TS一夏ちゃんを無双させたいインフィニット・ストラトス (凍結中)   作:銭湯妖精 島風

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天災博士に誘われて

 

 

ドイツから帰って来て数ヶ月が経ち、ボクは無事に中学2年生になる事が出来た

 

弾の妹さんの蘭ちゃんが入学してくるかと思っていたのだけど、成績優秀な彼女はお嬢様学校の方へ進学してしまったので、少し残念だ

 

そんな訳で、帰宅部のボク達は新入部員の確保とか関係無いので気楽な放課後を過ごしている

 

たまに鈴の家の中華料理店の手伝いをしたり、弾の家の食堂の手伝いをしたり、みんなで遊んだり勉強したり色々な事をして過ごして、季節は真夏になった

 

そしてボクは今、対IS犯罪対策組織テュールの日本支部に来ている

 

何でも名目上は所属しているのに、活動記録が残っていないと色々と問題があるとの事で、夏休みを利用して基礎教練を受ける事になった

 

正式に所属が決まった後に貰った身分証を守衛さんに見せ敷地の中に入る

 

キョロキョロと辺りを見渡していると、背後から抱き着く様に目を覆われ後頭部に憶えのある弾力を感じる

 

「だーれだ?☆」

 

「束お姉ちゃん」

 

「せーかぁーい♪」

 

ボクの言葉に嬉しそうに手を外し、そのまま抱え上げられ抱き締められる

 

少し苦しいけど、いつもの事なので気にしない

 

「いやぁ久しぶりだねぇ?いっちゃん」

 

「うん、久しぶり。束お姉ちゃん、でも何で?」

 

ボクの記憶が正しければテュールの本部で専属部隊エインヘリアル用のISと違うマルチフォームスーツと主機の開発をしている筈だから日本にはいない筈なんだ

 

「ん?いっちゃんの様子を見に来たのと、新しいヤツを造ったからプレゼントしようかと」

 

ボクを抱き抱えたまま束お姉ちゃんは歩き始めるが、ボクはされるがまま身を委ねる

 

「そうなんだ、ありがとう?」

 

「うんうん、いっちゃんは癒しだなぁ〜」

 

イマイチよく分からないけど、束お姉ちゃんの実妹でありボクの幼馴染の箒ちゃんはクール系だからなのかな?

 

元気かなぁ箒ちゃん

 

そんな訳で、訓練用の施設に到着して格納庫へ入る

 

そこには真新しいISとは違う雰囲気を醸し出しているナニカがズラリと並んでいた

 

 

「これは・・・凄いね」

 

濃緑色の装甲は滑らかに流線を描き決して角張った印象を与えないスタイリッシュさがある

 

「この子達の名前はファフナー、ファフナーパワーズモデル。この子達は一般隊員用でカタログスペックなら第2世代以上の性能を発揮してくれる」

 

全身装甲のパワーズモデルを運ばれながら眺めていると束お姉ちゃんがボクに説明してくれた

 

「もう完成して量産したんだ、凄いね」

 

やはり束お姉ちゃんは天才だとボクは思う

 

そんな訳で屋内訓練場に到着し、ボクは解放された

 

「室内訓練場みたいだけど・・・何かするの?」

 

「うん、ちょっと新しいオモチャを試して貰おうかな?って」

 

束お姉ちゃんが指を鳴らすと無人のターレットトラックが格納庫から出てきてボク達の横に停車する

 

その荷台には、デカイハンマーみたいな形の多分IS用の武器が積んであった

 

「これは?ハンマー?鈍器には違いない筈だけど・・・」

 

束お姉ちゃんはコレをボクに試させてどうしたいんだろう?

 

いや、多分造りたかっただけかもしれない

 

だって束お姉ちゃんは、そういう人だもの

 

「これはレンチメイスだよ、いっちゃん」

 

「レンチメイスか、重そうだね?」

 

ボクは様々な近接武器を使った事があるけど、あまり鈍器は使用経験が無い

 

刃物系をよく使う、閃刀 正宗とか

 

「まぁね、これは重量で叩き潰す系の武装なんだよ。でもその分頑丈だから、ちょっとやそっとじゃ傷も付かないから安心して?」

 

つまり盾にしろと、そう言う事の様だ

 

「一応だけど、IS用だよね?」

 

ISのパワーアシストが有っても重そうに見えるレンチメイスを見て尋ねる

 

「うん、幾ら私でも生身用には作ってないよ〜」

 

そう言ってコロコロ笑う束お姉ちゃん

 

それを横目で見つつアイオライトを纏いレンチメイスを掴み持ち上げる

 

「ん〜見た目の想像より少し軽いかな?」

 

「それはアイオライトのパワーアシストと いっちゃんの身体能力が凄いだけだよ?まぁアイオライトが使う前提の武装でもあるけど」

 

これでまたアイオライトの専用武装が1つ増えた

 

「そっか、少し振るね?」

 

束お姉ちゃんから少し距離を取りレンチメイスを構え軽く振り下ろす

 

すると、重量故に少し身体が引っ張られる様な感覚を感じる

 

次は横に振ってみると、やはり少し身体が引っ張られる様に感じる

 

「ふむふむ、これはPICで慣性制御が必要かな?いや逆にPICを使わずに動くのも有りかもしれない」

 

地上なら地面を踏みしめて制御が可能だが、空中だとPICで制御が必要になる

 

これは鳴らしが必要だと感じる

 

「2回振るだけで慣れ始めるのも流石だね、そのレンチメイスで ちーちゃんを倒してみない?」

 

束お姉ちゃんが楽しそうに笑んでいるが、それは無理だ

 

「流石に無理だよ、お姉ちゃんはスピードタイプだから、重量の有る武装じゃ追いつけない。だから お姉ちゃんと戦うなら閃刀 正宗かアレを使うよ」

 

アレとはボクの切り札で有り絶対に引けない時に使うと決めている武装だ

 

 

「そっか、確かにそうかも。それはパワー系の相手に使ってね?」

 

「うん、機会が有れば」

 

それから束お姉ちゃんの造った自称オモチャの数々を試しに使う事を繰り返して、ボクの1日目は終わりを迎えた

 

アレ?おかしいな、ボクは教練を受けに来た筈だったんだけど・・・アレ?

 

 






反省はしている

だが

後悔はしていない!!


はい、そんな訳で今回は対IS犯罪対策組織テュールと専属部隊エインヘリアルの名前を明かしました

命名基準は、ブリュンヒルデと同じで北欧神話からです


ブリュンヒルデは北欧神話のワルキューレもといヴァルキリーの1人なので

なおテュールは法と豊穣と平和の神

エインヘリアルは英雄達の魂、拡大解釈で英霊達を意味します


またファフナーは、ファフニールからと言う事で採用しました

まだ作中では語られていませんが、ファフナーは男女問わず搭乗操作可能です、機体に食われたりもしません

陸戦・空戦タイプの2種があります

パワーズモデルの他にも隊長機や指揮官機も有ります

ファフナーに一夏ちゃんが乗るかは未定です←

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