東方目耳失   作:桐響 蒼歌

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第弐話 蓬莱の姫からのお願い

さて、今私は何処にいるでしょ〜か‼︎

…答えは輝夜の膝の上です。…逃げたい。

 

「ねぇ、今なんか変な事を考えなかった?」

「…い、いや何にも考えてないよ。うん、何も考えてない」

「ふーん。ま、いいわ。で、なんだけどちょっと頼み事してもいい?」

「何?」

「今からなんか婚約者が来るらしいからちょっと他の場所に行ってくれない?後、話したい事があるから必ず戻ってきて」

「わかった」

「ありがと」

 

 

と頼まれたから今私はこのお城?の上にいます。

「…月でも見てよ」

そういやなんかあの神様がきてから何かおかしい。

具体的には、私じゃ無いものが私の中に入ってきてる感じ。

「ただ、これの酷いところがこの変なものが入れば入るほど忘れてた事が少しずつ戻るって事なんだよなぁ」

後は段々と口調も変わってるし…

「…ん?なんだろうあれ?」

月を見てたら何か建物らしきものが見えた気がした。

「気のせいかな?」

まぁいいか。後で輝夜にでも聞いてみよ〜

 

 

はぁ、全くなんなのあいつら。

揃いも揃ってこんな子供に求婚するとか…いや、わかるけど、わかるけどさぁ。だからと言って流石にもう飽きたわよぉ。

コンコン

「…誰?」

コンコン コンコン

「…もしかして」

コンコン コンコン コンコン

ガラッ

「あら、おかえり」

「ただいまー」

 

 

「…ねえ輝夜 今日、外に出てる時に変なものが見えたんだけど聞いてもいい?」

「いいわよ。答えられる事なら何でも答えるわよ」

「じゃあ、一つ目に月を見てた時に月の上に建物っぽいのがあったんだけどまぁ、ただの「えっ!」見間違いだよね…えっ?」

「…本当に見えたの?」

「えっうん見えたよ」

「何で話す前に言いたい事を言うのよ…」

「言いたい事?」

そういや輝夜がさっき言いたい事があるって言ってたような…

「…忘れてたわね」

「えっいや忘れてないよ〜」

「まぁいいわ」

「ありがと」

「それで、話したい事なんだけど、私はこの星の人間じゃないの」

「…どういう事?」

「私は月から来たの」

「月から来たのね…えっ?月ってあの月?」

「そうよ。貴女が見た月の建物、あれは私がいた月の都だと思うわ。…唯、見えないようになっているはず。そして、まず見える方がおかしいけど。」

「月に暮らしてる人も居るんだね」

「まぁ、私は大罪を犯して月の都から1000年前に追い出されちゃったんだけどね」

「1000年⁉︎でも輝夜は今、確か7歳だって…」

「そうよ、今は7歳よ、でも私が追放された理由が1000年生きている理由でもあるの」

「どういう事?」

「…私はある薬を飲んで死なない体になってしまったの。唯、まだその薬の能力はまだ制御出来てないの」

「制御出来ないって…」

「その薬の名前は蓬莱の薬…不老不死になる薬よ」

「…不老不死」

「そう、でも本当は死んだ後すぐに生き返るのよ。そう、何回死んでも生き返るそしてまた死ぬ。だから私はまた死んで、死んで、死んで、死ぬまで死のうと思ったのよ。だけど、そうしようと思ったら貴女がいた。面白かったのよ…そう、本当に久しぶりに生きたいと思った。」

「そうだったんだ…」

「だからね、お願いがあるの。貴女とまた会いたいから、月からの使者から私はこの地上で逃げ回るわ。だからね私が十二歳の時の満月の日に逃げる手伝いをして欲しいの。それか、その手伝いをしてくれるのは、人でも妖怪でもいいから。お願い」

「わかった。探してみるね」

「ありがとう」

 

_________________________________

 

「後一年…」

私はあの話の後 輝夜がいる屋敷から出た。

そして、私は探し続けた、人間、妖怪を探したが、人間は手伝ってくれる人がいっぱいいた。だが、妖怪は…




第参話はまだ構想しかないので時間が掛かると思います。
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