17,フィッシャー・タイガー
俺は今、レッド・ラインを登っていた。
断崖絶壁をこの身一つでよじ登る。
こんなものはあのクズどもから受けた苦痛に比べれば、希望という光がある以上こんな苦しみは屁でもない。
辛くないんじゃない。
より辛いことを知っているんだ。
痛めつけられることが苦しいんじゃない。
何もできずに歯を食いしばって耐えることしかできないから苦しいんだ。
俺の挙動一つ一つに乗っている希望は、乾いた自身の腕を潤してくる。
瑞々しく映える訳じゃない。
泥臭くも信念を持って輝くのだ。
時代の波はここにある。
今やらねばならない。
俺がやらなきゃ誰がやる。
それが魚人と人間の差別が終わらない理由。
キッカケがない。
理由なんかなんでもいいはずなのに、悪しき伝統はいつだって胸の楔として残っている。
溶かすにも時間がかかる。
なら、抜けばいい。
ーーー根幹を揺るがす事件を起こせばいい。
フィッシャー・タイガーはマリージョアに向け素手で断崖絶壁をよじ登っていた。
無理、無茶、無謀は承知の上。
それでも尚、しなければならなかった。
奴隷解放。
最近では、カイドウという海賊団やビッグ・マムを名乗る船長のいる海賊団が天竜人の嫌がらせとして行っていることで有名である。
彼らは分け隔てなく助けていた。
しかも天竜人から巻き上げた金を今後の生活費として渡す。
正しく英雄だ。
しかし、世界政府は天竜人に手を出す者は大罪人として何度も海軍大将に出動もあった。
しかし、海軍大将も敵わないほどに屈強な海賊団だった。
その時の海軍大将のことによれば、バスターコールでも叩き潰せないと言わせるほどだった。
その英雄らも一つだけは起こさないことがあった。
それが、マリージョアの奴隷解放である。
フィッシャー・タイガーも助けて欲しかったことは確かだが、奴隷にされかけ一生消えぬ烙印を押される前に同志を救い出してくれていた彼らに不満はなかった。
それに彼らは狙っているようにマリージョアを狙わなかった。
ーーーまるで、俺がしなければならないようじゃないか。
フィッシャー・タイガーはそこまで考え、一笑に付す、……ことはできなかった。
本当に天啓のようだった。
『我らと同じ、奴隷解放を志すならお前も同志だ』と言われているようだったから。
ああ、そうだ。
魚人族との差別をなくすためにここまで設定してくれたんじゃないか?
いや、彼らは俺が脱走することまで信じていた?
それとも、
ーーー俺が行う行動全てが彼らの意思なんじゃないか?
そこまで考えたフィッシャー・タイガーは背中に冷たいものが流れる感覚があったが、それでもよかった。
ネプチューンとの謁見にその旨を伝えた。
その場の話をオトヒメは沈痛な面持ちで聞いていた。
そして何かを決意したようでもあった。
フィッシャー・タイガーはその時に、白ひげが魚人島を縄張りにしたことで人攫いがめっきりなくなったと聞いた。
四皇。
百獣のカイドウ。ビッグ・マム。白ひげ。赤髪のシャンクス。
最近で聞き始めた名前ではある。
しかし、これは実際には違うと考えられている。
カイドウとビッグ・マムが戦闘をしたということを聞かないのだ。
つまり、カイドウとビッグ・マムは裏で繋がっているんじゃないのか? と考えられているのだ。
更にこの噂を助長させ、もう一つの説を立てているのが縄張りの問題である。
彼らも多くの縄張りを作っているが、特に天上金を払っている国の島は全て縄張りとなっているのだ。
それも、二つの海賊団で分配するように。
この行動から、革命軍の陽動チームなんじゃないか? と考えているものも居るようだ。
しかし、噂を聞く限りではビッグ・マム、シャーロット・リンリンは天竜人を単純に嫌いなだけで、海に投げ捨てた事もあるほど嫌っている、とのこと。
カイドウは戦闘狂と言われているのに、そんなことをするというのはいつだって海賊の中で議論になるのだが、こっちもただ嫌いなだけかもしれない、というのが有力である。
しかし最近では、困窮しかけた国のある島に天上金を払うなという指令を出して、請求をしに来た海軍を撃退したという話が広まり、そういった国の人々からは英雄視されている。
話が長くなったが、言いたいことは簡単だ。
四皇というが暴君がいない。
全員が名君。
フィッシャー・タイガーはその内の一人の赤髪のシャンクスにだけは直接世話になっていないが、こちらはピースメインとして有名な海賊だそうで、こちらも悪くは思っていない。
しかし、人攫いの干渉を不能、海賊の横暴の除去をした白ひげ、同志の解放をしてくれるカイドウ、ビッグ・マムに比べると今一つ、決定打がなく、そこらでも強い海賊という印象だった。
そんなことを考えていたら、フィッシャー・タイガーはとうとう登りきった。
そして、力の限りに暴れ回った。
結論から言おう。
成功した。それもこれ以上なく完璧に。
集まる海兵を薙ぎ倒しつつ、隠れる為に選んだ家には見たことない火器と鎧が置いてあり、しかもとても分かりやすい説明書がついていた。
フィッシャー・タイガーはそれの使い方を1分で把握しきり、まずパワードスーツと書かれていた鎧を着込む。
すると、力がとても漲ってくる。
今までの疲労が嘘みたいに消え去り、今なら海軍本部にさえ火を放てると思ったくらいだ。
そして、そばにあったミニガンと書かれてあった火器を手に取り、少しばかり使ってみた。
初動こそ遅いが、その威力は統計的に大砲をも凌ぐと判断した。
ミニガンを乱射しまくりフィッシャー・タイガーに海兵は底知れぬ恐怖を覚えた。
鎧に攻撃を当てても怯まない。
早すぎる銃弾にこちらは蹂躙されるだけ。
何よりも恐ろしいのが、銃弾がなくならない!
実際には、フィッシャー・タイガーが弾切れを起こしてすぐに、最寄りの家に入ると何故かミニガン用のマガジンが置いてあったのだ。
そこは阿鼻叫喚の地獄だった。
剃で移動しようにも早すぎる弾丸を避けることは出来ずに蜂の巣にされますね。
鉄塊で防ごうにも速さが尋常ではなく、銃弾の貫通は防げても衝撃が凄まじく寧ろ鉄塊を使えば楽に死ねないので最悪ですよ! マジで!
紙絵で避ける? 爆炎から出てくる秒間50発の玉を避けれるならな!
月歩? これで避けれるなら、剃でも避けられるわ!
指銃? 使えるか!
嵐脚? いい質問ですね〜。パワードスーツもミニガンも硬すぎて意味をなさないです。はーーー、
その時、ミニガンの一条の閃光が一人の海軍准将の命を刈り取った。
海軍が地獄を迎えるのも無理はない。
今回の任務に就いたロギア系の能力者は皆、朝のうちに誰かに襲撃されて、医務室送りとなったのだ。
そして残った能力者は今の状況で意味を成さない使えない奴らばかりであった。
いや、恨むらくは、相手が強大すぎたことであろう。
接近出来ないほどの集中砲火。
接近したとしても軽くあしらえるほどの馬鹿げた力と怯みも凹みも下がりもしない驚異的な防御力。
これを相手にするのならば、海軍大将が欲しい。
しかし、増援に海軍大将を呼んでも、カイドウ海賊団が邪魔をしてこれないと言う。
いや、正しくは既にやられているようだ。
カイドウ……!
海兵たちはその事実に歯噛みするが仕方ない。
その頃には、本物のカイドウが出動して海軍大将と遊んでいたのだから。
その話はまた今度とするが、結果として、遊びにもかかわらず3分も持たずに三大将は敗北した。傷一つ付けられずに。
その直後、さらなる恐怖が海兵たちを襲った。
なんだ? この箱。
これは、この火器とも違うな。
ん? これにも説明書、か。
天竜人は俺が来るのをわかっていて、これで撃退しようとしたのか?
フィッシャー・タイガーはまた新たなる武器の出現に少し自身に都合が良すぎる気がしたが、ここまで天竜人も奴隷もいないのを考えるとどちらが運がいいのかはわからない。
ただ、どちらの運の良さが高いのかであって、どちらも相応に高いということだ。
そんな幸運なフィッシャー・タイガーが見つけたのは、箱。
しかも背中にくっつけられる物だった。
名前はミサイルランチャー。
物は試しとミニガンの乱射を止めずに、ミサイルランチャーを使用する。
箱の十分の一が開く。
その中から、棒状の魚雷のようなものが海兵のところへと飛んでいく。
ピカ!
フィッシャー・タイガーは閃光が爆ぜ、大きな爆発が起こったのを感じた。
パワードスーツのお陰か、鼓膜が破れるようなことはなかった。
しかし、あまりにも凄まじい火力だ。
そう思ったフィッシャー・タイガーは、それ以上にこの兵装があれば同志を解放できると悟った。
フィッシャー・タイガーは進む。
夜のマリージョアの住人、海兵たちを蜂の巣にしながら。
夜の静寂が支配し、月光以外の光の存在しないはずの夜空の下で、業火と黒煙の舞踏を興じながら。
星の輝きよりも、爆散するミサイルに気を取られ。
暖炉のパキパキと炭化した薪の発する音よりも、ミニガンの唸る音に目を回す。
フィッシャー・タイガーが見えなくなる。
次に現れた時には、ビームを放ってくる。
フィッシャー・タイガーが見えなくなる。
次に現れた時には、先程とは違う夜にはよく冴える真っ白な姿。
フィッシャー・タイガーが見えなくなる。
次に現れた時には、小さいがビームを放ってくる小型浮遊物体を操って、我らを殲滅してくる。
フィッシャー・タイガーが見えなくなる。
次に現れた時には、背中からオーロラのような蝶の羽を広げ空を飛ぶ。
ーーーこいつは一体なんなんだ……!
兵装は現れるたびに変わっており、その一つ一つが桁違いに強い。
そして、俺は今日の任務を受けた最後の生き残りだ。
死ぬつもりはない。
しかし、俺はサカズキ中将の船に乗っており、ここで逃げれば即殺されるだろう。
「……どうすればいいんだ?」
「なら、俺と来い。ステンレス」
「誰だ⁉︎」
俺が後ろを振り返るといたのは、月光よりも輝く金髪に、業火よりも熱く燃える紅蓮の目を持つ男だった。
ああ、なんだろうか。
妙に心地いい。
この男の側というのはとてもいい気分になる。
「お前は死ぬのが怖い、そうだろ?」
「あ、え、……はい、そうです」
どうしてだろうか。
この人には頭が上がらない。
サカズキなんて糞食らえ。
そんな気分になるほど引き寄せられる何かがある。
「いいんだよ、それで。
死んで貰えるのは、無駄な死人だけだ」
「あ、あ、あああ……」
何故だろうか、『お前は無駄死にだ』という意味よりも、『お前が死んだら、いつか助けられたはずの命が救えなくなるかもしれない』と聞こえる。
幻聴なのか?
違う、この方はそこまで見ているんだ。
俺が死んで出るのは、俺の死体と俺が関われば死ななかったかもしれない人々。
それはダメだ、俺が死ぬのは構わない。
俺の思考は数秒の時間内で大きく変わっていた。
これが俺の本心なのか?
だとしたらそれを引き出してしまうこの方はどんな方なのだろうか。
「そうだろ? そんな自己犠牲という崇高な行為を行えるお前には生きる意味がある。
ーーー俺と来ねえか?」
「はい、貴方についていきます」
わからない。
だけど、この方が正しい。
俺に救える命が、俺が死んで救えませんでした、じゃあ話にならない。
生き残ってやる。
別に海軍じゃなくても命は救える。
フィッシャー・タイガーはトリガーハッピーでは無いが、引き金を引いて無双できることに快感を抱いていた。
ああ、俺が最強なんだ!
そんなふざけた幻想を見てしまうほどに。
フィッシャー・タイガーは一際大きな講堂のような所に光があることを発見し、更にサーモグラフィーでその中に人間の体温ほどの熱を持つ生物が大量にいることもわかった。
フィッシャー・タイガーはあたかもダイハードな感じで講堂の扉をミニガンで蜂の巣にする。
原型をなくして崩れた扉から中に入り、天竜人たちに通告する。
「お前たちはクズだ。だがな、俺はクズにはならん。
反抗してこない人間を殺すつもりはない。
だから選ばせてやる。死んで奴隷を解放されるのと奴隷を解放して命を助けてもらう、の二択だ。
ーーーさあ、選べ」
「解放するえええええ! だ、だからっ! その! 鉄の塊をこちらに向けるなええええええええええ!」
「そうか、俺は気が長くないんだ。全員、同じならさっさと奴隷を解放しろ」
いつもは宇宙服のようなものを着ている天竜人だが、ここでは着ていない。
あまり運動をしないクズであると思っていたが、酸素の薄いレッド・ラインの上で生活できるくらいには肺活量もあるらしい。
天竜人は手の前にいる限りの奴隷を解放した。
俺の目の前で一度礼を言って、背後で他の奴隷解放を待つものたちの目には天竜人への侮蔑と殺意と同じ同志への心配と慈愛、救い出した俺には敬意と感謝が写っていた。
よかった。心を壊されたやつはいないようだ。
俺は最後に解放され、俺が脱走するまで同じ部屋で同じ苦しみを分かち合っていた友に話しかける。
「ターブリーグ、早くに来れなくて済まない。
しかし、これ以上天竜人と同じ空間には居たくない。だから、話は帰りの船で聞く」
「ああ、それがいい。
タイガー、これだけは聞いてくれ。
ーーーありがとう」
この言葉だけで俺は救われた。
たった一言だったが、俺の感情は天竜人に対する怒りと殺意が湧いてきた。
しかし、約束を違えば俺もこいつらと同じクズ。
ならば、
「天竜人の諸君、賢明な決断をありがとう。
約束は覚えている。
反抗してこない、に・ん・げ・んを、こ・ろ・すつもりはない。
言いたいことは簡単だ。
ーーー糞食らえだ、ゴミ!」
俺は奴隷たちを講堂の外に出しながら、そんなことを語る。
屁理屈で相手を傷つける外道かもしれないが、約束を違えるわけじゃないので、自分の日頃の行いを思い出して広い心でお茶目な俺の言葉の綾を許してほしい。
ゴミに許してもらえたかは心底どうでもいいがな。
俺はここに来る直前で拾った、如何にもな色の空気が詰まった瓶を投げる。
「「「ぐおええええええええ!」」」
「おえっ! くっせえ。タイガー、これは酷いな。
ーーーもっとやれ」
俺は天竜人があまりの臭さに嘔吐しているのを尻目に、動く体力の無いものや老人を自分のパワードスーツの上に乗せて運ぶ。
走り抜けたマリージョアの荒れように多くの者がざまあみろと声を上げている。
俺もそう思う。
しかし、どうしてこれほどの武器を装備して俺を迎撃しなかったんだろうか?
これもカイドウの……。
……まさかな。
解放された奴隷を皆、俺のパワードスーツに乗っけてレッド・ラインの側に停めてある船に向かって飛ぶ。
それと一緒に余った残りのミサイルを町にばらまく。
爆風に煽られながら落ちる。
しかし、恐怖の絶叫を上げるものはいない。
皆がこれからを夢見て、目を輝かせている。
人間も魚人も変わらない。
上半身裸のものが多く、背中には天かける龍の蹄の烙印が残っている。
二度と消えることのない烙印。
しかし、そんな烙印じゃ操作できないものがあった。
ーーー希望だ。
俺だって烙印が残っている今でも魚人と人間の相互理解のために頑張りたいと思っている。
それが希望でもある。
「天竜人たちは俺たちを踏んづけて烙印を押したのじゃないな。
蹴飛ばされるために烙印を押したんだ。」
「ははは! そうかもしれないな!」
「ふふふ! 確かにそうかも!」
俺は今の声の主を見た。
人間の女性であった。
傷んだ髪の毛と腫れた目に歯は折れており、鼻も曲がっている。
でも、涙を流しながら笑う彼女はとても綺麗だった。
パワードスーツ越しであるのに、俺が見惚れていたことに気付いたターブリーグは俺にニヤニヤとした視線を向けながら言ってくる。
「タイガー、彼女はあれで40代だ」
「は? あれで40代? ……20代前半にしか見えねえぞ」
「あら、女性の年齢の話は不躾ですよ?」
俺たちを襲う威圧感は生身の俺よりも強いかもとさえ思うほどに洗練されていた。
「ねえ貴方、フィッシャー・タイガーって言うんでしょう?」
彼女はボロボロの顔でありながらとても綺麗に保たれた顔でそう訊いてくる。
俺は人間のことはどうとも思わなかったのに、今ではすごくこの人のことが気になる。
……やはり、ターブリーグのニヤニヤしている顔が鬱陶しい。
「そうだが、貴方は?」
「私の名前はニシャ。
私は海軍中将だったのだけれど、4年前にとうとう、ね?」
「ああ、そういうことか」
やはり海軍の中にもクズの行動に不満がある人もたくさんいるようだ。
そして4年前に、か。
何故そうなったのかも訊いてみたいが、それはマナーが悪いだろう。誰しも話したくないことがあるだろうし。
「私はね。16年前、一人の男性に言われた言葉があったの。
『……いつかまた、俺の代わりの男がここに来るまでな』って。
……今日のあなたの行動を見て分かったわ! あなたが彼の方の言っていた代わりの男よ。
だからね?
ーーー結婚して」
「「「え?」」」
この場の全員が唖然とした。
え? どうして?
代わりの男云々も意味がわからないのに、『結婚して』?
いや、おかしいだろう。
そんなまだあって間もない俺たちが結婚なんて。
「はい、お受けします」
「まあ、やっぱり彼の代わりの男性だわ!
……あの人に待たされた分、しっかりと責任取ってもらいますから」
あれれ? どうして俺はオッケーを出しちゃってんの?
どうしてや?
俺は自身の思考とは乖離した自分の行動に疑問を覚えるが、これはなんでやらとても気分がいいので、まあ、いいかと放置する。
その後はめでたいなと茶化してきたターブリーグにキレるが、迫ったきた船に着陸準備をしているとタイミングを逃して追求の糸は切れてしまった。
船に乗り込んだ後、シャボンディ諸島の近海で海軍の軍艦が何個も沈んでいるのを見て、やはり俺は運が良いと思い結果としてシャボンディ諸島に上陸した。
俺は金も盗って来ればよかったと後悔しながら、一発高い仕事を行って金を得て、コーティング職人の白髪の風格の凄まじいジイさんにコーティングをお願いすると、なんでも魚人に助けられたことがあるから割引にしようというので、皆で感謝をした。
そして、コーティング船で魚人島についた俺は、昔からの知り合いたちに召集をかけた。
召集をかけている間に、自力で太陽の烙印の焼きごてを作り自身と志願した者たち、俺が助けた全員に烙印の上書きを施した。
俺は夢に向かって歩き出したばかりだ。
今や嫁となったニシャも海賊として付いてくるらしい。
元海軍中将ならば不覚を取ることもないだろう。
夢は奴隷の解放。
……もし会うことがあるのなら、カイドウ、ビッグ・マムの海賊団の傘下にはなってもいい。
俺は夢を叶えることを最優先とする。
ああ、やってやる!
ーーーニシャと幸せに暮らすために!
すいませんね。他の作品を書いていると時間が……っていうか、やっぱり話が思いつかないんですよ。ごめんなさい。
なんか、『ダンまち』とか『NARUTO』とか『ハイスクールD×D』とか『魔法科高校の劣等生』とかで書こうとしてました。とは言うものの『NARUTO』は原作が無いんですけどね。
まあ、そういう事です。原作前の話はあと1話で終了ですが、筆が乗らないので描き進められるかは謎です。
ーーー『ーーー』が多くね?