魔法×英霊 リリカルなのはStrikerS(仮)   作:駄人間

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二話 空港火災

この話は修達のあとに飛鳥達が転生した時期のものである

 

とある空港

燃え盛る空港の中を1人の少女がさまよっていた

 

「お姉ちゃん…お父さん…どこぉ…?」

 

その時、爆風が起こり、少女は吹き飛ばされそうになってしまうが

 

「危ない!」

 

突如、近くにあった女神の像から人影が現れ、少女の手を引いた

 

「大丈夫?」

「君、だれぇ…?」

 

人影は少年だった。深緑色の髪をした、優しげな少年。齢は少女と同じ位だろう

 

「僕は......。タクミ、とりあえず、どうにかして出ないと…」

 

その少年、武藤巧はエントランスホールから抜け出そうとするが、壁代わりにしていた女神像が倒壊してしまい…

 

「あ、上!」

「!」

 

女神像が命を奪う死神のように襲いかかってくる。

もう、終わりか…そう巧が思ったその時だった

 

「あ…」

 

ピンク色の光の輪が像を拘束し、動きを封じたのは。

 

「よかった…間に合った…」

 

これをしたであろう白い装束に身を包んだ少女が舞い降りてきた。これが俗に聞く「魔導士」なのだろう

 

「偉いね、よく頑張ったよ。君も、ちゃんと、護っていて凄いよ」

 

そう言って少女は2人の頭を撫でた後、天井へと身体を向け、手に持っていた杖のような物を構えた

 

「一気に抜くよ!」

『All right.Load cartridge.』

 

杖のような物がそう発すると、薬莢のような物が2発排出され

 

『Buster・set.』

「ディバイーン…」

 

光のリングが何個か出現したと思えば、杖の先端に光が溜まっていき…

 

「バスタァァァァ!」

 

桃色の砲撃が天を打ち抜いた

その後、巧と少女は魔導士に抱えられて空へと舞った。

 

「こちら教導隊01。エントランス内の要救助者…女の子一名と男の子一名、無事に保護しました。」

『ありがとうございます!流石は航空魔導士のエース・オブ・エースですね!』

「西側の救護隊に引き渡した後、直ぐに救助活動を続行しますね」

『お願いします!』

 

そう言うと、魔導士は空をかけていった

 

 

 

 

臨時で指揮をはっていた「八神はやて」は少し焦っていた。その肩周辺に浮いているのは彼女のユニゾンデバイス「リインフォースⅡ」である

そして、その上空には滑空する金色の光と、赤黒い光があった

 

『航空部隊本局02、陸上部隊本局03、応答願います』

「はい、こちら本局02テスタロッサ・ハラオウンと本局03、■■です」

『第八ゲートに要救助者の女の子が…』

「第八ゲートか…おい、ここからどれくらいだ?」

『約2分ほどかと…』

「だとよ」

「直ぐに向かいます」

「こっちも行けるわ。でも、俺はそろそろ飛行が限界なんでね、ちょっと降りるから遅れるぜ?」

「解った、でも、案外速く着くんじゃない?」

「ハッ、お前は俺を何だと思ってんだよ…」

 

そう言うと、金色の光…黒い装束の「フェイト・T・ハラオウン」と赤黒い光である黒い甲冑の騎士は二手に別れた

 

 

 

 

「スマンな、遅くなった」

「いえ、陸士部隊で研修中で特別捜査官、八神はやて一等陸尉です! 臨時で応援部隊の指揮を任されてます!」

 

遅れて到着した陸士部隊指揮官の「ゲンヤ・ナカジマ」がはやてに挨拶をし、はやてはリインを預けて、自らのストレージデバイス「シュベルト・クロイツ」をセットアップすると、消火活動の為に飛び立った

 

 

 

 

「管理局です!」

 

先程の本局02「フェイト・T・ハラオウン」と本局03は空港内の救助者の下へとたどり着いていた

救助者の周りには何故か藍色のバリアが張ってあり、全員その中にいた

 

「ん…?ディフェンサー…?」

「すぐに外まで案内しますから」

「あ、あの、このバリアを張ってくれた魔導師の女の子が妹を探しに行くって……!」

「えっ!?」

「チッ、そう言う事か…。テスタロッサ、陸上なら俺の方が速い。救護隊に引き渡してくるから、お前はその女の子の方へ行け」

「…うん、解った」

「休日返上してやってんだ。全員助けるぞ」

「うん」

 

そう言うとフェイトは少女を探すために、少女の向かったという方向に走り出した

 

 

 

 

その少女は細い螺旋状の道を膝を引きずる様な格好で歩き、妹を探している。

 

「スバル?スバル返事して……。お姉ちゃんが、すぐに助けに行くから」

 

少女は震える身体を堪えて妹…スバルを探し続ける。

そこに丁度フェイトが到着し、少女に呼びかける。

 

「そこの子!!じっとしてて!すぐに助けに行くから!」

 

少女はそれに気付いて振り返るが、直後に少女の足元にヒビが入って足元が崩れ落ちてしまう。

 

「きゃあああ!!?」

「あっ!」

『Sonic move.』

「ごめんね、遅くなって・・・」

 

だがその時、天井が崩れて落ちてフェイトとギンガに振りかかろうとする。

 

「あっ!」

『Strike edge.』

 

突如、黒い刃が瓦礫を破壊しフェイト達は助かった。刃の方を見てみると、そこには刃を背中から伸ばした先程の黒騎士が浮遊していた

 

「まったく…変なところで気を抜くから…」

「ごめん・・・■■」

「良いから、早く出るぞ。飛行は得意じゃ無いんでな」

「うん、わかった」

 

そうして、フェイト達は空港からの脱出を図った。

 

「妹さん、名前は?どっちに行ったか解る?」

 

フェイトが少女に語りかけ、黒騎士は周囲の爆風から2人を守っている

 

「あ、あの、エントランスホールではぐれてしまって・・・名前はスバル・ナカジマ、11歳です」

「ほう、中々しっかりしてんだな、まだ小さいのに」

『こちら通信本部、スバル・ナカジマ11歳の女の子、同じく11歳のタクミ・ムトウ君と共に、無事、保護されています。救出者は高町なのは教導官です』

「流石だなあいつ(しかし、タクミ?…まさかな…)」

「スバル…よかった…」

「了解、こっちはお姉さんを保護。お名前は?」

「ギンガ、ギンガ・ナカジマ陸士候補生です」

 

少女…ギンガはそう名乗った

 

「候補生か…未来の同僚だ」

「恐縮です」

「ま、でも陸士候補生か、じゃあ俺が教えてやれるかもしれないな」

「えぇ?そうなったら私、追い抜かれちゃうかも・・・」

「ははっ、ま、あくまで可能性だよ。でも・・・本当に追い抜くかもな」

 

「ちょっと!もう・・・」

 

その後、はやてにより消火活動はほぼ完了。同じタイミングで本局からの支援が到着、空港火災は何とか治まった。

 

 

 

 

翌日の朝、なのは、フェイト、はやてはとあるホテル内のベッドで目を醒ましていた。

どうやらはやては今回の事件の事もあり、自分の部隊を持ちたいという夢を話していた。

 

「あぁ!勿論、2人の都合とか将来の夢とかもあると思うんやけど…」

「もう!何言ってるの!はやてちゃん!水くさいよ!」

「そうだよ、小学校3年からの付き合いでしょ?」

「逆に、そんな楽しそうな部隊、誘ってくれない方が怒るよ?」

「うんうん。■■もそう思うよね?」

『いきなり回線繋いで何言ってんだよ。まぁ、どうせ部隊を造りたいとかそんなんだろ?ま、良いんじゃね?』

「ホンマに昔から勘がええなぁ…。おおきに…ありがとうな、3人とも」

『まぁ…それはいいとして…』

「何?」

 

 

 

『お前等なぁ…もうちょっと格好考えて回線を繋げぇぇぇ!』

 

ブチッ

そこで回線が途切れ、改めて自分達の格好を見直した3人は悲鳴を挙げたとか…

こうして、特務機動部隊「機動六課」がスタートする訳だが、本来フェイトの部隊の副官「ライトニング2」を勤める筈だった黒騎士が…

 

突如、謎の失踪をした




今回はちょっとした伏線?回でした
まあほぼ原作のままなのですが....(; 'ω')
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