TS一夏ちゃんを無双させたいインフィニット・ストラトス (凍結中) 作:銭湯妖精 島風
夏月さんと模擬戦をしてから大凡1年が経った今日この頃、僕は再びテュールの日本支部に呼ばれ支部長室に来ている
「真壁支部長お久しぶりです、今日はどの様な御用件でしょう?」
ボクはナイスミドルの真壁史彦支部長に敬礼し尋ねる
真壁支部長とは1年程の付き合いだが、人情家だけど不器用で口下手な所が有る人だ
元々は戦闘機のパイロットだが、白騎士事件後の舞台再編の為に航空自衛隊を離職、色々有ってテュールにスカウトされ日本支部を任されている
妻子持ちで、奥さんの紅音さんは空自時代の上官で4歳上の姉さん女房らしい。
現在はテュールの戦闘機部隊の教導官をしているので、世界各地の支部を飛び回っているとの事
一人息子の一騎君は、ボクの2つ下で1度だけ会った事が有るけれど、何と言うか大人しい子と言う印象を受けた
自己主張が少ないタイプ?と言う奴だろう、うん
「実は君にお願いしたい任務が有る」
そう言い真壁支部長がボクの方へファイルを差し出したので、受け取り
「ボクに、ですか?」
「あぁ、君にだ」
ボクの言葉に軽く頷き
「無論、無理強いするつもりは無い。だが、願わくば引き受けてくれる事を望む」
真壁支部長の目は真剣なので、とりあえずファイルを開き中身を見る
「な・・・ソロモンに断続的な反応が有る、と?」
ソロモンとは束お姉ちゃんを始めとした世界各地の科学者・研究者が作り上げた簡易的未来観測システムの事だ
未来を予知するのでは無く、観測するシステム
99.9%の正確な未来を教えてくれる
まだ特定の条件下の事しか観測を出来ないのが欠点と言える
「そう、ソロモンに断続的な反応が有る。そこにも書いてある事だが、来年は様々な事件がIS学園で起ころうとしている。知っての通りソロモンは完全では無い、回避方法までは教えてはくれない。」
「ならば、対処する為の人材を送り込めば良い。ですね?」
ボクの言葉に真壁支部長は強く頷く
これはボクの実力が買われていると思って良いのだろうか?
確かにエインヘリアルに所属している人達は元軍人か現役軍人が多いので、IS学園に入れる程度の年齢の人が少ない
まさか総動員な訳も無いし、ね?
まぁ兎も角
「お話は、分かりました。慎んで任務を引き受けます」
「うむ、ありがとう一夏君。では手筈は此方で整えて置くので、今日は帰って休むと良い」
やっぱり不器用な人だな、と思いつつ支部長室から出て廊下を歩きながら考える
資料を読んだけど、分かっているのはIS学園で様々な事件が発生する事、世界初の男性IS搭乗者が現れる事、その直後に2人目も発見される事
ISは女性にしか反応せず、だから女尊男卑が横行してるんじゃなかったっけ?
まさにイレギュラーな存在だ
「蛇が出るか鬼が出るか・・・蓋を開けてみないと分からないか・・・」
にしても、お姉ちゃんがドイツでの教官の任期を終えて帰ってきたのは良いとして、ボクに内緒で、いつの間にか就職してるし、職業を教えてくれないのは何でなんだろう?
滅多に帰って来ないし、大丈夫かな?
凄く心配だ
ぐぬぬ
再び短めです、スミマセン