μ'sメンバーにプロポーズしてみた   作:LALU

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ことり編何とか出来ました。


南ことり

僕には彼女がいる、それも飛びきり可愛いと言える、南ことり、どうして僕みたいな奴の告白受けてくれたのかはよく分からない・・・・・というか今日はデートの約束をしていたのだが、なかなか来ない、いつもなら待ち合わせの十分前には来ると言うのに、不安だ、南さんは可愛いから何かあったら大変だ。

 

どうしようか、ここから動いた方がいいか?

 

「遅れてごめんなさ~い」

 

「あ、南さん」

 

やって来た南さんは大きめの白い帽子を直しながらやって来た。

 

少しだが服も乱れているような?

 

「大丈夫ですよ、それじゃあ行きましょうか」

 

「ええ、行きましょうか」

 

ここで聞くのも何か野暮だろう、今はこのデートを楽しもう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんなさい、今日は遅れちゃって」

 

「? 大丈夫ですよ気にしなくて」

 

どうしたんだろうか、さっきから南さんはずっと回りを気にしてる、食事をしているときも、かなりの頻度で外を見ていた、うーん流石に気になる・・・・ここは思いきって聞いてみようか

 

「あのー南さん」

 

「? 何でしょう?」

 

「さっきからずっと周りを気にしているのが気になって、もしかして僕とのデートが退屈でしたか?」

 

そう言うと南さんは手をブンブンと目の前に降りながら否定する。

 

「そんなことないですよ! いつも私の事を気遣ってくれながらデートのプランや、ご飯まで考えてもらっちゃって、キミとのデートが楽しくないなんて、一度も思ったことなんてないですよ」

 

「そ、そうですか~/// アハハ、良かった」

 

「ただ・・・」

 

「? ただ?」

 

そう問い返すと、すぐ近くから声が聞こえてきた

 

 

「ねぇ、あれμ'sの南ことりじゃない?」

 

「嘘!、あ、でも言われてみれば似てる」

 

 

この瞬間全てが繋がった、考えたら南さんはμ'sのメンバーでありながら、たった数ヵ月で秋葉の伝説のメイドにすらなった人、そんな人がこんなところにいたら・・・・

 

「シッー」

 

そんな僕の考えを詠んでいたかのように、南さんは自分の口元に指を押しあて静かにするように促してきた。

 

 

そうだ、ここで僕が慌てたらそれこそ余計に人を呼んでしまう可能性がある。幸いに今日の南さんは大きめの帽子を被っている、これを深めに被っていれば・・・・

 

「このまま何気なく移動しましょう」

 

そういって彼女の手を引こうとした瞬間にぶわりと風が大きく吹いた

 

「あ」

 

それは誰の声だっただろうか、幸いににも帽子は即座に取ることが出来たが、それだけの短い時間でも彼女の事を「南ことり」と認識させるには十分だった

 

 

「ほらほら!やっぱりことりちゃんだ!」

 

「本当だ、握手とかしてもらえないかな?」

 

 

顔を隠せなくなってしまった南さんはすっかり注目の的になっている。

 

先程から噂をしていた女子二人に加え

 

中高生や、よくいるメイド好きのファンまでもがざわざわとしだした。

 

 

「南さん!こっち!」

 

「きゃ!?」

 

そういって彼女に無理矢理帽子を被せ腕を引っ張りもうダッシュした、それに続いて一度は話して見たいと思う様々な層のファンたちが連なり、一種の大名行列のようだ。

 

(とにかく遠くへ!)

 

 

                        ・

 

                        ・

 

                        ・

 

どれくらい走っただろうか、辺りはすっかり夕暮れ模様になってしまった。

 

 

いつのまにか、僕たち二人以外誰も以内、聞こえてくるのは近くの海のさざめきの音だけだ

 

 

「少し歩きませんか?」

 

「え?」

 

「海」

 

 

 

 

特に喋ることもなく、ただただ二人で、波打ち際を歩く

 

 

(まずい、何か話さないと)

 

「南さん・・」

 

「迷惑・・・だったよね・・・・・」

 

「え?」

 

彼女の口から出てきた予想外過ぎる言葉に思わず思考が止まる

 

「今日も、せっかくキミが色々と考えてくれたのに、こんな風になっちゃって。ことりのせいで、キミの彼女になるのが普通の女の子なら、こんな事にはならなかったのに」

 

「そんなことないよ、僕は一度も南さんとのデートで残念だったなんて思ったこともない、それに僕は普通の女の子の彼女何ていらない」

 

「僕は南さんだから、南ことりだから、好きだって、付き合って下さいって言えたんだ」

 

 

「・・・・本当に?」

 

その声は何だか消え入りそうで

 

「本当に」

 

一緒にいないと離れてしまいそうだった

 

「僕はずっと南さんの側にいたい、たとえ、南さんがよぼよぼのおばあちゃんになったとしても、僕は絶対に南さんを離したりしない。離れたりしない」

 

 

 

「・・・・・・クスッ」

 

「え?、な、何でそこで笑うんですか///」

 

「アハハハッ、ごめんなさい、貴方がそこまでことりの事を想ってくれたんだなって思うと」

 

 

 

 

「嬉しくて///」

 

「ッ!?///」

 

 

その不意の笑顔に心臓が早鐘を打つ、今まで体験したことのない早さ、このまま死んでしまうのではないかとさえ思う。

 

 

「でも、さっきのはやり直しです」

 

「・・・・へ?」

 

 

「ことり・・・・南さんじゃなくて、ことりって呼んでください////」

 

「うん、わかった///」

 

 

 

 

 

 

 

「ことり、貴方の事を絶対に離しません、必ず、どんなことがあっても貴方の側にいます。いや、いさせてください」

 

 

 

 

 

 

 

「ことりの方こそ、お願いします。絶対に離さないで下さい////」

 

 

 

 

そう言うと、僕とことりは手を繋いだ、これからどんなことが起こってもその手が離れないように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何処かで二羽の鳥が夕日に向かって飛んで行った気がした。

 




今回は割と直ぐに上げることが出来て良かったです。

それでは、次回はラスト 矢澤にこです。

良ければ気長にお待ちください。
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