ラブライブ!〜夜空の魔法〜   作:KIKUさん

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お久しぶりです。KIKUです。
もうすっかり夏ですね。ラブライブ!サンシャイン!!も始まりますし、まぁ期待かな。



さて、ほんとに更新のペースが遅くてすいません。
そのうえ、今回の話は薄い内容になってしまっていると思います。
これから、しばらく(長期の休暇になるまで)は更新もこんな感じになってしまうと思うのですが、それでも見ていただけたら幸いです。

そして、身勝手ながら、今回よりしばらくの話の間は「前回の夜空の魔法」、「あとがきトーク」は書かないことにしました。
理由も個人的なことなんですが、あとがきをつけると、ただでさえ遅い更新のペースがさらに遅くなるという理由です。

こんな作品ですが、見てくださっている皆様本当にありがとうございます。

あと、基本夜に半目になりながら書いているため、多くの誤字脱字があると思います。
もし、気づいた方がいらっしゃればコメント等で教えてください。

・催促コメントとかでも、コメントもらうと、私の書く気が出るので、ぜひコメント等していただけると幸いです。

Twitter:@Mizunoaoki


第19話~お祭り『夜』~

 

 

--季節はもうすっかりと夏になってしまった今日。

 

オープンキャンパスから一ヶ月程たった今

 

音ノ木坂学院は夏休み--

 

**凛**

 

「おかーさーん、浴衣ってある?」

「ん?浴衣?確か押し入れの中に入ってたはずだけど…どうして?」

「今日、μ'sのみんなと花火大会に行くんだにゃ!」

「へーー楽しんでくるのよー」

「うん!」

 

今日は近くの公園で花火大会があんるんだにゃ。

みんな特に予定もなかったみたいだから一緒に見に行くことになったの!

浴衣なんてあんまり着たことないから似合ってるかわかんないけど…

 

「…かわいい…かな…?」

 

私はそう言うと押し入れの奥から引き出した水色の浴衣を広げてみた

凛は洋服でよかったんだけど、みんな浴衣で行こうってことになったんだけど…

 

--凛に似合うのかな?

 

 

こういう女の子っぽい服を見るといつもあの日のことを思い出す。小学生の頃のあの日のことを…

 

かよちんはいっつも可愛いとか似合ってるよとか言ってくれるけど、本当に凛に似合ってるのかな

 

「凛ー花陽ちゃん来たわよー」

 

私がそんなことを考えていた時お母さんがそう言ってきた

 

「分かったにゃー。すぐに行くよ」

 

私はそう言うと同時に手に持っていた浴衣に着替え始めた。

そして着替えてる途中こう口にした

 

「…公人くん、可愛いって…言ってくれるかな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

浴衣に着替え終わった凛は走りにくい浴衣でできる限りの早足で玄関に向かった。

玄関についた時、そこにはもう既に薄緑色の浴衣に身を包んだかよちんが立っていた。

そしてかよちんは凛が来たのに気づくと、

 

「わぁ凛ちゃんすごく似合ってるよ!」

「あ、ありがとにゃ。

かよちんもすごく可愛いよ!」

「ありがとう凛ちゃん。

そういえば今日は公人くんも浴衣で来るらしいよ」

「にゃ?公人くんは浴衣持ってないから洋服って言ってなかったかにゃ?」

「うん、そう言ってたけど、なんでも希先輩が急いで用意したんだって」

「ふーんそうなんだ〜」

 

公人くんも浴衣で来るのか…

公人くんの浴衣姿かぁ、かっこいいんだろうなぁ

 

「……凛ちゃんすごく浴衣似合ってるから、公人くんも可愛いって言ってくれるよ」

 

かよちんはいきなりそんなことを凛に向けて言ってきた

 

「へ?凛が可愛い?公人くんが?え?!」

 

急にそんなことを言われた凛は顔がカーーって熱くなって恥ずかしくなってしまった。

 

「ふふ…ねぇ凛ちゃん、私ねずっと気になってたんだけど…

凛ちゃんは公人くんのこと好きだよね?」

「ふぇっ!?」

 

いきなりそんなことを聞かれた凛はビクッとして、少し間を置いて、それでもまだ真っ赤なままの顔で答えた。

 

「う…うん…」

「そっか、よし。

じゃあ凛ちゃんみんなを待たせるのも悪いし、私たちも行こっか」

「う、うん」

 

そう言って凛たちはドアを開けた。

ドアを開けたあと、ふと見上げた日の沈みかけたオレンジ色の空にはまだ少し雲が残っていた。

 

*****

 

 

 

 

 

 

「よし、みんな集まったね。」

 

今の時刻は夕方の7時、普段なら元気に遊んだ子供たちが家に帰る時間だが、今日はいつもとは違い多くの人で賑わっていた。

そしてここにいるのはいつものメンバー、μ'sのみんなだ

 

「わぁすごい人だねぇ」

そう言って周りをキョロキョロと見渡す穂乃果ちゃん。

 

「このあたりじゃあ結構大きなお祭りだからね。

ほかの町からも来てる人がいるみたいだよ♪」

そう穂乃果ちゃんに向けて話しているのはことりちゃん。

 

「全く穂乃果もことりも、お祭りを楽しむのはいいですが迷子にはならないでくださいね」

そんなふたりをまるで母親のように面倒見ているのは海未ちゃん。

 

「わぁー!お店がいっぱーい!

かよちん早く行こー!」

そう言って花陽ちゃんの手を引っ張っているのは凛ちゃん。

 

「待ちなさい凛、みんなとはぐれないようにしなきゃいけないんだから先に行ったらダメよ」

凛ちゃんにそう言っているのは真姫ちゃん。

 

「ふふ、そうだよ凛ちゃん。

みんなとはぐれないようにしなきゃ」

そう言うのは花陽ちゃん。

 

「わぁ、これがお祭りね!ハラショーだわ」

3年生である絢瀬さんは目をキラキラさせながら屋台のほうをむいている

 

「ふふ、絵里も子供ねぇ」

そう言っているのはにこ先輩。

 

「そういうにこっちも楽しそうやけどね」

そして僕のお姉ちゃん。

 

これが僕を含めたμ's10人、いつものメンバーだ。

 

 

「それにしても、みんな浴衣にあっとるなぁ。

可愛いで」

「そうね、ねぇ公人。」

「なんですかにこ先輩」

「…あんた、凛のこと好きなら似合ってるだの、可愛いだの一言言ってあげたらどうなのよ。」

「え///!」

「え!、じゃないわよ。好きなんでしょ」

「まぁ好きですけど…ちょっと面で言うのは恥ずかしいって言うか、」

「あーもぅ!ほら行った!」

 

にこ先輩はそう言うと僕の背中を押し、凛ちゃんの前まで飛ばしてきた

 

「ちょっ、にこ先輩!?」

「ん?どうしたのかにゃ公人くん?」

「え、あ…えーっと、」

 

凛ちゃんは不思議そうな顔で僕を見ている。

その視線から逃げるように、にこ先輩の方を見てもにこ先輩は早くしなさいよ、と言わんばかりにあごを前にクイッと出してくるだけだった。

こうしていても拉致があかないと判断した僕はにこ先輩から目線を外し、凛ちゃんの方を見て、ひと呼吸おいて口を開いた。

 

「凛ちゃん…そ、その、すごく…似合ってる。浴衣…可愛いよ///」

「…へ//!?」

「ふふ、よかったね凛ちゃん。」

「はわわわわ//き、公人くんが可愛いって…//」

「…//」

「はぁ、公人、なんであんたまで顔赤くしてるわけ?」

「真姫の言う通りよ!まったく、なんであんなに時間がかかるのよ」

「//もう、うるさいな」

 

僕らがそんなやり取りをしているとき、後ろにいたお姉ちゃんが僕らと2年生の3人にとある事を話し始めた

 

「そういえば、今年の花火大会ではお結び玉っていうのが打ち上げられるらしいで」

「お結び玉?何なのそれ?」

 

お姉ちゃんがお結び玉の話をし始めると絢瀬さんがまた目をキラキラさせてお姉ちゃんを見ていた

 

「分かったから、えりち落ち着いて。

えーっとね、お結び玉って言うのは、何年かに一度だけ打ち上げられるって言われてる幻の花火なんやけど、それを男女2人で見たら、その二人は永遠に結ばれるって言われてるんや。」

「へー、なんかロマンチックね」

「そうだね。て、なんでお姉ちゃんそんなこと知ってるの?」

「ふふ、秘密や」

 

僕とお姉ちゃん、絢瀬さんがそんな話をしていると、僕の後ろにいた凛ちゃんが僕の浴衣をチョンチョンと引っ張ってきた。

 

「ん?どうしたの、凛ちゃん?」

「…あ、あのね…もしよかったら…今日一緒に…」

「公人くん、凛ちゃーん、早くしないとおいてくよー!」

 

凛ちゃんが何か言おうとしていたその時、いつの間にか歩き出していたメンバーたちのうち、穂乃果ちゃんが声をかけてくれた。

その声に僕も応える

 

「あっ!うん、すぐに行くよ。

ごめん、凛ちゃん。今なんて?」

「え、あ、いや、何でもないよ。

ただ、今日は楽しもうねって言おうとしただけだから…」

「そっか、凛ちゃんも楽しもうね!」

「…うん!それじゃあみんなのところに戻るにゃ!」

「あ、凛ちゃん、ちょっと待ってよー!」

 

凛ちゃんは言い終わると同時に、浴衣を着ているとは思えないほどの速さでみんなのところに戻っていった。

一人置いていかれた僕は、せめて見失わないようにできる限りのスピードでみんなを追いかけていった。

 

 

 

 

 

 

 

「わぁー!やっぱり人が多いね」

「そうね、今年は花火大会もあるから、たくさんの人が来てるんじゃない?」

 

みんなに合流した後、学年別で分かれて行動しようということで

今は学年別で行動中です。

みんなとは1時間後に集合になっています

 

「公人くん、公人くん!凛綿菓子食べたいにゃ!」

「よし!じゃあ買ってくるよ」

「え!凛も行くよ!買ってもらうのもちょっと、アレだし」

「…うーん、いや、やっぱりいいよ。凛ちゃんはいつの間にかいなくなっちゃうことあるし、ここにいて、すぐ戻るから」

僕がそういうと、凛ちゃんは少しムッとした表情で納得は少ししていないみたいだけど、了解してくれた。

「むぅ、わかったにゃ。すぐ戻ってきてね!」

「分かったよ。すぐ戻ってくるね」

「うん!」

 

凛ちゃんが僕に向けて眩しいくらいの笑顔を向けてくれたことを確認して、僕は屋台の方へ足早に歩いていった。

 

「花陽たち、完全に空気だったね」

「そうね、あれでまだ付き合ってないなんて…」

あとから話を聞くと、僕らがやり取りをしている間、2人はそんなことを話していたらしい。

 

 

 

 

 

1年生みんなで屋台を回っていたら、1時間はあっという間に過ぎてしまって、今は約束の場所に集合しているはずなんだが…

 

「みんな、集まった?」

「3年は全員いるわよ」

「1年生は全員集合しましたけど…」

「…2年生、穂乃果が、いません」

海未さんは手に拳をつくって、過去の自分を悔やんでいるような、雰囲気を醸し出していた。

 

「あの時、しっかりと私が見ていれば…」

ほんとに悔やんでた…

 

「はぁ、仕方ないわね…で、どこら辺でいなくなったの?」

 

にこ先輩がそう言うと、さっきから下を向いてブツブツ言っている海未さんではなく、隣にいたことりちゃんが小さく手を挙げて答えた。

 

「あのね、穂乃果ちゃん、いきなり来た猫に取られちゃったりんご飴を取り返そうとして、草むらの方に走っていっちゃったの」

「りんご飴って、はぁ。」

 

真姫ちゃんは完全に呆れたように、息をはいていた。

それに続いてメンバーのみんなが各々の反応を示す。

みんなが呆れてため息をついている時、お姉ちゃんが口を開いた。

 

「まぁ、探すしかないんやし、手分けして探そうか。

それじゃあ…ここに残って穂乃果ちゃんを待つ人と、分かれて穂乃果ちゃんを探す人に分かれよう。」

「そうね、分かれて探した方が早く見つかるだろうし。

じゃ、まず分けていきましょうか。」

 

そうして僕らは、ここに残る真姫ちゃんとにこ先輩、そして探しに行く残りの7人に分かれた。

 

 

「それじゃあみんな分かれて探しましょう。

しばらくしたらここにまた戻ってきて。」

 

分け終わったら、にこ先輩が素早く指示を出す。

そして、その指示に付け加えて真姫ちゃんが言葉を続けた。

 

「ケータイはメールも電話もつながりにくいみたいだから注意してね。」

「よし、それじゃあ最低でも30分後には、ここにいるみんなは一度戻ってきて。

その時もまだ見つかってなかったら、さすがに大人の人に協力してもらいましょう。

それじゃあ、高坂さんを探しに行くわよ!」

 

絢瀬さんの話が終わると、みんな分かれて行動し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

**凛**

 

高坂先輩を探し始めて、約20分。

凛は周りの人の迷惑にならないように、小走りで探し回ったんだけど…

 

「はぁはぁ、高坂先輩見つからないにゃー。

一度戻ろうかにゃ」

 

そうして最初の場所に戻ろうときた時、凛の目の前を見慣れた人物が通り過ぎた。

 

「公人くん?」

 

公人くんに凛はそう言おうとしたが、すぐに公人くんは出店の間を通って、木が並んでいる茂みの奥へ入っていってしまった。

「公人くん、どうしたんだろう?」

 

そんなことを考えながら、凛は公人くんのあとを追って、茂みの中へ入っていった。

 

 

といっても、茂みの中は月の光もあってか、そこまで暗くはなかったが、奥へ一歩足を踏み出す度に、後ろから聞こえてくる音がだんだんと小さくなっていくのを感じた。

そして、しばらく進むと丁度月の光を遮る葉がなく、青白い光がさす、とてもロマンティックな場所に出た。

その、少し開けた場所の奥の方に、私が探していた人達がいた。

 

「こ、高坂先輩?」

 

2人を見つけた凛は、とっさに近くの木の後に隠れて、2人の様子を見ていた。

 

なんで、みんなが探している高坂先輩が、こんなところにいるのか。

そして、なぜ公人くんはここに来たのか。来ることが出来たのか。

 

 

 

…なぜ、2人はお互いに真剣な表情で見つめあっているのだろう。

 

…なぜ、高坂先輩が涙目になっているのだろう

 

…なぜ、高坂先輩が公人くんに

後ろから抱きついたのだろう…

 

 

 

私には分からなかった。

…分かりたく、なかった。

 

 

「ハァハァ」

凛は2人の様子を見ているときから生まれていた胸の痛みを抑えようと、胸に手を当てて、暗くて色もわからない浴衣の襟部分を両手で握っていた。

 

痛い。すごく胸が苦しいよ。

いつものとは違う、もっと悲しい痛み。

 

そして、凛は目の前の光景を、2人の様子を、見るのが辛くなって、隠れていた木の影から飛び出し、元きた方へ、2人からできるだけ遠くに、走った。

 

光なんて、もう見えないのに…

 




どうでしたでしょうか。
一ヶ月でこのレベルかよ。と思った人、ごもっともです。
でも、これが私の実力なので勘弁してください。

今回の話でもうほとんどの人が、次回の内容を予想できるでしょう。はい。私はたぶんその通りに次回の話を書くと思いますよ。
次回の話もできるだけ早く出したいんですが、なにせ時間があまりなくてですね。

まぁ、できるだけ早く出せるよう頑張りたいと思います。
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