ストライクウィッチーズ Assault Warfare   作:t5m5k2

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更新が遅れました。すみません。

急いだので誤字脱字などが多いかもしれません。
見つけてくださったら、何かしらの方法で教えてください。


17 , 変化 ―続―

 

*****

 

 

いきなりの質問に、アレンは両足が硬直するのが分かった。

 

「中佐、基地の取調室を借りたいのだが、案内してくれるか?」

 

アレンの様子を見たのか見なかったのか、それを特に気にすることなく、監査官のオリバーはミーナに振り返った。その表情を見たミーナは、目の前の監査官が何をするか察し、オリバーの許可を取り下げようと切り出す。アレンに良くないことが起こる、と感じたのだ。

 

「それはき…。」

 

しかし、続く言葉が出てこなかった。言いたいことを忘れたわけではない。監査官の後ろに、新たにもう1人の人影があったからだ。ほぼ無音で、車から現れたのだ。黒くてスポーツモデルのサングラスを掛けた部下を見て絶句したミーナを見たオリバーは、

 

「?…あぁ、この2人か? 彼らは私の部下だ。気にしないでくれたまえ。」

 

と不気味な笑みを浮かべて告げた。その顔に刻まれた笑みからは、彼らがただの監査官などではなく、彼ら自身の欲望を満たすために出向いてきた軍人であることが、はっきりと分かった。

 

 

*****

 

 

数分後、アレンとオリバーは、基地の南東にある取調室にいた。その部屋は、奇しくもアレンが初めてこの基地に来てから最初に連れていかれた部屋と同じだった。簡素なパイプ椅子に座り、鉄格子からブリタニア海峡の海面を見る風景まで、同じだった。

 

一瞬だけ久しぶりだと思ったアレンだが、今回は事情が事情であるがゆえに、そんな思い出にふける余裕はなかった。

 

アレンの中では、突然の問いに対して絶句した後から、監査官が自分に嘘の罪を着せて何を企んでいるのか必死に思考が繰り返されていた。しかし、大方の予想はすぐについていた。昨晩、コソ泥を働いたネウロイ調査班のメンバーを縛り上げた時から起こらないでくれと願っていたこと。

 

『未来の兵器の早生まれ』だった。

 

 同じ結論しか思い浮かばないことに苛立ちを感じ、アレンは思わず舌打ちした。それと同時に、背後の扉の鍵が解除され、さびかけた蝶番がギィとなった。

 

「本当なら、こんな埃くさいところで話すことではないのだがね。」

 

入ってくるなり、オリバーの湿り気のある言葉が背中に刺さる。

 

「どういうことだ?」

 

振り向きもせず、腕を組んだアレンは聞き返した。

 

「ブリタニア司令部は何度も出頭要請を出していたのだよ。君宛にね。」

 

「なに?見たことが無い。」

 

嘘ではない。自分宛に来たものと言えば、こちらに来てすぐに送られた部隊命名の書類くらいだ。

ゆっくりと歩き、机を挟んで向かい側にある椅子へのそりと座ったオリバーは、にやけた表情を崩さず答える。

 

「そうだろうね。部隊命名の書類以外は、封を開けられたうえで全て廃棄処分されていたよ。」

 

「そいつは初耳だ。」

 

アレンは少し驚いた。

 

「此処の指令が勝手に捨てたのだろうな。けしからん事だよ。まぁ、あとで文句の一つでも言っておくんだな。」

 

「ふん。むしろ感謝の言葉を伝えてくるよ。」

 

オリバーがミーナの仕業だと言ったのに対し、アレンは鼻で笑いながら皮肉を言ってやった。すると、オリバーのにやけ顔が少し曇った。壁に当たっていた視線が、ギロリとアレンを捕える。

 

「君が言葉を発することができるか、よく考えておくことだ。」

 

「あぁ覚えておこう。さっさと本題に入れ。理由を言ってみろ。俺に容疑を掛けた理由を。」

 

あごでしゃくってオリバーを煽る。彼らの思惑が目に見えているなら、そのすべてを片っ端から潰していく以外に道はない。

足を組みかえると、静寂に包まれた取調室に、椅子のきしむ音がいやに大きく響いた。

 

「君自身でもわかるのだろう?あんな航空機を誰に許可を取ることもなく運び込んで来ておいて。」

 

椅子に背を預けてふんぞり返っているアレンとは対照的に、オリバーは机の上で両手を組み、身を乗り出して語りだした。

 

「我々がどれだけ苦労したか分かっているか?突然の未確認機の目撃情報、轟音による被害、レーダー施設と各地方の警戒部隊の混乱…。司令部は対応に追われたよ。果てにはマロニー大将までがどれだけ動かれたか。」

 

「被害や混乱って…。普段から何の訓練をしてんだ?ただ声張り上げて怒鳴り散らしてるだけか?」

 

「市街地の上を無断で飛んだと聞いたが?ブリタニアでは、軍用機は許可を得たうえで飛行が許されている」

 

「知ったことか。俺達だって来たくて来たわけじゃない。歴史としては知らないこともないが、細かい規則なんざ覚えた事がない。」

 

「未来から来たということをまだ言うのか?いい加減、嘘をつくのはやめたまえ。」

 

「ほかに事実が無いんだから仕方ないだろ。それとも何か?俺たちの出どころでもわかるのか?」

 

アレンがそう言い返すと、オリバーの口元がぐにゃりとゆがんで笑みを浮かべた。

何か変なことでも言ったか、とアレンは考えたが、すぐにオリバーの口が開かれた。

 

「よく聞いてくれた。そのことについて言いたかったのだよ。…君がどこから来たか、私たちは証拠と共に結論を出した。」

 

秘密を打ち明けたがる子供のような、しかし下衆な笑顔のまま、オリバーは続けた。

 

「アレン・レスリー少佐。君は人の皮をかぶったネウロイだ。」

 

 

*****

 

 

「目の前の敵だけに気を取られるな!敵が複数いるとわかったらすぐに身を隠せ!」

 

監視塔からピットを見下ろしていたソープ・マクタビッシュが声を張り上げる。ほぼ日課となった基地の兵士たちへ指導は、彼らを束ねる指揮官からすれば確実にその成果が出ていると言われている。まともな訓練指導の経験が無いソープからしてみれば、不安の連続だったが、指揮官のみならず、訓練を受けている兵士たちからも前向きな声が聞こえることに安堵を覚え始めている。

 

「様子を探りながら、一人ずつ敵を撃て!隠れることを忘れるな!」

 

丁度今、ピットに入っているスティーブという一等兵は、ソープたちが来る前は40秒の記録を持っていた。その彼も、訓練を重ねるうちに、タイムアタックで33秒まで短縮している。この記録は、初見だったローチの記録を上回る速さだ。伸び悩んでいた記録が大幅に更新されたらしい。

 

「よし、エリアの最後だ!次へ進め!」

 

「お疲れ様です、マクタビッシュ大尉。」

 

背後から声を掛けられ振り返ると、白い軍服に身を包んだ扶桑人、坂本が上がってきていた。

 

「少佐。珍しいですね。」

 

階級は彼女の方が少佐と一つ上だが、年齢の関係もあり、自然とお互いに敬語で話すようになっている。

 

「いや、兵士たちの練度が上がっていると聞いたものですから。」

 

「えぇ、確実に向上しています。タイムアタックなどの記録も、その証拠です。」

 

今走っている彼も、と付け足す。

 

「大尉たちには感謝しています。」

 

「え?待ってください。我々こそ感謝しています。いきなり踏み込んできたのを受け入れてくださって。」

 

70年も差がある未来から来たと言い、こちらの住人からしてみれば奇怪なものであるヘリと戦闘機で押しかけられれば、どんな仕打ちを喰らうか知れたものではない。しかし、少なくともこの基地にいる人たちからは、温かく受け入れられている。

 

その思いで返したソープだったが、さらに坂本は頭を下げた。

 

「私たちがピンチだったとき、救ってくれたのはマクタビッシュ大尉やレスリー少佐です。本当にありがとう。」

 

そう言われると、ソープは返す言葉が無かった。ガリガリと後頭部を掻く。その姿を坂本が見、ふふっと吹き出す。連られたソープも苦笑いを浮かべた。

 

 

*****

 

 

「何だって…?」

 

予想だにしなかった言葉に、アレンは思わず聞き返していた。無意識のうちに、組んでいた足を解き、体が椅子から離れる。

 

もう少しで掴みかかりそうになったが、オリバーの後ろで控えていた黒服の男がStg44の銃口をアレンに向け制止された。

 

「聞こえなかったか?君がネウロイだ、と言ったんだ。」

 

笑みを浮かべ、楽しげな表情のオリバーがゆっくりと繰り返した。

 

一瞬何を言われたのか分からなかったアレンは、数日前にF-15SEⅡで交戦した黒い物体のことかとすぐに思い出した。

 

「ネウロイって、あのでかくて黒い飛ぶ奴だろ?」

 

「とぼけても無駄だよ『少佐』。自分の仲間のことだろ?」

 

「とぼけてるだと?ふざけるな。ボケてんのはあんた等だろ。」

 

やれやれと言うジェスチャーをするオリバーは、証拠もあるのだよ、と続けた。

 

「君の乗っている戦闘機…あんなものは我々では到底作ることのできない代物だ。高性能で安定したジェットエンジン、特異な機体形状、発射速度の高い機銃に、敵を追尾できるロケット…。これらが人の手によって作られるものだとは、まったく想像もつかないね。」

 

「だから言っただろう、70年後になr…」

 

「その話は飽きたと言っているだろう?もはや見苦しくなってきているぞ。」

 

会話が途切れ、監査官がため息をつく。アレンに注いでいた視線を初めて逸らし、壁に埋められるように粗雑にはめられた鉄格子の向こうに広がる海を向く。しばらくそのまま黙っていた監査官が、向き直る。

 

「私も忙しいのだ。いちいち食い下がるような真似はするな。」

 

急に命令口調になった口からその言葉が漏れ、アレンは無意識のうちに表情を険しくした。彼は今までよりも鋭い目つきでアレンを睨む。

 

「我々にとって敵である君は、ここにいる時点ですでに多くのことを知りすぎただろう。ならば―――」

 

言葉の途中で、オリバーが背広の懐に右手を突っ込む。再び現れた手には、黒く光る筒が握られていた。

丸い棒に短い取っ手のようなものは、それが何か、アレンには分からなかった。しかし、先端がこちらに向けられると、それがサプレッサーの銃口だと判断できた。

 

「人間を甘く見た罰だ。よく目に焼き付けて置け、ネウロイ。」

 

咄嗟に立ち上がって抵抗しようとしたが、その時にはオリバーの指が銃の引き金を引いていた。

 

「あ…!?ガッ…!!」

 

音は無かった。鈍い痛みが右腕に走る。そのせいで、音があったかなど、分からなかった。咄嗟に衝撃が走った部分を手で押さえる。場所を確認しようと視線を移すが、その途中で、2つ目の激痛が左肩に生まれた。

 

「…!」

 

前に屈めていた上体が、弾丸の運動エネルギーによって肩を中心に起こされる。2、3歩後ろに下がる。顔が苦痛でゆがむのが分かった。

 

「人間は素晴らしい知能を持っている。音もなく他の生物を殺めるすべだって得ているのだ。それが、この拳銃『ウェルロッド』だ。」

 

痛みによって視界がぶれはじめていた。そのぶれる視界の中に、オリバーの気味の悪い笑みを認める。

 

さらに2発が左右の腿を貫き、悲鳴を上げる暇もなく、アレンはその場に倒れ込んだ。痛みが全身に広がり、それが熱い塊になる感覚が分かった。

 

「……!ッ…ッ…!」

 

体のコントロールが奪われ、ただ荒い呼吸だけができた。

 

「さて最後のコアだが…。どこにあるのかな?心臓か?脳みそか?」

 

痛みで意識が薄れ、つぶれかけた聴覚に、オリバーの声が割り込む。首を動かしてその方を見ると、しゃがみこんで銃口を頭に向ける男がいた。

 

「クッ…!」

 

「はは、無様だな。」

 

顔が不気味な笑みを浮かべる。狂ってやがる。

 

「此処に誰が来ても、君がネウロイである―――いや、『であった』ことに変わりはない。悲しむ人はいないよ。安心すればいい。」

 

トリガーにかけられた指がゆっくりと織り込まれていく。最後の抵抗さえできずに死ぬ自分を思い浮かべ、その敗北感に頭が飲み込まれていく。異世界に飛ばされ、未来から来た人間ということを信じてもらうことができず、最後は敵であるネウロイと断定されて殺される…。

腐った世界もあったもんだ。何度もクソ野郎とこころのなかで呟き、しかしその意識も薄れかけていく。特に何を目指してきたわけでもない。だが、どこかで生きなければと思っていた。築き上げてきた人生が、まるで砂で作った城のように崩れる。

家族も、仲間も居ない。誰にも悲しまれずに消される。この世界は、ファンタジーか何かの世界だったか?

せめて、死ぬなら…戦った仲間と、ともに…!

 

(生きたいと思うその決意、聞き入れたぞ。力を、貸してやる。)

 

視界が真っ暗になりかけた時、不意に頭の中で声が響いた。

 

(誰だ…?)

 

問い返す。

 

(生き続けろ、貴様のために。)

 

声が終わった瞬間、視界が一気に明るくなった。男はまだ引き金を引ききっていない。手足がしびれている感覚が戻ってくる。だらりとしていた手を、ぐっと握ってみる。

 

「おぉ?なんだまだ元気なのか。」

 

それに気づいたオリバーがつぶやく。

 

「…。」

 

「楽しみがまた増えたと思ったが、でも忙しいからな。さらばだ。」

 

「忙しいなら、てめぇの仕事、片付けてやるよ。」

 

はっきりと、口が動いた。

 

何だと?と男が返した瞬間、アレンは床に投げ出していた右腕を動かし、一瞬のうちに男の首を掴み上げていた。

 

「な…!貴様……!!」

 

あわてたオリバーが、ウェルロッドの銃口を向ける。しかし、体勢を立て直して引き金を引くより早く動いたアレンの右手が、バレルを掴んでもぎ取っていた。

 

不思議と、撃たれた両腕と足は、何事もないかのように言うことを聞いてくれた。

 

「安心しろ、営倉にでも放り込んで仕事から解放してやる。それとも―――地獄に行くか?」

 

左手でオリバーの首を掴み、床に押さえつける。

 

同時に、数秒間呆然としていたオリバーの護衛が、Stg44の銃口を向けてくる。そのしぐさを捕えていたアレンは、奪ったウェルロッドを、護衛の顔面に投げつけた。普通の拳銃より重いと感じたのは、単に重量があるからだろうか?そう一瞬思ったが、すぐに忘れた。数メートル飛翔したウェルロッドは、目の前に迫るそれを見つめた護衛の顔にクリーンヒットし、護衛は鼻から血を出しながら後ろに倒れ、壁に沿ってずるずると崩れ落ちた。

 

「本当に監査官様の護衛か?雑魚すぎないか?」

 

アレンがブツブツとつぶやくと、左手で押さえていたオリバーがじたばたと暴れ出した。グッと力を加え、顔を近づける。

 

「楽にしてやるから大人しくしてろ。」

 

そっと耳元でささやいたアレンは、開いた右手を回し、オリバーの腹に鉄拳を見舞ってやった。グフッという息の抜ける音がオリバーの口から洩れ、されきり監査官はぐったりとして動かなくなった。

 

「ふん…目標、沈黙。」

 

聴く者のいなくなった部屋で、アレンは一人つぶやいた。

二人の男が倒れこんだ取調室は、少し前まで起こっていた取っ組み合いが無くなり、埃が舞い上がっていた。静かになった部屋に差し込む日光が、埃に反射して光線のように見える。

 

さて、この監査官はどうしてやれば良い?俺を撃った傷害罪だと裁判所に届けるか、司令部にこのままの状態でデリバリーするか。それとも、ここで二度と生き返らないように処分するか?

 

そこまで考えたアレンは、最後の方法が最も良いと思ってしまった。考える余地は失せ、無意識のうちに、それを実行することだけに意識が移った。

 

部屋を見渡し、殺傷できる道具は無いかと探す。すぐに、オリバーが持ち込んだウェルロッドが視界に入った。護衛の男の脇に転がったウェルロッドを拾い上げる。当然使ったことはなく、見るのも初めてだ。

 

「サプレッサーか…バレることもないな。」

 

『ウェルロッド』は使ったことが無くとも、護身用の拳銃程度なら経験がある。所詮拳銃の構造など、70年のうちに変わることもない。上部にあるアイアンサイトを覗きこみ、オリバーの眉間を狙う。下に突き出した短いグリップに、小さくなってつけられた引き金に人差し指を充てる。そして、一瞬の躊躇という沈黙の後、引き金を引きこんだ。

 

…しかし、カチンという乾いた音が響くのみで、発砲時の反動や、眉間から噴き出るであろう鮮血も現れなかった。

 

「弾切れか…?5発しか入らないのか。」

 

グリップの下にあるつまみを引き出す。弾倉には弾丸が込められていなかった。

ウェルロッドを諦めたアレンは、オリバーが着た背広の陰、ズボンのベルトにホルスターがあるのを見つけた。それを強引に引きちぎり、おさめられていた拳銃を取り出す。

 

「今度は…よし、入ってるな。」

 

自動式拳銃だった。今度は射つ前に弾倉を確認する。上まで弾丸が詰まっていた。それを戻し、コッキングレバーを引く。

 

今度こそ、と両手でしっかりと拳銃を握りこんだアレンは、先刻と同じ要領で狙いを定めた。

 

人を殺めることに抵抗を感じなくなっている自分は、どうかしてしまったのか。戦闘機に乗って居る時とは違う。目の前で、人の生死が決まろうとしている。それを、どう思っているのか。この時だけは、沈黙が長かった。

 

そうしていると、背後の扉の外側、廊下から、複数の足音が近づいてきた。慌てて拳銃の狙いを外す。そのタイミングで、扉が勢いよく開かれた。

 

「レスリー少佐!?」

 

振り向くと、肩で息をするミーナと坂本、さらにソープと基地の兵士が立っていた。

 

「どうかしましたか」

 

アレン自身でも驚くほど、落ち着いた声が出ていた。

 

「ッ…どうしたの、その傷は!?」

 

アレンの服にシミがあることに異変を感じたミーナが、アレンの全身を凝視して叫んだ。

 

「…監査官に撃たれました。尋問中に。」

 

嘘ではない。ただ、これを信じてもらえるのか、と言った後で思う。

アレンを人間でないと思っているのは、同じように迷い込んだマクタビッシュ達以外の全員である可能性がある。今倒れているオリバーが言ったことが本当であれば、なおさらアレンたちは危険な目にあう。

 

坂本が何かの指示をだし、ミーナがアレンに向かって何か呼びかけてる。

やはり、ここに居るべきではないのだろうか。さっさと死んでしまった方が良いのだろうか。

 

そう思った瞬間、アレンの両膝から力が抜け、崩れ落ちた。視界が反転し、最後にブラックアウトした。

 




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