チート過ぎて意味がわからなくなったワンピ   作:サボリ魔ー

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もっとさ、規格を逸脱してみないか、少年ーーー
大して上手くないキャッチコピーに始まり、内容はやっと島を出発する。……だけ。
途中で難しい言葉が入るのでお気をつけ〜。


7,宝

7,宝

 

ーーーーーーーーーー

 

ヒゲ〜……、ボンバー!

 

ヒゲです。ヒゲヒゲです。

 

久しぶりじゃな。する必要のない修行でもしとったんか?

 

ご苦労なことじゃよ……。

 

今回の商品は神器じゃ。

 

『じんぎ』じゃない。『セイクリッド・ギア』じゃ。

 

あ、違った。神滅具(ロンギヌス)じゃった。

 

ワシに向けるなよ。死んじゃうから。

 

宝具と同じように幾つか詰めて贈るのじゃ。

 

あ、知らなかったら今のなしじゃ。

 

宝具なんてなかった。そういうことじゃ。

 

お前の肉体の強度は言わずとも知れとるからの、覇龍を使っても全然大丈夫じゃ。

 

本当にお前、どうして死んだの?(切実)

 

まあ、いいんじゃよ。どうせ、この世界をしっちゃかめっちゃかにするじゃろうし。

 

頑張るのじゃ!

 

ーーーーーーーーーーー

 

こんにちは、シンジです。

そろそろ、ヒゲの脳内が読めなくなってきた。

いや、ヒゲが詰まってるのかもしれない。

 

ヒゲは、エネル殲滅武器をくれたけど。

対エネルって使えないと思う。

なんで、あんなふざけた神を殺すのにこんな大層な武器を使わなきゃならないんだ?

 

そんな思いが濁流のごとく押し寄せてまいります。

もう、いいよ。

疲れた、俺。

 

そんな俺ももうそろそろ22歳でございますよ。

こちらに来て、かれこれ1年半。

ジジイの道楽に巻き込まれた気しかせん。

 

そんな感じではあるのだが、今気がついたのさ。

俺って、サカズキと同い年やん。

あいつが原作開始時点で53歳。

原作開始31年前で22歳の俺。

ほら、タメじゃん。

 

別にいいけどね。永年益寿とかいうので、老けないから。

しかし、そろそろワンピースの世界を謳歌してもいいと思うんだ。

じゃあ、本気で宝探しをしてしまって、この島船を出そう。

 

 

 

 

あれから、1ヶ月がたった。

島の隅々まで探してやっとこさ発見した、一個。

どうして今まで見つからなかったのか。

 

うん、船にした時に地球の地殻とは切り離しをしたのだが、切り離した地殻の部分、つまりこの放浪島の最深部から地表までの土を半分にした地点に設置してあったんだよ。

発見させる気が全くない。

 

まあ、見つけたからよしとするとして。

隅々まで探してこの一個しか見つからなかった。

だから、おそらくこれが最後ではないかと思う。

こんな凝ったところに置いてあるのだから、そうとしか言えないのだが、何にしてもあのおひげちゃんであるから、そうは言えない気もする。

 

気をとりなおして最後の宝箱につけてあった手紙を読む。

 

ーーーーーーーーーー

 

お前は犬か。ここ掘れワンワン、か。

 

ヒゲじゃもん。

 

よくぞ、この宝箱を見つけたの。

 

この宝箱は普通は見つけられないような場所に置いたのじゃが……土の中。

 

どうやら、お前には通用せんかったようじゃのう。

 

予想はついとるじゃろうが、これが最後の宝じゃ。

 

中身はそらすごいものじゃ! 興奮して死んでしまうかもしれんぞ!

 

……ヒントを教えておこうかの。

 

開けてからのお楽しみでもいいんじゃがな。

 

取り敢えず、ヒントは仲間や船、武器ではないということかの。

 

それでは、またいつか、会おう。

 

アディオス!

 

ーーーーーーーーーー

 

えらく簡単だな。

あのジイさんの事だから、最後こそかなり奮発すると思っていたんだが、意外だな。

 

なーにっかなー?

 

ヒゲヒゲの実。

 

「ほう……。あのジジイ、よほど死にたいと見えるな」

 

私が見つけたのは、一つの毛むくじゃらの実でした。

あまりに異様で、汚く、惨めな、果実としての役目も全うできぬ、存在する意味を捨てさせられた果実。

私の胸中にはむせかえるほどの尋常ではないヒゲへの嫌悪がありました。

醜い、見苦しい、せせこましい。

押し付けがましい限りでございます。

人の身に、ヒゲのアイデンティティーを持ち込むことはよろしくない。いや、拒否してしかるべきでありませう。

 

私の怒りは、怒髪天を突くという形容が正しく是とせんほどに、累積していました。

怒りに呼応し嘆きをあげる地面の断末魔も耳に入らず、ただヒゲへの怒りを募らせてるのです。

悲しきことです。怒りに身を焦がし破滅の道を辿り、振り返ることも引き下がることできずに、黄泉に身を投じた者たちが星の数ほどにいるというのに。

しかし周囲の確認さえも忘れた私の囚われの心は、そのようなものは些事として切り捨てていたのです。

今までの所業を顧みれば、心持ちが是非を問わず、人格如何ではなく、処断すべきと囁くのでありませう。

 

しかし、ヒゲを討たんとすれば、今一度遠き日のごとく、命を散らさねばならぬのです。

父母の心持ちを私が伺い知ることはできませんが、これ以上に無為に頂いた命を散らすのは、息子として避けるべきにございます。

 

非常に遺憾にございます。

願わくば、丑三つの希い聞き届けていただきますよう、祈りを捧げる次第でございます。

 

はい、ごめんなさい。

変なテンションが入ってました。

なんか変な言葉遣いになってました。スンマセン。

 

はい、この悪魔の実ですが、俺のパラパラの力で調べてもヒゲとしか出ません。

つっっっっっっっっっかえねえええええええ。

そういう感じである。

 

これを食う道楽なんて、人間のくせに、ヒトヒトの実を食うやつと同じようなものだ。

いや、むしろ弱体化するんじゃないか?

いらねえよ。

 

まあ、ヒゲからのだから、一応もらっとくけど。

じゃあ、久々の王の財宝!

ポーイ。

ふう、嫌なもんだぜ。

 

あ、そうだ。

危ないんだったら、悪魔の実全部、俺の王の財宝の中に入れとけばいいんだ。

その方法で収納しましょう。

 

ああ、それと神器の内容分かりました。

使わねえけど。

 

赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)

白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)

黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)

絶霧(ディメンション・ロスト)

魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)

獅子王の戦斧(レグルス・ネメア)

煌天雷獄(ゼニス・テンペスト)

黒刃の狗神(ケイネス・リュカオン)

幽世の聖杯(セフィロト・グラール)

 

ばっかじゃねえーの?

うん、まあ、でも宝探しは終わったし、出航しようかな。

 

ロールは何で行こうかな?

王様? AUOはやめて!

……天竜人のみなら良いな。気絶しないギリギリで覇王色コントロールして頭を垂れさせる。

うむうむ、いいことだ。

 

バーサーカーとか。

いや、ゴリラに言ったことを嘘にはしたくはないから、無理。

 

うーん、まあいいや。

そのうち勝手に形成されんだろ。

 

走って動力源に到着。

それまでに、悪魔の実を全回収して、木が倒れないように保護までしてきた。

アルケーの力って万能だね。

根源だから、どんなものでもどんな形質にもどんな性質でももたせて、創造することが可能。

 

やっべ、チート。

まあまあ、落ち着け皆の衆。

こいつで核シェルターのようなものを作った。

 

核シェルターはどんな熱にも衝撃にも耐え、内部では謎システム稼働で雨が降るし、日も差す。

更に、攻撃を仕掛けてきた愚か者は粒子にまで分解する、恐ろしい光線をブッパ。

相手は死ぬ。

 

うん、想像通りだ。

一回、自分で当たって分解されたよ。

次の瞬間には真理の扉の前にいて、真理が『来んな、カス』って言うんだよ。

目をさますと、またこの世界。

真理って辛辣。

 

話が逸れたが、この島の動力はエクスカリバーだ。

ん? 何に使ってんだって?

……。

 

ーーー使ってあげてんだよ。

 

そこを間違ってはいけない。

天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)は一生、蔵生活だ。

ははは。

 

魔力供給。

おうおう、光りだしたぜ、エクスカリバー。

ピカピカ光ってやがる。

これは……!

 

「シャイニング……フィンガー」

 

ゴオオオオオオオッドガンダアアアアアアアム!

いやいや、ガッシュちゃう。

 

気を取り直して、

 

「エクスカリバー、マリージョアに連れて行け」

 

キュイイイイイイン!

 

おお、良いなこの音。

使徒と戦うイカリ君みたいだ。

シンクロ率が……。

 

俺は海に出た。

島ごとだけど。




はい、やっと島から島ごと出発です。
それで、次回は明日投稿するつもりですが、内容がエゲツないです。
次話の前書きにも書くつもりですが、その内容は、いるかも知れない天竜人ファン大激怒間違いなしの内容です。
いや、ある意味そっち系が好きという方もいるかもしれませんが。

丑三つの希いは造語です。
丑三つ時に願うことなんて、大抵、呪いですから、丑三つ時の願い事をかっこよさげに、丑三つの希いにしただけです。

せせこましいは第六天波旬からで、『自分のヒゲを他人にも押し付けようとすんな。いくらヒゲだるまが、どっかの門番とかうっかりさんとかしかいないからと言って、俺に感染させようとするんじゃない。汚らわしい』の意です。

今思ったんですけど、ワンピースの毛の扱いって特殊ですよね。
そりゃドラゴンボールだって、髪が足の付け根くらいまで巨大なバナナと見違えるほど長くなる代償として、眉毛がなくなったりしますけど。
ワンピースは、くるりん眉毛から始まって、宝箱にフィットしてるはずなのにヒゲが生えてなかったり、何故かヒゲを編んでるやつとか、サイボーグの髪の毛の不思議とか、骸骨アフロとか、ブーメラン振動親父とか、他にもいっぱいありますがね。

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