TS一夏ちゃんを無双させたいインフィニット・ストラトス (凍結中) 作:銭湯妖精 島風
「え?彼女の事?勿論知っているよ」
彼女は天災と呼ばれた1人の科学者
『彼女』の相棒だった女性
私が追う『ある人物』の元同僚
「話せば長くなるなぁ、とても古い話。知ってるかな?エースは3つに分かれるんだ」
10年前、世界を巻き込んだ事件が有った
『白騎士事件』
「強さを求める者、プライドに生きる者、戦況を読める者、この3つ」
その空に奇跡を描き歴史に名を刻み込んだ世界で最初のIS乗りがいた
「彼女は・・・確かにエースだった」
畏怖と敬意の狭間で生きた1人のヴァルキリー
私は『彼女』を追っている
そして、『天災』の言葉で物語の幕が上がる
「あれは、雪の降る寒い日の事だった」
モスモスひねもす?読者の皆さんコンニチハ、ミンナのアイドル束さんだよ〜♪
私は今、世紀の大発明の開発中なんだ
その名もインフィニット・ストラトス、略してISという名前なんだ
宇宙に行って宇宙旅行がしたくて開発を進めているんだけど、流石に小学生の私には思った通りの結果が得られていない
理由は様々で、1つ目は開発場所の確保が難しい
これは情報漏洩とか騒音の問題が有る、だってウチは神社だから人の往来が多いんだもん
2つ目は、資金の問題
株を転がせばいいんだけど、通帳と未成年では造り辛い
3つ目は、パーツを作る為の材料の発注とかがやり辛い事
これは両親にバレたら面倒臭いからだ
やっぱりサプライズは大切だし?
そんな訳で、私は少しずつ確実にISの開発を進めて行く事にした
そしていつの間にか私は小学校を卒業して、中学生になっていた
でも長い時間を掛けて造った自信作、IS第1号機 白騎士が完成した
家の裏山にある洞窟で実験したり、深夜に家を抜け出して誰もいない海上で実験したり山の中で実験したり色々な過程を経てついに白騎士を完成させた
流石の私も嬉しくって堪らなかったので、幼馴染で唯一無二の親友、ちーちゃん こと織斑千冬を呼んで御披露目をした
「ちーちゃん、漸く完成したよ。私の・・・私達の翼が」
「大分前からコソコソ造っていたアレだな?」
私がウチの蔵を改装して拵えた作業場の扉の前でちーちゃんと話
「開けるね?」
「あぁ」
いつもポーカーフェイスのちーちゃんが、いつに無く興味を示してくれている様で私は嬉しくなりながら扉を開け
「この子が、IS第1号機 白騎士だよ」
「これが、IS」
私達の目の前に有る白銀の鎧、翼を模したメインスラスターとデブリ除去を目的としたプラズマソードと荷電粒子砲、所謂ビームライフル
「どうかな?」
「日本より西洋の鎧の趣きだな?だが、悪くない」
どうやら ちーちゃんも気に入ってくれた様だ
「実は ちーちゃんに頼みたい事があってさ?」
「また私を共犯にしたいのか?お前の悪戯は洒落になら無い時があるから控えろと言わなかったか?」
アレ?何で私は怒られているんだろう?
と、言うか・・・まだ何も言って無いよ
「違うよ、ちーちゃん。私はISを学会で発表しようと思うんだ、ちーちゃんには私に代わってデモで動かして貰おうかな?って」
私の言葉に一瞬眉を動かしたが
「仕方ないな、親友の頼みだ。引き受けよう」
心良く(?)引き受けてくれた
「来年中には発表するから、それまでに手足の如く動かせる様になってね?」
「任せておけ」
それから私達は準備を始めた
人目につかない深夜に ちーちゃんには白騎士の慣らしとかをして貰い経験値を稼いで貰った
同時進行でデータを取り、私は学会発表用のレポート制作をして
あっという間に1年が過ぎ、よいよ学会発表の日を迎え、私達の戦いは始まった
その結果から言えば、誰も認めようとはしなかった。だが、実機が存在するなら話は変わる
彼等の目の前には白騎士が存在しているのだから、信じざるえないのだ
そう、そこまでは良かった
問題は、デモを行った直後に起こる
何者かにより12ヶ国の軍施設がハッキングを受け日本に向けて約2500発のミサイルが発射されてしまった
自衛隊が総力を結集してもミサイルの全てを撃ち落とす事は出来ない
だが、ISは・・・白騎士は違う
宇宙で数光年単位移動を念頭に入れているのだから撃ち漏らす事は絶対にない
「白騎士、日本を・・・家族を守る為にお願い」
「委細承知」
それだけ言い、ちーちゃんはプラズマソードとビームライフルを持って空に軌跡を描き飛び立ち、見事ミサイルを海上で全て破壊した
だが、それで終わりでは無かった
各国が、白騎士を鹵獲しようと出しゃばってきたんだ
でも白騎士にの機動に着いてゆけずに最終的には戦闘機207機、巡洋艦7隻、空母5隻、監視衛星8基を唯の1人の命を奪わずに成し遂げた
それを確認し私は宣言する
「ISに勝てるのはISだけ、だから もう無駄な鉄屑を増やさないで欲しいな?」
あんまりにもムカついていて、この後の事は余り覚えていない
これが後に白騎士事件と呼ばれた、大事件
私が天災と、呼ばれ始めた切っ掛けだった
私は、まだ戦場に近い場所にいる
国境の近く
確かめたいんだ、私がしてきた事の全てを
そして、ここに居る仲間と戦っている敵の意思を
答えは此処には無いかもしれない
でも探したいんだ
うん、今は そう思える
それで良いと思える
これって彼女も見るの?見るだ、そう
じゃぁ会ったら伝えてくれないかな?
はろー相棒、まだ生きてるかな?
ありがとう 親友
またね?