ストライクウィッチーズ Assault Warfare 作:t5m5k2
勉強の合間を縫って、休憩時間に話を考えているのでなかなか進みませんでした。
それでは、どうぞ。
……ミーティングルーム、501基地、ブリタニア連邦……
……1944/4/18 0931 Zulu……
「今日は前回のネウロイ襲来から4日目です。周期からして今日はネウロイが出現すると思われます。みなさん、いつも通りの警戒をお願いするわ。」
朝礼というような一日全体のブリーフィングというか、とにかく朝食後に開かれるミーティングでミーナが短い伝達をする。同じ基地に配属される戦闘部隊員として、アレンらタスクフォース249部隊も、部屋の後ろの方でそのミーティングに参加していた。ミーナに続いて坂本も壇上に上がって話し始めるが、特別緊急なことでなかったこともあり、アレンは席に座ったまま通路を挟んで向こう側にある窓を向いた。窓の外に見える空には少しばかり雲が浮かんでいるだけで天気は良い。こちらに来てから雨に降られていないことを思い浮かべ、何気なく欠伸が出ていた。戦争や紛争を扱ったテレビドラマやゲームでは、戦闘シーンになると天気が悪くなる描写が多い。アレン自身も、戦闘中に天気が良かった時と悪かったときは半分ずつくらいだ。しかし今アレンが見る窓の外の天気は、少女らがネウロイと戦い続けている世界を感じさせないようだった。ミーナは今日のどこかでネウロイが仕掛けてくるだろうと話したが、それも嘘のように感じられた。後で日光浴でもしようかと顔を前に向ける。すると、さっき壇上から降りていたはずのミーナが再び立っていた。
「言い忘れていたけど、今日からレスリー少佐たちの部隊も出撃することになります。空の上でもよろしくお願いします。」
何を言い出すのかとぼぅっと聞いていたアレンだが、それを聞いて「ぅえ!?」という変なリアクションをしていた。前に座っていた少女らが何事かと振り返る。あまりに突然であるし、なにより説明なしに戦線へ放り込まれることに驚いた。
「いきなりですか?」
「初めて、ではないはずよ。少佐たちが初めて来たときがあったじゃない。」
確かにそうですけど。いきなり飛び込んで勝手にやっつけちゃいましたけど。観戦か偵察くらいしちゃだめですか? と考えながらミーナを見つめるが、大丈夫でしょ、という視線を送ってくる彼女の何かを理解し、アレンは
「了解しました。」
と力なく答えた。タスクフォース108として毎日のように空を飛んでいたが、その時は敵がどのようなものかほとんど理解していたからだ。ネウロイなどという得体のしれない敵に向かっていくのとは別である。残りわずかなミサイルをぶっ放したことはあったが、あの時は少なくとも気分が高揚していたからだ。恐怖が消え失せていたがゆえに、初めてでも撃墜することができた。
「安心してレスリー少佐。501部隊との共同だから。」
当たり前だろ、とアレンは心の中でつぶやいた。結成から間もない部隊から単独出撃させるなどあり得ない。出撃して死んでこいと言っているようなものだ。その話を最後に、今日の朝のミーティングは終了した。アレンは早速ハンガーへ向かい、先日届いたミサイルの搭載作業へ向かった。
*******
……第1ハンガー、501基地、ブリタニア連邦……
……1944/4/18 1011 Zulu ……
サイレンの重低音が体全体に響きわたる。それがネウロイ出現のサインだとアレンが理解したと同時に、ハンガー内が慌ただしくなった。木箱に腰掛けていたアレンも立ち上がり、このタイミングのよさというのは何事かとアレンは思う。濃いグレー服を着た作業員と数名のウィッチらがハンガー内に現れ、台車に乗せられたライフルや彼女らが乗るストライカーユニットが準備されていく。朝礼の時かけられたミーナの言葉を思い出し、アレンもフライトスーツに着替えるべくハンガー据え付けの更衣室に入った。久しぶりに着込むスーツは、誰かが洗濯してくれていたようで、きちんとたたまれていた。ありがとうございます、と小さくつぶやき、それを手早く着る。他にも金具やベルトの類を身に着けてから外へ出て、急いでF-15SEⅡへ向かう。格納式の梯子に手をかけた時、ふと声をかけられた。
「レスリー少佐!あなたは501部隊の後に離陸してくれ!」
「了解だ!」
ユニットを履いて待機していた坂本が叫ぶのを聞き、アレンもその言葉を素早く呑み込んで返事をする。梯子を駆け上ってコックピットに体を滑り込ませ、計器類やエンジンを始動させる。その間にもウィッチたちの準備は完了し、やがて離陸が始まった。彼女らが出撃するのをちらと見つつ、各々が抱えるライフルが重そうだと感じた。改めて、少女らの活躍が確かなのかと思ってしまう。全員が離陸し終え、出撃待ちがアレンだけになった時、
『レスリー少佐、聞こえる?』
装着していたヘルメットに内蔵されているスピーカーが音を発した。
「感度良好です。どうぞ。」
『出撃と言っても、今回は遠距離からの観測でも良いわ。どんな戦法か、ネウロイがどのようなものか…。あなたの目で確かめて。』
さすがヴィルケ中佐、理解が速いです。
「了解です。」
そう答えたアレンは、セットアップの完了したコンソールを端から端まで確認し、両方から突き出たサイクリックとスロットルをつかんだ。ゆっくりと倒し、F-15SEⅡの機体を動かす。ふと気づくと、一人の作業員が両腕を上げて誘導を取っていた。キャノピー越しからその顔が見える。ベイリーだ。彼の腕の動きを見つつ、それにしたがって滑走路へ侵入する。機体全体が影から出たところで、アレンは一度機体を止めた。最終チェックをする。
「システムオールグリーン、準備完了。管制塔、離陸許可を請う。」
『レスリー少佐、離陸を許可します。』
てっきりコールサインで名前を呼ばれると思っていたアレンは、名字で呼ばれたことに戸惑った。管制塔でマイクを取っているであろうミーナに話しかける。
「中佐、コールサインは“アクイラ1”で頼みます。」
『分かったわ。』
よし、準備完了。ふうと一息ついたアレンは、ヘルメットのバイザーを下ろして前をじっと見た。そして
「アクイラ1、離陸。」
とつぶやいた。
*******
……グリッドD088C037、連合軍共通作戦地図上、ブリタニア連邦……
……1944/4/18 1032 Zulu……
アレンが離陸してから20分ほど。少女らとネウロイの戦闘が始まっていた。アレンはミーナから言われた通り、少し離れて戦闘の様子を見ていた。HMDのズーム機能を作動させ、赤いレーザーと青いシールドがぽつぽつと現れる風景をキャノピー越しに眺める。再び、正体不明の敵を前に少女らが戦えるのかという疑問を思い出し、それが本当なのか確かめているのだ。坂本は偵察型との交戦は基本的に訓練の一環だ、と話した。戦争であるのにかかわらず、訓練だと言い切った坂本を変な奴だとアレンは思った。気を抜けば殺されかねないはずなのに。基地で行う標的が相手なのとは違う。彼女がそれほど自信を持った人間なのか、或いはただのバカか。
『5機目!』
『こっちもだ。』
『ルッキーニ、左方向からだ。』
『任せて!!』
おそらく前者なのだろう。ふと飛び込んできた無線を聞き、アレンは肯定する。実際、ちらつくレーザーの数も減りつつある。それが証拠だ。
こちらに来てから、ネウロイと戦うのに魔女たちだけで大丈夫なのかと思っていた。一種の偏見かもしれないが、どうしても考えにくいことだった。しかし、今見ている空戦からして、彼女たちがこの世界でヒーローのような存在であることが分かる。ふぅんとアレンは鼻を鳴らした。
「安心できるな、不思議だ。」
その独り言は、高鳴るエンジン音と機体が空気を切り裂く音にかき消されていた。
*****
……第1ハンガー、501基地、ブリタニア連邦……
……1944/4/18 1527 Zulu……
昼食を済ませて機体を見ていると、背後から声をかけられた。茶色の軍服を着たミーナだった。珍しいなと思いつつ対応する。
「午前中の出撃、どんな感じだった?」
アレンに並んでF-15SEⅡを見上げながらミーナが問う。
「どんな感じと言われても…。戦闘機よりは手ごわいのではないかと。」
「理由は?」
「レーザー攻撃です。後ろに向かって攻撃してくる敵機とは会ったことがないので。」
厳密に言えば『全く』ではない。1機だけ経験している。中東のドバイでの防空戦だ。アフリカにあったカルースが破壊された後、諸地域が反政府組織に屈しないために出撃した時のことだ。ブルジュ・ハリファなど高層ビルが立ち並ぶ都市上空で戦闘機や爆撃機と交戦し、その最後にTu-95を撃墜したのを覚えている。この1機のみ、機尾に設置された機銃を撃ち散らしていたのだ。
「そうね。爆撃機ならまだしも、戦闘機には後方警戒用の機銃なんてつけてない。」
「レーザー兵器さえ躱せれば問題ないだろうというのが結論だ。」
アレンがそういうと、ミーナもわかったわと答えた。それからミーナはハンガーから立ち去り、アレンはF-15SEⅡの点検に入った。ベイリーやその他の整備員を連れて損傷や摩耗がないか調べる。木箱に腰を下ろしながら点検する。
点検作業をしながら、アレンはこれから自分がどうなるのか考えた。ミーナが501部隊の戦闘の感想をアレンに聞いたところから、おそらく明日以降、作戦行動へ投入させられる。元居た世界同様、敵を見つけてミサイルの発射ボタンを押すことになる。今まで通りだと分かるが、やはり正体不明の連中と交戦するのは不安が残る。しかし、戦闘機に乗って初撃墜を経験した時を思い出したアレンは、その時と同じ気持ちなのだろうと思う。始めてミサイルの発射ボタンを押したとき、アレンは少しばかり戸惑った。それをF-14Dの後席で見ていた当時アレンの上官だったとある中尉は、ある言葉を投げかけた。『戦争とは勇気で覆い隠された恐怖である』と。意味の捉え方は様々だが、その中尉は、自分が生き残るためには敵機を落とす勇気を育てろと言った。それからアレンは、自分が生き残るためではなく、同じ部隊の仲間や自国の国民を守るために、と考えていた。今もそれは変わらない。そして今、アレンは再びスタートラインに立っている。『自分が生き残るため』に出撃するのだと。何らかの理由で世界を飛ばされたが、いつか必ず元の世界へ戻る。そのためには簡単に死んではいられない。何もせずただ待つだけでは、ネウロイの赤いレーザーで焼き殺される。ならどうするか。自分の手で自分の命を守るしかない。
前輪脚を点検してから、次に点検項目に移る。朝から続く晴れの天気は、一日中曇ることがなかった。
*****
……射撃演習場、501基地、ブリタニア連邦……
……1944/4/18 1630 Zulu……
「コザックが一番だな。」
「やっぱすげぇ。」
四方を4mほどの土の壁で囲まれた射撃場に、21世紀の歩兵用装備を身に着けた4人の男の姿があった。
「んでローチが最下位だ。」
「うぅ…。」
4人が見ていたのは直径50センチほどの射撃用の標的だ。白い下地に赤い円が描かれた的には、丁度4つの穴が開いていた。4人で的当て競争をしたのだ。コザックがほぼ中心を撃ち抜き、次いでゴースト、ソープ、ローチの順位となった。
「こんなに外すけど、なぜか実践になると、驚くほど当てまくって自分以外の仲間の獲物奪うんだよな。」
「タスクフォース141の七不思議のひとつだ。」
「それ褒めてんすか?それとも馬鹿にしてるんすか?」
「どっちでもあって、どっちでもない。」
はははと笑い声が起こる。つぎは単発ではなく10発連射で比べようと話し始めた時、新たに4人の人影が演習場に入った。
「お?249部隊か?」
「少佐。お疲れ様です。」
「ちょうどいいな。宮藤たちも彼らから射撃の腕を教わったらいいだろう。」
坂本と一緒にいたのは、宮藤とリーネ、ペリーヌだった。
「いやまさか。何を教えられるか分かりません。」
「なんでもいい。細かいことでもためになるだろう。」
「頑張ってみます。」
無言で『撃ってみろ』と坂本の視線がソープに向く。やっぱり日本人って怖いなと思いつつ後ろへ振り向く。
「じゃ一番へたくそのローチから。」
「理由が知りたいっすよ。まぁいいや。」
ぶつぶつ言いながら白線の手前でHK416を構えるローチを見る。
「単発で5つ。連射で10発撃ってみろ。」
「了解…。」
30メートル先に立っている的をにらむ。ローチが射撃を開始した。無煙火薬の爆発音を聞きながら、黒い穴が開く的を見続けた。連射を終えてローチがマガジンを外すのを確認し、的を取りに走る。わきに置いてある新しい的を鉄製の柱に括り付けて、元居た位置へ戻る。それを見せながらつぶやく。
「連射の制御はうまいんだよな。弾が散らばってない。」
「なるほど。上級曹長は接近戦が得意なのか。」
「狙撃が苦手なだけっす。」
ローチが苦笑する。
「じゃ次はゴーストとコザック。二人同時だ。」
無言で頷いた二人がそれぞれのコースに入る。射撃場に再び発砲音が響く。二人の射撃が終わり、再び的を取りに行く。
「さっきとそれほど変わらないな。」
「連射はローチが一番だな。」
「3人とも同じくらい上手に見えるんですが…。」
「その少しの違いでも、戦闘では生死を分けますわ。」
この上品そうなメガネ、分かってるな。いや、この小っこいのが分かってないだけか?
「今撃った3人は、それぞれどんな役目をしているんですか?」
茶髪でおさげの少女が問う。
「最初に撃ったローチが、さっき少佐が言ったように近接戦。ゴーストはどの距離でも当てることができて、コザックは狙撃といったところだ。」
「では、今の結果はそれぞれの分担の特色が出ているってことですな。」
「鋭いな!そのとおり。」
「すごいね、リーネちゃん!」
褒められたリーネは、少しだけ頬を赤くした。
「それじゃ、場所を開けよう。少佐、どうぞ。」
「すまない。」
4人は後ろに下がり、宮藤らの射撃を観察する。小柄な体に、少女らが持っているライフルは大きく映った。リーネに関しては大きな狙撃銃を構えている。
「おいおい…狙撃銃にスコープ無しは厳しすぎるだろ。」
「彼女は固有魔法によって視力を上げられるんだ。1キロ先の目標だって狙える。」
「んな…!」
「いえ、まだ命中力は高くないです。」
坂本の説明に硬直する4人。そんな奴はあまり聞いたことがない。当たり前だけど。居るとすれば、タスクフォース141に1人だけいたのを覚えている。訓練中、ワンパターンな訓練に飽きて『ネタだネタ!』と言いながらMk14のスコープを取ってアイアンサイトを取り付け、ピットでそれを振り回したのだ。反動が強いうえに見にくいサイトで、普段なら40秒で突破できるコースを、彼はたっぷり1分かけてゴールした。彼自身、接近戦を考慮されていないライフルを乱射したおかげで肩と頬を痛めるという結果に終わった。それだけでは収まらず、撃ち抜かれた的の多くは、強烈な弾丸によってポッカリと穴が開き、さらに命中しなかった弾丸は土嚢やコンクリートまで大きく抉っていた。訓練の教官に怒られた挙句、的の修理までさせられるダブル…いや、怪我まで含めればトリプルパンチを食らっていたのを、ソープは記憶していた。
「でも本当にアイアンサイトで狙撃してるならすごいな。俺たちはせいぜい100メートルくらいが限界だ。」
しゃがんで対戦車ライフルを構えるリーネを見ながら、ローチが呟いていた。
「あ、そういえばこの時代にダットサイトってあるのか?」
思い出したようにローチが疑問を漏らす。
「狙撃用に4倍率があったらしいが、アサルトライフルにはまだ無かったはずだ。アイアンだな。」
「なら、連射での命中力は落ちるな。」
写真でしかStg-44を見たことがないが、おそらく照準はピープかゴーストリングだろう。2016年の世界で使われているM4やローチが持っているH&K416も、アイアンサイトにはゴーストリングがある。しかしアイアンサイトの弱点は、光学照準器に慣れた人にとって、エイムを付けるのに時間がかかってしまうことだ。前後に設けられる穴を覗き込み、ふたつが完全に一致するところで発射しなければ、弾丸は思い通りの位置へ飛ばない。さらに、マズルフラッシュによって目標を見失いやすいということもある。光学照準器でも克服されたわけではないが、より銃身に近い位置にあるアイアンサイトでは、視界が完全に覆われてしまうことが多い。
「俺たちはレッドドットやACOGに慣れてっけど、出来立てのライフル持ってた人間は、苦労したんだろうな。」
「敵も同じ条件だったはずだ。ライフルそのものの命中力も低かっただろうし。」
「むしろ、犠牲者が増えているのは、俺たちがいた世界の方かもしれん。」
敵に勝つために新技術を導入する。それは確かに相手を超えるために役立った。しかし敵もその技術を手に入れ、条件は同じになる。さらに勝つためにと進歩するが、それは敵も同じ。威力を限界まで増やした弾丸、遠距離の敵を狙う照準器、投げるだけでは届かない場所を狙うためのグレネードランチャー。さらには、命中した目標内で爆発を起こす弾薬、遠隔操作でミサイルや機銃を撃つ無人機まで開発され、研究も現在進行形で進んでいる。各地で起こる戦争の犠牲者の遺体は、年を重ねて技術が進歩するごとに、その悲惨さを増している。
「生き残ろうと技術を開発することが、結果として人々の悲しさを増している、と…。皮肉なことだ…。」
ソープは小さくつぶやいた。
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……??????、???、???????……
……1944/4/18 ???? Zulu……
己の体の中に、熱い何かがあった。それがゆっくりと振動を起こす。一定のリズムを維持したまま、その振動は続いている。これはなんだろうか。そのほかの情報ははっきりとせず、ただボウッとしている。次第に体全体の意識の光が灯り始める。何かが映っているが、とても暗い。よく分からない。そして冷たい空気に包まれている。気が小さくなりそうだが、体の中で止まらずに動いている熱いものが励ましているようだ。次に現れたのは、熱い何かから下の部分にあった。今度は冷たくひんやりしている。こちらはジッとかたまっている。これも何かわからない。
(行ってくる。やつらを必ず殺してくる)
(待ってるぞ)
(頑張れよ)
これは会話?意識の中に飛び込んでくる。殺すという単語が出ている。何が起こっているんだ?
(お前はまだ早い。ここにいていい)
(明日まで待てばいいさ)
(何せお前は、俺たちの切り札だからな)
自分のことを言ってるのか?何かを、誰かを殺しに行くのか?切り札って?……分からない。
その次に意識が現れたのは、体の一番端。そして体全体。固い何かで覆われていて、さらに下の方には穴が開いた何かを『履いている』。しかし、それまで分かった後は、何も起きなかった。ただ時間が過ぎていった。自分にかけられる言葉もなく、こちらから問いかけることもなかった。ただ薄暗い映像と、時間だけが過ぎていった。
何もせずにいる間に、ひとつ知らせがあった。自分たちに別れを告げて旅立った仲間が死んだ、と。周りからは、彼を惜しむ声、殺した相手を恨む声が上がった。だが自分だけは、黙って何も言わず時間が過ぎるのを待った。
…自分はいったい何なんだ、と思い続けながら――……。
出てきてない登場人物がいる…。
早く出さねば。
ここで皆様(特にMWシリーズ、又はACah経験者へ)に質問です。
AC-130対地攻撃機を登場させようと思いますが、MW3の『ハンマー1』かACEahの『スプーキー01』、どちらが好きですか?
理由もあればお願いします。
読んでくださった方に感謝いたします。
なるべく早く更新するように頑張りますので、これからもよろしくお願いします。