさはたくさんの人を助けることになる、でもそうは思わない人もいるってことを絶対に忘れちゃダメよ」

 

 

 

 

え、優しさが人を傷つけるってこと?

 

 

「話はそれだけ、今日はほんとうにありがとう。妹たちもあんたのこと気に入ってたみたいだから、また機会があったら遊んであげて

 

それじゃあまた学校でね」

 

 

そう言うとにこ先輩は家の方向へ歩いていった

 

 

「え、にこ先輩!

 

…一体どういうことなんだろう、僕の優しさが少ない人を傷つける…

 

それって一体…」

 

 

 

僕はその言葉の意味を考えながら家へと帰った

 

 




Twitter:@Mizunoaoki
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