大して面白い話じゃないです。
16,王
おう、やっちまった。
今はちっちゃい未来の蛇姫があまりに可愛くて、ディープなキスまでしちまった。
そうさ。
結局、ロジャーに最低だなんだと言えない変態になっちまったよ!
ああ、そうだよ!
あんな若い可愛い子たちとイチャイチャしてやがる二人にムシャクシャして海王類を乱獲してたんだよ!
いっつもいっつも、夜中に襲いかかってきやがって……。
デートでどこ行くの? 戦場でお菓子食うんだよっ! お菓子は現場の人間たちだよ!
悪いか⁉︎
まあ、でも結果はオーライ。
拙いながらも必死に唇を合わせてくるハンコックに俺もマジで惚れちゃった。てへ?
それに、俺が実は妻帯者って言っても、『好きだからしょうがないもん』って言って、結婚するって。
かわええ。
おい、誰があんな偉そうな女にしやがったんだ⁉︎
……とは言いますが、俺には『私』って一人称、他には『妾』がすたんだーどで、尊大な対応がなちゅらる。
うん、それでもいい。
女の私はあなたの前だけ……、ゴクリ。
まあでもあれから3年。
この前、フィッシャータイガーを保護して魚人島に送ったという報告を受けました。
ハンコックが大きくなって俺が小さいのもあれだから、バランスを崩さない程度に身長を20センチ上げた。
パラパラ、超便利!
そんで、ハンコックとシャーロットがもめるかと思ったが、2人で俺のことについて熱く語り合っているのを見かけて安心した。……内容は人に話せないようなものだった。
あ、カイドウとジャックの恐ろしくマジな頼みが一回だけあった。
『俺の嫁にも力をやりたい、だから奪う』だとさ。
前々からマンツーマンで訓練はしてるんだけど、やっぱり悪魔の実を上げたいみたい。
だから、俺が一万回ぶっ飛ばしても、一万一回起き上がって寄越せと来た。
そこまで来たら、俺も奴らの願いを叶えることには賛成だった。
しかも、一回全然関係ない奴に高い金を払ってサンダーソニアとマリーゴールド、二人の意識調査をした。
とんでもなかった。
サンダーソニアは名の売れているカイドウの悪口を言ったやつを半殺しにしていた。
マリーゴールドも同じく、半殺しというか社会的に殺してた。
ああ、俺も調査してくれたやつに謝りまくったし、天竜人から奪った2億ベリーを渡して、故郷の島まで運んでやった。
それで、お金を奪る時に一緒にマリージョアで感じた悪魔の実は全部回収してきた。
その中に、原作で彼女らの食べるヘビとメロもあったが、言わせてもらおう。
ーーー俺が嫁にそんなクズ能力を渡すとでも?
結局のところ、俺が渡した能力は、
マリーゴールドが、
ヘビヘビの実 モデル“ヒュドラー”
サンダーソニアが、
アクアクの実 モデル“グレモリー”
ハンコックが、
メロメロの実 モデル“アフロディーテ”
ハミハミの実 モデル“エキドナ”
である。
自分の嫁に贔屓しすぎとはいうでない。
可愛いから仕方ないんだよおおおおお!
そんで能力ですが、
ヒュドラーはそんまんまじゃん。
首を全部切り落とさないと死なない。
今はもう30本まで増やせたって言ってた。
最大で100まで増やせるから頑張って欲しい。
まあ、結局最後の一本は何をやられても傷がつかないんだけどさ。
火が弱点になってますから、そこだけ気をつけてくれれば良いかな?
後は毒がブレス、収束弾、フロアと放出することが可能なんですな。
ブレスはゲームをやるやつならわかると思うが、前方120℃に展開する毒ブレス。
収束弾は、それを収束して大砲の弾のようにして放つ。威力が高い。
フロアは、自身を中心としたエリア一帯に発動するもの。
毒は体内でいろいろ作成できるから、速攻で殺すもじわじわ苦しめるも自由ってこと。
次が、グレモリーだが、
これは、黄金律の圧倒的上昇と自分の慕う男の能力をガンガンあげる能力。
さらに、どんな生物も魅了する能力。
身体能力も3倍くらいにはなってる。
それに、グレモリーは隠された財宝の発見の逸話がある。
それはワンピースも例外ではないのだが、記憶の操作をして、ワンピースにその能力を使わないように設定する。全ての生物が、な。
財宝発見は、曲解されて弱点の発見、弱み、隠したい事実の発見になる。
そんなもん。
3個目のアフロディーテの能力は原作の強化版だと認識して貰えばいい。
魅了と石化、更に精神操作の効果も若干。
エキドナはさ、俺の嫁だからあげたんだよ!
テューポーンの嫁って言ったら、エキドナだろ。
それにゴルゴン三姉妹でヘビだし。
能力は身体能力が異常に高くなったくらいで戦闘能力はない。
その能力は真価は、殆ど周囲に与えることだ。
まず、能力の向上。
覇気の武装色と見聞色を使えるようにして、更に恒例のように覇王色を二十分の一の確率で後天的に身につけさせることができる。
更に、一般人が1億5000万の賞金首になれるくらいまで身体能力を上昇させる。
そして一番凄いのが、その人物が一番欲している才能を一つ授けることだ。
手先が器用になりたいなら、その才能を。
遠くの的に当てたいなら、その才能を。
戦闘で無双したいなら、その才能を。
やべえよ。
それにこれは、俺に一番良い効果だが、慕う者との間に子供が出来た時、そのものの食べた悪魔の実の何割かの能力を有して産まれるんだと。
嬉しそうに頬を赤く染めて言うハンコックを、つい抱きしめてキスしてしまった俺は悪くないと思う。
……本当に何だろうね。根源種って。
「パパー!」
「おお、アルク!」
「えへへへへへ」
トテトテと走ってくる自分の娘を抱き上げて撫でまくる。
そう、可愛いものは仕方ないのさ。
アルク、正式名称はアルクェイド・リンリン。
他にも3年の間でシャーロットともう三人授かった。
幾ら、悪魔の実を渡したからと言って、日本で結婚できる年でもない娘にてを出すつもりは無い。
舌は出したが。
他の子供の名前は、キスショット、アーカード、エヴァンジェリン。
名前がぽいのはそれしか思いつかなかったのさ。
アーカード以外は金髪。
なんでやねん。
アーカード以外は女。
なんでやねん。
皆、可愛いけど、今の時点でもパラパラ使って俺がパラメーターを下げてないと地球がぶっ飛んじゃう。
この星が地球かは知らないがな。
長女のアルクェイド、略してアルクが今3歳。
次女のキスショットが2歳。
長男のアーカードが1歳。
三女のエヴァンジェリン、略してエヴァが0歳。
カイドウたちと一緒にあやしている。
そういえば、リンリン家にも一回挨拶に行ったら、跪かれた。
理由を訊いたら、王の気配には敏感なんだと。
金ピカェ……。
ああ、シャーロットの実家は公爵の貴族令嬢で、美しくなって帰ってきた彼女に驚いていた。
シャーロットの妹たちは言わなくてもわかると思うが、あれだった。
あ、その時に街を歩いていたら、王様に見つかって国をあげるって言ってきた。
町人が見てる中でだよ?
しかも聴衆は、『歴史に残る英断ですね、王よ!』とか言って皆が賛成してた。
権力とか持っても碌なことにならないから、引き続き頑張ってくれって言ったら、王権神授説ならぬ、王権王授説が出来た。
なんかね、『真の王が我らの統治を認めてくださったぞ!』とか言ってはしゃいでた。
馬鹿だよね。
他にもたくさん言うことはある。
ハンコックが王下七武海に入ったこと。
カイドウがたまたま海に出たら、たまたま普通のゾオン系の悪魔の実のなる木を見つけたとか。
シャーロットが散歩してたら天竜人が言い寄ってきたから、海に捨てたとか。
でも、一番大きいのは爆笑ものの事案だった。
さっきのシャーロットの散歩に関係しているんだが、シャーロットの散歩中に天竜人をしばいた、はいいな?
んで、今まで出なかったシャーロットの最高幹部の一人は昔っからのシャーロットの従者で、名前はリィゾ=バール・シュトラウト。
……偶然というのは怖いな。
それで貴族の従者も大抵が貴族の三男次男が多かったりする。
シュトラウト家の三男がリィゾになる。
リィゾはシャーロットの側近だから、自分もマナーやらを覚えた。
それは誰が見てもわかるほど流麗なものだ。
それを見かけた天竜人の二人組。
男と女の兄弟だったらしい。
で、男の方はシャーロットに言い寄って、海に没シュートされた。
じゃあ、女は?
ここで馬鹿。
その女、天竜人やめて、リィゾについて行くって言い出したらしい。
意外な出来事に焦ったのと、シャーロットは幸せにやっていることに自分も幸せになりたいと思っていたのかな?
リィゾも承諾。
まあ、天竜人の謎法則で女は美女になるから、見た目につられたのかもしれない。
まあ、でもここに変なカップルが誕生したわけだが、実際にはそんなことは許されない。
という訳で、俺がマリージョアに出勤して、天竜人の全員を脅しつけてきました。
『王たる俺の部下と天竜人如きが釣り合わねえわけねえよなぁ?』って。
捥げるんじゃないかって程に首を縦にガクガク振る天竜人に、あと幾つかの条件を取り付けて帰ってきた。
リィゾと出来た天竜人の名前はシルヴァナ。
今も不遜な態度とアマス口調が抜けないが、夫を献身的に支える姿勢には好感が持てる。
んーっと、家系はドンキホーテ家の派生だった。
納得。
まあ、これである程度原作の形は保てたと思うが、これからの行動も注意していかねば。
気付いたんですけどね。コビーの一連の流れはあったとして、主人公はナミと会話でもさせとけーてのは如何でしょうか。とは言っても、最近は思いつかないんですよね、展開が。