本編をどうぞ
特別話〜happy birthday!Maki〜
今日は4月19日
真姫ちゃんの誕生日です!
今は昼休み、凛ちゃんと花陽ちゃんに真姫ちゃんの相手をしてもらって、気づかれないように準備をしています
何の準備かというと…
「よーし、ほとんどオッケー!
これで真姫ちゃんのびっくりした顔が見れるよ!」
そう!サプライズパーティーの準備です
「穂乃果ちゃん、あくまでも真姫ちゃんをいい意味で驚かせるためだからね」
「ことりの言う通りです。穂乃果、このパーティーは真姫が一番楽しまないと行けないんですからね」
「でも、私たちも楽しまないと!せっかくのパーティーなんだからね」
「おお、えりちもやる気満々やね」
「///だ、だって友達とパーティーなんてしたことないんだもの」
「あとは、パーティーの司会者みたいな人を決めないといけませんけど、誰がしますか?」
「仕方ないわねぇ、ここはキュートでプリティーなニコが、仕方なくやってa…」
「それじゃあ司会も決まったことですし解散にしましょう」
『はーい』
-----放課後
「ねぇ、どうしたの、3人とも」
「「いいからいいから」」
「いや、でもあなた達、今日は凄くニヤケてるわよ。特に公人」
「え!僕!?
まぁ、いいよ。それより早く行こう!」
「え、ちょっ!き、公人!押さないでよ」
そうして僕は真姫ちゃんの背中を押してアイドル研究部の部室へと走っていった
『ハッピーバースデー!真姫ちゃん!』
パンパン
僕達が部室に入った途端クラッカーの音が鳴り響く
「ウヴェ!」
なに今の声!?真姫ちゃんが言ったの!?
「おーー!あの真姫ちゃんが驚いてるにゃー!」
「おぉ!大成功だね!」
「それじゃあ、パーティーを始めましょうか」
「…」ポカーン
真姫ちゃん、まだ口を開けてポカンとしてる
「真姫ちゃ〜ん、席について~」
花陽ちゃんが声をかけてようやく真姫ちゃんは気を取り戻したみたい
「皆様~お手元のグラスをお持ちになってくださ~い、それでわぁこのにこにーから、真姫ちゃんへコメントを言いたいと思i…」
『真姫ちゃんお誕生日おめでとー!!』
「ちょっとくらい聞きなさいよ!…真姫、お誕生日おめでとう」
「あ、ありがと//」
「あはは!いつもの真姫ちゃんらしくないにゃー」
「ほんとだー!真姫ちゃん顔あかーい」
「さあさあ、みんな冷めちゃう前に食べちゃいましょ」
『はーい』
そうして僕達は食事をし始めた
ちなみにこの料理はにこちゃんが作ったものだ。
すごく美味しそうに出来てる
「ふごぉーい、にごぢゃんごれふごぐおいひいよ」
「穂乃果ちゃん、飲み込んでから話してよ」
「ふふ」
「あ!やっと真姫ちゃん笑ったね♪」
「べ、べつにそんなことないわよ//」
「真姫も可愛いわね〜」
「うぅ//」
「おお、また赤くなってるなぁ」
「もうなんなのよ!イミワカンナイ!」
『アハハハハ!』
そんな感じでパーティーは進んでいき
そして最後のプログラム
「それじゃあみんな!真姫ちゃんへのプレゼントお渡しタイムよ!」
そう、みんなにはあらかじめ言っておいて真姫ちゃんへのプレゼントを持ってきてもらっていたのだ
「じゃあまずは…穂乃果!」
「お!私だね。
穂乃果はねぇー…じゃーんって箱だからわかんないか
はい真姫ちゃん!」
「ありがと、開けてもいいの?」
「もちろん!」
真姫ちゃんが箱を開けるとそこにあったのは
「イヤホン?」
黒と赤がメインのクールでかっこいい感じのイヤホンだった
「いやぁー、真姫ちゃんって何が欲しいのか全然わかんなかったから、音楽聴いてるしイヤホンがいいかなぁって」
おお、穂乃果ちゃんにしてはまともな理由。
「ありがとう、穂乃果。大事に使わせてもらうわ」
「次はことりだね♪ことりはねぇ〜…じゃーん!ヘアピンだよ!」
ことりちゃんが取り出したのは色とりどりのヘアピンだった
「こんなには使わないと思うけど…ありがとね、ことり」
「じゃあ次は凛たちがわたす~!」
「はい、真姫ちゃん。私と凛ちゃんで作ってみたの」
次の花陽ちゃんと凛ちゃんのプレゼントについては僕も知っている。味の確認のためにちょっと味見したから
「じゃーーん!トマトでカップケーキ作ってみたの!」
「美味しくできたと思うからぜひ食べてね」
このカップケーキはとても美味しかった。トマトの味が残っていながら、ほんのり甘酸っぱくて、とても美味しかった。
「ありがとっ!花陽!凛!」
真姫ちゃんってほんとにトマト好きなんだなぁ
「次はうちやね、うちはお守りよ。でもただのお守りじゃないの、うちと公人くんでスピリチュアルパワーをたくさん注入したから、効果絶大よ」
あ、あのときお姉ちゃんにここに手を置いてって言われたのはこれが理由か、僕なにも注入なんてしてないけど
「なんかよくわかんないけど、ありがと」
「次は私ね!私は、これよ!」
シュシュってやつですね
「これ手作りなのよ、真姫に合うようにちょっと暗めの赤色にしたわ」
真姫ちゃんって髪結ぶのかな?
「私、髪なんてほとんど結ばないけど、ありがたくもらっておくわ。ありがと絵里」
「次は私とにこですね」
「私達は真姫のために曲を作ったわ。作詞は海未がしてくれた、私と真姫のデュエット曲よ」
「え?!どうやって曲を作ったのよ」
そうしてにこちゃんは僕へと指を向けてくる
「えぇっ!公人くんが作ったの!?」
なんで穂乃果ちゃんが最初に反応するんだ
「まぁ、少しぐらいしかできませんよ。この曲に関してはだいたい3週間前くらいから二人に頼まれてましたから。おかげで寝不足です」
「でも、あんたのおかげでいい曲ができたわ。ありがとね公人」
「ねぇ、ちょっと聴いてもいい?」
「ええ、いいですよ」
この曲は作詞を海未ちゃん、作曲を僕が担当した。
この曲は離れたくても離れられない。まるで磁石のような2人をえがいたような曲になっている
ちなみに曲名はにこちゃんが考えた…
「いい曲ね、ずるいよ Magnetic todayか、
ありがとねにこちゃん、海未、公人」
「いえ、喜んでもらえて嬉しいです」
「今度、一緒に歌うんだから歌詞覚えておきなさいよ」
「それじゃあ最後に僕から」
「え?公人からのプレゼントはあの曲じゃないの?」
「僕は2人のお手伝いをしただけだからね。
それよりはい、プレゼント」
僕がプレゼントしたのは
「…キレイ」
小さな赤色の結晶がはめ込まれたネックレスだった
「さすがにルビーなんて宝石は無理だから、赤色の水晶をネックレスに埋め込んでもらったよ
つけてあげるから、後ろ向いて」
「うん」
そして僕は真姫ちゃんにネックレスをつけてあげる
『わぁぁ!』
『真姫ちゃんキレイ!』
「よかった、すごく似合ってるよ」
「ありがと、公人。これずっと大事にするわ」
「そうしてもらうと嬉しいな」
そしてパーティーは終わり
みんなはもう下駄箱を出ており、僕と真姫ちゃんだけが残っていた
「今日はありがとね」
「えっ?」
真姫ちゃんが不意にそんなことを言い出す
「私、これまで家族でしか誕生日パーティーなんてしたことなかったから
ありがとね♪」
前を歩いていた真姫ちゃんは振り向きながらこちらに笑顔を見せてきた
そんな真姫ちゃんの笑顔の僕はついドキッとしてしまった
「楽しんでくれてよかったよ
じゃあ行こうか」
「ええ、」
そうして僕らは先にいるみんなの元へと歩いていった
Twitter:@mizunoaoki