魔法×英霊 リリカルなのはStrikerS(仮)   作:駄人間

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三話 我様

「ん…、ここは…?」

 

気付けば、俺…澤瓶修は見知らぬ部屋の中にいた。

身体が気だるい…、まるで筋肉が減ったみたいな感じだ

 

「ふぁ~あ…、どうやら転生は成功したっぽいな…」

 

俺は自分の身体を見た、服はいつも着ているTシャツにズボン、パーカーなのだが…

 

「何か…でかい…?いや、サイズは合ってる」

 

ふと、気になって服に隠れた自分の手を見ると…

 

「わぁ~、可愛い手~って、ナンジャコリャァァァァ!」

 

キェェェェ!チヂンダァァァ!

自分の身体が小学生サイズまで縮んでいる。しかも見慣れない指輪まで、なんで?どうして?

俺、何かした?

 

『五月蝿い…折角この我が気持ち良く寝ていたというのに…』

 

突如どこからか声が聞こえた。

どこだ?俺は警戒するが、誰もいない

 

『おい、我はここだ。』

どこだ?

 

『ここだと言っているだろう!』

どこだって!

 

『いい加減せんか!このうつけが!貴様の首にかかっているだろう!』

「は?」

 

今なんと?

恐る恐る自分の首元を見てみると、見慣れない、黒く、赤いラインが入った立方体に金の装飾がついたペンダントがかかっていた

 

『漸く気付いたな、うつけめ』

 

キェェェェ!シャ(ry

 

「お前は?」

『我は英雄王ギルガメッシュ。今は貴様のデバイスだ』

「は?デバイス?」

『まさか貴様…この世界の事を聖杯から聞いていないのか?』

「あぁ、全く」

『全く…あの女狐めが…。致し方ない、この我自ら教授してやる。有り難く思えよ?』

 

 

 

 

そこからは英雄王からの有り難い御教授が続いた。要点だけを話していたところから、教えるのは中々うまいらしい。

 

ギルガメッシュから聞いた話を纏めると、ここは魔法が文化として栄える世界。

厳密にはこの世界の地球には無いらしいが、ともかく魔法が普通にある。

デバイスは魔法を使用するにあたり、使用を助ける役割にあるらしい

ここはその魔法文化が発達している都市「ミッドチルダ」そこのとある空き家に転生させられたらしい。

家には俺と英雄王以外おらず、家賃も無しでOK。

中々うまい話である。

 

「金はどうしよう…」

『心配するな、我のスキルに黄金律というものがある。どうやら聖杯はそれをこの世界風に反映させたらしい。他の奴らは知らんがな』

「この世界風?」

『その辺に通帳なるものが有るはずだ』

 

通帳?あ、これか。なになに、一十百千万十万百万千万一億十億百億…

単位は続き…

 

「は、八百京四千七百十二兆六十億二千万!?てか、なんて半端な…」

『ほう、そんなものか?聖杯も我を見くびったものだ。』

 

どうやら英雄王にはこの程度では満足できないらしい。

ともかく、金には困らないことは解ったのだが…

 

「面倒くさいけど…職には就かないとなぁ…」

『何故だ?我は満足出来ないが、普通の人間なら遊んで暮らせるだろう?』

「そういう訳にもいかないんだよ…世間の目とかもあるし…」

『王がそんな事を気にするでない。王はただ、王座に座っていれば「俺は王じゃない!」むぅ』

英雄王もこういう所駄目だよな…。あ、というか…

「俺には口の聞き方を注意しないんだな」

『まぁな。貴様はこの我に適合する人材であると共に、デバイスたる我のマスターだ。対等に見ねばなるまい?』

「そういうもんかね…」

 

デバイスは使用者になるマスターがいなくては使用できない。その際、指示を出すのは勿論マスターであり、その辺はサーヴァントとマスターに似ているのかもしれない。

 

『あぁ、忘れていた。貴様、その身体ではまともに戦う事もできまい?』

「まぁ、前世でも戦った事は無いけど」

『うむ、ならばこれより戦闘の訓練をせねばならん。』

 

はい?

 

「いったい何処で?此処は室内、強度もそんなに無いし」

『そんなもの、我の宝物庫に無いとでも?』

「 」

 

そうだった…全部の原点持ってるんだった…この我様

 

『そうと決まれば、始めるぞ。セットアップをしろ』

「え?でもやり方知らないし」

『む、そうであったな。修、この我に名前を定めよ。何でも良い、好きに呼べ』

「は?それがどう繋がるんだ?」

『デバイスをセットアップ…装着するにはデバイスの名を呼ばねばならん。故にこの我の名前を定めねばなるまい』

「普通にギルガメッシュじゃあ…」

『我としては構わんが、仮にも今の我は武装だ。武装らしい名の方が絞まるであろう』

 

え?じゃあどうするか…あんまり長くてもな…でも関連の無い名前はめんどくさいし…あ、

 

「じゃあエアで」

『ほう、我が至宝の名か…中々良い。

では、高らかに告げよ!』

「あ、あぁ。…エア、セットアップ!」

 

俺が叫ぶと、エアが輝く。身体には黄金の甲冑、手にはエアが変形した剣のような物が握られ…英雄王と同じ姿になった自分がいた。

 

「何か…顔だけ違和感…」

『気にするでない、直に慣れる。』

そんなもんかね

『さて、我が至宝は全て魔法として我に記録されている。さぁ、我が宝物庫を開くが良い、マスター』

「え?今マスターって…」

『世間の目が気になるのであろう?貴様は我だ、我も世間とやらに合わせねばなるまい』

「英雄王…いや、エア」

なんか言いづらいな「いや、エア」って

『もうよい、さぁ、開け』

「あぁ…ゲート・オブ・バビロン」

 

そう告げると、虚空に金色の波紋が現れ、俺を包み込んだ。

気付けば俺は全体が金色の不思議な空間にいた。

 

『さぁ、始めるぞ。まずは宝具の射出からだ』

「あぁ」

 

俺は未来のために修行を始めた…




駄「なんかプロローグに比べてキャラ変わってない?」

修「自分で書いといて何言ってるのさ....まあ次回もっと変わるんでしょ?」

駄「キャラを定めるのに多少の無茶はつきものだよ(決め顔)」

修「決まってないから、現実からの逃げだから」

駄「そんなこんなで、修のキャラが定まる次回をお楽しみに!」

修「逃げおったよこの作者?!」
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