どうにかして書きたいのですが、オリ展開が多くなるかもしれないです。
それにそれはそれで墓穴を掘りそうな気がして、何だか。
まあ、気にせずに行きましょう。
14,白ひげ
白ひげが魚人島を縄張りにしたらしい。
原作開始18年前である。
最近はカイドウもシャーロットも自由にしていいと言って、新世界の航海を楽しんでいるようである。
彼らは傘下を続々と増やし、破竹の勢いで名前を広めている。
というのは嘘で。
「ボス、もう一回、組手をお願いしてもいいか?」
「俺もっす!」
「俺のダーリンに手を出してんじゃねえぞ! カイドウ! ジャック!」
「ワン!」
実は連中は外に出ても張り合いが無すぎてつまらない、とのこと。
そんで、傘下の海賊団に頑張ってもらって、潰した海賊団をこっちまで連れてくる、それをカイドウかシャーロットに謁見させて誰が一番かを示すという方法でいった。
これが意外と効率が良くて、バンバン海賊団が傘下に入っている。
ああ、それとヤバイことが発覚した。
カイドウは人間を悪魔にできて、シャーロットは人間をヴァンパイアに出来るらしい。
強さは一般人が一気に1億の賞金首になれるくらい。
さらにヤバいのが、三十分の一の確率で後天的に覇王色に目覚める奴もいるとか。
やっっっっっっっっっべえだろ?
俺も知らなかった。
いや、配下作成くらいならシャーロットは出来そうだなって思ってた。
カイドウもできるとは思ってなかった……!
しかも覇王色の生産……。
そうして、今のこの場にはそういった事情のある連中がざっと300人。
シャーロットとカイドウで150人ずつという感じだ。
それとようやくシャーロットにターゲットにされました。
いや、面倒くさいから結婚した。
もう、だるくてだるくて。
それと同時に犬っころをプレゼントした。
そうさ、
白くはない、真っ黒だ。
でさ、話がそれたけど、実はニセカイドウ、ニセシャーロットとして活動している奴らがいるのだが、彼らは順調に縄張りを増やしていって、天竜人に天上金を支払っているところは大方マークした。
これで俺の言葉一つで天竜人は餓死する。
そして俺の戦力は最強。
うん、俺だけでも余裕綽々にいけるのに、今はシャーロットにカイドウもいる。
いくらでも天竜人を栄養失調に出来る。
それとニセカイドウとニセシャーロットの懸賞金は10億を超えました!
天竜人の領地ばっか狙って縄張りにしてるから、敵対行動ととられて王下七武海への加入の打診はこなかったよう。
まあ、フラミンゴがいるからいいけど。
フラミンゴとその他の最高幹部は俺と顔を合わせた。
みんな何を感じ取ったのか、カイドウ以上に俺にへこへこしてきた。
ドフラミンゴは可愛かったよ。
捻くれてるところがとってもキュートだった。
俺と同じ身長だったけど。
それにニセカイドウはゲッコー・モリアとドンパチやって血祭りにあげたらしい。
傘下に加えるか聞いてきたから、要らないって言ったら、物理的にポイしたみたいだね。
それとそろそろ白ひげに会いに行こうかと思う。
マルコに悪魔の実を渡さないといけないし。
20年以上の古参って設定だったからもう大丈夫だと思うんだ。
だから、例のブツを持って行こう。
「シャーロット。俺は白ひげに用ができたから、この場の馬鹿どもを頼むよ」
「はい!
おらあ! 馬鹿ども、息止め三年間じゃああああ!」
「たった3年でいいのか? 俺は今までの5年は息をしてないぞ?」
カイドウェ……。
そんな無駄なことをしなくてもいいんだよ。
誰が頼んだんだよ。そんなこと。
つうか、シャーロットもそんな意味のないことをすんなよ。
「あ、そうだ。アルク、行ってくるよ」
アルクというのは、シャーロットのお腹の中の子供である。
……吸血鬼とも意外に出来たっていうね。
ーーーーーーーーーー
モビーディック号。
白ひげを運ぶ船の名だ。
鯨の船首ははっきり言って愛らしさしかない。
そして何よりも、女性の船員を乗せていながらもロジャーと違い不貞な行いを見せない白ひげがかっこいい。
これだけで、乗るに値する。
そして耳をかっぽじってよく聞け!
ここの仲間は皆!
ーーー家族なんだ……!
お前聞いたか! ロジャーは女に手を出し、それこそもはや誰が誰の子かわからない状態を作り上げたが、白ひげは違う!
子供たちと言って愛し、『オヤジ』と呼び愛してくれる子供達には無償の愛を。
カッコいい。
ワガママで変態のロジャーなんかと全く違う。
そうさ、レイリーだって言ってた。
『乗り掛かった船だからしょうがない』と!
これを言い換えると、『ここまで来たから、しょうがなく乗ってやってる』だ。
もう、どれだけ信用がないかが分かるな。
まあ、それも信頼あってのことだ。
人間としては最低のロジャーだったが、こと男という分野に関しては最高と言える。
どんな女にでも見境なく手を出す。
どんなブスでも、デブでも、人外でも、人の形がなくても!
……赤ちゃんプレイという名の母性を受けられるのなら、誰でも迷わず食った!
男だよ、あいつは。
「おい! お前は誰だ!」
さてさて、ロジャーの営みの話はいいとして。
今は船のど真ん中。
番号が振られた男たちがわんさかと出てくる。
「誰だよい⁉︎ おyーー、」
この声は!
「マルコおおおおおおおお! お届けものですよおおおおおおおおお!」
俺は全速力で声のするところにいたニワトリ頭に近寄り、何かを告げようとしていた口の中にあの悪魔の実を突っ込む。
周りは俺がマルコを殴ったように見えたのだろう、騒然としており、目は敵意に満ち満ちているが、
「少し、喧しいな」
俺が覇王色を使って威圧する。
バタバタと人が倒れていき、残ったのは番号の振られてある隊長と白ひげ、後の黒ひげ、ティーチと、実を口に突っ込まれた痛みというよりも悪魔の実のあまりの不味さに悶えているマルコだ。
ティーチは下手くそな気絶したふりをしている。
まだこの時期は病気はないようで、白ひげは点滴などをつけてはいない。
まあ、無事と言っても膝をついているのが白ひげ以外。
白ひげは俺を見て、何かに合点がいったようにグラグラ笑っていた。
俺が覇王色を展開していると隊長たちは息ができないのか、切ったり発動したりを繰り返して少し虐めていると、それを流石に見兼ねた白ひげから声がかかる。
「もうやめてやってくれや」
「いいよー」
俺はそんな軽い返事で覇王色で遊ぶのをやめる。
ゼエゼエと肩で息をする隊長たちを尻目に漸く味に解放されたマルコに話しかける。
「マルコ、お前には悪魔の実を食わせた。能力は自分で分かるな? ……それでお前らのオヤジを守りな」
「……確かに、これほどの能力があればオヤジを守るくらいは出来る。だが、どうしてこれを俺に食わせたんだよい?」
「まあ、理由は何でもいい。未来が見えるでも、展開がわかってるでも、見てきたでも。
とりあえず言わせてもらうなら、それはお前が食わなきゃ意味がない、ということだ」
そうだ!
鶏が食わなくて、何が不死鳥か!
卵産めよ、ちくしょう!
そこで息を整えた隊長たちは突っかかってくる。
「お前、よくもやったな⁉︎」
「親父の前で無様な姿を……!」
「ぶっ殺す!」
俺は散々な物言いの彼らに少し、言いたいことを言わせてもらおう。
俺は刀を抜いて、解号を唱える、
「万象一切灰燼と為せーー、」
「何だ! 俺らとやるのか⁉︎」
「俺たちが天下の白ひげ海賊団と知ってて戦うのか⁉︎」
「ほう、刀を抜くとはあなたも剣士ならば、私も剣でお相手してしんぜよう!」
「ーー、流刃若火」
ピーチクパーチクうるさい彼らを無視して、俺は流刃若火を始解させた。
立ち上る巨大過ぎる火柱と熱量に押されたのか、彼らは押し黙る。
ここで俺が言いたかったことを言わせてもらおう。
「てめえらはガキみてえにうだうだなんだかんだと物を申してくるが、てめえらに死ぬ覚悟はあるのか?」
「「「うっ!」」」
かーわいい。
皆、同じように言葉を詰まらせちゃってねえ。
でも、これが言いたいの。
「引き金を引いていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」
「「「!!」」」
戦慄と畏怖を混ぜ合わせたような表情で、俺を見つめる彼らにため息一つと少しの言い訳を。
「あのな。お前らは家族なんだろ?
要らんことで死ぬ覚悟をしなくて良いんだよ。
ーーー死んじまったら家族が悲しむぜ?」
「グララララララ!
……ロジャーに聞いたとおりの男だな……」
おおーっと、白ひげさんはやっぱりロジャー経由で知ってました。
あの変態がどんな教え方をしたのか小一時間問い詰めたいけど、まあ今はそんなことをしにきたんじゃないし、さっさと用事を済ませて帰ろう。
「まあ、お前がロジャーに聞いたことがどうだかは知らないが、俺はエドワード・ニューゲート。お前に伝えなければならないことがあって、ここにきた」
「グララ……。ハナタレ小僧が、話の興ってのを知らねえのか」
「いや、俺も家族がいるから、はよ帰りたい」
「グララララララ! そうか、お前も俺と同じか。
確かに、ロジャーと根本は同じようだが、性質が全く違う」
「え、あの変態と一緒にすんのはやめて」
心外だ、あんな変態と俺の根っこが一緒なんて。
俺は精一杯愛するし、幼児退行したりはしない。
俺の言葉に更に気分を良くしたのか、白ひげはクジラかと訊きたくなるような大きな声で笑う。
うん、まあこっちもさっさと用事済ませて帰ろう。
おじいちゃんの頭もやばい頃なのかも。
「白ひげ、こいつをやる」
「こいつぁは、……ロジャーが持ってきた酒だな」
「ああ、ロジャーもレイリーもアホみたいに飲んだ酒さ。
レイリーとは友達のような関係だが、ロジャーとは飲み仲間感があってなあ。その酒は毎回せびられた酒だ。
……そうか、あの時に大量に寄越せと言ったのはお前に渡す分だったのか」
俺がいつものごとく空間に手を突っ込んで取り出した酒は好評だった。
というか、ロジャーが我が物顔で白ひげに振る舞ったらしい。
王の酒だぞ! 俺が持ってこその王の酒だ!
俺は故人に届かない文句を内心で言いながら、用件を伝える。
「酒の話はいいだろう?
……俺が伝えたかったことは、スペードのエース、だ」
「スペードのエース、だと?」
「ああ、今はまだいない。これから後15年はある。
だけど、大切なことだ。忘れるな。スペードのエースはお前を変える。
……今よりもっと家族が大切になる」
「スペードのエース、か。
……ああ、何となくだがお前の言いたいことが理解できた」
ああ、それは良かった。
白ひげはロジャーに子供の話をしているのだろうか?
いや、してないはずだ。
ああ、関係を持つと原作が乖離していくような気がして、面倒くさい。
もう働きたくない。
「ああ、それは良かった。
……お前が呼ぶなら、酒を次も持ってくる。
俺の拠点は、死徒島。腐海林アインナッシュのある島だ」
「グララララララ! あんなところを拠点にする馬鹿がいるとはな。
面白い、いつかこっちから挨拶に行ってやる」
「ああ、待ってるよ。
……それじゃあ皆さん、御機嫌よう」
俺は自分の拠点まで明かして白ひげの返事を聞いて、色好い返事が聞けたのを確認すると月歩で飛んで離れた。
シンジが離れたモビー・ディック号では。
「オヤジ……!」
「気にするんじゃねえよ、ガキ共。
……あれは俺よりも強い」
自分たちの愛するオヤジ、白ひげの前で無様な様子を見せてしまったことを恥じ、謝罪をしようとする隊長たち。
しかし、白ひげはそれを先に敵う相手じゃないということを伝えることで遮った。
隊長達は驚愕したが、この場にあって一人だけが横たえたままで不思議な感覚に至っていた。
ティーチだ。
「嘘だろ!」
「いや、嘘じゃねえ。あれは俺たちが束になっても傷一つつけられねえだろうよ」
ティーチは白ひげと隊長たちの会話を聞きながら、自分の中で決意をする。
こんな弱っちい海賊団は捨てて、あの男の海賊団に移ってやる、と。
もともと、裏切り、罪なき住民からの略奪、拷問、などの行為を平然と行う海賊は悪党であり、何も非難されることじゃないのだ。
海賊ならば当たり前なのだから。
ティーチがこの船に乗っているのは自身の欲する悪魔の実が流れ込んできやすかったから。力があるところにはそれ相応に力が集まるものなのだ。
そしてそれ以上にティーチはあの男に王を見た。
簡単に言おう、そのカリスマに惹かれてしまったのだ。
元々、悪魔の実を見つけたらおさらばする気の船だ。愛着や愛情なんてまるでない。
そしてそれはティーチに、船長と違う男を王とする、という裏切りも許容した。
「グララララ……マルコ、お前は何を食わされたんだ?」
そうだ、それも気になっていた。
ティーチはあれほどの男がどのような悪魔の実を敵側に送ったのかが知りたかった。
次の瞬間、マルコの周囲を青い炎が輝き、渦巻いてから一つの鳥の形となった。
「トリトリの実幻獣種 モデル“フェニックス”だよい」
ティーチは絶句していた。
いや、見れば隊長たちも呆然と口を開けており、白ひげまでも目を剥いてマルコを見ていた。
ティーチは薄らと笑った。
あの人なら……!
敵側に希少な飛行タイプの悪魔の実、更にその中でも特に希少な幻獣種。
これを敵側に送り込めるやつなのだ、きっと俺が望むものを持っている。
ティーチはそこからは恍惚として自身の妄想の世界へとダイブしていた。
もう既に、ティーチはあの男の海賊団に入ることしか頭になかった。
ただ、やはり力は重要であるし、何よりも土産は必要だろう。
「死徒島ってのーーー、」
そこから先の話は聞いていなかった。
しかし、この話を聞かなかったことで後日、単独で島に向かった時に走馬灯を見ることとなった。
しかし、ならばこそと余計に力を欲することとなるのであった。
型月から持ってくるのが多くてごめんなさい。
それと黒ひげが白ひげから離反する理由は、この小説ではここが理由になります。
つまり、全ては主人公のせいです!
ぜーんぶ、綺麗に収まります。
というか、実は現時点でシンジ君が一声かければ世界は終わります。
いや、そもそもシンジ君が本気出せば、最初からワンピースの世界はジ・エンドなんですがね。
マルコはシンジに悪魔の実を食わされた被害者です。
センゴクがヒトヒトの実 モデル“大仏”を食べれた理由がわからないという方は、賢い方です。
作者も理由は考えておりません。
ご察しください。