TS一夏ちゃんを無双させたいインフィニット・ストラトス (凍結中)   作:銭湯妖精 島風

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ブルーソルジャー

 

 

束お姉ちゃんが造ったオモチャを試した翌日、ボクは再び屋内訓練場へ来ている

 

既にアイオライトを身に纏い、閃刀 正宗を装着し超振動ブレードを一振り地面に立てる様にして両手を柄に重ねる様に置き、目を閉じて集中する

 

 

今日この場に居るのは、とある人と模擬戦をする為

 

その人は現在、お姉ちゃんの後継者最有力候補でボクが必ず超えると誓った人だ

 

争い事は あまり好きじゃないんだけど、仕方ないので今は精神統一をしている所だ

 

 

待つ事数分、ボクの目標であり お姉ちゃんの後輩であり、ボクの大好きな お兄ちゃんの姉、加賀谷 夏月さんが、青紫色をした専用機、雛桔梗を纏い目の前に降り立つ

 

「あら?待たせちゃった?」

 

「いいえ、丁度良かったです」

 

お陰でスイッチを入れる事が出来た

 

「そう?なら良かったわ」

 

そう言い夏月さんは両手にアサルトライフルを1挺つづ展開し構え、雛桔梗のウイングスラスターを広げる

 

「閃刀 正宗・・・我が刃は尽きぬ剣、その首貰い受ける」

 

ボクは超振動ブレードの切っ先を夏月さんに向け腰を落とす

 

そして数瞬のち、試合開始のブザーが鳴り

 

ボクは超振動ブレードを一閃し、夏月さんが放つアサルトライフルの弾丸を斬り払い、身体を捻り次の弾丸を避け、スラスターを使い更に身体を回転させ次々と弾丸を躱し、当たりそうな奴は斬り払う

 

とはいえ、幾度も弾丸を斬り払い続ければ刃は消耗する

 

消耗した刃は斬れなくなり、いつかは折れる

 

だから折れる前に夏月さんへ投擲し、新しい超振動ブレードを両手に一振りづつ持ち、一気に夏月さんへ接近しアサルトライフルでは対処し辛いクロスレンジに持ち込む

 

「弾丸を斬り払うなんて、まるで千冬さんみたいね?一夏ちゃん」

 

「そんな事有りませんよ、弾丸は所詮は線上にしか動きません。なら銃口と引金をよく見れば、何処を どのタイミングで撃って来るかが分かりますなら、銃口の射線上に超振動ブレードを置いてしまえば誰でも出来ます」

 

 

それこそ近接戦に重きを置いた人なら習得しているスキルだ

 

「そんな事が出来る人は少ないわよ」

 

夏月さんはミドルレンジを諦めたのかアサルトライフルを収納し、近接戦ブレードを展開してボクと肉薄する

 

「少なくとも、柳一先生は出来ますよ」

 

それから幾度も刃を交えながら策を考える

 

 

夏月さんは全距離対応型のIS雛桔梗を操る人

 

その実力は凄いが、満遍なく武装を使える故に究極の一が無い事

 

つまり近接戦のみに特化したボクに、この時だけは分がある

 

超振動ブレードの耐久値を無視して敢えて斬り結んだ瞬間に折れる様に仕向け、焦りを装う

 

「まだまだね、一夏ちゃん」

 

「そうですね、夏月さん」

 

既に砕けた近接ブレードを破棄し、パイルバンカーをボクへ撃ち込まんと引金に指を掛けている夏月さんに答える

 

そう、ボクの罠への招きに応じてくれたのだ

 

夏月さんがパイルバンカーの引金を引いた瞬間、辺り一面を黄緑の閃光と尋常では無い衝撃波が覆い、大気が震える

 

「切り札を使わせて貰いました、大丈夫ですか?」

 

アサルトアーマーによりクレーターが出来ていて、その淵に大破寸前の雛桔梗で立とうとしている夏月さんに尋ねる

 

「大丈夫じゃいわよ、それってワンオフ?千冬さんの零落白夜以上に厄介ね」

 

「いえ、特殊武装ですよ?」

 

そう言うと夏月さんは少し不満気に頷くと同時に、試合終了のブザーが鳴った

 

 

ボクも地面に降り立ちアイオライトを解除して夏月さんの元へ歩み寄る

 

「本当は使う予定じゃ無かったんですけど、夏月さんに勝つ為に切り札を使ってしまいました」

 

「本当?」

 

雛桔梗を解除し、頭2つ分は低いボクの頭を撫でてくれる

 

「にしても、アタシの予想より大分強かったわよ?一夏ちゃん」

 

「ありがとうございます」

 

そんな訳で一緒に更衣室へ向かう

 

「でも、まだまだ詰めは甘いわね。さっきのアレ、初見殺しで次からは対策を練られるわよ?」

 

「やっぱりそうですよね」

 

それはボクにも分かって居る事だ

 

だが、逆に言えば一度知った人はアサルトアーマーを警戒し続ける事にもなる

 

それだけでも充分な揺さぶりになりえる

 

それをする為にもボクは腕を磨かなければならない

 

「本気でブリュンヒルデを目指すなら頑張ってね?待ってるわ」

 

そう言い夏月さんは更衣室のシャワーへと姿を消した

 

 

とりあえずボクもシャワーを浴びて、この先の事を考えてみよう

 

 

世界最強、ブリュンヒルデを目指すか否かを

 

 






はい、そんな訳で更新しました


一夏ちゃんにアサルトアーマーを使わせたかったので、いつかは書く予定だったモノを、相方が夏月を出せと言ったので、アサルトアーマーの犠牲になって貰いました


夏月こと加賀谷 夏月は群青のお姉ちゃんです

相方の小説では、お母さんとして登場します

偶然なのですが、エブリスタで書いていたファンタジー小説の主人公、カヅキの漢字が夏月なんですよ

それを言ったら本当に偶然だったらしいです

まぁ同時期に別々に好き勝手書いていた数年前の話です


因みに、ナツキは青髪のナイスボディの巨乳美女ですが

カヅキは、黒髪貧乳ですw


今後、カヅキと、ナツキの旦那であるナズナが出てくるかは未定です


では、次の更新も頑張ろうと思います

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