宇宙を自由に飛びたいなーハイ!IS! へっ? 作:ナナシノななし
唐突ですが俺、『宇宙に行きたい』願望持ちオタク星野穹は今、今年で卒業の中学校でIS適性検査を受ける列に並んでおります。こうなった経緯はどこぞのスーパーイケメン織村一夏氏がISを動かしたせいであります。イケメン氏ね。
そんでもって世界中の政府が1人動かせたのだのから他にもいるんじゃね?と世界中で大規模検査が始まったのであります。ここもその一端ということであります。
検査を待つ身である私ですが、何事にも備えすぎはないという死神さんの言葉に感化され、利用したこともなかった住所、実名登録が必要なSNSを起動して
『男だけどISの適性がでちった』
とコメントを記入して待機中です。誇大妄想し過ぎとか言われるかもしれないですが、備えあれば憂いなしです。
「次の方、どうぞー」
ついに俺の番が来ました。検査は簡単。検査機に手をかざすだけ。検査機を見てる女の人が顔をしかめる。
「すいません、もう一度いいですか?」
おろ?手を引っ込めるのが早かったのでしょうか?さっきより長めにかざしてみます。また顔をしかめる。
え?なに?検査機を取り替えはじめた。
「今度はこっちでお願いします。」
取り替えられた検査機でもう一度と言われたので手をかざす。女の人の空気が少し変わった気がした。
「ここで少し待ってて貰えますか?」
「あっ、ハイ。」
有無を言わさぬ感じだったので、思わず頷いた。
そしてアナウンスが入った。
『機材の故障により大変申し訳ありませんが、本日の検査は終了とさせて頂きます。次回の検査日程は後日お伝えします。』
周りの生徒が愚痴を言いながら解散していくなか、俺は焦った。もしかするともしかするかもしれない。もし適性が合ったらどこぞのスーパーイケメンのようにバックもいない俺ではモルモット行きの可能性が高い。ヤバ過ぎる。そして思い出す。ポケットに入ってる。携帯端末を!
この瞬間の為に備えてたんじゃないか!今までで最速と言える速度で携帯端末を操作して待機していたコメントを世界の皆さんが覗くネットワークに晒した。
コレにより日本で秘密裏にモルモットにされるという事は無いはずだ。『世界で情報共有してモルモットにしようぜw』なんて事になったら回避出来ないが、そんな事が出来るなら争いなんか当の昔に無くなってる。そんな事を考えてたら声を掛けられた。
「星野さんですね。場所を移動しますので付いてきてください。」
「はい、そうです。分かりました。」
そして付いて行く。眼前には黒塗りの車。
「乗って下さい。」
「はい。」
車に乗る。中からは外を確認出来ない。予想が確かなモノになって行く。保険が利く事を切に願う。
そしてどこかの研究所のような外観の建物に連れて来られ、医療系のドラマなどで見るような緑色のペラッペラな検査服に着替えさせられあらゆる検査を受けさせられた。
もうだめだ、お終いだ、保険は仕事をしてくれなかったのだ。人間の欲を信じた俺がバカだった。諦めモードに移行していた俺に吉報が来た。
「検査はコレで終了です。部屋に案内しますので今日はそこで宿泊してください。」
「ハイ、分かりました。」
やっと検査が終わる。しかし宿泊なのか、マジでモルモット不可避な気がしてきたよ。誰か助けて下さい。
「ここです。ではまた明日迎えにきます。」
そういって今まで俺をいろいろな検査場所に連れ回した人は去っていった。少しばかり部屋のドアの前で立ち尽くしていたが、ふと思って周りを見渡した。
有りましたよ、監視カメラァ・・・。脱走計画は初手で詰んだ。
仕方ないので部屋に入り、中にあったベッドに寝転がる。今後の事を考える。保険が利かなかったらこのままモルモットend、保険が利けばモルモットendの危険性を孕みながらも
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どうも、おはようございます。モルモットに成ることを座して待つことになりそうな星野穹であります。生きたまま脳髄だけにされるという悪夢を見たため全く眠れませんでした。現実に成りそうだからマジで怖い。ガクガクブルブル
結構時間が経っている筈なのだが誰も呼び出しに来ない。検査もとい実験的な何かがないのは嬉しい事ではあるのだが、何もアクションがないのもそれはそれで恐ろしい。そんなこんなで人が来るのを怯えながらも待っていると人が来た。
「星野穹君、ついて来たくれ。」
そう言ってさっさと歩きだしてしまうインテリメガネ風な黒スーツについて行く。
「入りたまえ。」
そう言ってそのインテリメガネが入って行った部屋に入ると、もう長いからメガネでいいや。警察ドラマでよく見る感じの取り調べ室みたいな内装の部屋だった。
「座りたまえ。」
メガネがそう言って座ったので自分も座るとメガネが言って来た。
「君が昨日、SNSにISの適性が出たということをコメントしてしまったせいで、我が国で君を極秘に保護する事が出来なくなってしまった。そして今日の午前中にIS委員会から通達が来た。」
おっと、この展開はもしかすると、もしかするかもしれんぞぉ!
「IS学園所属のISコアを貸し出し何処かの国または企業で専用機を用意するということになった。国または企業は君が選ぶということだ。」
YEAAAAAAAAAH!!考えられる最高の条件キタァァァァ!!
「なのでコレらが国、企業のパンフレットだ。それらを参考に選んでくれたまえ。1時間後に君の決定を確認するのでよく考えて選ぶように。」
メガネが部屋から出て行くのを確認したら即座にパンフレットに飛び付く。
あるなあるなー、色んな企業のが。日本企業の倉持技研はもちろんデュノア社やらの欧米の企業もいっぱいだ。ドイツの企業の1つなんかキャッチフレーズに「ドイツの技術力は世界一ィィィイイイイイ!!」なんてやっててビビった。
沢山のパンフレットの中から目的の会社のを探す。 第二希望のアナハイムはすぐ見つかったのだがあそこは外国所属でISを宇宙開発をメインで取り扱っているわけではない。それでも一応宇宙開発も取り組んでいるから候補ではあるのだが。やはり第一希望のがいい。探した結果パンフレットの中になかった。なんでさ。
パンフレットが間に合わなかったのか会社の名前だけが羅列されている紙を眺める。そして有った。
『村雨宇宙開発研究所』
倉持技研と同じく日本所属のIS研究機関ではあるが宇宙進出を主軸にしている為、ISを武力として扱っている現在はとっても扱いが不憫である。それでも打鉄の開発に少し噛んでるのだから凄いと言って欲しい。通称は村雨宇研、マイナーだから通称も何もないきがするが。
取り敢えず目的のモノは見つかった事に安堵する。もしなかったら下手くそな英語で海外所属になるとこだったよ。危ない危ない。そんなこんなで後は時間が経過するのを待つ。
「決まったかい?」
「はい、決まりました。この村雨宇宙開発研究所でお願いします。」
その返答にメガネは驚いたような顔をする。メシウマだぜ。
「そこでいいのかい?倉持技研なども有ったろうに?」
「俺はただ技術開発してるのではなく宇宙進出を目的にししてる所がいいんです。」
メガネの疑問に嘘偽りなく答える。
「そうかい、まあ君の決定だ。君のしたいままにするがいい。」
「そうします。」
「君はIS学園を卒業するまで所属は未定で村雨宇研で専用機を用意するという事になる。専用機のコアは明日には村雨宇研に届くだろうが、君はこれから村雨宇研に送り届けるということでいいかね?」
「それでお願いします。」
願ったり叶ったりで良いこと起きてるな。後は村雨宇研の方が乗り気になってくれるかどうかなんだろうが。
「では1時間後にここを出るから準備してくれ。」
やっと即モルモットendのルート回避になった訳だが先延ばしになったに過ぎないだろう。村雨宇研を選べたのは良かったし後はこのまま上手く事が運んでくれるのを願うばかりだ。
勢いで書いてしまった為結構原作の設定とズレてるところがあるかもしれませんので後々改修するかもしれません。
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